今でもよく覚えているが、普通二輪教習での一番最初にバイクを見たときには、
「なんてデカいんだ」
と思って、教習所に入ったことをちょっとだけ後悔した。いやまぁ、バイクなんて走ってる姿はよく見ているわけだし、別に珍しいものでも無いが、あのときは、「でかい」と思った。
でも、そんな気分は乗り出して少し走ってみれば、すぐに晴れた。自動二輪というのは見かけとは裏腹に実に楽しく、またおもしろいものである。
そんな自動二輪の教習時間は、普通二輪で17時間、大型二輪で12時間(普通自動車免許ありの場合)なのだが、これは長いか、短いか、あるいは適正なのか?
率直な意見としては、普通二輪は
「短い」
と思った。普通二輪の場合、バイクというものが初めてのケースも多いと思う。
自分としても原付は乗ったことがあるが、ずいぶん前の話ではあるし、第一大きさが違う。それに、いろいろな走りのテクニックを経験したことは無かったしね。そんな自分にとって普通二輪の教習は、実に新しいことだらけだったわけで、本当に検定に合格できる技量を身につけたどうなのか?はすごく不安だった。
普通二輪の教習というのは、単に検定に受かるための教習だけではない。安全に必要な体験なども盛り込まれているので、実際に必要な練習ができる時間というのはもっと少ない。教官の講義なども実車場で行われるので、実際にバイクを運転できている時間は、止まってる時間も含めて考えても、全体の7割ぐらいだろう。また、教習所が混んでる時間帯だと、車も多くなるので、右折とかでかなり待たされる事もある。
だから、案外、少なくなってしまう。
そんな中で、クランクにS字、急制動や平均台、スラロームなどの課題をクリアしなければならない。結構、難題なのだ。多くの人が苦手とする平均台+スラローム、急制動などは少し多めの時間を取ってもらえるし、時間が余れば平均台+急制動の練習に行ったりと結構多く練習することはできるにはできるけれど。
自分は「第二段階のみきわめ」の際には「落ちてもいい」と思っていた。やっぱり練習時間が足りないと思ったのだ。みきわめ時でも平均台から落ちていたし、後方確認など課題が山積しており、最低でももう一回は練習したいと思ったからだ。ぜひ、落としてください、と思っていたのだが、
「検定に行ってください」
と追い出されてしまった。そこから検定までの日々は本当に不安だったな。本当に受かるのか? 実際には、検定に受かったので、練習としてはまぁ十分だったのかもしれない。
大型二輪の場合はどうかな?大型は普通二輪から間髪入れずに受講していることもあり、基本はわかっていたし、大型で厳しくなった課題(平均台の時間増、スラロームの時間減、新規に波状路追加)の制覇が目標だが、これは余裕があった。みきわめ前で、「ほぼいいかな?」と思えるようにもなったし。
欲を言えば、平均台はもう少し練習したかったし、全体の走行も後2~3周は回って起きたかったと所だけど。
大型の検定の際にはかなり緊張したが、合格することができたので、良かったと思う。
というわけで、自分にとっての二輪教習とは
「ちょい短めだが、まぁ、適正」
というのが結論だろうか。
この教習時間というのは、教習所が自主的に決めてるわけじゃなく、法律か公安委員会の通達か何かで決まってるそうなので、全国一律となる。中身の詳細なカリキュラムは教習所、あるいは教官の裁量に任されるのかと思うが、一応、ちゃんと考えられているのではないかと思ったり。
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