FZ1 FAZER GT

2024年8月 8日 (木)

FZ1 車検を通す

早いもんで、このFZ1 FAZER GTの車検も、通算で6回目か。丸13年乗ったことになる。最初の頃は、しょっちゅう乗ってて、年間2万キロ近く乗ってる年もあったが、少ないときで1000㎞未満の年もあったっけ。

現在、13年で、約72000㎞なので、年数の割には多くないとも言えるし、もう、7万キロ越えなんだし、そろそろ寿命?とも言えなくもない。

今回の車検では、
 1)オイル+フィルター交換
 2)冷却水の交換
 3)ラジエターキャップ交換
 4)アクセル+クラッチワイヤ注油
 5)ヘッドライト不具合の修理
 6)後輪ブレーキディスクの交換
 7)フロントディスクブレーキボルトの交換
あたりが主な所だろうか。他にヘッドライト不点灯の修理もありました。

7)のディスクブレーキを止めてるボルトはサビがひどくて、もう取れないので交換してもらいました。ディスク自体は大丈夫なので、ボルトのみの交換。

6)後輪ディスクは、1ねんぐらい前に指摘があって、だいぶすり減ってるので、何かのチャンスに交換したほうがいい、とのことだったので、今回、やってもらいました。

まぁ、距離相応と言えば、そうなんだけど、まぁ10年、6万㎞を越えたあたりから、アチコチ、不具合が出て来て、修理している。主なものは次の通り。

 ・フロントサスペンションオイル漏れ 交換
 ・チェーン+前後スプロケット交換
 ・ダイレクトイグニッション不具合 交換(4本)
 ・ヘッドライト配線不具合 バイパス配線で対処

チェーンとスプロケットは、交換してみると、まだまだ行けそうだったそうです。日頃の手入れがよかったか。

この次、ダメになるとしたら、リアサスペンションだろうか。

ちなみにリアサスペンションは、部品で調べるとアッセンブリー交換になってるので、オーバーホールとか、部分的な交換はできないみたいです。なので、部品だけで、69千円。工賃入れると、8万ぐらいかかっちゃうかな。しばらく耐えよう。

しかし13年は早いもんだったか。今今、すぐに欲しいバイクがあるわけじゃないので、あと2年、のんびり考えるか。

あと10年バイクに乗るとしたら、何に乗り換えるか?
もう、リッタークラスは重くて、体に応えるし、軽いのがイイかな、とか。
フェリーに乗るとき、750㏄が料金の境界なので、750㏄以下でいいか、とか。
軽くて、でも、多少は大きさもあって、とか。
旅行で便利に使えるようにサイドケースやリアケースは付けたい、とか。
ナビやスマホをつけやすいようにハンドルバーがフリーなやつ、とか。

そんなバイクは無いか。なかなか難しい。

 


 

2024年8月 5日 (月)

【トラブル】FZ1のヘッドライトが点灯しない!

それはロングツーリング中に突然発生。というか、気が付いた。

「あ、ヘッドライトが点いてない!」

気付いたのはトンネルの中。バイクのメーター部が光ってないことに気付いたから。

あれ?ライトのスイッチは在ったっけ?

 

などと寝ぼけたことを考えながら、トンネルを出たところで、停止。

ロングツーリングの計画がパ~か?とか、最悪の事態がヨギリつつ、冷静にバイクをチェックしました。他の灯火類(ポジション、リア、ブレーキ、ウィンカーなど)は全て点灯している。ヘッドライトだけ点灯していない。FZ1 FAZERは2眼ライトだが、両方とも点灯してない。

ここで、「あ!」と過去の不具合の記憶がよみがえった。もうかなり昔だけど、似たような現象があって、修理したんだっけ。

で、フロントカウル左側にライト類の配線が通ってるので、そこに手を入れて配線を押してみた。

お、点いた!!! うわ~同じ現象だな。

押したり、触ったりすると、点いたり消えたりする。

う~~ん、コネクタ部分の接触不良っぽい。とりあえず、ビニールテープでコネクタをカウルに押し付けて固定。点灯しているようだ。
実はツーリングは、この応急処置で乗り切りました。

帰ってから、車検のついでに、この修理を依頼したのだが・・・。バイク屋は、YSPです。

 

1回目のYSPへ入院

メカニックさんによれば、車検前の整備で、コネクタ内部をチェックしたところ、コネクタ部分に若干の腐食があり。これを磨いて落とした後、接点復活剤を塗布。元に戻したところ、ヘッドライトは点灯している。
車検は、車検場への持込だが、検査は無事に通過。

ただし、腐食は完璧にとれたわけじゃないのと、「配線に若干の焼け」があるので、今後も何かでるかもしれない。また、消費電力を抑えるために、ヘッドライトをLED電球に変えるのもいいかもしれないとのことでした。

なるほど、と思い、バイクを引き取って帰宅しようと思って走り出したところ。

 あれ?ヘッドライト点いてないじゃん

なんと!、治ってなかった。

トンボ返りでバイク屋に戻り、担当メカニックさんに
 「治ってないけど」
と頼んでみてもらったところでは、

 ・たしかに点灯してない
 ・コネクタを押すと、点灯する
 ・コネクタ部分が熱をもってきた

ということです。車検の時は点いてたんだけどな~~とメカニックさん

おそらくだが、接触抵抗が多く、配線が熱をもってきてるってことか。なんかヤバそう。

とりあえず、その場は、もう一度、預けました。

 

2回目のYSPへ入院

修理途中で連絡をもらったりしたのだが、治ったようなのでバイクを引き取りにいき、説明を受けました。

・コネクタから鉄芯を引き抜いてチェック
・コネクタの鉄心内部のスプリング部(押し付ける部分)にグラつき
・配線にコゲあり

なので、該当する配線をコネクタから取り出してギボシ端子へ交換した。交換した配線は、2本。

 ・ヘッドライトの電源供給ライン
 ・アース

他の端子は、鉄心部が、まだ大丈夫だったので磨いて元に戻したそうです。実はこれ、10年前に発生した故障とまったく同じでした。


FZ1はカウルを外せるようにコネクタ化されてるんですが、その部分が弱いようです。コネクタは2個あるんだけど、1個は防水コネクタだが、今回トラブルのコネクタは、普通のコネクタなんだよね~。

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これが分解中のコネクタ。鉄心部が見えているのが、今回のトラブルのコネクタの中身の鉄心。その下に見えるのが防水コネクタ。カウル側が凸部で、ボディ側が凹型ってところ。

なんで両方とも防水コネクタにしなかったのか? YAMAHAよ。

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別の角度から撮影。こちらのほうがわかりやすい。コネクタの鉄心部が腐食してるのと、サビ?あるいは、コゲ?みたいのが付いてる。痛んでるのがわかります。

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鉄心部を切り離し、ギボシ化するところ。この後、配線を若干延長し、ギボシ化している。


あくまで想像だけど、元々、ヘッドライト電源部は、消費電力が高い中で、水分の混入や、振動などにより、熱をもってしまい、それにより鉄心部が弱って曲がってしまい、接触不良を起こした。接触が悪いので余計に熱をもって、以下くりかえし・・・・。

まぁ、一言で言ってしまえば、設計が悪いのかもしれない。古いバイクでとっくに保障期間も切れているので、とやかく言ってもしゃーないけど。

ネットで調べると、「古いバイクあるある」ってヤツで、ハーネス類の劣化による接触不良は、ありがちらしい。配線を新品交換するか、コネクタ類を自力で付け替えてキレイにするなどの対策があるそうだが、旧車へ乗るときの宿命みたい。(笑)

それにしても、私は2回目の事象なんですよね。
1度目の記事はこちら。

1度目も今回と同じで、コネクタ内の接触不良で、1次対処としては、該当する配線の外だし+ギボシ化でした。ただ、この後、YSPがメーカーと交渉してくれて、補償期間内でもあるので、無償でハーネス交換をしてくれたんですよ。

1度目は、新車購入後、2年半で発生したけど、今回は、そこから10年ぐらいたってる。まぁ、だいぶもったけど、さすがに経年劣化も否めないところです。

作業自体はシンブルなもんで、いわゆる電子工作なんだけど、手間はすごいかかったようです。一生懸命作業してくれたメカニックさんには、敬意をあらわしたい。でも、かなり高く付きました。しょうがないことではあるが、古いバイクに乗るのは、金もかかるねぇ。

なお、懸念としては、これ以外にも電気配線やコネクタはたくさんあるわけだが、同様に痛んでいる配線がある可能性はある。でも、電気配線の不良って、予兆があるわけじゃないし、事前の検査では正常に見えてしまう。予防みたいのは難しい。さて、どうしたもんか。

今回、ロングツーリング中に発生したけど、何とか乗り切れたのは、運が良かったかもしれないしねぇ。

とりあえずの対策としては、
 ・雨の日は乗らない
 ・天気が雨になった場合は、カウル内側に雑巾でも貼りつる。
 ・洗車するときは、水をジャブジャブかけないで、濡れ雑巾などで丁寧に。

などだろうか。


 

 

 

 

 

 

 

2024年7月30日 (火)

FZ1へリアケースを取り付ける

北海道に行ったときに、まわりのバイクを見てると、ほぼ例外なくリアケースが付いてると思う。バニアケースモも多い。いやぁ、そうだよなぁ。ロングツーリング行くならリアケースは必須アイテムなのかと思うようになった。

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リアケースが欲しいということで、調べてみると、FZ1に設置できるリアケースはGIVIとヘプコ&ベッカーがあるようです。GIVIはリアカウルの裏あてに切り込みを入れる必要があるみたいだが、ヘプコは、ほぼポン付ができるらしい。

また、手配可能かも確認すると、ヘプコはWebikeで手配できるということで手配してみた。元々納期が2カ月ぐらいだったので気長に待つことに。そして、結局一カ月半ぐらいで届きました。おそらく、本国(ドイツ)から取り寄せてたんだと思う。

ちなみに取付マニュアルは付属しているが、英語版とドイツ語版。日本語なんてない。(笑)

ネットでPDFファイルがダウンロードできるので、翻訳をかけて読むことができました。まぁ、英語版もそれほど難しいわけじゃないので何とか読めます。

じゃ、取付てみましょうか。

まず、リアステップを外します。これ、私のバイクはリアステップの付け根が「星形(トルクス)」ネジになってる。これはヘルメットホルダーを付けるので盗難防止のためらしい。

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ちょっと特殊なので、作業に先立ってサイズの合うトルクスを購入済です。難なくはずれました。

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次にフェンダーを止めてるボルトを緩めます。下側からみると、これです。

