ツーリング

2024年6月23日 (日)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 15日目:カムイコタン・支笏湖を走る

ブログ更新をさぼってしまって、だいぶ時間がたってしまいましたが、今回で完結です。完結させないと、今年も北海道に行くし、更新しなくなりそうなので、がんばって完結させましょう。

さて、この日の天気は晴れ。北海道最終日にふさわしい。

Ssdsc06824

時間には余裕があるのでノンビリ準備して、8時頃に出発しました。最初の目的地は神居古潭です。
神居古潭は神話や、漫画とかで出てきたことがある神聖な場所。どんなところか興味があったので立ち寄ってみることにしました。

比布からは、高速を経由すれば1時間ぐらいで着きます。ただ、この日は、北海道と言えど、かなり暑くなりそうです。

到着してバイクジャケットを脱いでTシャツだけで、歩いて神居古潭に入っていきます。

Ssdsc06825

有名な橋を渡って山の入っていくわけですが、いきなり「クマ出現 7/2」だって。うわ、最近じゃん。おまけに森だし、クマが出そうな雰囲気ではある。

Ssdsc06827

看板はかなり年季が入ってるのか、薄ボケてしまってますねぇ。そろそろ新しくしたらいいんじゃないでしょうか。

では、神秘的な橋を渡って行きます。立派な木造の橋なんだろうか。

Ssdsc06828

Ssdsc06836 Ssdsc06830

山のようになっているので、階段を上っていく感じです。途中、石碑がありました。

Ssdsc06839

ココには昔、鉄道が会ったんですよね。「かむいこたん」駅のホームだけ、今も残ってます。

車輪が展示されていました。案外幅が無いもんです。

Ssdsc06840

機関車が何台か展示されています。型名にD51とも書いてあるので、あの有名な機関車ですかね。

Ssdsc06846

Ssdsc06847

たしか3台ぐらいはあったと思います。これだけSLが展示されているところもめずらしい。
そして熊注意がアチコチにあります。

Ssdsc06842


この通路に入るのはちょっと躊躇。いや、クマにハサミうちにされたら逃げ場がないし。一応、トンネルを抜けた先まで行き、引き返してきました。

Ssdsc06850

Ssdsc06851


柵で仕切られていますが、線路が橋のように渡ってる。昔は、ココを機関車が通過してたんかな。

Ssdsc06853

神居古潭駅のホームです。

Ssdsc06857

Ssdsc06858

神居古潭は、本来はハイキングコースになってて、登山スタイルでまわってくるのがいいのかも。ただ、クマ注意がアチコチに出てるので、山の中に入るのは、こわいよね。少なくとも一人では、入らないほうがいいだろうと。

Ssdsc06860

今回は神居古潭の入口を味わったということで、このぐらいで退散してきました。

戻りの橋の前にきましたが、注意書きを発見。100人以上は同時に渡れないとのこと。まぁ、今日は100人はいないとおもうので大丈夫か。

Ssdsc06864

Ssdsc06863


ここから再度高速にのり、札幌まで行きます。札幌で高速を降りて下道を走り、支笏湖を目指す感じです。

札幌から支笏湖まではワインディングっぽい道路です。走ってて、北海道としては珍しいので面白いのですが、道が悪い。アスファルトが荒れてしまって、凸凹してたり穴があいていたり、補修跡がゴツゴツしてたりと。

なんで、調子に乗って走ってるとバイクが跳ねてしまうこともあるので、まぁ、無理のない速度で安全に。

何とか支笏湖に到着。

Ss20230710_125451

Ssdsc06879

 

展望台のよなところで、バイクを止めて写真を撮ってましたが、虫がすごい。バイクはいい熱源みたいで、暖かいところに群がってくる虫たち。なんかすごい小さいのもいっぱい舞っている。つぶしちゃうと面倒なので、追い払う感じだろうか。

そのまま支笏湖の東側を走り、そして支笏湖を通過。

Ssdsc06881

ココがある意味、最後の観光ポイントか。後は、苫小牧を目指してひたすら走っていく。森の中を直線的な道で突き抜けていき、町並みに入りました。苫小牧の町です。

これまた北海道通の友人から言われたことだけど、「苫小牧にあるマルトマ食堂でホッキガイがうまい!食べてこい!」ということなので、行ってみました。海鮮市場がある地帯にあるようです。

Ssdsc06888

ま、わかってはいたけど、並んでるなぁ。終わりが14:00なのに。かなり炎天下なんで、ここで並ぶのはきついと思い、海鮮市場側の御店を探すことに。

ただ、14時ころになると、ネタ切れしてる御店が多くて、「海鮮丼は無いです」と言われた店が2件。そっか~~と、ホッキガイの海鮮丼が食べれる店を探してました。

Ssdsc06890

1件あったので、そこで遅い昼食に3色丼を頼みました。

Ssdsc06892

ホッキガイ、シャケのトロ、ホタテかな。柔らかくておいしいねぇ。ご飯は食べきれなかったけど。

ホッキガイのゆるキャラ。なんかぱっと見は、おにぎりに見えます。(笑)

Ssdsc06894

さぁ、予定は全て完了しました。御名残り惜しいのは山々ではあるが、フェリー乗り場へ向かうことに。ただ、フェリーにはまだ時間があったので、苫小牧近辺を少しバイクでまわりながら、向かいました。

あ、そうそう。フェリーでの夕食、朝食はバイキングだし、あまり沢山食べれないわりには値段も高いから、コンビニで買い出しをしておきました。弁当とかパンとか、おやつとか。あとビールか。そのほうが安上り。

Ssdsc06898

苫小牧港には、出航の2時間半ぐらい前についたのだけど、何とかなりのバイクが並んでました。すげ~~、皆さん、早いんだね~と関心。
私は後ろの方だったかな。

大洗へ帰る人がホトンドのようだけど、北海道在住の人が出発するケースもあるようで、そういう方もいらっしゃいました。長らく待たされてから、やっとフェリーに乗り込みました。バイクは多くて50台ぐらいはいただろうか。行よりも遥に台数は多いと思う。

Ssdsc06899

いや~~長いと思った北海道の旅もあっという間におわっちまったな~と、なんか期待と虚しさみたいなものがあったかな。そして、出航。さらば北海道の大地よ。また来るぞ~~と。

Ssdsc06704

Ssdsc06709

Ss20230710_193847

いやいや、まだ明日がある。無事に家に帰るまが旅だ。大洗から自宅まで頑張るぞ。予報によれば、明日の東京方面は酷暑! え?

そして、日が暮れて、夜が明けて、船上からおはようございます。いい天気です。海上はまだ涼しいですが、この日の予報は酷暑なんで、到着後がコワイです。

Ssdsc06717

で、無事に到着。バイクをフェリーからおろして、ほっと一息。だが、暑い!
もう北海道と同じ日本なのか?と思いたくなるぐらい暑い!

Ss20230711_141143

立ってるだけで汗がダラダラと。

そして帰途へ。家まで3時間弱ぐらいなんだけど、高速を走りながら、帰っていきました。

無事に到着。16日間の北海道旅を完了しました。

Ssdsc06905

今回の目標は最北端の宗谷岬でしたが、2回訪れ、さらに晴天で写真も獲れたわけで、目標は達成できたというところでしょうか。

それ以外の観光ポイントは、大小で約110箇所ありましたが。9割がたは達成できたという感じです。

心残りとしては、
 ・礼文島(雨でほとんどまわれず)
 ・函館山(雨で登れず)

多少は心残りがあったぐらいでちょうどいい。またくればいいと考えております。

この日の様子を動画にまとめましたので、よかったら御覧ください。

 

 

 

 


 

2023年10月 2日 (月)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 14日目:サロマ湖・能取湖を走る

朝起きて、すぐさま天気を確認。晴れてるぞ!ラッキー。

さて、この旅も終盤になりました。この日は、まずサロマ湖、続いて能取湖を目指します。思えば、約10年前に道東を訪れたときは、北海道を反時計回りで網走まで来たんですね。ちょうど、能取湖の手前まで来ているので、今回、能取湖をまわれば、北海道を一周したことになると思っています。

【この日のコース】
Map14

早々に支度して出発します。朝の紋別の町は静かでした。時間帯にもよると思うが、人や車があまり多くない感じでしたね。

Mah004421

紋別の町を出て、オホーツク海沿いを走っていきます。そして、サロマ湖の湖口と呼ばれるオホーツク海との接点がある場所を目指す感じです。

Map14_20231002150501

サロマ湖を目指して国道238号を走っていきます。途中、畑が続いているところでパチリ。まぁ、なんの畑かはわからないんですけどね。北海道らしい風景でもあります。

Dsc06768

〇サロマ湖湖口
 右手にサロマ湖が見えてくる道路、道道656号をどんどん走っていくと、行き止まりの公園がありました。

Dsc06774

ココはキャンプも出来るのかな。北側のオホーツク海側は砂または土の浜になってるようです。

Dsc06771

南側のサロマ湖側はゲートが閉じており入ることはできませんでした。この先は、湖口という海と湖の接点となりますが、クレーンとかが遠目に見えます。航路にもなってるそうで、一般人は立ち入れない。

Dsc06778

橋でもかかってると面白いと思うのだが、そこまではニーズがないのかもしれない。

Dsc06775

サロマ湖・湖口の歴史が記載された石碑がありました。サロマ湖は元は淡水だったころが、これでオホーツク海と繋がって海水が流入し、生態系も大きくかわったようです。

さて、このぐらいにして、元来た道を引き返していきます。途中、休憩エリアがあったので、ちょっと立ち寄りまして。まぁ、写真を撮るぐらいなんですけどね。

Dsc06781
Dsc06780

〇道の駅「愛ランド湧別」
 そして、サロマ湖の内陸側を通りながら、能取湖を目指していきます。

途中、道の駅「愛ランド湧別」があったので立ち寄ってみました。

Dsc06785

けっこう大きな道の駅でした。建物を抜けて裏側に出たところ観覧車とかが見えまして。

Dsc06783

Dsc06782

遊園地はどうやって入るの?と思ったら入口は別であって、入場料は別ということのようです。まぁ、有料ならいいかということで、ここを出てしまいました。他にも「自然派公園」とかがあって、散歩道を歩けたようです。もう少し調べてから行けばよかったか。

ここからサロマ湖沿いに国道238号を走りながら能取湖を目指していく感じです。

Dsc06789

途中、サロマ湖がよく見えるところで、停車して撮影していました。広いな~~この湖。調べると、日本では琵琶湖、霞ヶ浦に続く三番目なんだそうです。しかも淡水と海水が混ざってると。話題のホタテも取れるとかで。

〇能取湖・能取岬
 国道238号を走りながら、サロマ湖から能取湖の外周沿いになりまして。途中、綺麗な花畑があったので、停車して撮影。

Dsc067902
Dsc06792

なんの花かは、ちょっとわからない。花をアップで撮影しておけば画像検索できたんだけど、とか、今さら思ったりしています。

能取湖を抜けてその先、能取岬へ向かいます。

Mah004511
Mah004512

観光客も多くて、けっこうな車が止まっていました。ここには灯台もありますね。

Dsc06794

灯台のまわりは草原のようですが、この草は倒されているので、整地したんだろうなぁ。歩くのに多少の注意が必要だと思いますが、まぁ普通に歩ける。

Dsc06798
Dsc06805

岬をぐるっと一周歩きまして。崖の下が見えるところで、パチリ。まぁ、恐いんで、あまり身を乗り出さない範囲で。

Dsc06804
Dsc06801

天気がいいんで実に気持ちい風景となってくれました。

ココ、トイレはあるんですけど閉鎖してるんだよねえ。え~観光地なのに。

Dsc06806

 

冒頭にも書いてたんですが、このポイントをもって、10年前に訪れたツーリングと繋がったと思います。第一の目的は北端の宗谷岬を目指した旅でしたが、ここが第二の目的地だったかもしれません。これで北海道を一周という目的が達成できたと思います。

〇比布
 さぁ、旭川方面へ向かおう。本日の宿になるのは比布市(ぴっぷし)です。「ぴっぷ」なんて、ポケモンみたいでカワイイ名前だなぁとか思いますね。

Dsc06807

元来た道を戻り、能取湖・サロマ湖沿岸を通り、高速に入ります。旭川紋別自動車道です。
この高速、タダなんですよね。旭川から先が有料とのことですが、素晴らしい。

Mah004631

今回の北海道で初めて高速を使いました。ただ、道がイマイチ悪いんですよね。補修跡がたくさんあって、凸凹してるのでバイクにはキツイかも。さらに、車のペースが早い。まぁ、煽り運転までは行かないが、けっこう後ろが迫ってくるんで、方々2車線になるタイミングで抜いてもらいました。

多少、雲が増えてきて、少しパラっときたこともありましたが、無事に旭川の手前、比布に到着しました。

実は、この地名が「ぴっぷ」というのは、ここに来るまで知りませんでした。単にホテルの名前だと思っていたので。

Mah004661
Mah004662

隣はスキー場のようです。スキー場って夏場は別のアトラクションとかやってる場合もあるけど、ココは営業はしてなかったですね。リフトが動いていれば、頂上まで上がれるといい景色とか見れたかもしれないけど。

Dsc06809
Dsc06813

スキー場をしばらく眺めてたけど、頃合いということで、「游湯ぴっぷ」というホテルに到着。時間は16:00ぐらい。

Dsc06815

バイクはどこに止めたもんかと、エントランス前のロータリーをまわってたら、中から職員の方が出てきて、「○○さんですか?」と言われたので、「はい」と答えると、バイクを止める場所を教えてくれました。予約するときに、「バイクで行くのでよろしくお願いします」と連絡しておいたのが良かったか。

Dsc06818


コンテナタイプのバイク置き場。これは雨風がしのげて助かる。ちなみに、この日は私ともう1人のライダーが宿泊していたようで、2台でした。また、夜遅くにバイク置き場のシャッターが降ろされており、防犯的にも助かる配慮でした。

晩飯もホテルでいただきました。ま、ホテルはスキー場にあるし、まわりにコンビニや飲食店とかは無いので、ホテルで食べる以外に選択肢は無さそう。ホテルのコース料理だったんだけど、大変、美味しくいただきました。少し、紹介すると。

Dsc06689_20231002154701

これは紫鮮白魚だそうで。北海道産なのかは確認してないけど、こりこりした感じで美味しかったです。

Dsc06688

お刺身の4種盛り。たぶん、北海道産じゃないかと思うけど、これまたおいしい。刺身、大好きです。

Dsc06695

このイシモチのパン粉焼きが美味しくてね。イシモチ自体、あまり食べたことがないのだが、イイものが食べれました。

Dsc06700

メインとなる牛肉のなべ焼き。やわらかくておいしい肉でした。

さぁ、明日は北海道最後の日。比布を出発して旭川を通り、苫小牧のフェリー港を目指します。観光地は、旭川の神居古潭と支笏湖ぐらいだろうか。

天気は引き続き良さそう。とうか、かなり暑いかもしれない。
果たして!?

