バイク

2023年9月22日 (金)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 13日目:エサヌカ線を走る

この旅も終盤になってきました。この日は稚内を離れ、紋別まで行きます。天候予報によれば、「晴れ」確定!
ならば、「宗谷岬」へ行かねばなるまい。晴れた宗谷岬の写真が撮りたいと再訪問を決意しました。

もう、早朝出発で行きます。幸いにも利尻島以来、早起きのクセがツイてるので、4時に起きてしまいました。
朝食を食べて出発準備。6:30頃には出発しました。

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この日のコースは、いたって単純。宗谷岬をまわりつつ、オホーツク海沿線を紋別まで走るコースです。もともとは宗谷岬を避けて内陸を突っ切る予定でしたが。

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〇再び宗谷岬
 「うぉ~~いい天気や~~」ということで、宗谷岬に到着。他にライダーはいませんでしたが、早々とモニュメントの前にバイクを停めまして。ちょうどよく、観光にきた御夫婦がいらしゃったので、撮影を頼んだところ、引き受けてもらいました。ありがとうございました。

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いや~~~、昨日と違って快晴の稚内は素晴らしい。印象が全然違うね。何度も言いますが、この宗谷岬が、この旅の目標だったわけで、それを快晴で過ごすことができて、本当に嬉しく思いました。

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ホント、神様に感謝です。

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モニュメントの前からバイクを移動して、景色を堪能。あと、近所のお土産屋さんで宗谷岬のキーホルダーを記念に買いました。

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名残惜しいですが、宗谷岬を後にして、オホーツク海・沿岸を走っていきます。

 

〇道の駅「猿払」
 次の目的地である「道の駅・猿払」へ向かいます。途中、見事な岸壁があったのでバイクを停めて撮影。


Dsc06631特に名前は無さそうだが、茶色い浜があって、その横に岸壁が展開されていますね。

さて、道の駅「さるふつ公園」へ到着。ココには、変わったもんがあるというので立ち寄ってみました。子供向けの遊具がある公園と併設された道の駅か。なんかこうひっそりとしておりました。

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で、ここのある変わった施設は対向車線側へ渡る地下通路にありました。

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ブラックライトで照らされた浮かび上がる絵。両側面にあります。

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あははは。なんか無駄に凝ってるかなぁとか、思ってはいけない。けっこう凝った映像になっています。この通路は道の駅が道路の反対側へ抜けられるためにあるようです。海岸側はモニュメントと駐車場だけで施設は無いんですけどね。

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そしてモニュメント。ソ連の船が座礁し多くの人が亡くなったことへの慰霊碑なんだそうです。あ、ソ連?ちょっとな。でも乗客に罪は無い。

〇エサヌカ線
 次はザ・北海道と言っても過言ではない、「エサヌカ線」を走ります。ココをバイクで走るのを楽しみに北海道に来るライダーも多いらしい。私も同じです。

エサヌカ線は今回の旅の一大イベントになります。是非、晴れたエサヌカ線を走りたいと思っていました。北側から入り、南へ抜けていくコースで走っていきます。

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途中、クランクが2回ほどあります。全長16㎞のコースです。

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エサヌカ線に入り、一発目に思うことは、「広い!」でしょうね。

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ガードレールや看板、信号も無い。見渡す限りの地平線。そしてよく整備されたキレイな舗装道路。こんな道は、日本には他にないだろうと言えるんじゃないかな。

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そして好都合に天気がよかったので、サイコーのコンディションで走ることができました。もうね、まさにWindowsXPの壁紙じゃないかと思える風景でした。

あまりに気持ちいので、途中で引き返して、もう一度、走り直し。写真は2周目で撮影したものが多いかな。

このエサヌカ線。Youtubeやブログなどの写真で見るのと、実際に自分の目でみて走ってみた感じでは、全然、印象が違う。気持ちよさはハンパない。やはり実際に訪れて、見渡す限りの地平線を味わってほしい。

昨今、バーチャルな世界で、バーチャル旅行なんてものもあるみたいだが、人間の五感全体で感じるこの感覚は、他の何事にも代えがたいと思うね。

エサヌカ線を抜けて、少し先に「クッチャラ湖」というのがあったので、立ち寄ってみたんだけど、イベントをやってるとかで入場規制されていたので、パスすることにしました。かなり遠くにバイクを止めて歩いていかないといけないので。

 

〇北見神威岬
 ここからまたオホーツク海沿岸に戻り南下していきます。トンネル手前で岬側へ通じる道があったので、そちらへ向かってみました。

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この岬は、北見神威岬というそうです。北海道は神威という地名が多いねぇ。ただ、残念ながら、気付かづに素通りしてしまい、いつの間にか本線に戻ってしまいました。

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そして、その先、北見神威岬公園に立ち寄りまして。バイクを止めて景色を堪能。天気がいいので、なんでも良く見えます。さっきの北見神威岬も雄大に見えますね。

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ここを後にし、さらに南下していくと、道路沿いに北緯45度のモニュメントがありました。オホーツク海側ですね。オロロンライン側にもありましたが、あちらに比べると、ひっそりしています。

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〇ウスタイベ千畳岩
 千畳岩へ到着しました。かつて火山噴火で出来た岩場のようだけど、畳のように見えるということで、この名前がついているようです。

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たしかにこれなんか畳が積みあがってるように見えるね。

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〇道の駅「マリーンアイランド岡島」
 千畳岩からさらにオホーツク海沿いを走り、道の駅、マリーンアイランド岡島へやってきました。特徴的というか、船をもじった建物です。

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中にはレストランもありました。2階屋上は展望台になってます。そこには煙突のようなモニュメントもありますね。

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戻ってくると、なぜかバイクがすごい増えてました。

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〇道の駅「おこっぺ」
 オホーツク海を進んでいき、道の駅「おこっぺ」へ立ち寄りました。ココには、列車を改造した無料宿泊施設があるとか。

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列車の中を改造して、畳引きにしてあり、ここで寝られるようです。無料なのはポイントかもしれない。写真は、窓ごしに撮影したもので、中には入ってないです。ネットの記事を見ると、キャンプ場代わりに利用される人もいるようです。

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ちょうど、中庭で高校生のダンス大会をやっていました。けっこういろんな衣装をまとった高校生ダンサーが踊ってて、少しの間、見学してました。写真は、マリオブラザーズかな。

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あと、「おこっぺ」といえば、ソフトクリームが有名だそうで食べてみました。既製品と違って、濃厚なバニラで美味しかった。これは、食べてみることをお勧めします。

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天気のいいオホーツク海を眺めながらパチリ。

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〇オムサロ遺跡公園
 さて、紋別が近づいてきました。このあたりに、竪穴式住居の跡地みたいのがあるということで、立ち寄る計画でした。オムサロ遺跡公園と言います。

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ところが・・・。

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ぎょえ~~。クマ出没のため立ち入り禁止と。時期的には2カ月以上前ではあるが、北海道ではクマ出没により立ち入り禁止の看板が多い。

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まぁ、もともと熊注意の看板はあるわけですが。クマと戦う勇気はないので、次へ行きます。


〇オムサロ原生花園
 この遺跡公園の向かいの海岸沿いに「オムサロ原生花園」があります。そこへ移動しました。

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海岸沿いにあるオムサロ原生花園です。サロベツよりははるかに規模は小さいですが、花植物が見えるそうです。

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ここにもクマ出没の看板が。日付はこちらのほうが新しい。ただ、この花園は立ち入り禁止にはなってないです。森ではないのでクマがいればすぐにわかるだろうという所でしょうか。

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流氷岬と書かれています。冬は流氷のビューポイントになるとか。それにしても夏のオホーツク海は、キレイだ。青が濃いのがいいねぇ。

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植物群の中に道ができているので、テクテク歩いていきます。

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橋がありますが、立ち入り禁止でした。老朽化しているようです。まぁ、クマも出るし、森の方はやめた方がいいってことで。この先に湿原があるようだけど。

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花園なんで花を楽しむ。たくさんの花々があるらしいのだが、私が行った時期が悪かったのか、あまり多くはありませんでした。見逃しただけかもしれませんが。