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これをリアシートを外して、リアフェンダーの内側から緩める感じで。

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リアフェンダーとボディの隙間にステーを滑り込ませる感じだろうか。案外簡単。

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続いてリアステップを取り外します。割ピンでとまってるのでペンチとか使って割ピンを外します。けっこう固い。簡単ではなかった。ぐりぐりやりつつ、なんとかはずしました。

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『こっこから注意』
 ボルトが外れると、リアステップが外れますが、このステップの付け根には、リアステップの動きを止めるための小さなボールがあります。
うっかり落とすと、無くす可能性が高いです。なので、リアステップのボルトを取り外す作業は屋内でやったほうがいいと思います。
ユックリとリアステップを取り外し、ボールの位置などを確認しておくといいかも。あるいは、リアステップは取り外さないとかね。ガムテープか何かで貼り付けておくとか。

私はうっかり落としましたが、すぐに見つかったので大事になりませんでしたが。
あと、左右ありますが、作業は片方づつやったほうがいいです。後で見直しやすいので。

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さて、フレームをつけていきましょう。

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まずは仮付け。位置の確認とボルトを付けて、バランスの確認。

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上の写真の、このボルトの取付は間違いです。ボルトは下から入れて、上にナットです。説明書にも書いてあるので、気を付けてください。上下逆では締められないのです。

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ここはリアステップと共締めなので、今は仮付け。パーツの合いはばっちりでした。

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リアフェンダー下部につけた、ステートとの取付ボルトはこの向きが、正しいです。このナット、13㎜という日本車では、珍しいサイズ。しかもソケットレンチはカウルに干渉しますので、スパナで緩め止めをしながら、下側から六角レンチで締めます。

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まぁ、モンキーレンチでもいけると思いますが、できればサイズの合う13㎜のスパナがあるといいでしょうね。昔買ったスパナセットが初めて役に立った。

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ステップを取付て、共締めしました。月並みですが、ボルトはいきなり締めるのではなく、全部のボルトを取付ながら、それぞれのボルトを段階的に締めていきましょう。

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これを左右やってほぼ完成。

続いてリアケースのベースを取り付けます。エンブレムがまぶしい(笑)

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リアベースは、カバーを外すと、取付穴がいっぱいあいてるので、ココで締めろという決まりはないようです。

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前後・左右の位置を自分で決めながら、合う位置でボルトを締めるようです。フレーム自体の位置ずれをここで吸収するんでしょうね。だからボルト位置は左右対称になってないと思います。

これ、けっこう迷う。仮付けしつつ、左右、前後の位置を確認したり、なんどか付けなおしました。まぁ、納得いくまで確認するといいでしょうね。

カバーをつけて完成です。

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もう一度、各所ボルトを増し締めしておきます。

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このリアベースは、ワンタッチ取付が可能なタイプ。こうやってバーを起こしてガチャっとリアケースを取り付けるらしいです。

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まぁ、この時に思ったのは、このリアベースさえ交換すれば、GIVIも取り付けられるんだろうなと。フレームはヘプコで。リアケースはGIVIでとかもいけるんじゃないかと思いました。

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試走してきました。試しに高速を走りまして。帰宅後に各ボルトを再チェック。ゆるみはありませんでした。

なお、後日談ですが、2000㎞ぐらい走ったら、もう一度、各所のボルトを確認したほうがいいです。場合によっては、緩み止め剤を使うのもありでしょうね。私は、緩みがありました。

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リアケースを購入して取り付けました。これは注文してから数日で来たので在庫があったんでしょうね。取付はワンタッチです。リアケースはかなり悩みまして。大きさとか。

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結論は、小型のリアケースでは物足りないだろうと判断しました。30L以下のケースは使いかってがよく、スタイルもいいと思いますが、ロングツーリングではいくらも入らないかもしれない。私はけっこう荷物が多いほうなので、40Lぐらいのモデルにしないと、意味がないのでは?と考えたわけです。結果としてこれは正解でした。

このモデル、鍵を使わないと開け閉めできないんですよね。だから常に鍵が必要。ちょっとめんどくさい。開け閉めは鍵ナシでOKで、バイクから離れるときに鍵をかけるのがいいと思うんだけどね。NMAX純正が、このタイプ。

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取付もキーでワンタッチです。

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中もこのような感じです。蓋側にも内部止めがあるのは便利かも。

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他の荷物がなければヘルメットも入りますね。

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中に書類ケースもありました。まぁ、特に入れるものはないかも。
車検証とか保険証とか入れるのはありかもしれん。

これで、北海道に行く準備は万端か!?

 

 

 


 

2024年7月17日 (水)

FZ1不調 点火系統のトラブル!?

FZ1のエンジンが突然、不調になった。まぁ、不調というのは、いつも突然なのではあるが。
現象はこんな感じ

 1)アクセルを開けると通常はブォォォォンと上がるはず
 2)これが、ブ、ブ、ブ、ブ、ブオォォォォと最初が詰まる
 3)走り出してしまえば、普通に走る
 4)発進時に現象がでることが多い
 5)治ってしまう場合もある。

常に出ているわけではないところが、厄介な面はあるが、これは自分ではどうすることも出来ないので、YSPへ預けることにした。

YSPへ向かう道中も現象が発生していたのだが、到着の直前に回復。現象が止んでしまったので、メカニックさんに見せることが出来なかった。ただ、通常はよく発生することを伝え、YSPへ預けた。

そこから一週間後にYSPから電話があった。これによると、

 ・現象は、一度だけ発生した。
 ・ただ、それ以降、発生していない
 ・毎日、周辺を走りながら確認しているが現象が出ない


ということでした。現象が発生しないと原因の特定が困難であり、そのため修理がやりにくいという問題があるのは承知しているが、実家に帰ると、イイ子になってしまうとは、バイクや車での「アルアル」ですかね。

で、YSPからの提案としては、
 1)おそらくダイレクトイグニッション(DI)の不具合
 2)DIユニットは、4気筒分あるので4個全部交換
 3)念のためプラグ交換

ただし、原因が特定できてないので、100%治る保証は無いのが残念。


う~~ん。まぁ、仕方ないとはいえ、ベテランメカニックからの提案なので、少し考えて承諾。やってもらうことにした。

数日して「作業が完了した」との連絡を受けてYSPにバイクを引き取りに行った。そこで説明を受けたのだが。

 1)結局、現象は発生しなかった
 2)プラグとDIを交換した
 3)調子はすごくよくなった。びっくりする


DIを交換することで、今までよりはるかに調子はいいとのこと。
交換したプラグとDIを見せてもらった。DIのユニットの外部に多少サビが発生している。これが直接影響するわけではないと思うが、雨水とか、けっこう入ることがあるので、それらが影響したかも。

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ふ~~ん。なるほど。ただ、雨はしょうがないが、洗車時に水をジャブジャブかけてたので、それが悪さをしたか。でも、10年以上、そうやってますからねぇ。

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DIユニットを見ると、確かにサビが発生している。これは、左側だそうだけど、右側より左のほうがサビが多いようだ。

一通り説明を聞いて、支払いを済ませ、バイクを引き取りました。

走りだしてみたけど、確かに、これは調子いい。
不調だった以前より、はるかに吹け上りはいいし、パワー感もある。なるほど。こういうことか。

メカニックさんが言ってた、「すごく調子がいい」という意味がよくわかりました。

プラグは定期交換しているが、DIは初めての交換だった。故障までいかなくても、だいぶ弱っていたと言えるかもしれない。
その後、1000㎞以上走ってみたが、特に現象は発生せず、調子がいい感じなので、治ったということか。

車もダイレクトイグニッションだけど、不調になったことはない。まぁ、バイクは回転数も高いし、寿命も短いか。(笑)


ま無事治ってよかった感じです。

 

 


 

2024年6月23日 (日)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 15日目:カムイコタン・支笏湖を走る

ブログ更新をさぼってしまって、だいぶ時間がたってしまいましたが、今回で完結です。完結させないと、今年も北海道に行くし、更新しなくなりそうなので、がんばって完結させましょう。

さて、この日の天気は晴れ。北海道最終日にふさわしい。

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時間には余裕があるのでノンビリ準備して、8時頃に出発しました。最初の目的地は神居古潭です。
神居古潭は神話や、漫画とかで出てきたことがある神聖な場所。どんなところか興味があったので立ち寄ってみることにしました。

比布からは、高速を経由すれば1時間ぐらいで着きます。ただ、この日は、北海道と言えど、かなり暑くなりそうです。

到着してバイクジャケットを脱いでTシャツだけで、歩いて神居古潭に入っていきます。

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有名な橋を渡って山の入っていくわけですが、いきなり「クマ出現 7/2」だって。うわ、最近じゃん。おまけに森だし、クマが出そうな雰囲気ではある。

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看板はかなり年季が入ってるのか、薄ボケてしまってますねぇ。そろそろ新しくしたらいいんじゃないでしょうか。

では、神秘的な橋を渡って行きます。立派な木造の橋なんだろうか。

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山のようになっているので、階段を上っていく感じです。途中、石碑がありました。

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ココには昔、鉄道が会ったんですよね。「かむいこたん」駅のホームだけ、今も残ってます。

車輪が展示されていました。案外幅が無いもんです。

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機関車が何台か展示されています。型名にD51とも書いてあるので、あの有名な機関車ですかね。

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たしか3台ぐらいはあったと思います。これだけSLが展示されているところもめずらしい。
そして熊注意がアチコチにあります。

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この通路に入るのはちょっと躊躇。いや、クマにハサミうちにされたら逃げ場がないし。一応、トンネルを抜けた先まで行き、引き返してきました。

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柵で仕切られていますが、線路が橋のように渡ってる。昔は、ココを機関車が通過してたんかな。

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神居古潭駅のホームです。

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神居古潭は、本来はハイキングコースになってて、登山スタイルでまわってくるのがいいのかも。ただ、クマ注意がアチコチに出てるので、山の中に入るのは、こわいよね。少なくとも一人では、入らないほうがいいだろうと。

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今回は神居古潭の入口を味わったということで、このぐらいで退散してきました。

戻りの橋の前にきましたが、注意書きを発見。100人以上は同時に渡れないとのこと。まぁ、今日は100人はいないとおもうので大丈夫か。

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ここから再度高速にのり、札幌まで行きます。札幌で高速を降りて下道を走り、支笏湖を目指す感じです。

札幌から支笏湖まではワインディングっぽい道路です。走ってて、北海道としては珍しいので面白いのですが、道が悪い。アスファルトが荒れてしまって、凸凹してたり穴があいていたり、補修跡がゴツゴツしてたりと。