 

〇動画にまとめました
 この日の様子を動画にまとめました。チャンネル登録もよろしくお願いします。

 

〇広告(北海道名物)


 

2023年9月22日 (金)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 13日目:エサヌカ線を走る

この旅も終盤になってきました。この日は稚内を離れ、紋別まで行きます。天候予報によれば、「晴れ」確定!
ならば、「宗谷岬」へ行かねばなるまい。晴れた宗谷岬の写真が撮りたいと再訪問を決意しました。

もう、早朝出発で行きます。幸いにも利尻島以来、早起きのクセがツイてるので、4時に起きてしまいました。
朝食を食べて出発準備。6:30頃には出発しました。

Map13

この日のコースは、いたって単純。宗谷岬をまわりつつ、オホーツク海沿線を紋別まで走るコースです。もともとは宗谷岬を避けて内陸を突っ切る予定でしたが。

Mah004221

〇再び宗谷岬
 「うぉ~~いい天気や~~」ということで、宗谷岬に到着。他にライダーはいませんでしたが、早々とモニュメントの前にバイクを停めまして。ちょうどよく、観光にきた御夫婦がいらしゃったので、撮影を頼んだところ、引き受けてもらいました。ありがとうございました。

Dsc06622facemark

いや~~~、昨日と違って快晴の稚内は素晴らしい。印象が全然違うね。何度も言いますが、この宗谷岬が、この旅の目標だったわけで、それを快晴で過ごすことができて、本当に嬉しく思いました。

Dsc06625_20230922121001

ホント、神様に感謝です。

20230708_070739

モニュメントの前からバイクを移動して、景色を堪能。あと、近所のお土産屋さんで宗谷岬のキーホルダーを記念に買いました。

Dsc06624

名残惜しいですが、宗谷岬を後にして、オホーツク海・沿岸を走っていきます。

 

〇道の駅「猿払」
 次の目的地である「道の駅・猿払」へ向かいます。途中、見事な岸壁があったのでバイクを停めて撮影。


Dsc06631特に名前は無さそうだが、茶色い浜があって、その横に岸壁が展開されていますね。

さて、道の駅「さるふつ公園」へ到着。ココには、変わったもんがあるというので立ち寄ってみました。子供向けの遊具がある公園と併設された道の駅か。なんかこうひっそりとしておりました。

Dsc06644

Dsc06643

で、ここのある変わった施設は対向車線側へ渡る地下通路にありました。

Dsc06635_20230922121701

ブラックライトで照らされた浮かび上がる絵。両側面にあります。

202307080806071

あははは。なんか無駄に凝ってるかなぁとか、思ってはいけない。けっこう凝った映像になっています。この通路は道の駅が道路の反対側へ抜けられるためにあるようです。海岸側はモニュメントと駐車場だけで施設は無いんですけどね。

Dsc06641

そしてモニュメント。ソ連の船が座礁し多くの人が亡くなったことへの慰霊碑なんだそうです。あ、ソ連?ちょっとな。でも乗客に罪は無い。

〇エサヌカ線
 次はザ・北海道と言っても過言ではない、「エサヌカ線」を走ります。ココをバイクで走るのを楽しみに北海道に来るライダーも多いらしい。私も同じです。

エサヌカ線は今回の旅の一大イベントになります。是非、晴れたエサヌカ線を走りたいと思っていました。北側から入り、南へ抜けていくコースで走っていきます。

Map13_20230922131501

途中、クランクが2回ほどあります。全長16㎞のコースです。

Map13_20230922131502

エサヌカ線に入り、一発目に思うことは、「広い!」でしょうね。

Dsc06646
Dsc06649

ガードレールや看板、信号も無い。見渡す限りの地平線。そしてよく整備されたキレイな舗装道路。こんな道は、日本には他にないだろうと言えるんじゃないかな。

Dsc06653-1

そして好都合に天気がよかったので、サイコーのコンディションで走ることができました。もうね、まさにWindowsXPの壁紙じゃないかと思える風景でした。

あまりに気持ちいので、途中で引き返して、もう一度、走り直し。写真は2周目で撮影したものが多いかな。

このエサヌカ線。Youtubeやブログなどの写真で見るのと、実際に自分の目でみて走ってみた感じでは、全然、印象が違う。気持ちよさはハンパない。やはり実際に訪れて、見渡す限りの地平線を味わってほしい。

昨今、バーチャルな世界で、バーチャル旅行なんてものもあるみたいだが、人間の五感全体で感じるこの感覚は、他の何事にも代えがたいと思うね。

エサヌカ線を抜けて、少し先に「クッチャラ湖」というのがあったので、立ち寄ってみたんだけど、イベントをやってるとかで入場規制されていたので、パスすることにしました。かなり遠くにバイクを止めて歩いていかないといけないので。

 

〇北見神威岬
 ここからまたオホーツク海沿岸に戻り南下していきます。トンネル手前で岬側へ通じる道があったので、そちらへ向かってみました。

Dsc06670-1

この岬は、北見神威岬というそうです。北海道は神威という地名が多いねぇ。ただ、残念ながら、気付かづに素通りしてしまい、いつの間にか本線に戻ってしまいました。

Dsc06672-1

そして、その先、北見神威岬公園に立ち寄りまして。バイクを止めて景色を堪能。天気がいいので、なんでも良く見えます。さっきの北見神威岬も雄大に見えますね。

Dsc06681


ここを後にし、さらに南下していくと、道路沿いに北緯45度のモニュメントがありました。オホーツク海側ですね。オロロンライン側にもありましたが、あちらに比べると、ひっそりしています。

Dsc06686

 

〇ウスタイベ千畳岩
 千畳岩へ到着しました。かつて火山噴火で出来た岩場のようだけど、畳のように見えるということで、この名前がついているようです。

Dsc06689
Dsc06692
Dsc06697

Dsc06693

たしかにこれなんか畳が積みあがってるように見えるね。

Dsc06701

〇道の駅「マリーンアイランド岡島」
 千畳岩からさらにオホーツク海沿いを走り、道の駅、マリーンアイランド岡島へやってきました。特徴的というか、船をもじった建物です。

Dsc06703

中にはレストランもありました。2階屋上は展望台になってます。そこには煙突のようなモニュメントもありますね。

Dsc06706
Dsc06707

戻ってくると、なぜかバイクがすごい増えてました。

Dsc06709

 

〇道の駅「おこっぺ」
 オホーツク海を進んでいき、道の駅「おこっぺ」へ立ち寄りました。ココには、列車を改造した無料宿泊施設があるとか。

Dsc06714

列車の中を改造して、畳引きにしてあり、ここで寝られるようです。無料なのはポイントかもしれない。写真は、窓ごしに撮影したもので、中には入ってないです。ネットの記事を見ると、キャンプ場代わりに利用される人もいるようです。

Dsc06717
Dsc06716

ちょうど、中庭で高校生のダンス大会をやっていました。けっこういろんな衣装をまとった高校生ダンサーが踊ってて、少しの間、見学してました。写真は、マリオブラザーズかな。

202307081329491

あと、「おこっぺ」といえば、ソフトクリームが有名だそうで食べてみました。既製品と違って、濃厚なバニラで美味しかった。これは、食べてみることをお勧めします。

Dsc06720

天気のいいオホーツク海を眺めながらパチリ。

Dsc06725

 

〇オムサロ遺跡公園
 さて、紋別が近づいてきました。このあたりに、竪穴式住居の跡地みたいのがあるということで、立ち寄る計画でした。オムサロ遺跡公園と言います。

Dsc06727

ところが・・・。

Dsc06729

ぎょえ~~。クマ出没のため立ち入り禁止と。時期的には2カ月以上前ではあるが、北海道ではクマ出没により立ち入り禁止の看板が多い。

Dsc06730

まぁ、もともと熊注意の看板はあるわけですが。クマと戦う勇気はないので、次へ行きます。


〇オムサロ原生花園
 この遺跡公園の向かいの海岸沿いに「オムサロ原生花園」があります。そこへ移動しました。

Dsc06733

海岸沿いにあるオムサロ原生花園です。サロベツよりははるかに規模は小さいですが、花植物が見えるそうです。

Dsc06734

ここにもクマ出没の看板が。日付はこちらのほうが新しい。ただ、この花園は立ち入り禁止にはなってないです。森ではないのでクマがいればすぐにわかるだろうという所でしょうか。

Dsc06735


流氷岬と書かれています。冬は流氷のビューポイントになるとか。それにしても夏のオホーツク海は、キレイだ。青が濃いのがいいねぇ。

Dsc06736


植物群の中に道ができているので、テクテク歩いていきます。

Dsc06738

橋がありますが、立ち入り禁止でした。老朽化しているようです。まぁ、クマも出るし、森の方はやめた方がいいってことで。この先に湿原があるようだけど。

Dsc06758


花園なんで花を楽しむ。たくさんの花々があるらしいのだが、私が行った時期が悪かったのか、あまり多くはありませんでした。見逃しただけかもしれませんが。

Dsc06751
Dsc06761
Dsc06762

 

〇紋別へ到着
 この日のツーリングはこのぐらいで。ここから紋別のホテルへ向かいます。紋別セントラルホテル。普通のビジネスホテルですが、大浴場もあるし、レストランもある。ココで晩飯セット付のプランを頼みました。

Dsc06672

天井は低めですが、屋根下にバイクを止められるのもポイントかも。おそらくライダーに有名なんでしょうか。バイクがたくさん止まってました。私がきたときは、2~3台だったんだけどね。

ホテル到着が早かったので、着替えてから付近を散策してみました。ツーリング後の付近を散策するのも、案外好きです。

Dsc06767

サツドラ! 北海道のアチコチにあるドラッグストアチェーン。ドラッグ界のセイコーマートか?というぐらいに、あちこちにあります。ここにもありました。どこも大きいんだよねぇ。さぞや、儲かってるのか。それにしても、ネーミングがアレですよね。

Dsc06654

近くにプリンスホテル(温泉付き)があるのか。そっちでもよかったか。

すぐ近くが紋別港なので、そちらのほうへ行ってみます。

20230708_164935

工場が稼働していました。有限会社デリカ食品と書いてありますが、地元食材を使った食品工場のようです。賑やかに作業しておりました。ただ、漁港は朝早いということで、他はひっそりとしていますね。

20230708_165125

これはセメント工場のようです。

Dsc06665

どこにでもいるウミネコちゃん

Dsc06663


立派な漁船をながめつつ、漁港をうろうろ

Dsc06669

漁船から視線を感じましたが、フクロウがこっちを見ている。

Dsc06675

晩飯は、北海道名物「ザンギ定食」にしました。出てきて、このボリュームにびっくり。いや、食べきれるか?という量だったかな。食べたけど。
基本的には味が濃い目の唐揚げなんだけど、この独特な味わい、ビールが似合う。

食後にホテルのバイク置き場を見に行きましたが、予想外にたくさん止まってました。

Dsc06677
Dsc06676

さて、この度も終盤。明日は、最後の宿泊地である旭川近辺へ向かいます。今まで、沿岸沿いをぐるっとまわってきましたが、この紋別から先、サロマ湖を最後に内陸に入り旭川を経由しつつ、苫小牧を目指す感じですね。

予報によれば、明日もいい天気のようです。

〇動画にまとめました
 この日の様子を動画にまとめました。エサヌカ線など、実際に動いてる風景をぜひご覧になってほしい。チャンネル登録もよろしくお願いします。

 

〇バイクギア紹介(広告)

 このウェストバッグを購入して使っています。柔らかい素材ですが、しっかり作られており、使いやすいです。内部にはフロント部にスマホを入れることを意識したポケットがあります。内部の体につく側にはメッシュのポケットがあり、小物を収容できます。

ベルトバックル部は、ゆるみ止め機構が付いてますので利用中にベルトが緩むことは無いです。スマホ、財布、ハンカチ、日焼け止め、カメラなどを入れて持ち歩いています。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

RS TAICHI アールエスタイチ RSB285 ウエストバッグ(5L)
価格:6,909円(税込、送料別) (2023/8/10時点)

楽天で購入

 

 

2023年9月 8日 (金)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 12日目:最北端へ到達

ついに、この日が来たと言うべきだろうか。

この日は、今回の旅の目標地である最北端:宗谷岬を訪れるつもり。旅はすでに12日目であるが、苫小牧から11日かけてココまでやってきた感じなのかな。実に楽しみだ。天気は曇りなんだけどね。

Dsc06508

さらに「白い道」や宗谷岬周辺を走ったり、「からふと食堂」でウニ丼、豊富温泉やトナカイ牧場などの盛り沢山の内容です。

〇宗谷岬
 利尻島に渡るフェリー対策で、すっかり早朝に起床するようになってしまい、この日も特に急ぎではないが、4:30頃に起きてしまいました。温泉に入って朝食。早めに出発することに。6:00過ぐらいか。

Mah003991

「宗谷岬で撮影するなら早朝」とも言われているのでちょうどいい。遅くなると、観光客が増えて、なかなかバイクと一緒に撮影が難しいらしいので。

Mah004021

海岸沿いの道路を宗谷岬へ向かって走っていく。約30分~40分ぐらいで宗谷岬へ到着しました。

Mah004031

到着すると先客ライダーが1一人、宗谷岬のモニュメントの前におられて、手招きしている。

Mah004032

バイクで入っていくと、
 「撮影してくれないか? あなたも撮影してあげるので」
ということで、撮りっコすることに。他に観光客はいないようだし、チャンスだ。

Dsc06499facecover

ここで撮影。自分でもバイク単独で撮影。天気は曇りだが、この写真が撮れたことで、
 「最北端を訪れる!」
という目標が達成できた。まさに感無量!大きな目標を達成することが出来た気分です。