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〇紋別へ到着
 この日のツーリングはこのぐらいで。ここから紋別のホテルへ向かいます。紋別セントラルホテル。普通のビジネスホテルですが、大浴場もあるし、レストランもある。ココで晩飯セット付のプランを頼みました。

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天井は低めですが、屋根下にバイクを止められるのもポイントかも。おそらくライダーに有名なんでしょうか。バイクがたくさん止まってました。私がきたときは、2~3台だったんだけどね。

ホテル到着が早かったので、着替えてから付近を散策してみました。ツーリング後の付近を散策するのも、案外好きです。

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サツドラ! 北海道のアチコチにあるドラッグストアチェーン。ドラッグ界のセイコーマートか?というぐらいに、あちこちにあります。ここにもありました。どこも大きいんだよねぇ。さぞや、儲かってるのか。それにしても、ネーミングがアレですよね。

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近くにプリンスホテル(温泉付き)があるのか。そっちでもよかったか。

すぐ近くが紋別港なので、そちらのほうへ行ってみます。

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工場が稼働していました。有限会社デリカ食品と書いてありますが、地元食材を使った食品工場のようです。賑やかに作業しておりました。ただ、漁港は朝早いということで、他はひっそりとしていますね。

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これはセメント工場のようです。

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どこにでもいるウミネコちゃん

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立派な漁船をながめつつ、漁港をうろうろ

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漁船から視線を感じましたが、フクロウがこっちを見ている。

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晩飯は、北海道名物「ザンギ定食」にしました。出てきて、このボリュームにびっくり。いや、食べきれるか?という量だったかな。食べたけど。
基本的には味が濃い目の唐揚げなんだけど、この独特な味わい、ビールが似合う。

食後にホテルのバイク置き場を見に行きましたが、予想外にたくさん止まってました。

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さて、この度も終盤。明日は、最後の宿泊地である旭川近辺へ向かいます。今まで、沿岸沿いをぐるっとまわってきましたが、この紋別から先、サロマ湖を最後に内陸に入り旭川を経由しつつ、苫小牧を目指す感じですね。

予報によれば、明日もいい天気のようです。

〇動画にまとめました
 この日の様子を動画にまとめました。エサヌカ線など、実際に動いてる風景をぜひご覧になってほしい。チャンネル登録もよろしくお願いします。

 

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2023年9月 8日 (金)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 12日目:最北端へ到達

ついに、この日が来たと言うべきだろうか。

この日は、今回の旅の目標地である最北端:宗谷岬を訪れるつもり。旅はすでに12日目であるが、苫小牧から11日かけてココまでやってきた感じなのかな。実に楽しみだ。天気は曇りなんだけどね。

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さらに「白い道」や宗谷岬周辺を走ったり、「からふと食堂」でウニ丼、豊富温泉やトナカイ牧場などの盛り沢山の内容です。

〇宗谷岬
 利尻島に渡るフェリー対策で、すっかり早朝に起床するようになってしまい、この日も特に急ぎではないが、4:30頃に起きてしまいました。温泉に入って朝食。早めに出発することに。6:00過ぐらいか。

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「宗谷岬で撮影するなら早朝」とも言われているのでちょうどいい。遅くなると、観光客が増えて、なかなかバイクと一緒に撮影が難しいらしいので。

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海岸沿いの道路を宗谷岬へ向かって走っていく。約30分~40分ぐらいで宗谷岬へ到着しました。

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到着すると先客ライダーが1一人、宗谷岬のモニュメントの前におられて、手招きしている。

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バイクで入っていくと、
 「撮影してくれないか? あなたも撮影してあげるので」
ということで、撮りっコすることに。他に観光客はいないようだし、チャンスだ。

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ここで撮影。自分でもバイク単独で撮影。天気は曇りだが、この写真が撮れたことで、
 「最北端を訪れる!」
という目標が達成できた。まさに感無量!大きな目標を達成することが出来た気分です。

そのまま宗谷岬をブラブラと。

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写真を撮影してくれたCB1300さんのバイクをパチリ

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それにしてもCB1300は人気があるねぇ。ほんとよく見かける。北海道にツーリングに来ているバイクで5本指に入るぐらいじゃないだろうか。

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この後も、他のライダーさんがやってきましたね。ぼちぼちと人も増えてくるのだろうか。

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〇白い道
さて、こっから「白い道」へ行くことにしまして。宗谷岬から丘側に行くと、

「貝殻を敷き詰めた白い道がある」

ということで、行ってみました。

あらかじめルートガイドを参照してナビにもインプットしておいたのだが、看板が小さくて見落としたりして、道に迷ってしまった。引き返して再トライ。曲がる場所を間違えなければ、何てことはない。

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途中、キツネがいたようだけど、近づいたら逃げられてしまいました。黄色〇がキツネ。よく見えないねぇ。

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さぁ、白い道です。この写真の位置から約200mぐらい先。基本的にはダートなわけだが、特に荒れてるということもなく普通に走れるそうです。ただ、あまり甘く見すぎてハンドルを取られることが無いように、注意して低速で走行することにします。時々、陥没とかもあるんで、路面をよく見たほうがいい。

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気持ちよく疾走するというより、この珍しい道を踏みしめながら、旅情を味わうという感じかな~。

しばらく走って、バイクを止めて写真を撮ります。遠目に見ると雪の上を走ってるような感じ。

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タイヤは真っ白ですね。あと、巻き上げるんで、アンダーカウルが白くなる。

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路面の貝殻はこんな感じ。

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時々、対向車も来るので注意したほうがいいかな。私は止まってやり過ごしました。

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この白い道。出来上がって10年はたってると思うが、だいぶ痛んできてるのかも。ダートとしては、難しくない部類だと思うが、所々に陥没とかあるし、不用意に飛び込んでハンドルを取られないように注意したい。

多少は補修工事が必要な時期かもしれんね。あと、貝殻が減ってるんじゃないかな。できれば晴れた日に来たかったけど、白い道を走破できたんで良かった。

〇宗谷岬周辺を走りつくす

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こっからは宗谷岬周辺の道を走りつくしてみようと思いまして。いったん内陸側へ入ったところで、牧場を見かけました。

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この牧場、道路沿いにあるけど、柵は無いんだよね。つまり人も動物も出入り自由なわけで。牛さんを眺めていると、チラッとコッチをみつつ、じ~~と見つめてきたんだよねぇ。

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突然、突進されたらヤバイので退散しました。まぁ、赤いバイクでは無いし、他に赤いものはないので、大丈夫とは思うけど。(笑)

このあと、再び宗谷岬へ立ち寄りましたが、観光客がかなり増えてました。たぶん、8:30ぐらいだと思うけど、これだとバイクを入れて撮影というのは、ちょっと難しいかもしれんね。やはり宗谷岬の撮影は早朝に限るようです。

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続いて東側の海岸線である国道238号を南下していきます。天気は曇が暑くて景色はイマイチなんですが、それでも景色を堪能しつつ走っていくところ。そして、道道1077号(稚内猿払線)へ入り、内陸へ向かいました。

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この道道1077はとてもきれいで走りやすい道なんだけど、所々、スマホの電波が入らないですね。ま、しゃーないところではあるが、スマホナビを使ってる人は気を付けてください。

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半島の真ん中ぐらいで道道889(上猿払清浜線)に入り北上していきます。宗谷岬を目指す感じですが、途中に風車地帯がありましたね。その手前でシカに遭遇。右手をピョンピョン跳ねながら走っていきました。近づくと逃げてしまいますが、少し先で3匹いましたっけ。

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このぐらいで、宗谷岬周辺の道路はだいたい走り切ったかなと自己満足。

〇からふと食堂でウニ丼
 谷岬を堪能した後は、今度は稚内へ戻りつつ、ノシャップ岬へ向かいます。ココにある「うに丼」の御店、その名も「からふと食堂」です。北海道に詳しい友人に聞いていた「稚内へ行ったらココに行っとけ」というアドバイスに従い、行ってみます。

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ノシャップ岬のすぐ近くにありました。駐車場がダートなんで、ちょっと気を使う。で、店内に入りました。昼食には少し早い時間ではあったけど、この日は朝早く出てるので、ちょうどいいか。