なんで、調子に乗って走ってるとバイクが跳ねてしまうこともあるので、まぁ、無理のない速度で安全に。

何とか支笏湖に到着。

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展望台のよなところで、バイクを止めて写真を撮ってましたが、虫がすごい。バイクはいい熱源みたいで、暖かいところに群がってくる虫たち。なんかすごい小さいのもいっぱい舞っている。つぶしちゃうと面倒なので、追い払う感じだろうか。

そのまま支笏湖の東側を走り、そして支笏湖を通過。

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ココがある意味、最後の観光ポイントか。後は、苫小牧を目指してひたすら走っていく。森の中を直線的な道で突き抜けていき、町並みに入りました。苫小牧の町です。

これまた北海道通の友人から言われたことだけど、「苫小牧にあるマルトマ食堂でホッキガイがうまい!食べてこい!」ということなので、行ってみました。海鮮市場がある地帯にあるようです。

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ま、わかってはいたけど、並んでるなぁ。終わりが14:00なのに。かなり炎天下なんで、ここで並ぶのはきついと思い、海鮮市場側の御店を探すことに。

ただ、14時ころになると、ネタ切れしてる御店が多くて、「海鮮丼は無いです」と言われた店が2件。そっか~~と、ホッキガイの海鮮丼が食べれる店を探してました。

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1件あったので、そこで遅い昼食に3色丼を頼みました。

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ホッキガイ、シャケのトロ、ホタテかな。柔らかくておいしいねぇ。ご飯は食べきれなかったけど。

ホッキガイのゆるキャラ。なんかぱっと見は、おにぎりに見えます。(笑)

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さぁ、予定は全て完了しました。御名残り惜しいのは山々ではあるが、フェリー乗り場へ向かうことに。ただ、フェリーにはまだ時間があったので、苫小牧近辺を少しバイクでまわりながら、向かいました。

あ、そうそう。フェリーでの夕食、朝食はバイキングだし、あまり沢山食べれないわりには値段も高いから、コンビニで買い出しをしておきました。弁当とかパンとか、おやつとか。あとビールか。そのほうが安上り。

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苫小牧港には、出航の2時間半ぐらい前についたのだけど、何とかなりのバイクが並んでました。すげ~~、皆さん、早いんだね~と関心。
私は後ろの方だったかな。

大洗へ帰る人がホトンドのようだけど、北海道在住の人が出発するケースもあるようで、そういう方もいらっしゃいました。長らく待たされてから、やっとフェリーに乗り込みました。バイクは多くて50台ぐらいはいただろうか。行よりも遥に台数は多いと思う。

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いや~~長いと思った北海道の旅もあっという間におわっちまったな~と、なんか期待と虚しさみたいなものがあったかな。そして、出航。さらば北海道の大地よ。また来るぞ~~と。

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いやいや、まだ明日がある。無事に家に帰るまが旅だ。大洗から自宅まで頑張るぞ。予報によれば、明日の東京方面は酷暑! え?

そして、日が暮れて、夜が明けて、船上からおはようございます。いい天気です。海上はまだ涼しいですが、この日の予報は酷暑なんで、到着後がコワイです。

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で、無事に到着。バイクをフェリーからおろして、ほっと一息。だが、暑い!
もう北海道と同じ日本なのか?と思いたくなるぐらい暑い!

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立ってるだけで汗がダラダラと。

そして帰途へ。家まで3時間弱ぐらいなんだけど、高速を走りながら、帰っていきました。

無事に到着。16日間の北海道旅を完了しました。

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今回の目標は最北端の宗谷岬でしたが、2回訪れ、さらに晴天で写真も獲れたわけで、目標は達成できたというところでしょうか。

それ以外の観光ポイントは、大小で約110箇所ありましたが。9割がたは達成できたという感じです。

心残りとしては、
 ・礼文島(雨でほとんどまわれず)
 ・函館山(雨で登れず)

多少は心残りがあったぐらいでちょうどいい。またくればいいと考えております。

この日の様子を動画にまとめましたので、よかったら御覧ください。

 

 

 

 


 

2023年10月 2日 (月)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 14日目:サロマ湖・能取湖を走る

朝起きて、すぐさま天気を確認。晴れてるぞ!ラッキー。

さて、この旅も終盤になりました。この日は、まずサロマ湖、続いて能取湖を目指します。思えば、約10年前に道東を訪れたときは、北海道を反時計回りで網走まで来たんですね。ちょうど、能取湖の手前まで来ているので、今回、能取湖をまわれば、北海道を一周したことになると思っています。

【この日のコース】
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早々に支度して出発します。朝の紋別の町は静かでした。時間帯にもよると思うが、人や車があまり多くない感じでしたね。

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紋別の町を出て、オホーツク海沿いを走っていきます。そして、サロマ湖の湖口と呼ばれるオホーツク海との接点がある場所を目指す感じです。

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サロマ湖を目指して国道238号を走っていきます。途中、畑が続いているところでパチリ。まぁ、なんの畑かはわからないんですけどね。北海道らしい風景でもあります。

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〇サロマ湖湖口
 右手にサロマ湖が見えてくる道路、道道656号をどんどん走っていくと、行き止まりの公園がありました。

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ココはキャンプも出来るのかな。北側のオホーツク海側は砂または土の浜になってるようです。

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南側のサロマ湖側はゲートが閉じており入ることはできませんでした。この先は、湖口という海と湖の接点となりますが、クレーンとかが遠目に見えます。航路にもなってるそうで、一般人は立ち入れない。

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橋でもかかってると面白いと思うのだが、そこまではニーズがないのかもしれない。

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サロマ湖・湖口の歴史が記載された石碑がありました。サロマ湖は元は淡水だったころが、これでオホーツク海と繋がって海水が流入し、生態系も大きくかわったようです。

さて、このぐらいにして、元来た道を引き返していきます。途中、休憩エリアがあったので、ちょっと立ち寄りまして。まぁ、写真を撮るぐらいなんですけどね。

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〇道の駅「愛ランド湧別」
 そして、サロマ湖の内陸側を通りながら、能取湖を目指していきます。

途中、道の駅「愛ランド湧別」があったので立ち寄ってみました。

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けっこう大きな道の駅でした。建物を抜けて裏側に出たところ観覧車とかが見えまして。

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遊園地はどうやって入るの?と思ったら入口は別であって、入場料は別ということのようです。まぁ、有料ならいいかということで、ここを出てしまいました。他にも「自然派公園」とかがあって、散歩道を歩けたようです。もう少し調べてから行けばよかったか。

ここからサロマ湖沿いに国道238号を走りながら能取湖を目指していく感じです。

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途中、サロマ湖がよく見えるところで、停車して撮影していました。広いな~~この湖。調べると、日本では琵琶湖、霞ヶ浦に続く三番目なんだそうです。しかも淡水と海水が混ざってると。話題のホタテも取れるとかで。

〇能取湖・能取岬
 国道238号を走りながら、サロマ湖から能取湖の外周沿いになりまして。途中、綺麗な花畑があったので、停車して撮影。

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なんの花かは、ちょっとわからない。花をアップで撮影しておけば画像検索できたんだけど、とか、今さら思ったりしています。

能取湖を抜けてその先、能取岬へ向かいます。

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観光客も多くて、けっこうな車が止まっていました。ここには灯台もありますね。

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灯台のまわりは草原のようですが、この草は倒されているので、整地したんだろうなぁ。歩くのに多少の注意が必要だと思いますが、まぁ普通に歩ける。

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岬をぐるっと一周歩きまして。崖の下が見えるところで、パチリ。まぁ、恐いんで、あまり身を乗り出さない範囲で。

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天気がいいんで実に気持ちい風景となってくれました。

ココ、トイレはあるんですけど閉鎖してるんだよねえ。え~観光地なのに。

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冒頭にも書いてたんですが、このポイントをもって、10年前に訪れたツーリングと繋がったと思います。第一の目的は北端の宗谷岬を目指した旅でしたが、ここが第二の目的地だったかもしれません。これで北海道を一周という目的が達成できたと思います。

〇比布
 さぁ、旭川方面へ向かおう。本日の宿になるのは比布市(ぴっぷし)です。「ぴっぷ」なんて、ポケモンみたいでカワイイ名前だなぁとか思いますね。

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元来た道を戻り、能取湖・サロマ湖沿岸を通り、高速に入ります。旭川紋別自動車道です。
この高速、タダなんですよね。旭川から先が有料とのことですが、素晴らしい。

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今回の北海道で初めて高速を使いました。ただ、道がイマイチ悪いんですよね。補修跡がたくさんあって、凸凹してるのでバイクにはキツイかも。さらに、車のペースが早い。まぁ、煽り運転までは行かないが、けっこう後ろが迫ってくるんで、方々2車線になるタイミングで抜いてもらいました。

多少、雲が増えてきて、少しパラっときたこともありましたが、無事に旭川の手前、比布に到着しました。

実は、この地名が「ぴっぷ」というのは、ここに来るまで知りませんでした。単にホテルの名前だと思っていたので。

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隣はスキー場のようです。スキー場って夏場は別のアトラクションとかやってる場合もあるけど、ココは営業はしてなかったですね。リフトが動いていれば、頂上まで上がれるといい景色とか見れたかもしれないけど。

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スキー場をしばらく眺めてたけど、頃合いということで、「游湯ぴっぷ」というホテルに到着。時間は16:00ぐらい。

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バイクはどこに止めたもんかと、エントランス前のロータリーをまわってたら、中から職員の方が出てきて、「○○さんですか?」と言われたので、「はい」と答えると、バイクを止める場所を教えてくれました。予約するときに、「バイクで行くのでよろしくお願いします」と連絡しておいたのが良かったか。

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コンテナタイプのバイク置き場。これは雨風がしのげて助かる。ちなみに、この日は私ともう1人のライダーが宿泊していたようで、2台でした。また、夜遅くにバイク置き場のシャッターが降ろされており、防犯的にも助かる配慮でした。

晩飯もホテルでいただきました。ま、ホテルはスキー場にあるし、まわりにコンビニや飲食店とかは無いので、ホテルで食べる以外に選択肢は無さそう。ホテルのコース料理だったんだけど、大変、美味しくいただきました。少し、紹介すると。

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これは紫鮮白魚だそうで。北海道産なのかは確認してないけど、こりこりした感じで美味しかったです。

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お刺身の4種盛り。たぶん、北海道産じゃないかと思うけど、これまたおいしい。刺身、大好きです。

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このイシモチのパン粉焼きが美味しくてね。イシモチ自体、あまり食べたことがないのだが、イイものが食べれました。

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メインとなる牛肉のなべ焼き。やわらかくておいしい肉でした。

さぁ、明日は北海道最後の日。比布を出発して旭川を通り、苫小牧のフェリー港を目指します。観光地は、旭川の神居古潭と支笏湖ぐらいだろうか。

天気は引き続き良さそう。とうか、かなり暑いかもしれない。
果たして!?