そのまま宗谷岬をブラブラと。

Dsc06503

Dsc06505

Dsc06506

写真を撮影してくれたCB1300さんのバイクをパチリ

Dsc06507

それにしてもCB1300は人気があるねぇ。ほんとよく見かける。北海道にツーリングに来ているバイクで5本指に入るぐらいじゃないだろうか。

20230707_071540

この後も、他のライダーさんがやってきましたね。ぼちぼちと人も増えてくるのだろうか。

Mah004061

〇白い道
さて、こっから「白い道」へ行くことにしまして。宗谷岬から丘側に行くと、

「貝殻を敷き詰めた白い道がある」

ということで、行ってみました。

あらかじめルートガイドを参照してナビにもインプットしておいたのだが、看板が小さくて見落としたりして、道に迷ってしまった。引き返して再トライ。曲がる場所を間違えなければ、何てことはない。

1_20230908135001

途中、キツネがいたようだけど、近づいたら逃げられてしまいました。黄色〇がキツネ。よく見えないねぇ。

Dsc06511

さぁ、白い道です。この写真の位置から約200mぐらい先。基本的にはダートなわけだが、特に荒れてるということもなく普通に走れるそうです。ただ、あまり甘く見すぎてハンドルを取られることが無いように、注意して低速で走行することにします。時々、陥没とかもあるんで、路面をよく見たほうがいい。

Dsc06513_20230908141701

気持ちよく疾走するというより、この珍しい道を踏みしめながら、旅情を味わうという感じかな~。

しばらく走って、バイクを止めて写真を撮ります。遠目に見ると雪の上を走ってるような感じ。

20230707_080105

タイヤは真っ白ですね。あと、巻き上げるんで、アンダーカウルが白くなる。

Dsc06520

Dsc06522


路面の貝殻はこんな感じ。

Dsc06518_20230908141801

Dsc06519

時々、対向車も来るので注意したほうがいいかな。私は止まってやり過ごしました。

Dsc06514

この白い道。出来上がって10年はたってると思うが、だいぶ痛んできてるのかも。ダートとしては、難しくない部類だと思うが、所々に陥没とかあるし、不用意に飛び込んでハンドルを取られないように注意したい。

多少は補修工事が必要な時期かもしれんね。あと、貝殻が減ってるんじゃないかな。できれば晴れた日に来たかったけど、白い道を走破できたんで良かった。

〇宗谷岬周辺を走りつくす

Mah004111

こっからは宗谷岬周辺の道を走りつくしてみようと思いまして。いったん内陸側へ入ったところで、牧場を見かけました。

20230707_081838

20230707_081845

この牧場、道路沿いにあるけど、柵は無いんだよね。つまり人も動物も出入り自由なわけで。牛さんを眺めていると、チラッとコッチをみつつ、じ~~と見つめてきたんだよねぇ。

Dsc06525

突然、突進されたらヤバイので退散しました。まぁ、赤いバイクでは無いし、他に赤いものはないので、大丈夫とは思うけど。(笑)

このあと、再び宗谷岬へ立ち寄りましたが、観光客がかなり増えてました。たぶん、8:30ぐらいだと思うけど、これだとバイクを入れて撮影というのは、ちょっと難しいかもしれんね。やはり宗谷岬の撮影は早朝に限るようです。

Mah004131

続いて東側の海岸線である国道238号を南下していきます。天気は曇が暑くて景色はイマイチなんですが、それでも景色を堪能しつつ走っていくところ。そして、道道1077号(稚内猿払線)へ入り、内陸へ向かいました。

1_20230908142601

この道道1077はとてもきれいで走りやすい道なんだけど、所々、スマホの電波が入らないですね。ま、しゃーないところではあるが、スマホナビを使ってる人は気を付けてください。

Dsc06529_20230908154201

半島の真ん中ぐらいで道道889(上猿払清浜線)に入り北上していきます。宗谷岬を目指す感じですが、途中に風車地帯がありましたね。その手前でシカに遭遇。右手をピョンピョン跳ねながら走っていきました。近づくと逃げてしまいますが、少し先で3匹いましたっけ。

Dsc06530

このぐらいで、宗谷岬周辺の道路はだいたい走り切ったかなと自己満足。

〇からふと食堂でウニ丼
 谷岬を堪能した後は、今度は稚内へ戻りつつ、ノシャップ岬へ向かいます。ココにある「うに丼」の御店、その名も「からふと食堂」です。北海道に詳しい友人に聞いていた「稚内へ行ったらココに行っとけ」というアドバイスに従い、行ってみます。

Dsc06532

ノシャップ岬のすぐ近くにありました。駐車場がダートなんで、ちょっと気を使う。で、店内に入りました。昼食には少し早い時間ではあったけど、この日は朝早く出てるので、ちょうどいいか。

店内は他のお客はいなくて、私一人でした。お椀のサイズが普通とミニとあるようで、私はミニで、うに丼を注文。ホタテもついてきます。

Dsc06533

いや、利尻島で食べたときより、ウニが多いかも。こりゃ新鮮でうまい。もう、なんか一気に食べちゃいました。北海道でのちょっとした贅沢を堪能することができました。

20230707_101921

うに丼を食べるとステッカーがもらえます。ライダーだとこれをトップケースとかに貼るのが定番らしい。残念ながら持ってないんだけどね。今回の北海道で2回目のうに丼を堪能。カロリー高いかなとか、ちょっと思いながら樺太食堂を後にしました。

いや、うまかった。

 

〇ノシャップ岬(再)
 先日のノシャップ岬は雨だったので、リベンジかねて再訪問。ま、曇りなんだけどね。イルカの像等を眺めていました。

Dsc06544

Dsc06542

〇サロベツ原野の展望台
 さて、ココからは内陸、国道40号を走りサロベツ原野あたりを目指します。バイパスのように整備された一瞬高速かと思えるような道を進んでいく感じです。

Mah004181

途中、シェルターとかかれた休憩施設があったので立ち寄ってみました。屋根付きのパーキングで、トイレや自販機もあります。北海道ならではでしょうか。雪がしのげるようになってるということか。

Dsc06547

さらに進むと、「サロベツ原野展望台」というのがあったで立ち寄ってみました。無人の施設で他にお客さんはいなかったな。

その先で展望台に立ち寄ってみました。ここは、「宮の台展望台」という場所。

Dsc06548_20230908144101

まわりは平野から、やや上ったところにあります。高い所は苦手なんですが、階段を登ってみました。

Dsc06550

Dsc06552_20230908144201

展望台の中は、ソファーやテーブルがあります。なんか無人の施設でこれは珍しいかも。施設の中から、サロベツ原野が見渡せます。

Dsc06553

いやぁ、見渡す限りの平原を少し眺めつつ、「これがサロベツ原野か!」と自己満足しておりました。


〇豊富温泉
 次に「豊富温泉」に立ち寄りました。ココも、温泉好きの友人から聞いてところで、

 「近くに行ったら絶対に入りたい温泉」

ということです。

Dsc06556

世界でも珍しい油分を含んだ温泉で、アトピーとかに効果があるそうな。温泉はホテルや旅館とかにもあるけど、町営の「ふれあいセンター」という入浴施設に入りまして。

浴室が、「一般」と「湯治用」に別れています。フロントで聞いたところでは、「湯治用」は温度が低いんだそうです。長く入ってられるようにということでしょう。

私は「一般」に入りました。湯温は熱いです。まぁ入れないということはないですが、長く入るのは厳しいかも。お湯の色は、いわゆるサビ色。ちょっと金属っぽい匂いがしますね。肌はややヌルヌルします。

しばらく浸かって、のんびりと風情を楽しんで出てきました。いや、かなり熱くて、汗がダラダラで、しばらく扇風機の前にいました。

〇トナカイ牧場
 豊富温泉を後にし、この後、トナカイ牧場を見物に。やや、ひっそりとした感じかな。駐車場にバイクを停めて正面にあるハウス。けっこう立派です。中には食堂もあります。

Dsc06580

センターハウスを通り抜けた先に牧場がありました。柵で囲ってあるんだけど、見ることはできますね。

Dsc06567_20230908144801

Dsc06561_20230908144801

Dsc06558

もっと沢山いるのかと思ったんですが、そうでもありませんでした。全部、出てきてるわけじゃないかもしれませんが。そんな中で飼育員の方が世話をしているところを見ることができましたが、このトナカイの角が一番立派だったか。

Dsc06568_20230908144501

施設内にはサンタの衣装とかもありますね。サンタのコスプレをして写真が撮れるらしい。

Dsc06578_20230908144901


あと、トナカイ肉のソーセージも売ってました。昔は内部のレストランで食べれたらしいけど、今はメニューには無いみたい。ちょっと迷ったんだけど、買ってもクール宅急便で送るしかないので、高くつきそうだし、今回はあきらめ。値段は4本で1000円というところですかね。

Dsc06579_20230908144901

ちなみに本場ノルウェーかスェーデンでもトナカイ肉はあるそうだけど、まずくて食べられないというのが、友人の話だったけど、ここのソーセージは、「トナカイ肉だよと、教えてもらわないとわからないぐらい」だそうです。

〇サロベツ原生花園
 トナカイ牧場を後にして、サロベツ原生花園に向かいます。入場料とかはなくて、いつでも入れるみたい。湿原内に木道が整備されていて、植物が見られますね。

Dsc06585

のんびり歩いて景色や花を堪能します。

Dsc06586

これは浚渫船(しゅんせつせん)というそうです。かつてこのあたりの湿原で泥炭が取れたらしい。その泥炭を採掘していた作業船。

Dsc06588

キレイな木道が整備されているので、歩きやすく原野の奥まで入っていける感じかな。植物は全く疎いのだけど、確かにいろんな種類がありそうです。

Dsc06595

Dsc06594

ちょっとした展望台がもあって、その上から全景を眺める。利尻島の方は雲が厚いのだけど、うっすらと見えますね。

Dsc06596

やはり利尻富士というのは、このあたりのシンボルなんだろうなぁとか思ってました。雄大だもんねぇ~。

Dsc06597

Dsc06603

Dsc06604

北海道・サロベツの自然を見物して、ソフトクリームを食べまして、サロベツ原野を後にしました。

Dsc06609_20230908145701

〇再びオロロンラインへ
 サロベツ原野からオロロラインへ抜けて走りました。ちょっとバイクを停めて目前の利尻島を眺めてみると。


 Dsc06611

雲が少し減って、青空が見えてきてますが、利尻島には、かなり雲がかかってる感じですね。ただ、その雲があまりにもダイナミックですっかり見とれてしまいました。

Dsc06616_20230908150001

雲が立体的に渦を巻いてるような感じですかね。

 

この日の訪問先はこんなもんでしょうか。稚内のホテルへ戻りました。

前半は宗谷岬を中心に周辺部含めて走り抜けました。後半はサロベツ方面で、原野を見たり豊富温泉入ったりと。そうそう、ウニ丼もあったので、実に充実した一日なりました。

明日は、稚内に別れを告げて、オホーツク海沿岸を走ります。天気は晴天の見込み。ん、ならばもう一度、宗谷岬に寄るかな。今日は曇りだったし。晴れた宗谷岬も絵になりそう。

それもこれも起きれればの話なんだなと、まぁ、大丈夫だろう。

〇動画
 この日の様子を動画にしてあります。よろしかったら、御覧になってみてください。


 

 

〇バイクギア紹介(広告)

 このウェストバッグを購入して使っています。柔らかい素材ですが、しっかり作られており、使いやすいです。内部にはフロント部にスマホを入れることを意識したポケットがあります。内部の体につく側にはメッシュのポケットがあり、小物を収容できます。

ベルトバックル部は、ゆるみ止め機構が付いてますので利用中にベルトが緩むことは無いです。スマホ、財布、ハンカチ、日焼け止め、カメラなどを入れて持ち歩いています。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

RS TAICHI アールエスタイチ RSB285 ウエストバッグ(5L)
価格:6,909円(税込、送料別) (2023/8/10時点)

楽天で購入

 

 

2023年8月31日 (木)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 11日目:雨の礼文島

この日は礼文島をまわる予定だった。前日の天気予報によれば、この日は一日雨。まぁ、日本各地、雨模様のようなのでしょうがないところではあるが、起死回生の天気再生がないかな?とか思っておりました。

さらに正直なところ、どうするか?とも考えてまして。100%雨だとわかっている中で、礼文島をまわるか?とか。とっとと稚内へ帰り、ホテルでぬくぬくする選択肢もあるにはあるし。

でも、「次にいつ来れるか?」 そもそも、「来ることができるのか?」という思いがよぎり、「礼文島へ行ってみるか」という気になりまして。まぁ、嵐というわけじゃなさそうなので、なんとかなるだろう。

礼文島行のフェリーはは9:20発。例によって予約は出来ないので、余裕をみて8:00ぐらいに港に行けばいいか。ユックリ目の計画になりました。

〇礼文島へ出航
 朝起きて外を見ると、まだ曇り。ただ、いつ降っても不思議じゃないぐらいの天気。朝食を食べて支度してホテルをチェックアウトし、バイクの所に行ったが、まだ降ってなかった。レインウェアを着こんで荷物の防水装備を整えつつ準備完了。

20230706_081806

出発するときには、ポツポツと降ってきました。港へはホテルから近くです。フェリーターミナルへ到着後、建物の下にうまく入れて、そこで待つことにします。

20230706_080342

チケット売り場は空いてて、窓口で確認すると、
 「チケットの販売は1時間前からで、先発のフェリーが出航してからとなります」
ということで、しばらく待つように言われました。稚内だとすぐ売ってくれたんだけど、場所によっては、きっちりルールを守るという感じか。

しばらく待って販売が開始されると同時に購入。窓口は空いてました。天気悪いので礼文島へ行く人もあまり多くないというところか。この日のバイクは私を入れて3台かな。一人は、昨日、一緒に利尻島へ渡ったセローの方でした。ちなみに、昨晩、初めてゲストハウスに泊ったそうで、終日どんちゃん騒ぎで寝不足らしい。

暇なんで雨の中ですが、港で待っていると、ほどなく礼文島行のフェリーがやってきました。

20230706_085216

フェリーに乗り込み、定刻に出発となりました。この時、天気は雨がパラパラか、止んだりでしたね。

20230706_092351

なんと曇ってはいるが、利尻富士のてっぺんが見えています。島の天気は変わりやすいか。

Dsc06458

利尻島~礼文島間のフェリーは、時間にして30~40分ぐらいの短い航海。雨は降っているが寒くはないので、デッキでブラブラしていました。
でも、アッという間に、到着というところでしょうか。発進準備の放送が流れたのでバイクの所へ移動。