店内は他のお客はいなくて、私一人でした。お椀のサイズが普通とミニとあるようで、私はミニで、うに丼を注文。ホタテもついてきます。

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いや、利尻島で食べたときより、ウニが多いかも。こりゃ新鮮でうまい。もう、なんか一気に食べちゃいました。北海道でのちょっとした贅沢を堪能することができました。

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うに丼を食べるとステッカーがもらえます。ライダーだとこれをトップケースとかに貼るのが定番らしい。残念ながら持ってないんだけどね。今回の北海道で2回目のうに丼を堪能。カロリー高いかなとか、ちょっと思いながら樺太食堂を後にしました。

いや、うまかった。

 

〇ノシャップ岬(再)
 先日のノシャップ岬は雨だったので、リベンジかねて再訪問。ま、曇りなんだけどね。イルカの像等を眺めていました。

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〇サロベツ原野の展望台
 さて、ココからは内陸、国道40号を走りサロベツ原野あたりを目指します。バイパスのように整備された一瞬高速かと思えるような道を進んでいく感じです。

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途中、シェルターとかかれた休憩施設があったので立ち寄ってみました。屋根付きのパーキングで、トイレや自販機もあります。北海道ならではでしょうか。雪がしのげるようになってるということか。

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さらに進むと、「サロベツ原野展望台」というのがあったで立ち寄ってみました。無人の施設で他にお客さんはいなかったな。

その先で展望台に立ち寄ってみました。ここは、「宮の台展望台」という場所。

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まわりは平野から、やや上ったところにあります。高い所は苦手なんですが、階段を登ってみました。

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展望台の中は、ソファーやテーブルがあります。なんか無人の施設でこれは珍しいかも。施設の中から、サロベツ原野が見渡せます。

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いやぁ、見渡す限りの平原を少し眺めつつ、「これがサロベツ原野か!」と自己満足しておりました。


〇豊富温泉
 次に「豊富温泉」に立ち寄りました。ココも、温泉好きの友人から聞いてところで、

 「近くに行ったら絶対に入りたい温泉」

ということです。

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世界でも珍しい油分を含んだ温泉で、アトピーとかに効果があるそうな。温泉はホテルや旅館とかにもあるけど、町営の「ふれあいセンター」という入浴施設に入りまして。

浴室が、「一般」と「湯治用」に別れています。フロントで聞いたところでは、「湯治用」は温度が低いんだそうです。長く入ってられるようにということでしょう。

私は「一般」に入りました。湯温は熱いです。まぁ入れないということはないですが、長く入るのは厳しいかも。お湯の色は、いわゆるサビ色。ちょっと金属っぽい匂いがしますね。肌はややヌルヌルします。

しばらく浸かって、のんびりと風情を楽しんで出てきました。いや、かなり熱くて、汗がダラダラで、しばらく扇風機の前にいました。

〇トナカイ牧場
 豊富温泉を後にし、この後、トナカイ牧場を見物に。やや、ひっそりとした感じかな。駐車場にバイクを停めて正面にあるハウス。けっこう立派です。中には食堂もあります。

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センターハウスを通り抜けた先に牧場がありました。柵で囲ってあるんだけど、見ることはできますね。

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もっと沢山いるのかと思ったんですが、そうでもありませんでした。全部、出てきてるわけじゃないかもしれませんが。そんな中で飼育員の方が世話をしているところを見ることができましたが、このトナカイの角が一番立派だったか。

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施設内にはサンタの衣装とかもありますね。サンタのコスプレをして写真が撮れるらしい。

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あと、トナカイ肉のソーセージも売ってました。昔は内部のレストランで食べれたらしいけど、今はメニューには無いみたい。ちょっと迷ったんだけど、買ってもクール宅急便で送るしかないので、高くつきそうだし、今回はあきらめ。値段は4本で1000円というところですかね。

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ちなみに本場ノルウェーかスェーデンでもトナカイ肉はあるそうだけど、まずくて食べられないというのが、友人の話だったけど、ここのソーセージは、「トナカイ肉だよと、教えてもらわないとわからないぐらい」だそうです。

〇サロベツ原生花園
 トナカイ牧場を後にして、サロベツ原生花園に向かいます。入場料とかはなくて、いつでも入れるみたい。湿原内に木道が整備されていて、植物が見られますね。

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のんびり歩いて景色や花を堪能します。

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これは浚渫船(しゅんせつせん)というそうです。かつてこのあたりの湿原で泥炭が取れたらしい。その泥炭を採掘していた作業船。

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キレイな木道が整備されているので、歩きやすく原野の奥まで入っていける感じかな。植物は全く疎いのだけど、確かにいろんな種類がありそうです。

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ちょっとした展望台がもあって、その上から全景を眺める。利尻島の方は雲が厚いのだけど、うっすらと見えますね。

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やはり利尻富士というのは、このあたりのシンボルなんだろうなぁとか思ってました。雄大だもんねぇ~。

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北海道・サロベツの自然を見物して、ソフトクリームを食べまして、サロベツ原野を後にしました。

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〇再びオロロンラインへ
 サロベツ原野からオロロラインへ抜けて走りました。ちょっとバイクを停めて目前の利尻島を眺めてみると。


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雲が少し減って、青空が見えてきてますが、利尻島には、かなり雲がかかってる感じですね。ただ、その雲があまりにもダイナミックですっかり見とれてしまいました。

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雲が立体的に渦を巻いてるような感じですかね。

 

この日の訪問先はこんなもんでしょうか。稚内のホテルへ戻りました。

前半は宗谷岬を中心に周辺部含めて走り抜けました。後半はサロベツ方面で、原野を見たり豊富温泉入ったりと。そうそう、ウニ丼もあったので、実に充実した一日なりました。

明日は、稚内に別れを告げて、オホーツク海沿岸を走ります。天気は晴天の見込み。ん、ならばもう一度、宗谷岬に寄るかな。今日は曇りだったし。晴れた宗谷岬も絵になりそう。

それもこれも起きれればの話なんだなと、まぁ、大丈夫だろう。

〇動画
 この日の様子を動画にしてあります。よろしかったら、御覧になってみてください。


 

 

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2023年8月31日 (木)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 11日目:雨の礼文島

この日は礼文島をまわる予定だった。前日の天気予報によれば、この日は一日雨。まぁ、日本各地、雨模様のようなのでしょうがないところではあるが、起死回生の天気再生がないかな?とか思っておりました。

さらに正直なところ、どうするか?とも考えてまして。100%雨だとわかっている中で、礼文島をまわるか?とか。とっとと稚内へ帰り、ホテルでぬくぬくする選択肢もあるにはあるし。

でも、「次にいつ来れるか?」 そもそも、「来ることができるのか?」という思いがよぎり、「礼文島へ行ってみるか」という気になりまして。まぁ、嵐というわけじゃなさそうなので、なんとかなるだろう。

礼文島行のフェリーはは9:20発。例によって予約は出来ないので、余裕をみて8:00ぐらいに港に行けばいいか。ユックリ目の計画になりました。

〇礼文島へ出航
 朝起きて外を見ると、まだ曇り。ただ、いつ降っても不思議じゃないぐらいの天気。朝食を食べて支度してホテルをチェックアウトし、バイクの所に行ったが、まだ降ってなかった。レインウェアを着こんで荷物の防水装備を整えつつ準備完了。

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出発するときには、ポツポツと降ってきました。港へはホテルから近くです。フェリーターミナルへ到着後、建物の下にうまく入れて、そこで待つことにします。

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チケット売り場は空いてて、窓口で確認すると、
 「チケットの販売は1時間前からで、先発のフェリーが出航してからとなります」
ということで、しばらく待つように言われました。稚内だとすぐ売ってくれたんだけど、場所によっては、きっちりルールを守るという感じか。

しばらく待って販売が開始されると同時に購入。窓口は空いてました。天気悪いので礼文島へ行く人もあまり多くないというところか。この日のバイクは私を入れて3台かな。一人は、昨日、一緒に利尻島へ渡ったセローの方でした。ちなみに、昨晩、初めてゲストハウスに泊ったそうで、終日どんちゃん騒ぎで寝不足らしい。

暇なんで雨の中ですが、港で待っていると、ほどなく礼文島行のフェリーがやってきました。

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フェリーに乗り込み、定刻に出発となりました。この時、天気は雨がパラパラか、止んだりでしたね。