 

〇動画にまとめました
 この日の様子を動画にまとめました。チャンネル登録もよろしくお願いします。

 

〇広告(北海道名物)


 

2023年9月22日 (金)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 13日目:エサヌカ線を走る

この旅も終盤になってきました。この日は稚内を離れ、紋別まで行きます。天候予報によれば、「晴れ」確定!
ならば、「宗谷岬」へ行かねばなるまい。晴れた宗谷岬の写真が撮りたいと再訪問を決意しました。

もう、早朝出発で行きます。幸いにも利尻島以来、早起きのクセがツイてるので、4時に起きてしまいました。
朝食を食べて出発準備。6:30頃には出発しました。

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この日のコースは、いたって単純。宗谷岬をまわりつつ、オホーツク海沿線を紋別まで走るコースです。もともとは宗谷岬を避けて内陸を突っ切る予定でしたが。

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〇再び宗谷岬
 「うぉ~~いい天気や~~」ということで、宗谷岬に到着。他にライダーはいませんでしたが、早々とモニュメントの前にバイクを停めまして。ちょうどよく、観光にきた御夫婦がいらしゃったので、撮影を頼んだところ、引き受けてもらいました。ありがとうございました。

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いや~~~、昨日と違って快晴の稚内は素晴らしい。印象が全然違うね。何度も言いますが、この宗谷岬が、この旅の目標だったわけで、それを快晴で過ごすことができて、本当に嬉しく思いました。

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ホント、神様に感謝です。

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モニュメントの前からバイクを移動して、景色を堪能。あと、近所のお土産屋さんで宗谷岬のキーホルダーを記念に買いました。

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名残惜しいですが、宗谷岬を後にして、オホーツク海・沿岸を走っていきます。

 

〇道の駅「猿払」
 次の目的地である「道の駅・猿払」へ向かいます。途中、見事な岸壁があったのでバイクを停めて撮影。


Dsc06631特に名前は無さそうだが、茶色い浜があって、その横に岸壁が展開されていますね。

さて、道の駅「さるふつ公園」へ到着。ココには、変わったもんがあるというので立ち寄ってみました。子供向けの遊具がある公園と併設された道の駅か。なんかこうひっそりとしておりました。

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で、ここのある変わった施設は対向車線側へ渡る地下通路にありました。

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ブラックライトで照らされた浮かび上がる絵。両側面にあります。

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あははは。なんか無駄に凝ってるかなぁとか、思ってはいけない。けっこう凝った映像になっています。この通路は道の駅が道路の反対側へ抜けられるためにあるようです。海岸側はモニュメントと駐車場だけで施設は無いんですけどね。

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そしてモニュメント。ソ連の船が座礁し多くの人が亡くなったことへの慰霊碑なんだそうです。あ、ソ連?ちょっとな。でも乗客に罪は無い。

〇エサヌカ線
 次はザ・北海道と言っても過言ではない、「エサヌカ線」を走ります。ココをバイクで走るのを楽しみに北海道に来るライダーも多いらしい。私も同じです。

エサヌカ線は今回の旅の一大イベントになります。是非、晴れたエサヌカ線を走りたいと思っていました。北側から入り、南へ抜けていくコースで走っていきます。

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途中、クランクが2回ほどあります。全長16㎞のコースです。

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エサヌカ線に入り、一発目に思うことは、「広い!」でしょうね。

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ガードレールや看板、信号も無い。見渡す限りの地平線。そしてよく整備されたキレイな舗装道路。こんな道は、日本には他にないだろうと言えるんじゃないかな。

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そして好都合に天気がよかったので、サイコーのコンディションで走ることができました。もうね、まさにWindowsXPの壁紙じゃないかと思える風景でした。

あまりに気持ちいので、途中で引き返して、もう一度、走り直し。写真は2周目で撮影したものが多いかな。

このエサヌカ線。Youtubeやブログなどの写真で見るのと、実際に自分の目でみて走ってみた感じでは、全然、印象が違う。気持ちよさはハンパない。やはり実際に訪れて、見渡す限りの地平線を味わってほしい。

昨今、バーチャルな世界で、バーチャル旅行なんてものもあるみたいだが、人間の五感全体で感じるこの感覚は、他の何事にも代えがたいと思うね。

エサヌカ線を抜けて、少し先に「クッチャラ湖」というのがあったので、立ち寄ってみたんだけど、イベントをやってるとかで入場規制されていたので、パスすることにしました。かなり遠くにバイクを止めて歩いていかないといけないので。

 

〇北見神威岬
 ここからまたオホーツク海沿岸に戻り南下していきます。トンネル手前で岬側へ通じる道があったので、そちらへ向かってみました。

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この岬は、北見神威岬というそうです。北海道は神威という地名が多いねぇ。ただ、残念ながら、気付かづに素通りしてしまい、いつの間にか本線に戻ってしまいました。

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そして、その先、北見神威岬公園に立ち寄りまして。バイクを止めて景色を堪能。天気がいいので、なんでも良く見えます。さっきの北見神威岬も雄大に見えますね。

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ここを後にし、さらに南下していくと、道路沿いに北緯45度のモニュメントがありました。オホーツク海側ですね。オロロンライン側にもありましたが、あちらに比べると、ひっそりしています。

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〇ウスタイベ千畳岩
 千畳岩へ到着しました。かつて火山噴火で出来た岩場のようだけど、畳のように見えるということで、この名前がついているようです。

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たしかにこれなんか畳が積みあがってるように見えるね。

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〇道の駅「マリーンアイランド岡島」
 千畳岩からさらにオホーツク海沿いを走り、道の駅、マリーンアイランド岡島へやってきました。特徴的というか、船をもじった建物です。

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中にはレストランもありました。2階屋上は展望台になってます。そこには煙突のようなモニュメントもありますね。

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戻ってくると、なぜかバイクがすごい増えてました。

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〇道の駅「おこっぺ」
 オホーツク海を進んでいき、道の駅「おこっぺ」へ立ち寄りました。ココには、列車を改造した無料宿泊施設があるとか。

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列車の中を改造して、畳引きにしてあり、ここで寝られるようです。無料なのはポイントかもしれない。写真は、窓ごしに撮影したもので、中には入ってないです。ネットの記事を見ると、キャンプ場代わりに利用される人もいるようです。

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ちょうど、中庭で高校生のダンス大会をやっていました。けっこういろんな衣装をまとった高校生ダンサーが踊ってて、少しの間、見学してました。写真は、マリオブラザーズかな。

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あと、「おこっぺ」といえば、ソフトクリームが有名だそうで食べてみました。既製品と違って、濃厚なバニラで美味しかった。これは、食べてみることをお勧めします。

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天気のいいオホーツク海を眺めながらパチリ。

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〇オムサロ遺跡公園
 さて、紋別が近づいてきました。このあたりに、竪穴式住居の跡地みたいのがあるということで、立ち寄る計画でした。オムサロ遺跡公園と言います。

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ところが・・・。

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ぎょえ~~。クマ出没のため立ち入り禁止と。時期的には2カ月以上前ではあるが、北海道ではクマ出没により立ち入り禁止の看板が多い。

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まぁ、もともと熊注意の看板はあるわけですが。クマと戦う勇気はないので、次へ行きます。


〇オムサロ原生花園
 この遺跡公園の向かいの海岸沿いに「オムサロ原生花園」があります。そこへ移動しました。

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海岸沿いにあるオムサロ原生花園です。サロベツよりははるかに規模は小さいですが、花植物が見えるそうです。

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ここにもクマ出没の看板が。日付はこちらのほうが新しい。ただ、この花園は立ち入り禁止にはなってないです。森ではないのでクマがいればすぐにわかるだろうという所でしょうか。

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流氷岬と書かれています。冬は流氷のビューポイントになるとか。それにしても夏のオホーツク海は、キレイだ。青が濃いのがいいねぇ。

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植物群の中に道ができているので、テクテク歩いていきます。

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橋がありますが、立ち入り禁止でした。老朽化しているようです。まぁ、クマも出るし、森の方はやめた方がいいってことで。この先に湿原があるようだけど。

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花園なんで花を楽しむ。たくさんの花々があるらしいのだが、私が行った時期が悪かったのか、あまり多くはありませんでした。見逃しただけかもしれませんが。

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〇紋別へ到着
 この日のツーリングはこのぐらいで。ここから紋別のホテルへ向かいます。紋別セントラルホテル。普通のビジネスホテルですが、大浴場もあるし、レストランもある。ココで晩飯セット付のプランを頼みました。

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天井は低めですが、屋根下にバイクを止められるのもポイントかも。おそらくライダーに有名なんでしょうか。バイクがたくさん止まってました。私がきたときは、2~3台だったんだけどね。

ホテル到着が早かったので、着替えてから付近を散策してみました。ツーリング後の付近を散策するのも、案外好きです。

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サツドラ! 北海道のアチコチにあるドラッグストアチェーン。ドラッグ界のセイコーマートか?というぐらいに、あちこちにあります。ここにもありました。どこも大きいんだよねぇ。さぞや、儲かってるのか。それにしても、ネーミングがアレですよね。

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近くにプリンスホテル(温泉付き)があるのか。そっちでもよかったか。

すぐ近くが紋別港なので、そちらのほうへ行ってみます。

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工場が稼働していました。有限会社デリカ食品と書いてありますが、地元食材を使った食品工場のようです。賑やかに作業しておりました。ただ、漁港は朝早いということで、他はひっそりとしていますね。

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これはセメント工場のようです。

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どこにでもいるウミネコちゃん

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立派な漁船をながめつつ、漁港をうろうろ

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漁船から視線を感じましたが、フクロウがこっちを見ている。

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晩飯は、北海道名物「ザンギ定食」にしました。出てきて、このボリュームにびっくり。いや、食べきれるか?という量だったかな。食べたけど。
基本的には味が濃い目の唐揚げなんだけど、この独特な味わい、ビールが似合う。

食後にホテルのバイク置き場を見に行きましたが、予想外にたくさん止まってました。

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さて、この度も終盤。明日は、最後の宿泊地である旭川近辺へ向かいます。今まで、沿岸沿いをぐるっとまわってきましたが、この紋別から先、サロマ湖を最後に内陸に入り旭川を経由しつつ、苫小牧を目指す感じですね。

