ニフティから「規約改定」のお知らせが届く
@ニフティから「ホームページ等に関する規約改定」に関する連絡が来た。
全文は掲載しないが、骨子だけ。
~~~~~~~~~~ここから
このたび、「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整
備等に関する法律」に準拠するため、2013年3月1日に、@homepage(アット・
ホームページ)利用規約を変更いたします。
この法律では、掲示板やブログなどの開設者は特定サーバー管理者と位置
づけられ、「青少年有害情報」について連絡を受け付ける体制をとるように
努めることが求められています。
また、変更後の規約にありますとおり、青少年インターネット環境整備法に
定める「青少年有害情報」やそれ以外の法令に違反・違反のおそれがある情
報を掲載している場合、警察などに登録メールアドレスを開示する可能性が
ございますので、ご了承いただきますようお願いいたします。
~~~~~~~~~ここまで
この 「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」という長いタイトルだが、これでググってみれば関連情報はいくつでも出てくる。要は、少年に有害な情報(主にエロ系、または犯罪や自殺を誘発、助長する)を掲載しているホームページを言うらしい。
そして、すべてのホームページ(ブログを含む)に管理者のメールアドレスを掲載しろという話だ。そして、警察等の申し出に対して登録メールアドレスを教えるということらしい。まぁ、何を今更というところではあるが。
ただ、ニフティ自体は、「有害情報とは何か?」を明示していないし、どのような条件で警察に情報を開示するのかも書いてない。ま、どうせ書けないのだろうけど。
ちょっとめんどいのは、会員規約にあるこの部分。
「2.@homepage(アット・ホームページ)をご利用されるユーザー(以下「ユーザー」といいます。)は、@homepage(アット・ホームページ)を利用して開設したホームページ、ブログ等(以下本条において「ホームページ等」といいます。)に、自己のメールアドレス(ニフティに登録したものに限りませんが、到達可能なものに限ります。)を明示するものとします。」
実は全然気にしてなかったが、ホームページ上にメールアドレスを載せろと書いてある。あぁ、こんなのあったかと思ってしまった。
ホームページにメールアドレスを掲載すると、もうスパムだらけで、そのメールアドレスは使い物にならなくなる。スパムフィルタはだいぶよくなってはいるが、それでも、そのメールアドレスをチェックする気にはなれないぐらいにゴミメールはくる。
なので、最近のトレンドはメールアドレスを掲載するのではなく、ブログコメント等が主流かなと思っていた。
なので、この件について、ニフティに質問を送ってみた。
質問は
1)有害サイトの具体的な内容
2)警察へ情報を開示する判断基準
3)メールアドレスの掲載を本気でやれというのか?
の三つ。まぁ、半分は期待していない。
これに関する回答が着た。
1)、2)については、ニフティではなく、警察等の取り締まり機関の判断に
基づくとのこと。
3)については、努力義務であり強制ではないそうだ。メールフォーム等でもいい。
ま、想定内の回答。
何が有害なのかは、警察等の判断ということになると、
「なんくせつけて取り締まり」
という懸念が指摘されるかもしれないが、そこまで暇じゃないだろという気もする。
それにしても大手プロバイダだから仕方ないかもしれないが、具体性に乏しい通知を避けて、もっと具体的にできんもんか?って思うが、それもさんざん言われていることだが。
ただ、星の数ほどあり、サーバが海外にもあったりするホームページを取り締まるのは、至難の業かもしれん。
最近のコメント