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なんと曇ってはいるが、利尻富士のてっぺんが見えています。島の天気は変わりやすいか。

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利尻島~礼文島間のフェリーは、時間にして30~40分ぐらいの短い航海。雨は降っているが寒くはないので、デッキでブラブラしていました。
でも、アッという間に、到着というところでしょうか。発進準備の放送が流れたのでバイクの所へ移動。

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礼文島へ到着後、下船準備をして、無事に出発。

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〇礼文島へ到着
 セローさんとは、港で別れ、各々の旅を続けることに。さて、私はというと、まずは礼文島の北端を目指しつつ、礼文空港を目指すことにしまして。

雨はパラパラで、降ったりやんだりと微妙。とりあえず、ガソリンを補給するために手近なスタンドへ。離島のガソリンは高いとは聞いていたが、7/6時点でレギュラーガソリンが、196円/Lなんで、かなり高いね。ま、選択肢はないのでしゃーないところです。

ガソリンスタンドのオジさんに天気のことを聞いてみたけど、

 「あ~~、今日は一日、雨だね~~」

と絶望的な回答をもらいまして。あはははは。

ただ、この時点では雨は降っていなかったので、車載カメラを設置しました。まぁ、もつかな?と淡い期待。礼文島は島の東側に道があるので、そこを北上していきます。

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シールドにポツポツ雨がついてますね。

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狭い島なんだけど、集落やちょっとしたお店があったり、山っぽくなったりと、景色は変わっていきますが、はっきり言って、景色を楽しむ余力は無くて。

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トンネルの中で雨宿りしたい気分でもあるが、ここに長いするわけにもいかんしねぇ。先を急ぐことにします。

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〇礼文空港
 礼文島の北部は、東側と西側が飛び出した半島になってます。礼文空港は東側ですね。

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雨がひどくなる前にということで、バイクを止めて撮影。

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この写真は礼文空港側(東側)の半島の海沿いですが、西側の半島がボンヤリと見えてます。ここから北端を通り、空港へ向かいます。ホントは北端で写真を撮るつもりが、いつの間にか通過しちゃったみたい。余裕ねぇなぁ~俺。

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礼文空港へ向かう分岐がありまして。やや高台を通り、礼文空港前へ到着しました。

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だいぶ雨が増えてきてるなぁ。

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よく調べてなかったのだけど、この空港は現在、休港中でやってない。というか、ほとんど廃虚やんと思ったり。Wikiで調べると、2026年までは休眠扱いとなってて、維持費も出てるらしい。島民は再開を希望しているとか。たしかに定期便があれば便利だし、より観光客も呼び込めるかもしれないけど、どうなんでしょう。

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で、のんびり写真を撮ってると、雨が強くなってきました。ちょっとヤバイということで先を急ぐことに。

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〇スカイ岬
 ココからスカイ岬へ向かいます。スカイ岬は礼文島の西側にあります。

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ただ、移動中にどんどん雨が強くってきました。

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到着は20分後ぐらいで到着しました。

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雨なんだけど、観光客は来てるみたいで、バスが何台も止まってますね。とりあえず、バイクからカメラを撤去し、トイレに避難。そこしかずぶ濡れで入れる場所が無いもんで。

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一旦、身支度を整えつつ、どうしようかなとか考えてました。この先、スカイ岬まで歩いていける元気が既にありません。カサをもってくればよかったな~とか、思ってましたが、仕方ない。

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写真はネットから拝借。モザイクかけてます。こんな景色だったのか~~残念。天気がよければ、いいものを見れたかもしれないねぇ。しばらく待ってましたが、雨がやむ気配もなく、仕方ないので出発することにしました。

 

〇スコトン岬
 これから礼文島の北端、スコトン岬へ。思えば、このタイミングが一番雨が強かったかもしれない。バイクを止めてお土産屋さんの軒下で雨をしのぐも、ちょっと厳しい。島の先端で、やや高台でもあるので風も強い。

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晴れていればサハリンまで見えるらしい礼文島の最北端であるが、見るに見えない感じか。決死の覚悟で岬の先端を見学。というか、チラッと見た感じ。カメラを濡らすわけにもいかないので、写真は撮れませんでした。まぁ、撮る気もなかったんだが。

何とも残念だが、仕方ないところです。

〇礼文島南端
 ココからは南端を目指します。礼文島は東側に道があるが西側には道がない。つまり一周はできないので、南端の行けるところまで。

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集落を通り、南端へ到着しました。雨がやまないな~~とか、ちょっと思いながら撮影。

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道路としてはここまで。この先は私有地のようで立ち入り禁止となってるようです。

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まぁ、ライダーたるもの、先端や行き止まりが大好きなので、礼文島の南端を征服したということで良しとしましょうか。この後、バイクをUターンして来た道を戻る感じです。

元々の予定としては、この後、映画にも使われたという「カナリヤパーク」や、高台にある「桃岩展望台」とかを考えてましたが、雨のツーリングは思った以上に神経を使うようで、どっと疲れまして。

天気が良ければ、夕方まで礼文島にいるつもりでしたが、この雨じゃ満足に周れないということで、撤収することにしました。予定していたフェリーよりも1本早い便、14:20のフェリーに乗ることにします。

〇フェリーで稚内へ
 南端からフェリー港までは、10分もかかりません。

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港のターミナルで、屋根下へバイクを置けると、ホっと一息。まぁ、事故もなく無事にたどり着けてよかった。出航まで1時間半ぐらいあるが、チケットを購入。ここはすぐに売ってくれました。バイクは少し多くて7~8台ぐらい。

屋根で雨をしのげるとは、なんとも安心感あるなぁとターミナル内で過ごしておりました。

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礼文島のゆるキャラ「あつもん」もおりまして。写真では小さいですが、「本日のウニ漁」と書いてありますね。今日は雨だから漁は無かったようですが、その日に取れたウニが食べれるということでしょうか。そうか、礼文島でウニドンを食べるという手もあったんだな。(笑) 今度、来るときはそうするか。

定刻になって、フェリーに乗り込みました。3回目のハートランドフェリーなんでUターンは、慣れました。

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さらば礼文島。「天気のいい日にまた来たいぞ」とリベンジを誓う。しかし、出航する時間になると、雨がやんでまして。まぁ、あるあるだねぇ。

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途中、逆方向のフェリーとすれ違いました。礼文島に向かうのかな。

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約2時間の航海で、稚内へ無事に到着しました。天気は曇りだが、雨は降ってません。ホテルは先日と同じドーミーインなので、そのままチェックインしました。濡れた雨具や荷物を室内で干して、この日の礼文島ツーリングを終了しました。

いやしかし、雨のツーリングは久しぶりだった。観光ポイントは一通り回ったけど、回っただけになってしまったか。ロクに景色を楽しめなかったのも残念。またの機会に、今度は晴れた日に礼文島を周遊したいもんです。

 

〇翌日は?
 さて、翌日は稚内周辺をまわる予定。この旅の目標値である宗谷岬、その近くにある、白い道、さらにサロベツ原野など盛り沢山ではある。天気予報によれば曇り。まぁ、今日よりましか。

 

〇動画
 この日の様子を動画にしてあります。よろしかったら、御覧になってみてください。

 

 

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2023年8月24日 (木)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 10日目:利尻島へ渡る

この日は、AM7:15の稚内発・利尻島行のフェリーに乗らねばならない。これを逃すとAM11:10の船になってしまう。しかし、このフェリーでは、バイクの予約が出来ない。つまり、早いもん勝ちってこと。さてどうするか?