予報によれば、明日もいい天気のようです。

〇動画にまとめました
 この日の様子を動画にまとめました。エサヌカ線など、実際に動いてる風景をぜひご覧になってほしい。チャンネル登録もよろしくお願いします。

 

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2023年9月 8日 (金)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 12日目:最北端へ到達

ついに、この日が来たと言うべきだろうか。

この日は、今回の旅の目標地である最北端:宗谷岬を訪れるつもり。旅はすでに12日目であるが、苫小牧から11日かけてココまでやってきた感じなのかな。実に楽しみだ。天気は曇りなんだけどね。

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さらに「白い道」や宗谷岬周辺を走ったり、「からふと食堂」でウニ丼、豊富温泉やトナカイ牧場などの盛り沢山の内容です。

〇宗谷岬
 利尻島に渡るフェリー対策で、すっかり早朝に起床するようになってしまい、この日も特に急ぎではないが、4:30頃に起きてしまいました。温泉に入って朝食。早めに出発することに。6:00過ぐらいか。

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「宗谷岬で撮影するなら早朝」とも言われているのでちょうどいい。遅くなると、観光客が増えて、なかなかバイクと一緒に撮影が難しいらしいので。

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海岸沿いの道路を宗谷岬へ向かって走っていく。約30分~40分ぐらいで宗谷岬へ到着しました。

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到着すると先客ライダーが1一人、宗谷岬のモニュメントの前におられて、手招きしている。

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バイクで入っていくと、
 「撮影してくれないか? あなたも撮影してあげるので」
ということで、撮りっコすることに。他に観光客はいないようだし、チャンスだ。

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ここで撮影。自分でもバイク単独で撮影。天気は曇りだが、この写真が撮れたことで、
 「最北端を訪れる!」
という目標が達成できた。まさに感無量!大きな目標を達成することが出来た気分です。

そのまま宗谷岬をブラブラと。

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写真を撮影してくれたCB1300さんのバイクをパチリ

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それにしてもCB1300は人気があるねぇ。ほんとよく見かける。北海道にツーリングに来ているバイクで5本指に入るぐらいじゃないだろうか。

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この後も、他のライダーさんがやってきましたね。ぼちぼちと人も増えてくるのだろうか。

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〇白い道
さて、こっから「白い道」へ行くことにしまして。宗谷岬から丘側に行くと、

「貝殻を敷き詰めた白い道がある」

ということで、行ってみました。

あらかじめルートガイドを参照してナビにもインプットしておいたのだが、看板が小さくて見落としたりして、道に迷ってしまった。引き返して再トライ。曲がる場所を間違えなければ、何てことはない。

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途中、キツネがいたようだけど、近づいたら逃げられてしまいました。黄色〇がキツネ。よく見えないねぇ。

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さぁ、白い道です。この写真の位置から約200mぐらい先。基本的にはダートなわけだが、特に荒れてるということもなく普通に走れるそうです。ただ、あまり甘く見すぎてハンドルを取られることが無いように、注意して低速で走行することにします。時々、陥没とかもあるんで、路面をよく見たほうがいい。

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気持ちよく疾走するというより、この珍しい道を踏みしめながら、旅情を味わうという感じかな~。

しばらく走って、バイクを止めて写真を撮ります。遠目に見ると雪の上を走ってるような感じ。

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タイヤは真っ白ですね。あと、巻き上げるんで、アンダーカウルが白くなる。

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路面の貝殻はこんな感じ。

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時々、対向車も来るので注意したほうがいいかな。私は止まってやり過ごしました。

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この白い道。出来上がって10年はたってると思うが、だいぶ痛んできてるのかも。ダートとしては、難しくない部類だと思うが、所々に陥没とかあるし、不用意に飛び込んでハンドルを取られないように注意したい。

多少は補修工事が必要な時期かもしれんね。あと、貝殻が減ってるんじゃないかな。できれば晴れた日に来たかったけど、白い道を走破できたんで良かった。

〇宗谷岬周辺を走りつくす

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こっからは宗谷岬周辺の道を走りつくしてみようと思いまして。いったん内陸側へ入ったところで、牧場を見かけました。

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この牧場、道路沿いにあるけど、柵は無いんだよね。つまり人も動物も出入り自由なわけで。牛さんを眺めていると、チラッとコッチをみつつ、じ~~と見つめてきたんだよねぇ。

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突然、突進されたらヤバイので退散しました。まぁ、赤いバイクでは無いし、他に赤いものはないので、大丈夫とは思うけど。(笑)

このあと、再び宗谷岬へ立ち寄りましたが、観光客がかなり増えてました。たぶん、8:30ぐらいだと思うけど、これだとバイクを入れて撮影というのは、ちょっと難しいかもしれんね。やはり宗谷岬の撮影は早朝に限るようです。

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続いて東側の海岸線である国道238号を南下していきます。天気は曇が暑くて景色はイマイチなんですが、それでも景色を堪能しつつ走っていくところ。そして、道道1077号(稚内猿払線)へ入り、内陸へ向かいました。

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この道道1077はとてもきれいで走りやすい道なんだけど、所々、スマホの電波が入らないですね。ま、しゃーないところではあるが、スマホナビを使ってる人は気を付けてください。

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半島の真ん中ぐらいで道道889(上猿払清浜線)に入り北上していきます。宗谷岬を目指す感じですが、途中に風車地帯がありましたね。その手前でシカに遭遇。右手をピョンピョン跳ねながら走っていきました。近づくと逃げてしまいますが、少し先で3匹いましたっけ。

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このぐらいで、宗谷岬周辺の道路はだいたい走り切ったかなと自己満足。

〇からふと食堂でウニ丼
 谷岬を堪能した後は、今度は稚内へ戻りつつ、ノシャップ岬へ向かいます。ココにある「うに丼」の御店、その名も「からふと食堂」です。北海道に詳しい友人に聞いていた「稚内へ行ったらココに行っとけ」というアドバイスに従い、行ってみます。

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ノシャップ岬のすぐ近くにありました。駐車場がダートなんで、ちょっと気を使う。で、店内に入りました。昼食には少し早い時間ではあったけど、この日は朝早く出てるので、ちょうどいいか。

店内は他のお客はいなくて、私一人でした。お椀のサイズが普通とミニとあるようで、私はミニで、うに丼を注文。ホタテもついてきます。

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いや、利尻島で食べたときより、ウニが多いかも。こりゃ新鮮でうまい。もう、なんか一気に食べちゃいました。北海道でのちょっとした贅沢を堪能することができました。

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うに丼を食べるとステッカーがもらえます。ライダーだとこれをトップケースとかに貼るのが定番らしい。残念ながら持ってないんだけどね。今回の北海道で2回目のうに丼を堪能。カロリー高いかなとか、ちょっと思いながら樺太食堂を後にしました。

いや、うまかった。

 

〇ノシャップ岬(再)
 先日のノシャップ岬は雨だったので、リベンジかねて再訪問。ま、曇りなんだけどね。イルカの像等を眺めていました。

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〇サロベツ原野の展望台
 さて、ココからは内陸、国道40号を走りサロベツ原野あたりを目指します。バイパスのように整備された一瞬高速かと思えるような道を進んでいく感じです。

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途中、シェルターとかかれた休憩施設があったので立ち寄ってみました。屋根付きのパーキングで、トイレや自販機もあります。北海道ならではでしょうか。雪がしのげるようになってるということか。

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さらに進むと、「サロベツ原野展望台」というのがあったで立ち寄ってみました。無人の施設で他にお客さんはいなかったな。

その先で展望台に立ち寄ってみました。ここは、「宮の台展望台」という場所。

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まわりは平野から、やや上ったところにあります。高い所は苦手なんですが、階段を登ってみました。

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展望台の中は、ソファーやテーブルがあります。なんか無人の施設でこれは珍しいかも。施設の中から、サロベツ原野が見渡せます。

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いやぁ、見渡す限りの平原を少し眺めつつ、「これがサロベツ原野か!」と自己満足しておりました。


〇豊富温泉
 次に「豊富温泉」に立ち寄りました。ココも、温泉好きの友人から聞いてところで、

 「近くに行ったら絶対に入りたい温泉」

ということです。

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世界でも珍しい油分を含んだ温泉で、アトピーとかに効果があるそうな。温泉はホテルや旅館とかにもあるけど、町営の「ふれあいセンター」という入浴施設に入りまして。

浴室が、「一般」と「湯治用」に別れています。フロントで聞いたところでは、「湯治用」は温度が低いんだそうです。長く入ってられるようにということでしょう。

私は「一般」に入りました。湯温は熱いです。まぁ入れないということはないですが、長く入るのは厳しいかも。お湯の色は、いわゆるサビ色。ちょっと金属っぽい匂いがしますね。肌はややヌルヌルします。

しばらく浸かって、のんびりと風情を楽しんで出てきました。いや、かなり熱くて、汗がダラダラで、しばらく扇風機の前にいました。

〇トナカイ牧場
 豊富温泉を後にし、この後、トナカイ牧場を見物に。やや、ひっそりとした感じかな。駐車場にバイクを停めて正面にあるハウス。けっこう立派です。中には食堂もあります。

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センターハウスを通り抜けた先に牧場がありました。柵で囲ってあるんだけど、見ることはできますね。

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もっと沢山いるのかと思ったんですが、そうでもありませんでした。全部、出てきてるわけじゃないかもしれませんが。そんな中で飼育員の方が世話をしているところを見ることができましたが、このトナカイの角が一番立派だったか。

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施設内にはサンタの衣装とかもありますね。サンタのコスプレをして写真が撮れるらしい。

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あと、トナカイ肉のソーセージも売ってました。昔は内部のレストランで食べれたらしいけど、今はメニューには無いみたい。ちょっと迷ったんだけど、買ってもクール宅急便で送るしかないので、高くつきそうだし、今回はあきらめ。値段は4本で1000円というところですかね。

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ちなみに本場ノルウェーかスェーデンでもトナカイ肉はあるそうだけど、まずくて食べられないというのが、友人の話だったけど、ここのソーセージは、「トナカイ肉だよと、教えてもらわないとわからないぐらい」だそうです。

〇サロベツ原生花園
 トナカイ牧場を後にして、サロベツ原生花園に向かいます。入場料とかはなくて、いつでも入れるみたい。湿原内に木道が整備されていて、植物が見られますね。

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のんびり歩いて景色や花を堪能します。

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これは浚渫船(しゅんせつせん)というそうです。かつてこのあたりの湿原で泥炭が取れたらしい。その泥炭を採掘していた作業船。