Dsc06463_20230831124601

礼文島へ到着後、下船準備をして、無事に出発。

Dsc06466

〇礼文島へ到着
 セローさんとは、港で別れ、各々の旅を続けることに。さて、私はというと、まずは礼文島の北端を目指しつつ、礼文空港を目指すことにしまして。

雨はパラパラで、降ったりやんだりと微妙。とりあえず、ガソリンを補給するために手近なスタンドへ。離島のガソリンは高いとは聞いていたが、7/6時点でレギュラーガソリンが、196円/Lなんで、かなり高いね。ま、選択肢はないのでしゃーないところです。

ガソリンスタンドのオジさんに天気のことを聞いてみたけど、

 「あ~~、今日は一日、雨だね~~」

と絶望的な回答をもらいまして。あはははは。

ただ、この時点では雨は降っていなかったので、車載カメラを設置しました。まぁ、もつかな?と淡い期待。礼文島は島の東側に道があるので、そこを北上していきます。

Mah003921

シールドにポツポツ雨がついてますね。

Mah003922

狭い島なんだけど、集落やちょっとしたお店があったり、山っぽくなったりと、景色は変わっていきますが、はっきり言って、景色を楽しむ余力は無くて。

Mah003931

トンネルの中で雨宿りしたい気分でもあるが、ここに長いするわけにもいかんしねぇ。先を急ぐことにします。

Mah003932

〇礼文空港
 礼文島の北部は、東側と西側が飛び出した半島になってます。礼文空港は東側ですね。

Map_20230831125801

雨がひどくなる前にということで、バイクを止めて撮影。

20230706_104958

この写真は礼文空港側(東側)の半島の海沿いですが、西側の半島がボンヤリと見えてます。ここから北端を通り、空港へ向かいます。ホントは北端で写真を撮るつもりが、いつの間にか通過しちゃったみたい。余裕ねぇなぁ~俺。

Mah003953

礼文空港へ向かう分岐がありまして。やや高台を通り、礼文空港前へ到着しました。

Mah003954

だいぶ雨が増えてきてるなぁ。

Dsc06469

よく調べてなかったのだけど、この空港は現在、休港中でやってない。というか、ほとんど廃虚やんと思ったり。Wikiで調べると、2026年までは休眠扱いとなってて、維持費も出てるらしい。島民は再開を希望しているとか。たしかに定期便があれば便利だし、より観光客も呼び込めるかもしれないけど、どうなんでしょう。

Dsc06471

で、のんびり写真を撮ってると、雨が強くなってきました。ちょっとヤバイということで先を急ぐことに。

Dsc06472

〇スカイ岬
 ココからスカイ岬へ向かいます。スカイ岬は礼文島の西側にあります。

Map_20230831133701

ただ、移動中にどんどん雨が強くってきました。

Mah003972

到着は20分後ぐらいで到着しました。

Mah003971

雨なんだけど、観光客は来てるみたいで、バスが何台も止まってますね。とりあえず、バイクからカメラを撤去し、トイレに避難。そこしかずぶ濡れで入れる場所が無いもんで。

Dsc06473

一旦、身支度を整えつつ、どうしようかなとか考えてました。この先、スカイ岬まで歩いていける元気が既にありません。カサをもってくればよかったな~とか、思ってましたが、仕方ない。

Photo_20230831133601

写真はネットから拝借。モザイクかけてます。こんな景色だったのか~~残念。天気がよければ、いいものを見れたかもしれないねぇ。しばらく待ってましたが、雨がやむ気配もなく、仕方ないので出発することにしました。

 

〇スコトン岬
 これから礼文島の北端、スコトン岬へ。思えば、このタイミングが一番雨が強かったかもしれない。バイクを止めてお土産屋さんの軒下で雨をしのぐも、ちょっと厳しい。島の先端で、やや高台でもあるので風も強い。

Map_20230831133901

晴れていればサハリンまで見えるらしい礼文島の最北端であるが、見るに見えない感じか。決死の覚悟で岬の先端を見学。というか、チラッと見た感じ。カメラを濡らすわけにもいかないので、写真は撮れませんでした。まぁ、撮る気もなかったんだが。

何とも残念だが、仕方ないところです。

〇礼文島南端
 ココからは南端を目指します。礼文島は東側に道があるが西側には道がない。つまり一周はできないので、南端の行けるところまで。

Map_20230831134801

集落を通り、南端へ到着しました。雨がやまないな~~とか、ちょっと思いながら撮影。

20230706_124130

道路としてはここまで。この先は私有地のようで立ち入り禁止となってるようです。

20230706_124133

まぁ、ライダーたるもの、先端や行き止まりが大好きなので、礼文島の南端を征服したということで良しとしましょうか。この後、バイクをUターンして来た道を戻る感じです。

元々の予定としては、この後、映画にも使われたという「カナリヤパーク」や、高台にある「桃岩展望台」とかを考えてましたが、雨のツーリングは思った以上に神経を使うようで、どっと疲れまして。

天気が良ければ、夕方まで礼文島にいるつもりでしたが、この雨じゃ満足に周れないということで、撤収することにしました。予定していたフェリーよりも1本早い便、14:20のフェリーに乗ることにします。

〇フェリーで稚内へ
 南端からフェリー港までは、10分もかかりません。

Dsc06487

港のターミナルで、屋根下へバイクを置けると、ホっと一息。まぁ、事故もなく無事にたどり着けてよかった。出航まで1時間半ぐらいあるが、チケットを購入。ここはすぐに売ってくれました。バイクは少し多くて7~8台ぐらい。

屋根で雨をしのげるとは、なんとも安心感あるなぁとターミナル内で過ごしておりました。

Dsc06488

礼文島のゆるキャラ「あつもん」もおりまして。写真では小さいですが、「本日のウニ漁」と書いてありますね。今日は雨だから漁は無かったようですが、その日に取れたウニが食べれるということでしょうか。そうか、礼文島でウニドンを食べるという手もあったんだな。(笑) 今度、来るときはそうするか。

定刻になって、フェリーに乗り込みました。3回目のハートランドフェリーなんでUターンは、慣れました。

20230706_141606

さらば礼文島。「天気のいい日にまた来たいぞ」とリベンジを誓う。しかし、出航する時間になると、雨がやんでまして。まぁ、あるあるだねぇ。

Dsc06490

途中、逆方向のフェリーとすれ違いました。礼文島に向かうのかな。

Dsc06492

約2時間の航海で、稚内へ無事に到着しました。天気は曇りだが、雨は降ってません。ホテルは先日と同じドーミーインなので、そのままチェックインしました。濡れた雨具や荷物を室内で干して、この日の礼文島ツーリングを終了しました。

いやしかし、雨のツーリングは久しぶりだった。観光ポイントは一通り回ったけど、回っただけになってしまったか。ロクに景色を楽しめなかったのも残念。またの機会に、今度は晴れた日に礼文島を周遊したいもんです。

 

〇翌日は?
 さて、翌日は稚内周辺をまわる予定。この旅の目標値である宗谷岬、その近くにある、白い道、さらにサロベツ原野など盛り沢山ではある。天気予報によれば曇り。まぁ、今日よりましか。

 

〇動画
 この日の様子を動画にしてあります。よろしかったら、御覧になってみてください。

 

 

〇バイクギア紹介(広告)

 このウェストバッグを購入して使っています。柔らかい素材ですが、しっかり作られており、使いやすいです。内部にはフロント部にスマホを入れることを意識したポケットがあります。内部の体につく側にはメッシュのポケットがあり、小物を収容できます。

ベルトバックル部は、ゆるみ止め機構が付いてますので利用中にベルトが緩むことは無いです。スマホ、財布、ハンカチ、日焼け止め、カメラなどを入れて持ち歩いています。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

RS TAICHI アールエスタイチ RSB285 ウエストバッグ(5L)
価格:6,909円(税込、送料別) (2023/8/10時点)

楽天で購入

 

 

2023年8月24日 (木)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 10日目:利尻島へ渡る

この日は、AM7:15の稚内発・利尻島行のフェリーに乗らねばならない。これを逃すとAM11:10の船になってしまう。しかし、このフェリーでは、バイクの予約が出来ない。つまり、早いもん勝ちってこと。さてどうするか?


いや、もう早起きして行くしかない。(笑)


というわけで、早朝4時起きでした。無事に起きれて良かった~~。

買い込んでおいた朝飯を食べて、そそくさと支度する。

予定では、利尻島で一泊する。翌日は礼文島を経由しつつ稚内へ戻る。稚内では現在1泊目だが、更に2泊する予定。ホテルは同じなので、荷物を預かってもらうことにした。これは助かりました。

そのため、利尻島の1泊分の荷物だけ持って出発する。1泊分とは言っても我ながら結構荷物がある。この時ほど、トップケースが欲しいと思ったことはないねぇ。買うか。(笑)

〇利尻島行のフェリーへ乗る

5:15頃にホテルを出発。5:30頃にには、フェリー港へ到着しました。

Mah003701

事前に調べた感じでは、
 「フェリー乗り場にバイクを止められれば、絶対に乗れる」
ということだが、誰も並んでないようだし、今一つ、止める場所がわからない。看板も無いし。

Mah003702

なので、適当なところにバイクを停めて、そのままチケット売り場へ行きまして。チケット購入で並んでいる列があったので一緒に並びました。

それで自分の番。時間は5:40ぐらいだっただろうか。

なんてことはない、バイクと2等自由席でチケットが買えました。たかだか2時間弱の航路なので指定席とか、そういうのはいらないでしょうということで、2等自由席。今の時期なら寒くないし、デッキでもいいかと思ってました。


このフェリー、ハートランドフェリーという運航会社のフェリーで、北海道の離島間のフェリーを運航してますが、バイクが予約できないことへの対策について、自分なりに考えてみました。

「予約が出来ないので、最悪は乗れないかもしれない」という懸念があって、WEBサイトで何か情報が無いかを探していたのですが、「早めに来たほうがいい」という記事しか見つかりませんでした。そりゃそうか。


でも、
 「並んだのに乗れなかった」
という記事が、SNSやブログ記事などが見当たらないので、乗れないことは、ないのではないか? と考えるように。

実際にフェリーに乗ってみると、屋内はともかく、デッキの自由席はたくさんあるので、ぶっちゃけ、何人でも乗れる。車はスペースの都合があるので予約したほうがいいと思うが、バイクは、端っ子のほうへ止めるだろうから、10~15台は乗れそう。なので、予約が無くても大丈夫なのかもしれない。

もちろん季節にもよると思うが、お盆休みあたりはかなり混雑するだろうから、厳しいかもしれない。ちなみに、チケットは「出航の一時間前から販売」が正式とのこと。実際は多少フライング販売はしてるみたい。私の場合は、1時間30分前に買っていました。

結論としては、
 ・バイクは予約はできないが、乗れない事はない
 ・チケットが買えれば確定
 ・1時間前には来て、チケットを買ったほうがいい
です。


さて、チケットが買えたので、バイクに戻りました。この日、バイクは4台でした。先頭の人のバイクに続けて止めて、周りをプラプラ。まだ出発まで1時間弱あるし。かなり気合いれて準備、出発をしてきたわけだが、少々、拍子抜けとも言える。

20230705_054309

他のライダーさんと、少し会話をしているうちに、乗り込む順番が来たのでバイクを移動させました。どこのフェリーもそうだが、バイクの乗り込みは最後の方。トラックや車は、バックで乗り込む。バイクは、乗り込んで、中でUターンする。バイクのUターンは鬼門だからなぁ。まぁ、左ターンなんで、大丈夫だろう。

Mah003721

気を付けるポイントとしては、床面にロープを引っ掛けるためのワッカがあるので、そこを踏まないように。前輪にしろ、後輪にしろ、この突起を踏むと滑ったりする可能性があるから。

Mah003722

Uターンと言っても、2度直角に曲がるコの字ターンなので、落ち着いて、突起を踏まないように進めばOK.
無事に入れました。私の後、アメリカンに乗ってる人がコケてました。大きなバイクは、気を付けたほうがいいかも。


バイクを預けて客席へ。2等の室内席はすぐに埋まってしまったようなので、すいてるデッキのベンチへ。荷物を置いて、船内をプラプラしてました。

Dsc06288

そして定刻通り、無事に出航しました。

Dsc06284

朝は曇り気味の天気だったが、船が出航する頃には、青空が出てきました。よかった。予報では曇りだったのだが。

Dsc06287

出航直後は利尻富士が頂上まで見えていたんだけど、頂上付近にだんだんと雲がかかってきてますね。

特にすることも無いんで、デッキから景色を眺めながら、写真を撮ったりしてまして。しかし、船旅っていいもんです。「旅してる~~」って感じが強くあって。

Dsc06291

Dsc06298

陸地がだんだんと遠ざかっていくのを見てるのもいいもんです。稚内港周辺の景色も、そこにいたらわからない風景が見えるし。

Dsc06299

だいたい半分ぐらい来た頃だろうか。デッキから利尻島を眺めつつ、あれ?雲が増えてるかな?とか。

Dsc06303

そろそろ到着というところでの利尻富士。あいや~、雲が増えてる。

Dsc06320

船には登山スタイルの人も沢山いたので、この利尻富士に登られるのだろう。ただ、残念なことに頂上付近には雲がかかってるなぁ。他は晴れてるのに。アレだと、霧がかなり深いかもしれないっすねぇとか、思ってました。

〇利尻島へ上陸

Mah003731


無事に利尻島へ到着。4台のバイクも上陸しました。ココで皆さんにはお別れ。まぁ、狭い島内なので、どっかで会うでしょうってことで、自分の旅を始める。

Mah003741

〇コースは?
 コースは単純に利尻島一周。2周してもいいか。途中で観光スポットに立ち寄る感じで。姫沼、オタトマリ沼、神居海岸パーク、あと、利尻富士の途中までいく展望台とかも行ってみるつもり。