いや、もう早起きして行くしかない。(笑)


というわけで、早朝4時起きでした。無事に起きれて良かった~~。

買い込んでおいた朝飯を食べて、そそくさと支度する。

予定では、利尻島で一泊する。翌日は礼文島を経由しつつ稚内へ戻る。稚内では現在1泊目だが、更に2泊する予定。ホテルは同じなので、荷物を預かってもらうことにした。これは助かりました。

そのため、利尻島の1泊分の荷物だけ持って出発する。1泊分とは言っても我ながら結構荷物がある。この時ほど、トップケースが欲しいと思ったことはないねぇ。買うか。(笑)

〇利尻島行のフェリーへ乗る

5:15頃にホテルを出発。5:30頃にには、フェリー港へ到着しました。

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事前に調べた感じでは、
 「フェリー乗り場にバイクを止められれば、絶対に乗れる」
ということだが、誰も並んでないようだし、今一つ、止める場所がわからない。看板も無いし。

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なので、適当なところにバイクを停めて、そのままチケット売り場へ行きまして。チケット購入で並んでいる列があったので一緒に並びました。

それで自分の番。時間は5:40ぐらいだっただろうか。

なんてことはない、バイクと2等自由席でチケットが買えました。たかだか2時間弱の航路なので指定席とか、そういうのはいらないでしょうということで、2等自由席。今の時期なら寒くないし、デッキでもいいかと思ってました。


このフェリー、ハートランドフェリーという運航会社のフェリーで、北海道の離島間のフェリーを運航してますが、バイクが予約できないことへの対策について、自分なりに考えてみました。

「予約が出来ないので、最悪は乗れないかもしれない」という懸念があって、WEBサイトで何か情報が無いかを探していたのですが、「早めに来たほうがいい」という記事しか見つかりませんでした。そりゃそうか。


でも、
 「並んだのに乗れなかった」
という記事が、SNSやブログ記事などが見当たらないので、乗れないことは、ないのではないか? と考えるように。

実際にフェリーに乗ってみると、屋内はともかく、デッキの自由席はたくさんあるので、ぶっちゃけ、何人でも乗れる。車はスペースの都合があるので予約したほうがいいと思うが、バイクは、端っ子のほうへ止めるだろうから、10~15台は乗れそう。なので、予約が無くても大丈夫なのかもしれない。

もちろん季節にもよると思うが、お盆休みあたりはかなり混雑するだろうから、厳しいかもしれない。ちなみに、チケットは「出航の一時間前から販売」が正式とのこと。実際は多少フライング販売はしてるみたい。私の場合は、1時間30分前に買っていました。

結論としては、
 ・バイクは予約はできないが、乗れない事はない
 ・チケットが買えれば確定
 ・1時間前には来て、チケットを買ったほうがいい
です。


さて、チケットが買えたので、バイクに戻りました。この日、バイクは4台でした。先頭の人のバイクに続けて止めて、周りをプラプラ。まだ出発まで1時間弱あるし。かなり気合いれて準備、出発をしてきたわけだが、少々、拍子抜けとも言える。

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他のライダーさんと、少し会話をしているうちに、乗り込む順番が来たのでバイクを移動させました。どこのフェリーもそうだが、バイクの乗り込みは最後の方。トラックや車は、バックで乗り込む。バイクは、乗り込んで、中でUターンする。バイクのUターンは鬼門だからなぁ。まぁ、左ターンなんで、大丈夫だろう。

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気を付けるポイントとしては、床面にロープを引っ掛けるためのワッカがあるので、そこを踏まないように。前輪にしろ、後輪にしろ、この突起を踏むと滑ったりする可能性があるから。

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Uターンと言っても、2度直角に曲がるコの字ターンなので、落ち着いて、突起を踏まないように進めばOK.
無事に入れました。私の後、アメリカンに乗ってる人がコケてました。大きなバイクは、気を付けたほうがいいかも。


バイクを預けて客席へ。2等の室内席はすぐに埋まってしまったようなので、すいてるデッキのベンチへ。荷物を置いて、船内をプラプラしてました。

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そして定刻通り、無事に出航しました。

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朝は曇り気味の天気だったが、船が出航する頃には、青空が出てきました。よかった。予報では曇りだったのだが。

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出航直後は利尻富士が頂上まで見えていたんだけど、頂上付近にだんだんと雲がかかってきてますね。

特にすることも無いんで、デッキから景色を眺めながら、写真を撮ったりしてまして。しかし、船旅っていいもんです。「旅してる~~」って感じが強くあって。

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陸地がだんだんと遠ざかっていくのを見てるのもいいもんです。稚内港周辺の景色も、そこにいたらわからない風景が見えるし。

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だいたい半分ぐらい来た頃だろうか。デッキから利尻島を眺めつつ、あれ?雲が増えてるかな?とか。

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そろそろ到着というところでの利尻富士。あいや~、雲が増えてる。

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船には登山スタイルの人も沢山いたので、この利尻富士に登られるのだろう。ただ、残念なことに頂上付近には雲がかかってるなぁ。他は晴れてるのに。アレだと、霧がかなり深いかもしれないっすねぇとか、思ってました。

〇利尻島へ上陸

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無事に利尻島へ到着。4台のバイクも上陸しました。ココで皆さんにはお別れ。まぁ、狭い島内なので、どっかで会うでしょうってことで、自分の旅を始める。

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〇コースは?
 コースは単純に利尻島一周。2周してもいいか。途中で観光スポットに立ち寄る感じで。姫沼、オタトマリ沼、神居海岸パーク、あと、利尻富士の途中までいく展望台とかも行ってみるつもり。

Map1

〇姫沼
 第一の目的地は姫沼。港からはすぐに着ける所。利尻島の周回道路から山のほうへ進路を向けます。

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高台に登っていくと、やがて大きな駐車場へ。姫沼へ到着しました。駐車場からは歩いて橋を渡ったりして姫沼へ行きます。5分ぐらい歩いただろうか。

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姫沼へ到着しました。

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かつてヒメマスを放流していたことから、姫沼と名付けられたとか。1周800mだそうでなので、ぐるっとまわってみました。

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湖畔一周にわたって木道があるので、そこを歩いていく。途中、倒木とか、いっぱいあったので、嵐とか台風とかで倒れたのかも。そのままにしてあるようです。

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ぐるっと一周、のんびり歩いて15分ってところだろうか。天気もよかったし、木道を歩くので、歩きやすく疲れませんでした。

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湧き水で飲むコーヒーカフェもあるみたいだけど、コーヒー飲むとトイレが近くなるので、我慢して次へ行くことにしようか。

駐車場へ戻り、出発の支度をしているところで、フェリーで同乗したハーレーさんがやってきました。やっぱり会うなぁと。狭い島なんだね。

この姫沼から下る最中で展望台があったのでバイクを止めて撮影しました。

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展望からは、左にフェリーの鴛泊港(おしどまりこう)、中央にペシ岬、奥に礼文島が見えます。礼文島はフェリーからもよく見えたが、思った以上に長く見える。縦幅で言えば、礼文島も利尻島も同じぐらい。利尻島は丸っこいが、礼文島は縦長の楕円形という感じかな。

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地図ボードによれば、サハリンまで見えるらしいが、この日は雲がかかってるのか、よく見えませんでした。実は現地にいるときには、気に止まらなかったんだけど、フェリー港の横に「ペシ岬」と展望台があるようです。立ち寄ってみれば、よかったかと、帰ってきてから思いました。(笑)

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姫沼を後にして海岸沿いを南下していく。

〇白い恋人の丘
 続いて、利尻島の南端あたり、白い恋人の丘という観光スポットを訪れる。ココは、有名なお菓子の「白い恋人」のパッケージ柄に採用された風景だそうだ。

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恋人の丘というぐらいだから、恋人同士で訪れれば、ゴール間近とかそういう逸話もあるとか。ま、一人旅には、関係ないけど。(笑)

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残念ながら利尻富士の山頂が雲に閉ざされているので、今一つはっきりしない。周りは青空なのにねぇ。

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反対の海側は、キレイな青空。遠目に雲が並んでるが、このぐらいはキレイでいいねぇ。

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真っ青な空のした、バイクも映えるというもの。観光客もけっこうおられました。

 

〇オタトマリ湖
 ココを後にし、次に向かうのはオタトマリ沼。恋人の丘のすぐ先なんで、数分でついてしまう。

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到着すると、一緒にフェリーに乗ってた3人のライダーとご対面。いや~、狭い島だなぁ。

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軽く談笑した後、別れて、私は沼の見物へ行きました。

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天気がいいので、写真が映えるねぇ。見ての通り、そんなに大きい沼ではない。歩いて一周すると20分ぐらいとのことだ。1㎞ぐらいかな。

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ココにはお土産さんや食堂がある。で、ココでウニ丼の店があると知っていました。で、立ち寄ってみることに。