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キレイな木道が整備されているので、歩きやすく原野の奥まで入っていける感じかな。植物は全く疎いのだけど、確かにいろんな種類がありそうです。

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ちょっとした展望台がもあって、その上から全景を眺める。利尻島の方は雲が厚いのだけど、うっすらと見えますね。

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やはり利尻富士というのは、このあたりのシンボルなんだろうなぁとか思ってました。雄大だもんねぇ~。

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北海道・サロベツの自然を見物して、ソフトクリームを食べまして、サロベツ原野を後にしました。

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〇再びオロロンラインへ
 サロベツ原野からオロロラインへ抜けて走りました。ちょっとバイクを停めて目前の利尻島を眺めてみると。


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雲が少し減って、青空が見えてきてますが、利尻島には、かなり雲がかかってる感じですね。ただ、その雲があまりにもダイナミックですっかり見とれてしまいました。

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雲が立体的に渦を巻いてるような感じですかね。

 

この日の訪問先はこんなもんでしょうか。稚内のホテルへ戻りました。

前半は宗谷岬を中心に周辺部含めて走り抜けました。後半はサロベツ方面で、原野を見たり豊富温泉入ったりと。そうそう、ウニ丼もあったので、実に充実した一日なりました。

明日は、稚内に別れを告げて、オホーツク海沿岸を走ります。天気は晴天の見込み。ん、ならばもう一度、宗谷岬に寄るかな。今日は曇りだったし。晴れた宗谷岬も絵になりそう。

それもこれも起きれればの話なんだなと、まぁ、大丈夫だろう。

〇動画
 この日の様子を動画にしてあります。よろしかったら、御覧になってみてください。


 

 

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2023年8月31日 (木)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 11日目:雨の礼文島

この日は礼文島をまわる予定だった。前日の天気予報によれば、この日は一日雨。まぁ、日本各地、雨模様のようなのでしょうがないところではあるが、起死回生の天気再生がないかな?とか思っておりました。

さらに正直なところ、どうするか?とも考えてまして。100%雨だとわかっている中で、礼文島をまわるか?とか。とっとと稚内へ帰り、ホテルでぬくぬくする選択肢もあるにはあるし。

でも、「次にいつ来れるか?」 そもそも、「来ることができるのか?」という思いがよぎり、「礼文島へ行ってみるか」という気になりまして。まぁ、嵐というわけじゃなさそうなので、なんとかなるだろう。

礼文島行のフェリーはは9:20発。例によって予約は出来ないので、余裕をみて8:00ぐらいに港に行けばいいか。ユックリ目の計画になりました。

〇礼文島へ出航
 朝起きて外を見ると、まだ曇り。ただ、いつ降っても不思議じゃないぐらいの天気。朝食を食べて支度してホテルをチェックアウトし、バイクの所に行ったが、まだ降ってなかった。レインウェアを着こんで荷物の防水装備を整えつつ準備完了。

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出発するときには、ポツポツと降ってきました。港へはホテルから近くです。フェリーターミナルへ到着後、建物の下にうまく入れて、そこで待つことにします。

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チケット売り場は空いてて、窓口で確認すると、
 「チケットの販売は1時間前からで、先発のフェリーが出航してからとなります」
ということで、しばらく待つように言われました。稚内だとすぐ売ってくれたんだけど、場所によっては、きっちりルールを守るという感じか。

しばらく待って販売が開始されると同時に購入。窓口は空いてました。天気悪いので礼文島へ行く人もあまり多くないというところか。この日のバイクは私を入れて3台かな。一人は、昨日、一緒に利尻島へ渡ったセローの方でした。ちなみに、昨晩、初めてゲストハウスに泊ったそうで、終日どんちゃん騒ぎで寝不足らしい。

暇なんで雨の中ですが、港で待っていると、ほどなく礼文島行のフェリーがやってきました。

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フェリーに乗り込み、定刻に出発となりました。この時、天気は雨がパラパラか、止んだりでしたね。

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なんと曇ってはいるが、利尻富士のてっぺんが見えています。島の天気は変わりやすいか。

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利尻島~礼文島間のフェリーは、時間にして30~40分ぐらいの短い航海。雨は降っているが寒くはないので、デッキでブラブラしていました。
でも、アッという間に、到着というところでしょうか。発進準備の放送が流れたのでバイクの所へ移動。

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礼文島へ到着後、下船準備をして、無事に出発。

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〇礼文島へ到着
 セローさんとは、港で別れ、各々の旅を続けることに。さて、私はというと、まずは礼文島の北端を目指しつつ、礼文空港を目指すことにしまして。

雨はパラパラで、降ったりやんだりと微妙。とりあえず、ガソリンを補給するために手近なスタンドへ。離島のガソリンは高いとは聞いていたが、7/6時点でレギュラーガソリンが、196円/Lなんで、かなり高いね。ま、選択肢はないのでしゃーないところです。

ガソリンスタンドのオジさんに天気のことを聞いてみたけど、

 「あ~~、今日は一日、雨だね~~」

と絶望的な回答をもらいまして。あはははは。

ただ、この時点では雨は降っていなかったので、車載カメラを設置しました。まぁ、もつかな?と淡い期待。礼文島は島の東側に道があるので、そこを北上していきます。

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シールドにポツポツ雨がついてますね。

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狭い島なんだけど、集落やちょっとしたお店があったり、山っぽくなったりと、景色は変わっていきますが、はっきり言って、景色を楽しむ余力は無くて。

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トンネルの中で雨宿りしたい気分でもあるが、ここに長いするわけにもいかんしねぇ。先を急ぐことにします。

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〇礼文空港
 礼文島の北部は、東側と西側が飛び出した半島になってます。礼文空港は東側ですね。

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雨がひどくなる前にということで、バイクを止めて撮影。

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この写真は礼文空港側(東側)の半島の海沿いですが、西側の半島がボンヤリと見えてます。ここから北端を通り、空港へ向かいます。ホントは北端で写真を撮るつもりが、いつの間にか通過しちゃったみたい。余裕ねぇなぁ~俺。

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礼文空港へ向かう分岐がありまして。やや高台を通り、礼文空港前へ到着しました。

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だいぶ雨が増えてきてるなぁ。

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よく調べてなかったのだけど、この空港は現在、休港中でやってない。というか、ほとんど廃虚やんと思ったり。Wikiで調べると、2026年までは休眠扱いとなってて、維持費も出てるらしい。島民は再開を希望しているとか。たしかに定期便があれば便利だし、より観光客も呼び込めるかもしれないけど、どうなんでしょう。

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で、のんびり写真を撮ってると、雨が強くなってきました。ちょっとヤバイということで先を急ぐことに。

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〇スカイ岬
 ココからスカイ岬へ向かいます。スカイ岬は礼文島の西側にあります。

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ただ、移動中にどんどん雨が強くってきました。

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到着は20分後ぐらいで到着しました。

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雨なんだけど、観光客は来てるみたいで、バスが何台も止まってますね。とりあえず、バイクからカメラを撤去し、トイレに避難。そこしかずぶ濡れで入れる場所が無いもんで。

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一旦、身支度を整えつつ、どうしようかなとか考えてました。この先、スカイ岬まで歩いていける元気が既にありません。カサをもってくればよかったな~とか、思ってましたが、仕方ない。

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写真はネットから拝借。モザイクかけてます。こんな景色だったのか~~残念。天気がよければ、いいものを見れたかもしれないねぇ。しばらく待ってましたが、雨がやむ気配もなく、仕方ないので出発することにしました。

 

〇スコトン岬
 これから礼文島の北端、スコトン岬へ。思えば、このタイミングが一番雨が強かったかもしれない。バイクを止めてお土産屋さんの軒下で雨をしのぐも、ちょっと厳しい。島の先端で、やや高台でもあるので風も強い。

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晴れていればサハリンまで見えるらしい礼文島の最北端であるが、見るに見えない感じか。決死の覚悟で岬の先端を見学。というか、チラッと見た感じ。カメラを濡らすわけにもいかないので、写真は撮れませんでした。まぁ、撮る気もなかったんだが。

何とも残念だが、仕方ないところです。

〇礼文島南端
 ココからは南端を目指します。礼文島は東側に道があるが西側には道がない。つまり一周はできないので、南端の行けるところまで。

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集落を通り、南端へ到着しました。雨がやまないな~~とか、ちょっと思いながら撮影。

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道路としてはここまで。この先は私有地のようで立ち入り禁止となってるようです。

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まぁ、ライダーたるもの、先端や行き止まりが大好きなので、礼文島の南端を征服したということで良しとしましょうか。この後、バイクをUターンして来た道を戻る感じです。

元々の予定としては、この後、映画にも使われたという「カナリヤパーク」や、高台にある「桃岩展望台」とかを考えてましたが、雨のツーリングは思った以上に神経を使うようで、どっと疲れまして。

天気が良ければ、夕方まで礼文島にいるつもりでしたが、この雨じゃ満足に周れないということで、撤収することにしました。予定していたフェリーよりも1本早い便、14:20のフェリーに乗ることにします。

〇フェリーで稚内へ
 南端からフェリー港までは、10分もかかりません。

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港のターミナルで、屋根下へバイクを置けると、ホっと一息。まぁ、事故もなく無事にたどり着けてよかった。出航まで1時間半ぐらいあるが、チケットを購入。ここはすぐに売ってくれました。バイクは少し多くて7~8台ぐらい。

屋根で雨をしのげるとは、なんとも安心感あるなぁとターミナル内で過ごしておりました。

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礼文島のゆるキャラ「あつもん」もおりまして。写真では小さいですが、「本日のウニ漁」と書いてありますね。今日は雨だから漁は無かったようですが、その日に取れたウニが食べれるということでしょうか。そうか、礼文島でウニドンを食べるという手もあったんだな。(笑) 今度、来るときはそうするか。

定刻になって、フェリーに乗り込みました。3回目のハートランドフェリーなんでUターンは、慣れました。

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さらば礼文島。「天気のいい日にまた来たいぞ」とリベンジを誓う。しかし、出航する時間になると、雨がやんでまして。まぁ、あるあるだねぇ。

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途中、逆方向のフェリーとすれ違いました。礼文島に向かうのかな。

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約2時間の航海で、稚内へ無事に到着しました。天気は曇りだが、雨は降ってません。ホテルは先日と同じドーミーインなので、そのままチェックインしました。濡れた雨具や荷物を室内で干して、この日の礼文島ツーリングを終了しました。

いやしかし、雨のツーリングは久しぶりだった。観光ポイントは一通り回ったけど、回っただけになってしまったか。ロクに景色を楽しめなかったのも残念。またの機会に、今度は晴れた日に礼文島を周遊したいもんです。

 

〇翌日は?
 さて、翌日は稚内周辺をまわる予定。この旅の目標値である宗谷岬、その近くにある、白い道、さらにサロベツ原野など盛り沢山ではある。天気予報によれば曇り。まぁ、今日よりましか。

 

〇動画
 この日の様子を動画にしてあります。よろしかったら、御覧になってみてください。

 

 

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 このウェストバッグを購入して使っています。柔らかい素材ですが、しっかり作られており、使いやすいです。内部にはフロント部にスマホを入れることを意識したポケットがあります。内部の体につく側にはメッシュのポケットがあり、小物を収容できます。

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2023年8月24日 (木)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 10日目:利尻島へ渡る

この日は、AM7:15の稚内発・利尻島行のフェリーに乗らねばならない。これを逃すとAM11:10の船になってしまう。しかし、このフェリーでは、バイクの予約が出来ない。つまり、早いもん勝ちってこと。さてどうするか?