Map1

〇姫沼
 第一の目的地は姫沼。港からはすぐに着ける所。利尻島の周回道路から山のほうへ進路を向けます。

Mah003742

高台に登っていくと、やがて大きな駐車場へ。姫沼へ到着しました。駐車場からは歩いて橋を渡ったりして姫沼へ行きます。5分ぐらい歩いただろうか。

Dsc06321

Dsc06324

姫沼へ到着しました。

Dsc06326

Dsc06328

かつてヒメマスを放流していたことから、姫沼と名付けられたとか。1周800mだそうでなので、ぐるっとまわってみました。

Dsc06331

湖畔一周にわたって木道があるので、そこを歩いていく。途中、倒木とか、いっぱいあったので、嵐とか台風とかで倒れたのかも。そのままにしてあるようです。

Dsc06333

ぐるっと一周、のんびり歩いて15分ってところだろうか。天気もよかったし、木道を歩くので、歩きやすく疲れませんでした。

Dsc06337

湧き水で飲むコーヒーカフェもあるみたいだけど、コーヒー飲むとトイレが近くなるので、我慢して次へ行くことにしようか。

駐車場へ戻り、出発の支度をしているところで、フェリーで同乗したハーレーさんがやってきました。やっぱり会うなぁと。狭い島なんだね。

この姫沼から下る最中で展望台があったのでバイクを止めて撮影しました。

Dsc06340

展望からは、左にフェリーの鴛泊港(おしどまりこう)、中央にペシ岬、奥に礼文島が見えます。礼文島はフェリーからもよく見えたが、思った以上に長く見える。縦幅で言えば、礼文島も利尻島も同じぐらい。利尻島は丸っこいが、礼文島は縦長の楕円形という感じかな。

Dsc06342

Dsc06343


地図ボードによれば、サハリンまで見えるらしいが、この日は雲がかかってるのか、よく見えませんでした。実は現地にいるときには、気に止まらなかったんだけど、フェリー港の横に「ペシ岬」と展望台があるようです。立ち寄ってみれば、よかったかと、帰ってきてから思いました。(笑)

Dsc06345

姫沼を後にして海岸沿いを南下していく。

〇白い恋人の丘
 続いて、利尻島の南端あたり、白い恋人の丘という観光スポットを訪れる。ココは、有名なお菓子の「白い恋人」のパッケージ柄に採用された風景だそうだ。

Mah003781

恋人の丘というぐらいだから、恋人同士で訪れれば、ゴール間近とかそういう逸話もあるとか。ま、一人旅には、関係ないけど。(笑)

Dsc06354

残念ながら利尻富士の山頂が雲に閉ざされているので、今一つはっきりしない。周りは青空なのにねぇ。

Dsc06353

反対の海側は、キレイな青空。遠目に雲が並んでるが、このぐらいはキレイでいいねぇ。

Dsc06359

真っ青な空のした、バイクも映えるというもの。観光客もけっこうおられました。

 

〇オタトマリ湖
 ココを後にし、次に向かうのはオタトマリ沼。恋人の丘のすぐ先なんで、数分でついてしまう。

Mah00380-2

到着すると、一緒にフェリーに乗ってた3人のライダーとご対面。いや~、狭い島だなぁ。

Dsc06369

軽く談笑した後、別れて、私は沼の見物へ行きました。

Dsc06360

天気がいいので、写真が映えるねぇ。見ての通り、そんなに大きい沼ではない。歩いて一周すると20分ぐらいとのことだ。1㎞ぐらいかな。

Dsc06364

ココにはお土産さんや食堂がある。で、ココでウニ丼の店があると知っていました。で、立ち寄ってみることに。

混んでたらどうするかな?と思ったけど、混んでなかった。というか、ウニ丼は高いので、なかなか客が押し寄せるってわけじゃなさそう。

お店の店員さんに声をかけられて、話を聞いてみました。バフンウニ丼が5000円、ムラサキウニ丼が3000円。丼は小さめ。いわゆるミニサイズ。どちらも、今朝、取れたばかりのウニなんだそうです。

う~~ん、どうすっかなと悩んで、ココは慎ましくムラサキウニ丼をオーダー。

Dsc06365

うわ~~、出てきたウニ丼。量的には少な目なんですが、今の自分にはこのぐらいが丁度いい。新鮮で臭みも無く、すごく濃厚なお味。何と言っても国産ウニ!こりゃ、うまい。

お店の人に寄れば、醤油をかけるエリアは、分けておいて、醤油がかかってるウニと、生のウニと食べ比べるといいって、アドバイス。

Dsc06367

おぉ。なるほど。生ウニを味わうってワケか。いや、これなかなかいいですね。醤油ももちろんいいけど、生のウニのほうが、さわやかな感じがする。

もちろん写真を撮って、友人に送って自慢。(笑)
うまそう~~、ずるい~~等は、今の私には賛辞の声っすかね。

さて、バイクに戻ると、フェリー同盟の皆さん、まだおられました。沼を一周されてたようです。

セローのNさんNinjaのWさん、あとハーレーのおじさん。ちなみに、このハーレーは、30年前のものらしい。えぇ、このメッキがキレイなバイクが30年前とは信じられないが。大事にしてるんでしょうねぇ。すばらしい。

〇神居海岸パーク
 ココを後にして、次に訪れたのは、神居(カムイ)海岸パーク。体験型のイベント公園らしい。ウニ取りとか、カニ取りとかが出来るらしい。家族連れにはいいかもしれないです。

Dsc06371

Dsc06373

沿岸部を見物。利尻島はアチコチに見られるが火山噴火の結果、岩が落ちてきた結果とか、そういうのが多い。ココもそうだろうか。

Dsc06375

Dsc06379

岩が黄色になってるのは、コケかな。

Dsc06380

近くに見えるのは礼文島だろう。なんかすごく近い。地続きみたい。

〇利尻山見返台公園
 この後は、利尻山見返台展望台へ。利尻の山の中腹ぐらいまでは行けるのかな。そこまで行ってみる。

Mah003881

道は狭いがバイクなら別に困ることもないので、どんどん登っていくが、ココでハプニング。車上動画を撮るカメラが、メモリが満杯。やべ~~、バックアップをとるのを忘れていたよ。

Dsc06385

というわけで、展望台公園のベンチでPCを出して、テーブルの上でカメラのバックアップ。空き容量を増やす作業をしてました。PCを持って来ててよかった。

Dsc06386

立派なトイレもありました。駐車場にはキャンプをされているキャンピングカーが2台いたかな。夜中は寂しそうだけど、大丈夫なのかなとか思ったり。あと、虫が多いんで、私には無理かもしれない。蚊のいいエサになってしまう。

Dsc06387

ココは展望台にもなっていて、階段を登るとあるらしい。ちょっと遠慮しとくかな。ま、ココまで来たということで、良しとしよう。

 

〇ミルピスを飲もう
 山道を下り、周回コースへ戻って、その先へ行きます。この次は、利尻島名物「ミルピス」を飲みに行きます。看板があったので、すぐにわかりました。

Dsc06388

普段は無人販売らしいけど、店主のオバちゃんがおられたので、少し会話をしながら、。ミルピスを1本購入して、飲んでみました。いわゆるヤクルト系の飲料だと思うけど、あえていうなら、乳酸菌ぽい味が強くさわやかなイメージかな。

Dsc06390

他に色々なジュースがあるんだけど、「飲んでみる?」と言われて試飲させてもらいました。2種類も。小さいコップ半分ぐらいだけど、美味しゅうございました。ちなみに全国発送もしてくれるそうです。

ミルピスって、ヤクルトミルミルとカルピスを足して2で割ってるネーミングなんかなぁ~とか思ったり。いや、失礼。
ミルピスのミルは、「ミルク」から来ているらしいです。こちらで紹介されていました。

 

〇藤野園
 次は利尻島の北端、藤野園へ立ち寄りました。映画のロケ地になったこともあるそうです。駐車場から遊歩道を歩きながら、海岸沿いを眺めてみると、小さな島があって、そこにウミネコがたくさん!

Dsc06393

写真ではちょっとわかりにくいですが、コロニーを作ってるそうで。この島は、ポンモシリ島というそうです。

ウミネコって、個体差はあるけど、人の言葉をしゃべってるようにも聞こえるねぇ。「お~~い」とか、「とま~~れ」とか。気のせいかな。

202307051305131

高台に展望台があって、そこから利尻富士を眺めることができました。

Dsc06399


さてと、ココを後にして。というか、もう利尻島を一周してしまいました。まだまだ時間はあるので、鴛泊フェリー港を超えて、もう一周に入ります。と言っても、さっき行った、オタトマリ湖へもう一度、到着。時間もあるので、湖畔を歩いてみるかなと思ったのだけど、草が多くて歩きにくいのを口実に引き返してきました。

Dsc06404

Dsc06406

戻って、お土産屋さんをのぞいてみる。

すると、お店のオバちゃんに言葉巧みに「ホタテ」を勧められたので、なんだか食べてみたくなって、1個頼んでみました。コーンバター風で。デカい。これを食べやすいサイズに切ってもらったヤツですね。
おぉ、珍味。ていうか、ビールが欲しくなる、ヤバイ味。美味しくいただきました。

Dsc06408

ちなみに、ここのオバちゃんと少し会話したのだけど、「本日は宿泊予定なんですよ」と言ったら、
 「それはラッキーだね。ホテルはほとんど満杯らしいから」
とのことでした。まぁ、確かに予約には苦労したんだけど。

ココで、またフェリー仲間と遭遇。セローの方。しかし狭い島なんだな。

 

〇仙法志御崎公園
 次は1周目で立ち寄らなかった「仙法志御崎公園」へ行ってみました。ここも火山で出来たゴツゴツした岩場と、生簀。周りには昆布。

Dsc06411

はるか昔に、火山の溶岩が流れてきて、このゴツゴツした岩場を作ったらしい。

Dsc06412

生簀もあって、その柵周りは人が歩ける幅があります。生簀の周りを歩きながら、海中を見物できるんですよ。そこには昆布がたくさん生えてました。利尻昆布は有名だからねぇ。

Dsc06414

あと、生簀の中にはアザラシくんがいる。到着したときは、いなかったんだけど、そのあと、観光客が増えてきたからか、アザラシちゃん登場。

20230705144058-3

202307051440581

リクエストに答えて、生簀の中をゆうゆうと泳ぐ様を披露してくれました。

Dsc06418

どこにでもいるウミネコちゃん。「この岩場は俺のモノ」と言わんばかりに占領している感を出しておりました。


〇北のいつくしま弁天宮
 周回道路に戻り、2週目もそろそろ終盤。ココで、岸壁にある神社を発見。

Dsc06421

鳥居の先に小さな神社が祭ってありました。そこまでは橋が架かってます。うぉ~~~。コワイぞ。 しかし、ここは勇気を振り絞って、神社まで渡ってみました。まぁ、さほど高さは無いので、思ったほどコワくはありませんでしたが。

Dsc06422

旅の無事と明日の晴天を願う。でも、明日は礼文島、雨っぽい。いや、神に祈ればなんとかならんかな~とか。ちなみに、ここは「龍神の岩」となっており、龍神の伝説があるみたいです。

〇沓形港周辺
 利尻島のもう一つのフェリー港である、沓形港(くつがたこう)のほうへ向かう。何度見ても、読み方を忘れる。近くに沓形岬キャンプ場があったので、そこで休憩。

Dsc06429

ちょうど、芝刈り作業中でしたが、トイレだけ借りまして。

Dsc06432


岬なので灯台もありました。

Dsc06430

ここから礼文島が良く見えます。明日、行くぞ~~と思いながらも天気予報は雨なんすよね。しかも結構強く雨が降るって予報。どうすっかな~と悩む。

Dsc06436

キャンプ場を出てから、ちょっと沓形港周辺の町中を通過。そこに、セローライダーさんが教えてくれたうまいラーメン屋がありまして。

Dsc06437

利尻・味楽というラーメン屋さん。ま、ホテルの晩飯を予約しているので食べませんが、セローライダーさんによれば、「うまかったよ」とのことです。ネットで調べると、「利尻昆布をふんだんに使ったスープ」が自慢らしい。食べればよかったかなとか、後々になって思う。

この後、港周辺をぐるっとまわってから、利尻空港へ。丁度、少し前に飛行機が到着していました。

〇利尻空港
 空港はこんな感じで近代的な空港になっていましたね。飛行機で来るという手段もあるわけだ。

Dsc06439

まぁ、特に何か目的があるわけではないが、ちょっとよってみた感じです。

Dsc06443

このときの時間は、15時過ぎぐらいなんだけど、相変わらず、利尻富士のてっぺんは雲で隠れてる。

〇ホテルへ
 この日のツーリングはココまでかな。ホテルに到着ました。
ホテルは北国グランドホテル。ちょっと値段は高めだが、晩・朝の食事付だし立派な温泉もある。全国旅行支援で宿泊代の値引きと商品券もあるので、奮発して泊まることにしました。

ちなみに、この利尻島の宿泊予約は、ちょっと苦労しました。予約を試みたのは2カ月半前なんだけど、ほとんどあいてない。あいてるのはゲストハウスか、素泊まりの旅館ぐらいで。

たぶんだけど、人気のシーズンだから旅行会社がツアー用に抑えてしまってるのだろうと。なので、取れそうなところを1件予約して、ギリギリまで待ってました。やはり案の定、1週間半ぐらい前から一気に空きが出ましたね。空きが出たあとで、サクッと予約しました。値段は高いんだけど。

あと、このホテル、バイクを止めることに関しては、残念ながらエントランスが階段なので軒下へバイクを止めることはできませんでした。自転車は軒下に止めてました。

なので屋根はありませんが、普通の駐車場へ止めました。

う~ん、軒下へスロープを用意するなど、改善を期待したいところです。ライダーに優しくあって欲しい。

部屋は和室でそこそこの広さ。でも、過ごしやすい。温泉も内風呂と露天があって、のんびりできました。ちなみに、ここの売店は御土産が色々あるのと、売り手のオネェサンの商品知識の高さと、トークが面白くて、つい買ってしまいそうになります。一見して、なんでもない木彫り細工のカメに関するサイドストーリーを説明してくれたのは、面白かった。もちろん買ってしまった(笑)。

晩飯は会席のコース料理。カニが出ましたね。

Dsc06650

Dsc06651

どれも美味しゅうございました。

〇走行記録
 この日は、利尻島を2周したので、約130㎞程度の走行でした。

Map20230705

これは、スマホのGPS記録をグーグルマップへ投影したものなんですが、なんとも間隔が雑だよねぇ。何とかならないもんかねぇ。

〇翌日は?
 礼文島へ渡ります。フェリーの時間は遅めなので、ややノンビリできそう。
 ただ、天気予報は全国的に雨模様。はたして!?