混んでたらどうするかな?と思ったけど、混んでなかった。というか、ウニ丼は高いので、なかなか客が押し寄せるってわけじゃなさそう。

お店の店員さんに声をかけられて、話を聞いてみました。バフンウニ丼が5000円、ムラサキウニ丼が3000円。丼は小さめ。いわゆるミニサイズ。どちらも、今朝、取れたばかりのウニなんだそうです。

う~~ん、どうすっかなと悩んで、ココは慎ましくムラサキウニ丼をオーダー。

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うわ~~、出てきたウニ丼。量的には少な目なんですが、今の自分にはこのぐらいが丁度いい。新鮮で臭みも無く、すごく濃厚なお味。何と言っても国産ウニ!こりゃ、うまい。

お店の人に寄れば、醤油をかけるエリアは、分けておいて、醤油がかかってるウニと、生のウニと食べ比べるといいって、アドバイス。

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おぉ。なるほど。生ウニを味わうってワケか。いや、これなかなかいいですね。醤油ももちろんいいけど、生のウニのほうが、さわやかな感じがする。

もちろん写真を撮って、友人に送って自慢。(笑)
うまそう~~、ずるい~~等は、今の私には賛辞の声っすかね。

さて、バイクに戻ると、フェリー同盟の皆さん、まだおられました。沼を一周されてたようです。

セローのNさんNinjaのWさん、あとハーレーのおじさん。ちなみに、このハーレーは、30年前のものらしい。えぇ、このメッキがキレイなバイクが30年前とは信じられないが。大事にしてるんでしょうねぇ。すばらしい。

〇神居海岸パーク
 ココを後にして、次に訪れたのは、神居(カムイ)海岸パーク。体験型のイベント公園らしい。ウニ取りとか、カニ取りとかが出来るらしい。家族連れにはいいかもしれないです。

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沿岸部を見物。利尻島はアチコチに見られるが火山噴火の結果、岩が落ちてきた結果とか、そういうのが多い。ココもそうだろうか。

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岩が黄色になってるのは、コケかな。

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近くに見えるのは礼文島だろう。なんかすごく近い。地続きみたい。

〇利尻山見返台公園
 この後は、利尻山見返台展望台へ。利尻の山の中腹ぐらいまでは行けるのかな。そこまで行ってみる。

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道は狭いがバイクなら別に困ることもないので、どんどん登っていくが、ココでハプニング。車上動画を撮るカメラが、メモリが満杯。やべ~~、バックアップをとるのを忘れていたよ。

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というわけで、展望台公園のベンチでPCを出して、テーブルの上でカメラのバックアップ。空き容量を増やす作業をしてました。PCを持って来ててよかった。

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立派なトイレもありました。駐車場にはキャンプをされているキャンピングカーが2台いたかな。夜中は寂しそうだけど、大丈夫なのかなとか思ったり。あと、虫が多いんで、私には無理かもしれない。蚊のいいエサになってしまう。

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ココは展望台にもなっていて、階段を登るとあるらしい。ちょっと遠慮しとくかな。ま、ココまで来たということで、良しとしよう。

 

〇ミルピスを飲もう
 山道を下り、周回コースへ戻って、その先へ行きます。この次は、利尻島名物「ミルピス」を飲みに行きます。看板があったので、すぐにわかりました。

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普段は無人販売らしいけど、店主のオバちゃんがおられたので、少し会話をしながら、。ミルピスを1本購入して、飲んでみました。いわゆるヤクルト系の飲料だと思うけど、あえていうなら、乳酸菌ぽい味が強くさわやかなイメージかな。

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他に色々なジュースがあるんだけど、「飲んでみる?」と言われて試飲させてもらいました。2種類も。小さいコップ半分ぐらいだけど、美味しゅうございました。ちなみに全国発送もしてくれるそうです。

ミルピスって、ヤクルトミルミルとカルピスを足して2で割ってるネーミングなんかなぁ~とか思ったり。いや、失礼。
ミルピスのミルは、「ミルク」から来ているらしいです。こちらで紹介されていました。

 

〇藤野園
 次は利尻島の北端、藤野園へ立ち寄りました。映画のロケ地になったこともあるそうです。駐車場から遊歩道を歩きながら、海岸沿いを眺めてみると、小さな島があって、そこにウミネコがたくさん!

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写真ではちょっとわかりにくいですが、コロニーを作ってるそうで。この島は、ポンモシリ島というそうです。

ウミネコって、個体差はあるけど、人の言葉をしゃべってるようにも聞こえるねぇ。「お~~い」とか、「とま~~れ」とか。気のせいかな。

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高台に展望台があって、そこから利尻富士を眺めることができました。

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さてと、ココを後にして。というか、もう利尻島を一周してしまいました。まだまだ時間はあるので、鴛泊フェリー港を超えて、もう一周に入ります。と言っても、さっき行った、オタトマリ湖へもう一度、到着。時間もあるので、湖畔を歩いてみるかなと思ったのだけど、草が多くて歩きにくいのを口実に引き返してきました。

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戻って、お土産屋さんをのぞいてみる。

すると、お店のオバちゃんに言葉巧みに「ホタテ」を勧められたので、なんだか食べてみたくなって、1個頼んでみました。コーンバター風で。デカい。これを食べやすいサイズに切ってもらったヤツですね。
おぉ、珍味。ていうか、ビールが欲しくなる、ヤバイ味。美味しくいただきました。

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ちなみに、ここのオバちゃんと少し会話したのだけど、「本日は宿泊予定なんですよ」と言ったら、
 「それはラッキーだね。ホテルはほとんど満杯らしいから」
とのことでした。まぁ、確かに予約には苦労したんだけど。

ココで、またフェリー仲間と遭遇。セローの方。しかし狭い島なんだな。

 

〇仙法志御崎公園
 次は1周目で立ち寄らなかった「仙法志御崎公園」へ行ってみました。ここも火山で出来たゴツゴツした岩場と、生簀。周りには昆布。

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はるか昔に、火山の溶岩が流れてきて、このゴツゴツした岩場を作ったらしい。

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生簀もあって、その柵周りは人が歩ける幅があります。生簀の周りを歩きながら、海中を見物できるんですよ。そこには昆布がたくさん生えてました。利尻昆布は有名だからねぇ。

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あと、生簀の中にはアザラシくんがいる。到着したときは、いなかったんだけど、そのあと、観光客が増えてきたからか、アザラシちゃん登場。

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リクエストに答えて、生簀の中をゆうゆうと泳ぐ様を披露してくれました。

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どこにでもいるウミネコちゃん。「この岩場は俺のモノ」と言わんばかりに占領している感を出しておりました。


〇北のいつくしま弁天宮
 周回道路に戻り、2週目もそろそろ終盤。ココで、岸壁にある神社を発見。

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鳥居の先に小さな神社が祭ってありました。そこまでは橋が架かってます。うぉ~~~。コワイぞ。 しかし、ここは勇気を振り絞って、神社まで渡ってみました。まぁ、さほど高さは無いので、思ったほどコワくはありませんでしたが。

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旅の無事と明日の晴天を願う。でも、明日は礼文島、雨っぽい。いや、神に祈ればなんとかならんかな~とか。ちなみに、ここは「龍神の岩」となっており、龍神の伝説があるみたいです。

〇沓形港周辺
 利尻島のもう一つのフェリー港である、沓形港(くつがたこう)のほうへ向かう。何度見ても、読み方を忘れる。近くに沓形岬キャンプ場があったので、そこで休憩。

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ちょうど、芝刈り作業中でしたが、トイレだけ借りまして。

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岬なので灯台もありました。

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ここから礼文島が良く見えます。明日、行くぞ~~と思いながらも天気予報は雨なんすよね。しかも結構強く雨が降るって予報。どうすっかな~と悩む。

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キャンプ場を出てから、ちょっと沓形港周辺の町中を通過。そこに、セローライダーさんが教えてくれたうまいラーメン屋がありまして。

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利尻・味楽というラーメン屋さん。ま、ホテルの晩飯を予約しているので食べませんが、セローライダーさんによれば、「うまかったよ」とのことです。ネットで調べると、「利尻昆布をふんだんに使ったスープ」が自慢らしい。食べればよかったかなとか、後々になって思う。