いや、もう早起きして行くしかない。(笑)


というわけで、早朝4時起きでした。無事に起きれて良かった~~。

買い込んでおいた朝飯を食べて、そそくさと支度する。

予定では、利尻島で一泊する。翌日は礼文島を経由しつつ稚内へ戻る。稚内では現在1泊目だが、更に2泊する予定。ホテルは同じなので、荷物を預かってもらうことにした。これは助かりました。

そのため、利尻島の1泊分の荷物だけ持って出発する。1泊分とは言っても我ながら結構荷物がある。この時ほど、トップケースが欲しいと思ったことはないねぇ。買うか。(笑)

〇利尻島行のフェリーへ乗る

5:15頃にホテルを出発。5:30頃にには、フェリー港へ到着しました。

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事前に調べた感じでは、
 「フェリー乗り場にバイクを止められれば、絶対に乗れる」
ということだが、誰も並んでないようだし、今一つ、止める場所がわからない。看板も無いし。

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なので、適当なところにバイクを停めて、そのままチケット売り場へ行きまして。チケット購入で並んでいる列があったので一緒に並びました。

それで自分の番。時間は5:40ぐらいだっただろうか。

なんてことはない、バイクと2等自由席でチケットが買えました。たかだか2時間弱の航路なので指定席とか、そういうのはいらないでしょうということで、2等自由席。今の時期なら寒くないし、デッキでもいいかと思ってました。


このフェリー、ハートランドフェリーという運航会社のフェリーで、北海道の離島間のフェリーを運航してますが、バイクが予約できないことへの対策について、自分なりに考えてみました。

「予約が出来ないので、最悪は乗れないかもしれない」という懸念があって、WEBサイトで何か情報が無いかを探していたのですが、「早めに来たほうがいい」という記事しか見つかりませんでした。そりゃそうか。


でも、
 「並んだのに乗れなかった」
という記事が、SNSやブログ記事などが見当たらないので、乗れないことは、ないのではないか? と考えるように。

実際にフェリーに乗ってみると、屋内はともかく、デッキの自由席はたくさんあるので、ぶっちゃけ、何人でも乗れる。車はスペースの都合があるので予約したほうがいいと思うが、バイクは、端っ子のほうへ止めるだろうから、10~15台は乗れそう。なので、予約が無くても大丈夫なのかもしれない。

もちろん季節にもよると思うが、お盆休みあたりはかなり混雑するだろうから、厳しいかもしれない。ちなみに、チケットは「出航の一時間前から販売」が正式とのこと。実際は多少フライング販売はしてるみたい。私の場合は、1時間30分前に買っていました。

結論としては、
 ・バイクは予約はできないが、乗れない事はない
 ・チケットが買えれば確定
 ・1時間前には来て、チケットを買ったほうがいい
です。


さて、チケットが買えたので、バイクに戻りました。この日、バイクは4台でした。先頭の人のバイクに続けて止めて、周りをプラプラ。まだ出発まで1時間弱あるし。かなり気合いれて準備、出発をしてきたわけだが、少々、拍子抜けとも言える。

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他のライダーさんと、少し会話をしているうちに、乗り込む順番が来たのでバイクを移動させました。どこのフェリーもそうだが、バイクの乗り込みは最後の方。トラックや車は、バックで乗り込む。バイクは、乗り込んで、中でUターンする。バイクのUターンは鬼門だからなぁ。まぁ、左ターンなんで、大丈夫だろう。

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気を付けるポイントとしては、床面にロープを引っ掛けるためのワッカがあるので、そこを踏まないように。前輪にしろ、後輪にしろ、この突起を踏むと滑ったりする可能性があるから。

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Uターンと言っても、2度直角に曲がるコの字ターンなので、落ち着いて、突起を踏まないように進めばOK.
無事に入れました。私の後、アメリカンに乗ってる人がコケてました。大きなバイクは、気を付けたほうがいいかも。


バイクを預けて客席へ。2等の室内席はすぐに埋まってしまったようなので、すいてるデッキのベンチへ。荷物を置いて、船内をプラプラしてました。

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そして定刻通り、無事に出航しました。

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朝は曇り気味の天気だったが、船が出航する頃には、青空が出てきました。よかった。予報では曇りだったのだが。

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出航直後は利尻富士が頂上まで見えていたんだけど、頂上付近にだんだんと雲がかかってきてますね。

特にすることも無いんで、デッキから景色を眺めながら、写真を撮ったりしてまして。しかし、船旅っていいもんです。「旅してる~~」って感じが強くあって。

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陸地がだんだんと遠ざかっていくのを見てるのもいいもんです。稚内港周辺の景色も、そこにいたらわからない風景が見えるし。

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だいたい半分ぐらい来た頃だろうか。デッキから利尻島を眺めつつ、あれ?雲が増えてるかな?とか。

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そろそろ到着というところでの利尻富士。あいや~、雲が増えてる。

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船には登山スタイルの人も沢山いたので、この利尻富士に登られるのだろう。ただ、残念なことに頂上付近には雲がかかってるなぁ。他は晴れてるのに。アレだと、霧がかなり深いかもしれないっすねぇとか、思ってました。

〇利尻島へ上陸

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無事に利尻島へ到着。4台のバイクも上陸しました。ココで皆さんにはお別れ。まぁ、狭い島内なので、どっかで会うでしょうってことで、自分の旅を始める。

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〇コースは?
 コースは単純に利尻島一周。2周してもいいか。途中で観光スポットに立ち寄る感じで。姫沼、オタトマリ沼、神居海岸パーク、あと、利尻富士の途中までいく展望台とかも行ってみるつもり。

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〇姫沼
 第一の目的地は姫沼。港からはすぐに着ける所。利尻島の周回道路から山のほうへ進路を向けます。

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高台に登っていくと、やがて大きな駐車場へ。姫沼へ到着しました。駐車場からは歩いて橋を渡ったりして姫沼へ行きます。5分ぐらい歩いただろうか。

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姫沼へ到着しました。

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かつてヒメマスを放流していたことから、姫沼と名付けられたとか。1周800mだそうでなので、ぐるっとまわってみました。

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湖畔一周にわたって木道があるので、そこを歩いていく。途中、倒木とか、いっぱいあったので、嵐とか台風とかで倒れたのかも。そのままにしてあるようです。

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ぐるっと一周、のんびり歩いて15分ってところだろうか。天気もよかったし、木道を歩くので、歩きやすく疲れませんでした。

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湧き水で飲むコーヒーカフェもあるみたいだけど、コーヒー飲むとトイレが近くなるので、我慢して次へ行くことにしようか。

駐車場へ戻り、出発の支度をしているところで、フェリーで同乗したハーレーさんがやってきました。やっぱり会うなぁと。狭い島なんだね。

この姫沼から下る最中で展望台があったのでバイクを止めて撮影しました。

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展望からは、左にフェリーの鴛泊港(おしどまりこう)、中央にペシ岬、奥に礼文島が見えます。礼文島はフェリーからもよく見えたが、思った以上に長く見える。縦幅で言えば、礼文島も利尻島も同じぐらい。利尻島は丸っこいが、礼文島は縦長の楕円形という感じかな。

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地図ボードによれば、サハリンまで見えるらしいが、この日は雲がかかってるのか、よく見えませんでした。実は現地にいるときには、気に止まらなかったんだけど、フェリー港の横に「ペシ岬」と展望台があるようです。立ち寄ってみれば、よかったかと、帰ってきてから思いました。(笑)

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姫沼を後にして海岸沿いを南下していく。

〇白い恋人の丘
 続いて、利尻島の南端あたり、白い恋人の丘という観光スポットを訪れる。ココは、有名なお菓子の「白い恋人」のパッケージ柄に採用された風景だそうだ。

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恋人の丘というぐらいだから、恋人同士で訪れれば、ゴール間近とかそういう逸話もあるとか。ま、一人旅には、関係ないけど。(笑)

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残念ながら利尻富士の山頂が雲に閉ざされているので、今一つはっきりしない。周りは青空なのにねぇ。

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反対の海側は、キレイな青空。遠目に雲が並んでるが、このぐらいはキレイでいいねぇ。

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真っ青な空のした、バイクも映えるというもの。観光客もけっこうおられました。

 

〇オタトマリ湖
 ココを後にし、次に向かうのはオタトマリ沼。恋人の丘のすぐ先なんで、数分でついてしまう。

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到着すると、一緒にフェリーに乗ってた3人のライダーとご対面。いや~、狭い島だなぁ。

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軽く談笑した後、別れて、私は沼の見物へ行きました。

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天気がいいので、写真が映えるねぇ。見ての通り、そんなに大きい沼ではない。歩いて一周すると20分ぐらいとのことだ。1㎞ぐらいかな。

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ココにはお土産さんや食堂がある。で、ココでウニ丼の店があると知っていました。で、立ち寄ってみることに。

混んでたらどうするかな?と思ったけど、混んでなかった。というか、ウニ丼は高いので、なかなか客が押し寄せるってわけじゃなさそう。

お店の店員さんに声をかけられて、話を聞いてみました。バフンウニ丼が5000円、ムラサキウニ丼が3000円。丼は小さめ。いわゆるミニサイズ。どちらも、今朝、取れたばかりのウニなんだそうです。

う~~ん、どうすっかなと悩んで、ココは慎ましくムラサキウニ丼をオーダー。

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うわ~~、出てきたウニ丼。量的には少な目なんですが、今の自分にはこのぐらいが丁度いい。新鮮で臭みも無く、すごく濃厚なお味。何と言っても国産ウニ!こりゃ、うまい。