 

〇動画
 この日の様子を動画にしてあります。よろしかったら、御覧になってみてください。

 

 

〇バイクギア紹介(広告)

 このウェストバッグを購入して使っています。柔らかい素材ですが、しっかり作られており、使いやすいです。内部にはフロント部にスマホを入れることを意識したポケットがあります。内部のボディにつく側にはメッシュのポケットがあり、小物を収容できます。

ベルトバックル部は、ゆるみ止め機構が付いてますので利用中にベルトが緩むことは無いです。スマホ、財布、ハンカチ、日焼け止め、カメラなどを入れて持ち歩いています。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

RS TAICHI アールエスタイチ RSB285 ウエストバッグ(5L)
価格:6,909円(税込、送料別) (2023/8/10時点)

楽天で購入

 

 

2023年8月20日 (日)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 9日目:オロロンラインで稚内

「この日は晴れてくれ!」

今日は、この旅の最大の目標、稚内を目指す日なんです。オロロンラインを始め、日本海側の美しい道を走る日は、何としても晴れて欲しかった。そう、「晴れが必要だったんや~~」と心の叫びに神様が応えてくれたという感じでしょうか。

Dsc06223

出発は、朝8時頃。ホテルをチェックアウトしてから駐車場で荷物を積み込んで、いざ出発!
前日に給油を忘れたので、まずは近所のホクレンで給油。あと、ホクレンフラッグ(青)を買いました。これ、いつのまにか、有料になってたんですねぇ。300円でした。実は、このホクレンフラッグが、今回の北海道ツーリングでゲットできた最初で最後だった。(笑)

Mah003431

さすが、オロロンラインや稚内へ向かうとなると、バイクが増えてきますね。同じように北端を目指すライダーが多いということだろう。私はのんびり行くので、先行くバイクを見送り~~。

Mah003491

走ってて、やはり映えるのは海岸線沿いかな。天気も実によく写真がキレイに撮れるというものです。

Dsc06226

見てください。この青空を。本当にキレイな海、そして青い空。サイコーっす!

 

〇グリーンヒルウィンドファーム
 途中、ナビが右折を指示。あれ?何だっけ?って自分でコースを作りながら忘れておりましたが、「グリーンヒルウィンドファーム」という牧場があったんだ。ココには、道路からは見えにくいが、入っていくと沢山の風車があるという。全部で39基だそうです。

Dsc06231

せっかくなんで行ってみると、道が途中からダート! いや、どうしようか悩んだが、まぁ、行ってみるかと。ダートなんで多少の緊張感はあるが、何とか途中まで行きまして。あまり深入りしてハマるとやっかいなので、Uターンして戻ることに。

Dsc06228

牛さんいました。

Dsc06229

さ~て、戻りもダートを走らねばならない。ユックリ走っております。いや、オフロードバイクじゃないし、重い荷物をしょってるので、あまり無理しない。

Mah003522

ギアは1足で、のろのろと走る感じ。ダートって、時々穴が開いていることもあるんで、ハマると厄介だし。ただ、力を入れすぎると、それはそれで失敗するんで、低速で走りつつ、バランスに注意して腕はあまり力を入れない感じで。ははは。

無事にダートを通過して元の道に戻りました。

 

〇道の駅「ふわっと」
 牧場を出てすぐ先、道の駅「ふわっと」というのがあったので、立ち寄ってみました。

Dsc06236

Dsc06234

まだ、新しい施設なんすかね。温泉と宿泊施設もあるような、キレイなところでした。何かの機会に温泉に入りに来たいもんです。地図で見ると、「とままえ温泉」と書いてありました。

Dsc06233

 

天気がかなり良くて、少々暑い! でも雨よりはるかにマシ。ここから、まずは裏エサヌカ線を目指す感じです。

Dsc06240

Dsc06239


ここから海岸線の国道を走っていく。どっからオロロンラインなのか、今一つはっきりしないけど、おそらくあの風車がたくさんあるところだろうと勝手に思って走っていく。実際は、石狩のあたりからオロロンラインは始まってるそうで、とっくに走っていたわけですが。

 

〇裏エサヌカ線
 これまた事前に目をつけておいた
 「裏エサヌカ線」
に到着。エサヌカ線と言えば、オホーツク海の道が有名だけど、これは日本海側。そこに似ている道があるということで、裏エサヌカ線と呼ばれているらしい。地図上では、国道232号と並行して海岸側の直線道路です。

Dsc06243

オロロンラインである国道232号が、遠別町(えんべつ)あたりで、海岸沿いから内陸側へ右折する所を、逆に左折すると、裏エサヌカ線があります。

Map_20230820171601

ゴールは、国道232号へ合流する感じです。

Map_20230820171602

道路上に電柱や看板とか、そういうものが無いのがエサヌカ線だと聞いていたけど、ここも正にそれ。ま、正確には多少はあるけど、ザ・北海道道路の一つとして数えて、いいんじゃないだろうか。

見渡す限りの地平線。

Dsc06246


天気は晴れているが、少し雲が増えてきた感じだけど、走っていると実に気持ちいい。叫びたくなる感じ。

Dsc06248

道路もすごくいい。他の大通りのように継ぎ目や補修跡、穴あきとかが無い。実にきれいな道だ。

Dsc06250

ココを突っ走っては面白くない。のんびりゆっくり、景色を見ながら、走って行く。途中、一度、引き返して、もう一度、スタートラインから走り直しました。なので、1.5周ぐらいしています。でも、実に気持ちイイ道でした。

20230704_112320

場所によっては海が近くに見えるところもあります。

 

〇オトンルイ風力発電所
 裏エサヌカ線を抜け、オロロンラインへ戻りました。この先、例の風車がたくさん並んでいるオトンルイ風力発電所は目前です。この風車群を見ると、
 「あ~~、北海道に来てるんだなぁ~」
と実感する時じゃないかな。

Dsc06252

オトンルイ風力発電所の風車群は圧巻の風景。いや~~絵になる。

でも、風車は全部止まっていました。聞いたところによると、風車の寿命がきており、リプレースするそうです。ただ、ネットで調べると、風車の撤去は延期されているみたい。まぁ、ある意味、今の風車が見られる最後のチャンスだったかもしれない。

だが、残念ながらこのあたりで雲が増えてきてます。晴れだと風景が映えるんだけど、ちょっと雲がかかってしまってます。頑張れ天気!

Dsc06253

海岸側には利尻島が見えてる。これまた利尻富士に雲が大きくかかってる。翌日は」利尻島に渡るので、晴れててほしいところではあるが。

Dsc06257

そして、北緯45度のモニュメントに到着しました。ライダーはココに必ず立ち寄るとか。

Dsc06259

右手にサロベツ原野、左手に利尻島を見つつ、海岸沿いを走っていきます。このあたり、ちょっとパラパラっと雨が降ってきました。まぁ、パラパラなんですけどね。

 

〇こうほねの家
 海岸沿いの休憩エリア、「こうほねの家」というところで、一息つきます。この日は、特に営業はしておらず、無人のようでした。

Dsc06263

建屋の上が展望台になってますが、利尻島は相変わらず、厚い雲がかかってます。う~ん、あの雲、どっか行っちゃってくれないかな~~。

Dsc06267

この辺りは海岸沿いが草原になってて、夏場は花が咲くそうです。ちょっと見当たらなかったが、時期が悪かったか。

Dsc06274

ここで丁度、稚内からやってきたライダーさんに遭遇。少し話をしました。稚内のほうは雨で、ここまでレインウェアを着てきたそうです。このあたりで止んだので雨装備を外していたらしい。

ありゃ、稚内は雨か。出発したときの青空はなんだったんだ?とか、ちょっと思うよね~、まぁ、北海道の天気は変わりやすい・・のかねぇ。さて、気を取り直して稚内を目指そう。

 

〇抜海港(ばっかい)
 途中、抜海というところにある漁港に立ち寄りました。まぁ、何があるってわけじゃないし、人もいないのですが、周辺を一周しました。

Dsc06278

Dsc06277

Dsc06279

Dsc06276

 

ココを抜けると、もう稚内は目前。この日はノシャップ岬を目指します。稚内の左側の先端ですね。

 

〇稚内・ノシャップ岬
 さてと、「ノシャップ岬にとうちゃ~く」というところで、雨が降ってきました。あいや~~。ま、雨具を着るほどではなさそうなんだけど。とりあえずバイクを停めて、イルカの像の所へ。

20230704_133349

イルカくんが迎えてくれました。写真には写ってないけど、パラパラ雨が降ってます。

Dsc06281


いや~~、ノシャップ岬までやってきました。思えば、北海道の北端に来るのが夢だったわけで、そのうちの一つがかなったわけだ。最終目標は、もちろん宗谷岬ではあるけれど、ここも北端の一つに変わりはない。

思いを寄せたこの北海道の北端の大地をかみしめ、今、俺はここにいると。(笑)

しばらく、と言っても5分ぐらいか、ノシャップ岬を堪能したのが13:30頃かな。時間的にはだいぶ早い。ただ、雨がパラパラ降ってるので、これ以上バイクは厳しいかもしれんので、とりあえずホテルに向かうことに。天気が良ければ宗谷岬まで行っちゃうつもりだったけどね。

Dsc06630


ホテルはライダーに有名な、ドーミーイン稚内です。かなり早く到着したけど、バイクは1台だけ入ってましたね。

バイクを停めてホテルにチェックイン。まだ、14:00ぐらいかな。ちょうど、稚内駅周辺はお祭をやってるようで、道路を通行止めにして屋台が出ていましたんで、屋台見物に。で、稚内周辺を散策してみよう。

Dsc06620


着替えて、傘を持ってホテルから港のほうへ。明日、早朝のフェリーで、利尻島に渡るのでフェリー乗り場を確認しておく。事前にストリートビューでは見ていたのだけど、実際、ココだなと。で、どこで待てばいいのかとかも、一応、確認しておきました。

Dsc06622

Dsc06623

この利尻島へ渡るフェリー、ハートランドフェリーという会社だけど、バイクは予約が出来ないんだよね。予約できれば、のんびり来れるのだけど、早いもの勝ちというスタンスなのか、予約ができない。だから、早めに来るしかなくて、非常に不安も残る。まぁ、実際は、何てことは無く乗れたのだけど、このあたり、後で詳しく書きたいと思います。

Dsc06625

フェリーが着岸する場所は、ここだと思う。ま、この時はフェリーはありませんが。

Dsc06627

次の船の待ち客かな。車が並んでいました。

フェリー港を後にし、そのまま歩いて有名な防波堤ドームへ向かいます。

Dsc06628

ドームのちょっと前に立派なホテルがありました。値段が高そう。そう、稚内のホテルは価格が高めです。他の場所と比べて、1.5倍から2倍ぐらいか。いろいろ理由はあるそうですが。

で、防波堤ドームへ着きました。古代ローマみたいな建造物で、ここにバイクを停めて愛車と撮影する人が沢山いるらしい。実際、撮影しておりました。

Dsc06635

Dsc06639

私は歩いてきてるので、そのまま風景を写真に撮っておくだけかな。
いやまぁ、すげ~建造物だな。1936年に作られたらしいです。

この防波堤の横に階段があって、上にほうへ登れるようです。

Dsc06642

この時、雨はやんでましたが、ときどき、パラパラしていました。なんとも不安定な天気のようです。ここから町中へ戻ります。

20230704_154156

ピンクの建物があったので、近寄ってみたら。ホテルでしょうか。「サハリン」だって。うわ~北海道らしい。

丁度、ホテルの周りが縁日になっていたのですが、そこへ戻ろうと思ったら、交番を発見。

20230704_154432

臨時交番と書いてあります。縁日の警備とか、迷子とかいろいろ問題はあるだろうから、こういう交番が出るんですねぇ。お疲れ様です。

この後、晩飯代わりにちょこっと屋台で食べ物を買って、ビールと弁当をセイコーマートで買い込んでホテルへ。明日は早朝出発なので、素泊まりプランです。

チェックインした後で知ったのだけど、ドーミーイン稚内の朝食は5:30からだったので、食べることもできたかもしれない。おそらく、この早朝フェリーに乗る客がいるから、その対応だと思う。

というわけで、この日はここまで。

Map20230704

留萌から稚内まで、オロロンラインを通り、約200㎞走りました。時間的にはかなり余裕があったので、天気さえよければ、宗谷岬まで行けたんですけどね。残念ながら、小雨交じりとなってしまったので、ここまでです。まぁ、稚内はまだ滞在するので、チャンスはあります。


〇翌日は?
 利尻島へ渡ります。朝一のフェリーに乗らなければなりません。
 天気予報は曇りだったが、はたして!?