この後、港周辺をぐるっとまわってから、利尻空港へ。丁度、少し前に飛行機が到着していました。

〇利尻空港
 空港はこんな感じで近代的な空港になっていましたね。飛行機で来るという手段もあるわけだ。

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まぁ、特に何か目的があるわけではないが、ちょっとよってみた感じです。

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このときの時間は、15時過ぎぐらいなんだけど、相変わらず、利尻富士のてっぺんは雲で隠れてる。

〇ホテルへ
 この日のツーリングはココまでかな。ホテルに到着ました。
ホテルは北国グランドホテル。ちょっと値段は高めだが、晩・朝の食事付だし立派な温泉もある。全国旅行支援で宿泊代の値引きと商品券もあるので、奮発して泊まることにしました。

ちなみに、この利尻島の宿泊予約は、ちょっと苦労しました。予約を試みたのは2カ月半前なんだけど、ほとんどあいてない。あいてるのはゲストハウスか、素泊まりの旅館ぐらいで。

たぶんだけど、人気のシーズンだから旅行会社がツアー用に抑えてしまってるのだろうと。なので、取れそうなところを1件予約して、ギリギリまで待ってました。やはり案の定、1週間半ぐらい前から一気に空きが出ましたね。空きが出たあとで、サクッと予約しました。値段は高いんだけど。

あと、このホテル、バイクを止めることに関しては、残念ながらエントランスが階段なので軒下へバイクを止めることはできませんでした。自転車は軒下に止めてました。

なので屋根はありませんが、普通の駐車場へ止めました。

う~ん、軒下へスロープを用意するなど、改善を期待したいところです。ライダーに優しくあって欲しい。

部屋は和室でそこそこの広さ。でも、過ごしやすい。温泉も内風呂と露天があって、のんびりできました。ちなみに、ここの売店は御土産が色々あるのと、売り手のオネェサンの商品知識の高さと、トークが面白くて、つい買ってしまいそうになります。一見して、なんでもない木彫り細工のカメに関するサイドストーリーを説明してくれたのは、面白かった。もちろん買ってしまった(笑)。

晩飯は会席のコース料理。カニが出ましたね。

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どれも美味しゅうございました。

〇走行記録
 この日は、利尻島を2周したので、約130㎞程度の走行でした。

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これは、スマホのGPS記録をグーグルマップへ投影したものなんですが、なんとも間隔が雑だよねぇ。何とかならないもんかねぇ。

〇翌日は?
 礼文島へ渡ります。フェリーの時間は遅めなので、ややノンビリできそう。
 ただ、天気予報は全国的に雨模様。はたして!?

 

〇動画
 この日の様子を動画にしてあります。よろしかったら、御覧になってみてください。

 

 

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2023年8月20日 (日)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 9日目:オロロンラインで稚内

「この日は晴れてくれ!」

今日は、この旅の最大の目標、稚内を目指す日なんです。オロロンラインを始め、日本海側の美しい道を走る日は、何としても晴れて欲しかった。そう、「晴れが必要だったんや~~」と心の叫びに神様が応えてくれたという感じでしょうか。

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出発は、朝8時頃。ホテルをチェックアウトしてから駐車場で荷物を積み込んで、いざ出発!
前日に給油を忘れたので、まずは近所のホクレンで給油。あと、ホクレンフラッグ(青)を買いました。これ、いつのまにか、有料になってたんですねぇ。300円でした。実は、このホクレンフラッグが、今回の北海道ツーリングでゲットできた最初で最後だった。(笑)

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さすが、オロロンラインや稚内へ向かうとなると、バイクが増えてきますね。同じように北端を目指すライダーが多いということだろう。私はのんびり行くので、先行くバイクを見送り~~。

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走ってて、やはり映えるのは海岸線沿いかな。天気も実によく写真がキレイに撮れるというものです。

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見てください。この青空を。本当にキレイな海、そして青い空。サイコーっす!

 

〇グリーンヒルウィンドファーム
 途中、ナビが右折を指示。あれ?何だっけ?って自分でコースを作りながら忘れておりましたが、「グリーンヒルウィンドファーム」という牧場があったんだ。ココには、道路からは見えにくいが、入っていくと沢山の風車があるという。全部で39基だそうです。

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せっかくなんで行ってみると、道が途中からダート! いや、どうしようか悩んだが、まぁ、行ってみるかと。ダートなんで多少の緊張感はあるが、何とか途中まで行きまして。あまり深入りしてハマるとやっかいなので、Uターンして戻ることに。

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牛さんいました。

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さ~て、戻りもダートを走らねばならない。ユックリ走っております。いや、オフロードバイクじゃないし、重い荷物をしょってるので、あまり無理しない。

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ギアは1足で、のろのろと走る感じ。ダートって、時々穴が開いていることもあるんで、ハマると厄介だし。ただ、力を入れすぎると、それはそれで失敗するんで、低速で走りつつ、バランスに注意して腕はあまり力を入れない感じで。ははは。

無事にダートを通過して元の道に戻りました。

 

〇道の駅「ふわっと」
 牧場を出てすぐ先、道の駅「ふわっと」というのがあったので、立ち寄ってみました。

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まだ、新しい施設なんすかね。温泉と宿泊施設もあるような、キレイなところでした。何かの機会に温泉に入りに来たいもんです。地図で見ると、「とままえ温泉」と書いてありました。

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天気がかなり良くて、少々暑い! でも雨よりはるかにマシ。ここから、まずは裏エサヌカ線を目指す感じです。

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ここから海岸線の国道を走っていく。どっからオロロンラインなのか、今一つはっきりしないけど、おそらくあの風車がたくさんあるところだろうと勝手に思って走っていく。実際は、石狩のあたりからオロロンラインは始まってるそうで、とっくに走っていたわけですが。

 

〇裏エサヌカ線
 これまた事前に目をつけておいた
 「裏エサヌカ線」
に到着。エサヌカ線と言えば、オホーツク海の道が有名だけど、これは日本海側。そこに似ている道があるということで、裏エサヌカ線と呼ばれているらしい。地図上では、国道232号と並行して海岸側の直線道路です。

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オロロンラインである国道232号が、遠別町(えんべつ)あたりで、海岸沿いから内陸側へ右折する所を、逆に左折すると、裏エサヌカ線があります。

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ゴールは、国道232号へ合流する感じです。

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道路上に電柱や看板とか、そういうものが無いのがエサヌカ線だと聞いていたけど、ここも正にそれ。ま、正確には多少はあるけど、ザ・北海道道路の一つとして数えて、いいんじゃないだろうか。

見渡す限りの地平線。

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天気は晴れているが、少し雲が増えてきた感じだけど、走っていると実に気持ちいい。叫びたくなる感じ。

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道路もすごくいい。他の大通りのように継ぎ目や補修跡、穴あきとかが無い。実にきれいな道だ。

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ココを突っ走っては面白くない。のんびりゆっくり、景色を見ながら、走って行く。途中、一度、引き返して、もう一度、スタートラインから走り直しました。なので、1.5周ぐらいしています。でも、実に気持ちイイ道でした。

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場所によっては海が近くに見えるところもあります。

 

〇オトンルイ風力発電所
 裏エサヌカ線を抜け、オロロンラインへ戻りました。この先、例の風車がたくさん並んでいるオトンルイ風力発電所は目前です。この風車群を見ると、
 「あ~~、北海道に来てるんだなぁ~」
と実感する時じゃないかな。

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オトンルイ風力発電所の風車群は圧巻の風景。いや~~絵になる。

でも、風車は全部止まっていました。聞いたところによると、風車の寿命がきており、リプレースするそうです。ただ、ネットで調べると、風車の撤去は延期されているみたい。まぁ、ある意味、今の風車が見られる最後のチャンスだったかもしれない。

だが、残念ながらこのあたりで雲が増えてきてます。晴れだと風景が映えるんだけど、ちょっと雲がかかってしまってます。頑張れ天気!