お店の人に寄れば、醤油をかけるエリアは、分けておいて、醤油がかかってるウニと、生のウニと食べ比べるといいって、アドバイス。

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おぉ。なるほど。生ウニを味わうってワケか。いや、これなかなかいいですね。醤油ももちろんいいけど、生のウニのほうが、さわやかな感じがする。

もちろん写真を撮って、友人に送って自慢。(笑)
うまそう~~、ずるい~~等は、今の私には賛辞の声っすかね。

さて、バイクに戻ると、フェリー同盟の皆さん、まだおられました。沼を一周されてたようです。

セローのNさんNinjaのWさん、あとハーレーのおじさん。ちなみに、このハーレーは、30年前のものらしい。えぇ、このメッキがキレイなバイクが30年前とは信じられないが。大事にしてるんでしょうねぇ。すばらしい。

〇神居海岸パーク
 ココを後にして、次に訪れたのは、神居(カムイ)海岸パーク。体験型のイベント公園らしい。ウニ取りとか、カニ取りとかが出来るらしい。家族連れにはいいかもしれないです。

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沿岸部を見物。利尻島はアチコチに見られるが火山噴火の結果、岩が落ちてきた結果とか、そういうのが多い。ココもそうだろうか。

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岩が黄色になってるのは、コケかな。

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近くに見えるのは礼文島だろう。なんかすごく近い。地続きみたい。

〇利尻山見返台公園
 この後は、利尻山見返台展望台へ。利尻の山の中腹ぐらいまでは行けるのかな。そこまで行ってみる。

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道は狭いがバイクなら別に困ることもないので、どんどん登っていくが、ココでハプニング。車上動画を撮るカメラが、メモリが満杯。やべ~~、バックアップをとるのを忘れていたよ。

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というわけで、展望台公園のベンチでPCを出して、テーブルの上でカメラのバックアップ。空き容量を増やす作業をしてました。PCを持って来ててよかった。

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立派なトイレもありました。駐車場にはキャンプをされているキャンピングカーが2台いたかな。夜中は寂しそうだけど、大丈夫なのかなとか思ったり。あと、虫が多いんで、私には無理かもしれない。蚊のいいエサになってしまう。

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ココは展望台にもなっていて、階段を登るとあるらしい。ちょっと遠慮しとくかな。ま、ココまで来たということで、良しとしよう。

 

〇ミルピスを飲もう
 山道を下り、周回コースへ戻って、その先へ行きます。この次は、利尻島名物「ミルピス」を飲みに行きます。看板があったので、すぐにわかりました。

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普段は無人販売らしいけど、店主のオバちゃんがおられたので、少し会話をしながら、。ミルピスを1本購入して、飲んでみました。いわゆるヤクルト系の飲料だと思うけど、あえていうなら、乳酸菌ぽい味が強くさわやかなイメージかな。

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他に色々なジュースがあるんだけど、「飲んでみる?」と言われて試飲させてもらいました。2種類も。小さいコップ半分ぐらいだけど、美味しゅうございました。ちなみに全国発送もしてくれるそうです。

ミルピスって、ヤクルトミルミルとカルピスを足して2で割ってるネーミングなんかなぁ~とか思ったり。いや、失礼。
ミルピスのミルは、「ミルク」から来ているらしいです。こちらで紹介されていました。

 

〇藤野園
 次は利尻島の北端、藤野園へ立ち寄りました。映画のロケ地になったこともあるそうです。駐車場から遊歩道を歩きながら、海岸沿いを眺めてみると、小さな島があって、そこにウミネコがたくさん!

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写真ではちょっとわかりにくいですが、コロニーを作ってるそうで。この島は、ポンモシリ島というそうです。

ウミネコって、個体差はあるけど、人の言葉をしゃべってるようにも聞こえるねぇ。「お~~い」とか、「とま~~れ」とか。気のせいかな。

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高台に展望台があって、そこから利尻富士を眺めることができました。

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さてと、ココを後にして。というか、もう利尻島を一周してしまいました。まだまだ時間はあるので、鴛泊フェリー港を超えて、もう一周に入ります。と言っても、さっき行った、オタトマリ湖へもう一度、到着。時間もあるので、湖畔を歩いてみるかなと思ったのだけど、草が多くて歩きにくいのを口実に引き返してきました。

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戻って、お土産屋さんをのぞいてみる。

すると、お店のオバちゃんに言葉巧みに「ホタテ」を勧められたので、なんだか食べてみたくなって、1個頼んでみました。コーンバター風で。デカい。これを食べやすいサイズに切ってもらったヤツですね。
おぉ、珍味。ていうか、ビールが欲しくなる、ヤバイ味。美味しくいただきました。

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ちなみに、ここのオバちゃんと少し会話したのだけど、「本日は宿泊予定なんですよ」と言ったら、
 「それはラッキーだね。ホテルはほとんど満杯らしいから」
とのことでした。まぁ、確かに予約には苦労したんだけど。

ココで、またフェリー仲間と遭遇。セローの方。しかし狭い島なんだな。

 

〇仙法志御崎公園
 次は1周目で立ち寄らなかった「仙法志御崎公園」へ行ってみました。ここも火山で出来たゴツゴツした岩場と、生簀。周りには昆布。

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はるか昔に、火山の溶岩が流れてきて、このゴツゴツした岩場を作ったらしい。

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生簀もあって、その柵周りは人が歩ける幅があります。生簀の周りを歩きながら、海中を見物できるんですよ。そこには昆布がたくさん生えてました。利尻昆布は有名だからねぇ。

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あと、生簀の中にはアザラシくんがいる。到着したときは、いなかったんだけど、そのあと、観光客が増えてきたからか、アザラシちゃん登場。

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リクエストに答えて、生簀の中をゆうゆうと泳ぐ様を披露してくれました。

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どこにでもいるウミネコちゃん。「この岩場は俺のモノ」と言わんばかりに占領している感を出しておりました。


〇北のいつくしま弁天宮
 周回道路に戻り、2週目もそろそろ終盤。ココで、岸壁にある神社を発見。

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鳥居の先に小さな神社が祭ってありました。そこまでは橋が架かってます。うぉ~~~。コワイぞ。 しかし、ここは勇気を振り絞って、神社まで渡ってみました。まぁ、さほど高さは無いので、思ったほどコワくはありませんでしたが。

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旅の無事と明日の晴天を願う。でも、明日は礼文島、雨っぽい。いや、神に祈ればなんとかならんかな~とか。ちなみに、ここは「龍神の岩」となっており、龍神の伝説があるみたいです。

〇沓形港周辺
 利尻島のもう一つのフェリー港である、沓形港(くつがたこう)のほうへ向かう。何度見ても、読み方を忘れる。近くに沓形岬キャンプ場があったので、そこで休憩。

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ちょうど、芝刈り作業中でしたが、トイレだけ借りまして。

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岬なので灯台もありました。

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ここから礼文島が良く見えます。明日、行くぞ~~と思いながらも天気予報は雨なんすよね。しかも結構強く雨が降るって予報。どうすっかな~と悩む。

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キャンプ場を出てから、ちょっと沓形港周辺の町中を通過。そこに、セローライダーさんが教えてくれたうまいラーメン屋がありまして。

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利尻・味楽というラーメン屋さん。ま、ホテルの晩飯を予約しているので食べませんが、セローライダーさんによれば、「うまかったよ」とのことです。ネットで調べると、「利尻昆布をふんだんに使ったスープ」が自慢らしい。食べればよかったかなとか、後々になって思う。

この後、港周辺をぐるっとまわってから、利尻空港へ。丁度、少し前に飛行機が到着していました。

〇利尻空港
 空港はこんな感じで近代的な空港になっていましたね。飛行機で来るという手段もあるわけだ。

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まぁ、特に何か目的があるわけではないが、ちょっとよってみた感じです。

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このときの時間は、15時過ぎぐらいなんだけど、相変わらず、利尻富士のてっぺんは雲で隠れてる。

〇ホテルへ
 この日のツーリングはココまでかな。ホテルに到着ました。
ホテルは北国グランドホテル。ちょっと値段は高めだが、晩・朝の食事付だし立派な温泉もある。全国旅行支援で宿泊代の値引きと商品券もあるので、奮発して泊まることにしました。

ちなみに、この利尻島の宿泊予約は、ちょっと苦労しました。予約を試みたのは2カ月半前なんだけど、ほとんどあいてない。あいてるのはゲストハウスか、素泊まりの旅館ぐらいで。

たぶんだけど、人気のシーズンだから旅行会社がツアー用に抑えてしまってるのだろうと。なので、取れそうなところを1件予約して、ギリギリまで待ってました。やはり案の定、1週間半ぐらい前から一気に空きが出ましたね。空きが出たあとで、サクッと予約しました。値段は高いんだけど。

あと、このホテル、バイクを止めることに関しては、残念ながらエントランスが階段なので軒下へバイクを止めることはできませんでした。自転車は軒下に止めてました。

なので屋根はありませんが、普通の駐車場へ止めました。

う~ん、軒下へスロープを用意するなど、改善を期待したいところです。ライダーに優しくあって欲しい。

部屋は和室でそこそこの広さ。でも、過ごしやすい。温泉も内風呂と露天があって、のんびりできました。ちなみに、ここの売店は御土産が色々あるのと、売り手のオネェサンの商品知識の高さと、トークが面白くて、つい買ってしまいそうになります。一見して、なんでもない木彫り細工のカメに関するサイドストーリーを説明してくれたのは、面白かった。もちろん買ってしまった(笑)。

晩飯は会席のコース料理。カニが出ましたね。

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どれも美味しゅうございました。

〇走行記録
 この日は、利尻島を2周したので、約130㎞程度の走行でした。

Map20230705

これは、スマホのGPS記録をグーグルマップへ投影したものなんですが、なんとも間隔が雑だよねぇ。何とかならないもんかねぇ。

〇翌日は?
 礼文島へ渡ります。フェリーの時間は遅めなので、ややノンビリできそう。
 ただ、天気予報は全国的に雨模様。はたして!?

 

〇動画
 この日の様子を動画にしてあります。よろしかったら、御覧になってみてください。

 

 

〇バイクギア紹介(広告)

 このウェストバッグを購入して使っています。柔らかい素材ですが、しっかり作られており、使いやすいです。内部にはフロント部にスマホを入れることを意識したポケットがあります。内部のボディにつく側にはメッシュのポケットがあり、小物を収容できます。

ベルトバックル部は、ゆるみ止め機構が付いてますので利用中にベルトが緩むことは無いです。スマホ、財布、ハンカチ、日焼け止め、カメラなどを入れて持ち歩いています。


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