 

〇動画
 この日の様子を動画にしてあります。よろしかったら、御覧になってみてください。

 

 

〇バイクギア紹介(広告)

 このウェストバッグを購入して使っています。柔らかい素材ですが、しっかり作られており、使いやすいです。内部にはフロント部にスマホを入れることを意識したポケットがあります。内部のボディにつく側にはメッシュのポケットがあり、小物を収容できます。

ベルトバックル部は、ゆるみ止め機構が付いてますので利用中にベルトが緩むことは無いです。スマホ、財布、ハンカチ、日焼け止め、カメラなどを入れて持ち歩いています。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

RS TAICHI アールエスタイチ RSB285 ウエストバッグ(5L)
価格:6,909円(税込、送料別) (2023/8/10時点)

楽天で購入

 

2023年8月15日 (火)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 8日目:岩内~留萌

ぐっすり眠って、朝5時に起床しました。すっかり朝型です。これは後々に生きてくるでしょう。温泉に入ってのんびりと目を覚ましていきます。この宿「おかえりなさい」の岩風呂は、朝はやってませんでした。

のんびり温泉に入った後は朝食。旅館の朝食は、実においしい。特にご飯がおいしくて、進む進む。2杯+αを、食べちゃいました。

Dsc06600

Dsc06602


〇岩内を出発
 準備をして出発します。この日の予定コースは、岩内町を出発し、積丹半島をぐるっとまわり、小樽を通りながら、留萌を目指すコースです。ひたすら海岸沿いを走ってく感じです。

81

朝の天候は曇りかな。だんだんと晴れていく感じだと思うが。

Mah003221 

国道229号を走り、途中、泊村というところを通過。この辺りは、発電所でもあるんだろうか。北電の施設がありましたっけ。

Mah003251


〇道の駅「オスコイ!かもえない」
 泊村から、しばらくいくと、道の駅「オスコイ!かもえない」へ到着。ココでトイレ休憩。看板地図を眺めていると、居合わせたライダーさんに声をかけられまして少し話をしました。

Dsc06125

 私より前に北海道入りされており、小樽を起点に稚内や旭川を回ってこられたようです。残念ながら連日雨で、バイクはドロドロになるしで、散々だったと言われてました。それに比べれば、自分はだいぶマシというか、かなりツイてるかな~~。

20230703_092225

そこでライダーさんと別れ、というか、先に出発されました。

私もココから積丹半島の先端、神威岬を目指します。まぁ、高い所はあまり得意ではないが、名所なんで一応まわることに。

Dsc06133

途中トンネルを超えた先にあった駐車場で撮影。このあたりの海岸沿いは、ほんとゴツゴツしている。火山の影響なんだろうか。


〇神威岬
 さて、神威岬に到着。観光地なんで駐車場は広い。バイクを停めて歩く。

Dsc06136

さすが観光地なんで駐車場はかなり広い。バイク客もたくさん、おられました。自分は中間地点あたりで止めて歩き出します。

Dsc06138

看板石の前で飼い主さんがワンちゃんとセットで撮影されてたので、相乗り撮影。なかなか揃ってくれないようでした。

Dsc06139


一本道を歩いていきます。少し登りです。

Dsc06140

入口到着しました。ここが入口みたい。かつては「女人禁制」だったそうな。今は違うので、誰でも入れます。

Dsc06143


尾根沿いに道があるので、そこを歩いていきます・・が、絶壁になるんで、ちとコワイっすね。
岸壁に橋がかかってるようですが、あれを渡れる自信はないです。

Dsc06148


なので、このぐらいで勘弁。いや、絶壁は苦手なんす。

Dsc06149

Dsc06151

Dsc06153

あいや~、神威岬を堪能しました。これ以上先にいくと、足が震えてしまいそうなので、引き上げてきちゃったけど。

神威岬を後にし、続いて小樽を目指します。国道229を走り、そこから道道913号へ入り、沿岸沿いを走り続け小樽をめざしました。途中、港があったので、停車して撮影。

Dsc06155

遊覧船があるようです。

Dsc06157


〇小樽
 そんなこんなで小樽の町に到着しました。

Mah003311

展望台があるんで、そこを目指すために町中の道からちょっと外れて、展望台をめざしました。なんか林道みたいになっちゃったので、不安になって何度もナビを確認しましたが、間違いは無いようでした。

Mah003321

すると前方に高い建物が見えてきて。ただ、一瞬、「廃虚か?」と思ってしまいました。

Dsc06162

展望ロビーが最上階に見えるが、窓が黒くて割れてるように見えたのと、煙突のようなものがひび割れしてるように見えたもんで。 近くまでいくとキレイなホテルでした。失礼。

Dsc06163

ホテルの先に展望台があります。そこに駐車場はあるので移動。

Dsc06166

展望台から少し先に水族館があるようで、そこでショーをやってるようです。アナウンスが聞こえました。

Dsc06168

その先、なんかポケモンGOのジムみたいな建物が見えますね。あれは灯台らしい。

Dsc06171

Dsc06172

Dsc06177

このまま高台を降りて、小樽の街中を抜けました。観光客がすごく多かった。外国人も多い感じ。今回は小樽は通過するだけなんだけど、宿泊して町中を散策すればよかったかも。船でまわるツアーとかもあるみたいだし。小樽観光は次回にとっておくか。

Dsc06184


小樽からは、国道5号を走り、そこから国道337へ抜けていきます。札幌北部又は石狩あたりを通過しますが、このあたりは、北海道の大動脈みたいな道路で車線も多くなるのと、大型トラックだらけになりますね。特に恐怖とかはありませんが、トラックが多いので、注意したほうがいいでしょう。

さらに進むと、長いまっすぐな下り坂で写真を撮りまして。

Dsc06189

Dsc06194

写真だと今一つですが、目視で見てた感じは、すばらしい絶景に見えました。

Dsc06191

同じ場所にあった派手な建屋は不動産屋かな。

Dsc06200

Dsc06204

Dsc06202

海岸沿いを国道231号で北上していく。途中、トンネル地帯を抜けました。このトンネルは武好トンネルと書いてありましたっけ。

〇留萌に到着
 さて、走り続けて、留萌(るもい)の町に到着しました。今晩はこの街ののホテルに泊まります。

Dsc06209

Dsc06208

Dsc06210

留萌には、黄金岬というのがありまして。夕焼けがキレイなんだそうです。黄金岬は公園だけど、キャンプ場にもなってるようで、テントを張ってる人が何人もいました。

Dsc06214

黄金岬のモニュメントがあります。

Dsc06217

夕焼けまであと2時間ぐらいありますが、撮影してみました。太陽の向きなので逆光になってしまうので、暗くなってしまいますが、これが夕焼けに変わることになります。

Dsc06221

夕焼けやを見ながら夜を明かすのか、キャンプ客がけっこうおられますね。

 

夕焼けまで待ってるのもなんなんで、本日の宿へ向かいます。ニューホワイトハウスというビジホへ泊まりました。このホテルはバイク用の駐車スペースがあるんですよね。しかも建屋の下なんで雨を避けれる。有名なのかバイク客が多かったです。
ホテル自体は、普通のビジホなんで大浴場とかは無いですね。

Dsc06225

〇留萌の町を散策
 日が暮れるには時間があるので、晩飯の調達をしながら、ホテル付近を散策してみます。

Dsc06608

付近にセイコーマートは見当たらなかったな。久しぶりにローソンで、晩飯とビールを調達。

Dsc06609

町並みは懐かしい感じ。まぁ、ちょっと古いかもしれない。

Dsc06618

スナックみたい。Darlingという店名みたい。そして看板に「天使の羽」があります。小樽の展望台にも天使の羽があったけど、何か関係するのかな。いや、しないか。場所が違いすぎる。

Dsc06615

丁度、ホテルの裏側の通りなんだけど、飲食店街のようです。飲み屋やスナック、あと焼肉もあったか。

Dsc06616

目についたエアコンの室外機。「なんでこうなった!?」とツッコミたい気分。ボロボロやんか。風で吹っ飛んだのか、酔っぱらいが蹴とばしたのか。なんとも不憫なエアコン室外機です。

Dsc06617

住宅の入り口に門番の如く鎮座している「キティちゃん」。武器のようにホウキを持って、今日もこの住宅の警備を行っているのだろうか

〇走行記録

Map20230703

この日は、約290㎞程走りました。実は計画を立てた時点で、この走行距離はわかっていたので、「大丈夫か」とちょっと不安もあったので、少し早めに出発したのと、立ち寄り地であまり長居しないように努めてたんですが、思ったより早く着いてしまいました。もう少し、ユックリしててもよかったかもしれません。 北海道は一般道だけでも、車も少ないし、信号も少ないのでペースが早いですね。

 ここが今回の旅の中間ポイントになります。さて、明日は今回のメインイベントの一つ。オロロンラインを通り、稚内を目指すことになります。天気はどうか?それだけが心配。

「いい天気でありますように~~~」

〇動画
 この日の様子を動画にまとめました。よろしかったら、御覧になってください。

 

〇バイクギア紹介(広告)

 このウェストバッグを購入して使っています。柔らかい素材ですが、しっかり作られており、使いやすいです。内部にはフロント部にスマホを入れることを意識したポケットがあります。内部のボディにつく側にはメッシュのポケットがあり、小物を収容できます。

ベルトバックル部は、ゆるみ止め機構が付いてますので利用中にベルトが緩むことは無いです。スマホ、財布、ハンカチ、日焼け止め、カメラなどを入れて持ち歩いています。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

RS TAICHI アールエスタイチ RSB285 ウエストバッグ(5L)
価格:6,909円(税込、送料別) (2023/8/10時点)

楽天で購入

 

2023年8月13日 (日)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 7日目:乙部~岩内 R229の旅

このツーリングも早7日目になりました。楽しいことはアッという間に時間が経ってっしまう感じっすねぇ。

Dsc06076

〇館の岬(たてのさき)
 さぁ、出発しよう。天気は曇りってところか。所によって、ちょっと雨が心配されるけど、まぁ、なんとかなるだろう。荷物を積み込んで出発します。第一目的地はすぐそこ。館の岬という特徴的な岩肌が見られるという。その真横にあるトンネルを通過する感じか。

72

ところが・・・。いきなり通行止め。あれれ?

Dsc06080

これ、後で調べてみたのだけど、2年ぐらい前に土砂崩れがあったらしく、以来、通行止めになっていたそうです。なんと、事前の調べが甘かったか。ナビで迂回路を探すとすぐ横に山越の道があったので、そちらへ行くこにして、とりあえず、バイクを停めて館の岬を見物。

Dsc06077


これ、昨日のくぐり岩から見えたところかな。まぁ、ちょっと曇ってるんで景色としては今一つ映えないか。迂回路も気になるので出発します。

Mah003111


迂回路を通ってみると、けっこうキレイに整備されているし、立派な道路になってました。なんとなくだが、メインストリートの復旧には時間がかかるということで、迂回路を整備したのかもしれない。

Mah003113

山道を越えて、元の国道へ戻りました。

〇親子熊岩
 そこから海岸沿いを国道229号を北上していく。やがて、ちょっと側道の休憩スペースあって、そこに「親子熊岩」がありました。伝説もあって、興味のある方はどうぞ。

Dsc06085

Dsc06083

写真を撮った時のアングルが悪くて、今一つ、小熊と母熊の区別がつきませんでして。もうちょっと右側から撮影すればよかった。

Dsc06087

続いて道の駅「てっくいランド大成」に立ち寄りました。ココは海岸沿いの道の駅で夕日がきれいなんだそうです。まぁ、今日はそういう時間帯ではないので、トイレ休憩ぐらいで通過しました。シャワーとかもあるみたい。

イベント会場みたいな劇場もよこについてました。まぁ、地元のイベントとかあるのかも しれない。

Dsc06089

ちょっとサビれた看板がありました。

てっくいランドから先、国道229から外れて道道740号へ入り、海岸線沿いを走っていく。

Dsc06092

このあたりはホント岩々が奇妙な形をしていて面白い。奇岩というらしい。

Dsc06095

Dsc06097

途中見つけたかなりデカい岩。ガメラみたい。これをガメラ岩と名付けよう。
正面が口をあけた顔で、向かって右のほうから腕が伸びており、ちょうど草が指のように見えるね。

このあたりから、ちょっと雨が降ってきちゃって。少し多くなってきたので、荷物にカバーをかけ、自分も上だけレインウェアを着ました。ユックリ目に走りつつ、道の駅があったので退避。

Dsc06098

ココは道の駅「よってけ島牧」でした。バイクは雨に濡れちゃうが、とりあえず、避難。まぁ、10分もしないうちに雨が上がって、晴れ間が出てきたよ。北海道の天気は変わりやすいのかねぇ。

Dsc06099

少し先の海岸沿いを走っていると、薪が積み上げられていたので、バイクを停めて眺めてました。

Dsc06103

写真とったりしてると、地元のおじさんに声をかけられて。


「薪がめずらしいんか!?」っていうから、
 「いえ、雨が上がったんで、ちょっと休憩してます」

って言ったところ、
 「薪がめずらしいんか?」ってもう一度。こっちの話を聞いちゃいない。(笑)


「はいそうです」と答えてしまった。あははは。

まぁ、おじさんも暇だったのか、色々としゃべってくれました。

このあたりから小樽まではガソリンが高いぞ、とか、「小樽から先はネズミ捕りをやってるから気をつけろとか。

10分ぐらいつかまっちゃった。これまた、旅のだいご味やな。

Dsc06104

〇弁慶岬
 おじさんと別れてから、その先、弁慶岬へ到着。

74

地図上では、ちょっと出っ張った先端があるんですよね

Dsc06105

Dsc06107

Dsc06110

かつて、ココに弁慶が訪れた逸話があるそうな。灯台もあるので、少し眺めておりました。天気も晴れ間が出てきて、よかった。

Dsc06114

Dsc06115

雨の中を走ったのでバイクがだいぶ汚れてしまった、しゃーない。

〇シェルプラザ
 弁慶岬を出て、さらに海岸沿いを進んでいくと、道の駅「シェルプラザ」がありまして、立ち寄ってみました。

Dsc06118

シェルプラザというぐらいだから、貝料理でも食べれるかな?とか勝手に期待したが、レストランは無くて。お土産物屋さんだけかな。丁度、立地がいいのか駐車場には車がひっきりなしにやってきたけど。

お昼は食べれなかったので、セイコーマートで軽く軽食。そして、少し進むと本日の目的地、岩内町へ到着してしまった。ちょっと早すぎたかもしれない。

〇いわない温泉:おかえりなさい
 今回の宿は、いわない温泉「おかえりなさい」という旅館です。温泉も評判が良くてイイ感じの宿です。
ただ、近くまで行って気付いたのだが、この旅館は山の中腹にあるのでまわりにはナンもありません。あらかじめ町中で夕食を買って帰るかしかないので、宿に電話して、夕食を出せるか確認してみたところ、大丈夫ということなので、夕食付プランにしてもらいました。

Dsc06578

Dsc06561

バイクは玄関の軒下に停めさせてもらいました。バイク客は私一人のようです。やや古風な建物ですが、日帰り温泉もやってるのか、お客さんは多め。フロントで受付を済ませて自分の部屋へ。

シングルプランだけど、部屋は和室で広々としており、過ごしやすい。

Dsc06120

机もある。PC使うのに便利かもしれない。最近はやりの郊外でリモートワークとか、いいかも。

Dsc06119

かなり早いチェックインだったので夕食まで時間があるから、旅館の周辺、つまり山を歩いてみました。

76

付近には別のホテルや博物館があります。ちょうど、「おかえりなさい」から、周辺を円形の道ができてるので、ちょっと歩いてみましょう。ただ、虫が多い。体質的に虫にモテるようで、いろいろまとわりつかれてタイへん!

Dsc06567

「親指か?」とか思っちゃったけど。これは、名のある彫石家の作品だそうです。大理石。かなり大きい。この場所は展望台にもなってて、岩内の街中を一望できます。

Dsc06568

その先には、また、奇怪なオブジェがありました。

Dsc06569

プレートには、「生の拘束着」と書いてあります。これの意味するところは、さっぱりわかりませんが。

Dsc06571

虫に気を付けながら、歩いていきますが、この先、行き止まりになりそうだったので、引き返してきました。そして建物の前に到着。

Dsc06574

これは「新井記念美術館」だそうです。ピカソの作品などの所蔵で定評があるとか。やってる感じがしなかったので、スルーしたけど。

ここから元来た道を戻りながら、歩いていきます。丁度、ホテル前に逆方向に分岐する道がありました。なんか看板があります。

Dsc06579

「3行の希い(ねがい)」と書いてある。やや荒れた砂利道を進んでいくと、モニュメント?がたっておりました。

Dsc06582

水上勉・窪島誠一郎の連盟によるモニュメントみたい。と言っても、全然、知らないけど。見る人が見れば、何かわかるのかな。しかし、夏場というのに歩いても汗をかかないのは、北海道の特権だなぁ。宿に帰り、温泉へ。

温泉は内湯だけど、窓が広くて解放感のある温泉。岩風呂もありました。熱いお湯につかった後は、ビールが実にうまい。

頼んでおいた夕食をごちそうになりまして。

夕食もハマグリ鍋、イカの刺身、豚煮込み、そしてホッケがうまかった。おいしくいただきました。

Dsc06589

Dsc06592

Dsc06598

 

この日は特に目立った観光ポイントは無くて、のんびり走るツーリングとなりました。ちょっと雨に降られたけど、まぁ、支障はなかったか。翌日は、積丹半島を走り、小樽を通りながら、留萌を目指します。

 

〇走行ルート

ほぼ海岸沿いを走っています。この日の走行距離は、200㎞弱というところ。観光ポイントもあまりなかったので、かなり早く宿に到着してしまいました。まぁ、無理せず、のんびりでいいんじゃないでしょうか。でもまぁ、あと30㎞ぐらいは、どこかに寄ってもよかったかもしれない。


Map20230702

 

〇動画
 この日の様子を動画にまとめましたので、よろしかったらどうぞご覧ください。

 

 

〇バイクギア紹介(広告)

このウェストバッグを購入して使っています。柔らかい素材ですが、しっかり作られており、使いやすいです。内部にはフロント部にスマホを入れることを意識したポケットがあります。 ボディにつく方にはメッシュのポケットがあり、小物を収容できます。

ベルトバックル部は、改良されており、ゆるみ止めが付いてますので利用中にベルトが緩むことは無いですね~

スマホ、財布、ハンカチ、日焼け止め、カギなど結構入る。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

RS TAICHI アールエスタイチ RSB285 ウエストバッグ(5L)
価格:6,909円(税込、送料別) (2023/8/10時点)

楽天で購入

 

2023年8月10日 (木)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 6日目:松前半島

朝起きると、夜中の嵐のような雨から一転、雨がやんでました。天気は雲は多いが、晴れてる部分もある。こりゃツイてるのかも。この日は、函館を出発し、沿岸沿いを走り、北海道最南端の白神岬を通りつつ、松前城や江差などを通り、乙部町の宿まで行く松前半島ツーリングとなります。

〇函館から出発
 支度をして、出発します。バイクは立体駐車場の中に止めてあるので、嵐でも濡れてないし、大丈夫でした。函館の町を走り抜けていきます。

Mah002861

途中、函館本線の踏切に遭遇。なんと貨物列車が通過しつつ停車。この踏切どうなるのか?と思っていたら貨物列車がバックしていきました。なんじゃこりゃ。

Mah002882


そのまま国道227号を走っていく。これは国道228になり、そのまま半島を海岸沿いに走っていくが、松前半島もずっと沿岸沿いを走れるわけではなく、行き止まり箇所がある。とりあえず、行けるところまで行ってみることにする。
国道228から道道531へ入り、そのまま道沿いに走る。

Mah002901

Dsc05955

イカリカイ駐車公園というトイレもある休憩施設があるけど、そこを通り抜けて、その先まで行ってみる。

Mah00296-2

小谷石という町に出ました。そこで折り返す感じですかね。まぁ、ライダーとして端っこに行ってみるのはサガというものです。ここで休憩しつつ、写真を撮ってました。

Dsc05960

Dsc05964

Dsc05963

Dsc05965

Dsc05962

ここから町中を抜けつつ、さっき通過したイカリカイ駐車公園まで戻ります。

〇イカリカイ駐車公園

Dsc05967

Dsc05969

この地図によると、目前・・と言ってもかなり遠いと思うけど、青森県の下北半島があるわけで。天気が良ければ、半島が見えるのかもしれない。この日は、青森側に雲がかかってたので、ちょっとわからないな~~。

Dsc05974

たぶん、この岩礁の先に下北半島があるのかもしれない。

Dsc05972

Dsc05971

まわりのゴツゴツとした岩場を見学。ここらで出発します。

〇道の駅「しりうち」
 いったん、国道228号まで戻り、南下を継続。やがて北海道新幹線の津軽海峡線の知内駅と交差する場所にある道の駅「しりうち」へ到着しました。ここは、線路のすぐ横にあって展望台もある。新幹線が見えるという話。

Dsc05986

Dsc05988

道の駅の中に休憩スペースがあるというので入ってみると、北島三郎コーナーがありました。なんだ?

Dsc05977

展望台にも登ってみます。

Dsc05981

エレベーターで上がれるので、疲れはしないが、このぐらいの高さでもコワイ。まぁ、あまり身を乗り出すことなく、写真だけ撮って退散しましたが。

Dsc05982

Dsc05984

Dsc05983

展望台をおりたところで、新幹線が通過! まじか!?

 

〇岩部町
 気を取り直して、道の駅を後にしました。国道228を走り、どこから道道532号に入り、岩部を目指します。松前半島で、行き止まりとなる地区です。

Mah00301-2

沿岸沿いを走っていきます。そろそろ行き止まりかなというところで、道がだんだん細くなってきて、ちょっと不安になりますね。狭い場所でUターンしろとかにならないといいけどって。

Mah00301-3

そして端っ子に到着しました。ここは、岩部という地名のようです。

Dsc05989

小さな川があり、岩部川という。その橋を渡る岩部橋と。そのまんまっすねぇ。

Dsc05991 Dsc05993

Dsc05994

この辺りは漁港のようで、民家がありました。

Dsc05992

この建物は結構モダンですね。民家というよりオフィスのような。

Dsc05996


岩部を後にして国道228へ戻ります。その直後に、道の駅「ふくしま」があったので、立ち寄ってみました。

Dsc06000

「横綱の里」という副題がついてますが、なんの意味なのか、訪れてたときは気付かず。あとで調べて知ったんですが、「千代の富士」の故郷なんですね。記念館も併設されているということでしたが、気付きませんでした。

まぁ、先を急ぐので、次の目的地へ向かう。

〇白神岬
 やってきました。北海道最南端の「白神峠」です。丁度天気が晴れてきており、いいアングルで写真を撮ることができました。

Dsc06001

Dsc06004

他に人もいなかったので、石碑の前でデーンと撮影。

Dsc06006

「北海道最南端」と書いてある石碑。なんかこう、突端は感慨深いものがありますね。天気も晴れていたので、しばらく堪能。

Dsc06007

Dsc06012

Dsc06008

〇松前城
 続いて松前城へ。この松前城、北海道唯一の御城ということらしい。まぁ、城マニアではないが、ルート上にあるので寄ってみることに。

Dsc06014

Dsc06013

印象としてはこじんまりとした小さな御城。立派な門構えはあるけど、大きな石垣とか、そういうのは無いみたい。

Dsc06025

城の中は見学コースになってて、いろんな展示物がありました。まぁ、再建されたものだろうから。内部はショーウィンドウや中央の階段など、充実しておりました。

Dsc06016

見学コースを進んでいくと、庭園に出られるところに立派な門がありました。

Dsc06019

庭園から城下町が一望できる感じだろうか。

Dsc06024

Dsc06023

カフェでコーヒーでもとは思ったのだが、ちょっと天気があやしくなってきたので、とりあえず出発することに。

松前城を後にして海岸線に出たところで、雨がパラパラと降ってきました。ちょっとヤバイかなと思ったけど、少し先に青空が見えているので、すぐに止むかとそのまま続行。

Mah003051

案の定、5分ぐらいでやんでくれました。

ちょうどお昼なんで、セイコーマートでパン類を買って簡単に済ませたところです。ところで、セイコーマートって、変わったもん売ってますよね。

Dsc06027

めずらしそうなのは、「ちくわパン」だったか。ま、食べてみたけど、あまり美味しいとは思えなかった。ちょっと合わないかな~。ちくわをパンでくるんでるだけで、味付けをもっと工夫したほうがいいでないかと思う。

Dsc06028

写真はコーヒーどら焼き。まぁ、確かにコーヒー味はする。

 

〇道の駅 上ノ国「もんじゅ」
 このまま海岸沿いを国道228を走り続け、道の駅「上ノ国もんじゅ」というところにやってきました。

Dsc06040

けっこう立派な施設です。崖っぷちに建ってるので、ギリギリまで行くことも出来ました。
竜神伝説のある「神の道」というのがあるんだとか。実際、看板がありました。

Dsc06030

このまま進んでいくと、崖っぷちみたいなところに出ます。そのまま崖の先の岩礁に行けるみたい。

Dsc06034

うわ~~っちょっとコワイ。このぐらいでやめておくか。(笑)

Dsc06035

高い所は苦手なんで、この先は遠慮しておこうか。崖をながめることはできます。

Dsc06036

反対側を見てみると、沿岸沿いを見ることができます。風力発電がたくさん並んでますね。あの辺りは、明日あたり、行くところだろうか。


〇夷王山(いおうさん)
 道の駅で一息ついた後は、ちょうど向かいの山に入っていく感じです。夷王山というのがありまして。坂を登っていくんですが、ここに立ち寄ってみました。

Dsc06041

この夷王山の駐車場から神社本尊まで山を登る感じですかね。私の足で10分はかからないというところ。

Dsc06042

Dsc06044

標高は159mなので大したことはありませんが、それなりに、ひ~ひ~言いながら登っていきます。登ったところに鳥居がありました。

Dsc06050

さらに、この鳥居の先に神社があります。

Dsc06051

Dsc06052

Dsc06053

たしかに町並みは一望できましたが、利尻島とかは雲のせいか見えませんでしたね。

Dsc06047

町並みと風車をしばらく眺めて、夷王山を後にしました。

青空もチラチラ見えていたのに、このあと、急激に雲行きが怪しくなって、雨がパラパラ。ちょっと強く降ってきたので、念のために雨具(上だけ)を着て、荷物にカバーをかけました。まぁ、ジンクス通り、雨具を切ると雨が止むんですよね。ほんと5分ぐらいの雨で、そのあと青空がでてきました。

 

〇くぐり岩 (乙部町)
 そして、この日の最後の観光ポイントである、くぐり岩へ。国道からちょっと外れたところに、4台ぐらいの駐車場があるところです。バイクなんで道路の隅っこに停めて歩いて砂浜へ。

Dsc06060

写真でみると、ちょっと小さい感じ。歩いて通り抜けることもできます。やや、かがみますが。

このような穴の開いた岩ってのは、ほんと各地にあるけど、ココは自然に出来たものではなく、人手により採掘の結果で開けられたらしい。人が通れるように。岩の部分を触ってみると、ポロポロと少し崩れてきたので、だいぶ風化しているみたい。あと100年ぐらいしたら無くなっちゃうかも。

Dsc06062

Dsc06066

この穴の開いた岩の先に、変わった岩群があるそうです。

Dsc06069

館の岬(たてのさき)という所です。東洋のグランドキャニオンと呼ばれているとか。え~~~。グランドキャニオンは言い過ぎでは?とは思うよ。まぁ、あそこまで歩いていける元気もないので、このぐらいで退散。ホテルを目指します。

 

〇バリアフリーホテル「あすなろ」

Dsc06072

バリアフリーホテル「あすなろ」というのが本日の宿。到着すると、たまたま入口にいたホテルの人に、軒下に止めていいと言われてバイクを収容しました。

Dsc06074

Dsc06075

施設は充実してて、広い部屋、しかもカードキーで自動ドアでした。さすがバリアフリー。温泉も浅いけど広い。サウナも大きなのがあって、のんびりするには、いい施設でした。夕食は食べてないのでわからないけど、ホテル内にあるレストランで食べるみたい。朝食は、ちょっとしたコースメニューみたいになってて、高級感ありました。

部屋は全室禁煙だけど、喫煙所はあるので、喫煙者の方も大丈夫でしょう。ちと狭いけどね。

この日の晩飯は近所のセイコーマートで惣菜を買ってきて軽く済ませました。もちろんビール付き。いやぁ、サッポロクラッシックがうまくてたまらないんだよねぇ。

Dsc06560

北海道の温泉付きのホテルでは、夜2回、朝1回で、最低3回は温泉に入ってるかな。この時もそうだったか。ホテルのお客はけっこういたみたいだけど、お風呂は空いてて、あまり入ってなかったので、露天風呂やサウナを独り占めだったかも。ノンビリ出来てよかったところです。

喫煙所で話しかけてきた60代ぐらいのオジさん。元気かな~。ご夫婦で車で旅行しているそうだが、もともと、このあたりの出身だそうです。里帰りというわけではなく、単に旅行だと言ってましたが。子供のころには、学校終わった後に海で「ウニ」獲って食べてたとか。え?それって密漁? あぶね~~

Map20230701

この日は約210㎞ほど走りました。時間的には余裕がありました。翌日は、さらに海岸線を走りながら積丹半島手前の岩内を目指します。

〇動画(北海道ツーリング2023西北編 松前半島)

 この日の様子を動画にまとめてますので、よろしかったらご覧になってください。

 

 

〇バイクギア紹介

このウェストバッグを購入して使っています。柔らかい素材ですが、しっかり作られており、使いやすいです。内部にはフロント部にスマホを入れることを意識したポケットがあります。 ボディにつく方にはメッシュのポケットがあり、小物を収容できます。

ベルトバックル部は、改良されており、ゆるみ止めが付いてますので利用中にベルトが緩むことは無いですね~

スマホ、財布、ハンカチ、日焼け止め、カギなど結構入る。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

RS TAICHI アールエスタイチ RSB285 ウエストバッグ(5L)
価格:6,909円(税込、送料別) (2023/8/10時点)

楽天で購入

 

 

 

より以前の記事一覧

2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

おすすめ!