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海岸側には利尻島が見えてる。これまた利尻富士に雲が大きくかかってる。翌日は」利尻島に渡るので、晴れててほしいところではあるが。

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そして、北緯45度のモニュメントに到着しました。ライダーはココに必ず立ち寄るとか。

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右手にサロベツ原野、左手に利尻島を見つつ、海岸沿いを走っていきます。このあたり、ちょっとパラパラっと雨が降ってきました。まぁ、パラパラなんですけどね。

 

〇こうほねの家
 海岸沿いの休憩エリア、「こうほねの家」というところで、一息つきます。この日は、特に営業はしておらず、無人のようでした。

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建屋の上が展望台になってますが、利尻島は相変わらず、厚い雲がかかってます。う~ん、あの雲、どっか行っちゃってくれないかな~~。

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この辺りは海岸沿いが草原になってて、夏場は花が咲くそうです。ちょっと見当たらなかったが、時期が悪かったか。

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ここで丁度、稚内からやってきたライダーさんに遭遇。少し話をしました。稚内のほうは雨で、ここまでレインウェアを着てきたそうです。このあたりで止んだので雨装備を外していたらしい。

ありゃ、稚内は雨か。出発したときの青空はなんだったんだ?とか、ちょっと思うよね~、まぁ、北海道の天気は変わりやすい・・のかねぇ。さて、気を取り直して稚内を目指そう。

 

〇抜海港(ばっかい)
 途中、抜海というところにある漁港に立ち寄りました。まぁ、何があるってわけじゃないし、人もいないのですが、周辺を一周しました。

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ココを抜けると、もう稚内は目前。この日はノシャップ岬を目指します。稚内の左側の先端ですね。

 

〇稚内・ノシャップ岬
 さてと、「ノシャップ岬にとうちゃ~く」というところで、雨が降ってきました。あいや~~。ま、雨具を着るほどではなさそうなんだけど。とりあえずバイクを停めて、イルカの像の所へ。

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イルカくんが迎えてくれました。写真には写ってないけど、パラパラ雨が降ってます。

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いや~~、ノシャップ岬までやってきました。思えば、北海道の北端に来るのが夢だったわけで、そのうちの一つがかなったわけだ。最終目標は、もちろん宗谷岬ではあるけれど、ここも北端の一つに変わりはない。

思いを寄せたこの北海道の北端の大地をかみしめ、今、俺はここにいると。(笑)

しばらく、と言っても5分ぐらいか、ノシャップ岬を堪能したのが13:30頃かな。時間的にはだいぶ早い。ただ、雨がパラパラ降ってるので、これ以上バイクは厳しいかもしれんので、とりあえずホテルに向かうことに。天気が良ければ宗谷岬まで行っちゃうつもりだったけどね。

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ホテルはライダーに有名な、ドーミーイン稚内です。かなり早く到着したけど、バイクは1台だけ入ってましたね。

バイクを停めてホテルにチェックイン。まだ、14:00ぐらいかな。ちょうど、稚内駅周辺はお祭をやってるようで、道路を通行止めにして屋台が出ていましたんで、屋台見物に。で、稚内周辺を散策してみよう。

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着替えて、傘を持ってホテルから港のほうへ。明日、早朝のフェリーで、利尻島に渡るのでフェリー乗り場を確認しておく。事前にストリートビューでは見ていたのだけど、実際、ココだなと。で、どこで待てばいいのかとかも、一応、確認しておきました。

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この利尻島へ渡るフェリー、ハートランドフェリーという会社だけど、バイクは予約が出来ないんだよね。予約できれば、のんびり来れるのだけど、早いもの勝ちというスタンスなのか、予約ができない。だから、早めに来るしかなくて、非常に不安も残る。まぁ、実際は、何てことは無く乗れたのだけど、このあたり、後で詳しく書きたいと思います。

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フェリーが着岸する場所は、ここだと思う。ま、この時はフェリーはありませんが。

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次の船の待ち客かな。車が並んでいました。

フェリー港を後にし、そのまま歩いて有名な防波堤ドームへ向かいます。

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ドームのちょっと前に立派なホテルがありました。値段が高そう。そう、稚内のホテルは価格が高めです。他の場所と比べて、1.5倍から2倍ぐらいか。いろいろ理由はあるそうですが。

で、防波堤ドームへ着きました。古代ローマみたいな建造物で、ここにバイクを停めて愛車と撮影する人が沢山いるらしい。実際、撮影しておりました。

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私は歩いてきてるので、そのまま風景を写真に撮っておくだけかな。
いやまぁ、すげ~建造物だな。1936年に作られたらしいです。

この防波堤の横に階段があって、上にほうへ登れるようです。

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この時、雨はやんでましたが、ときどき、パラパラしていました。なんとも不安定な天気のようです。ここから町中へ戻ります。

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ピンクの建物があったので、近寄ってみたら。ホテルでしょうか。「サハリン」だって。うわ~北海道らしい。

丁度、ホテルの周りが縁日になっていたのですが、そこへ戻ろうと思ったら、交番を発見。

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臨時交番と書いてあります。縁日の警備とか、迷子とかいろいろ問題はあるだろうから、こういう交番が出るんですねぇ。お疲れ様です。

この後、晩飯代わりにちょこっと屋台で食べ物を買って、ビールと弁当をセイコーマートで買い込んでホテルへ。明日は早朝出発なので、素泊まりプランです。

チェックインした後で知ったのだけど、ドーミーイン稚内の朝食は5:30からだったので、食べることもできたかもしれない。おそらく、この早朝フェリーに乗る客がいるから、その対応だと思う。

というわけで、この日はここまで。

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留萌から稚内まで、オロロンラインを通り、約200㎞走りました。時間的にはかなり余裕があったので、天気さえよければ、宗谷岬まで行けたんですけどね。残念ながら、小雨交じりとなってしまったので、ここまでです。まぁ、稚内はまだ滞在するので、チャンスはあります。


〇翌日は?
 利尻島へ渡ります。朝一のフェリーに乗らなければなりません。
 天気予報は曇りだったが、はたして!?

 

〇動画
 この日の様子を動画にしてあります。よろしかったら、御覧になってみてください。

 

 

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2023年8月15日 (火)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 8日目:岩内~留萌

ぐっすり眠って、朝5時に起床しました。すっかり朝型です。これは後々に生きてくるでしょう。温泉に入ってのんびりと目を覚ましていきます。この宿「おかえりなさい」の岩風呂は、朝はやってませんでした。

のんびり温泉に入った後は朝食。旅館の朝食は、実においしい。特にご飯がおいしくて、進む進む。2杯+αを、食べちゃいました。

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〇岩内を出発
 準備をして出発します。この日の予定コースは、岩内町を出発し、積丹半島をぐるっとまわり、小樽を通りながら、留萌を目指すコースです。ひたすら海岸沿いを走ってく感じです。

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朝の天候は曇りかな。だんだんと晴れていく感じだと思うが。

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国道229号を走り、途中、泊村というところを通過。この辺りは、発電所でもあるんだろうか。北電の施設がありましたっけ。

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〇道の駅「オスコイ!かもえない」
 泊村から、しばらくいくと、道の駅「オスコイ!かもえない」へ到着。ココでトイレ休憩。看板地図を眺めていると、居合わせたライダーさんに声をかけられまして少し話をしました。

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 私より前に北海道入りされており、小樽を起点に稚内や旭川を回ってこられたようです。残念ながら連日雨で、バイクはドロドロになるしで、散々だったと言われてました。それに比べれば、自分はだいぶマシというか、かなりツイてるかな~~。

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そこでライダーさんと別れ、というか、先に出発されました。

私もココから積丹半島の先端、神威岬を目指します。まぁ、高い所はあまり得意ではないが、名所なんで一応まわることに。

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途中トンネルを超えた先にあった駐車場で撮影。このあたりの海岸沿いは、ほんとゴツゴツしている。火山の影響なんだろうか。


〇神威岬
 さて、神威岬に到着。観光地なんで駐車場は広い。バイクを停めて歩く。

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さすが観光地なんで駐車場はかなり広い。バイク客もたくさん、おられました。自分は中間地点あたりで止めて歩き出します。

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看板石の前で飼い主さんがワンちゃんとセットで撮影されてたので、相乗り撮影。なかなか揃ってくれないようでした。

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一本道を歩いていきます。少し登りです。

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入口到着しました。ここが入口みたい。かつては「女人禁制」だったそうな。今は違うので、誰でも入れます。

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尾根沿いに道があるので、そこを歩いていきます・・が、絶壁になるんで、ちとコワイっすね。
岸壁に橋がかかってるようですが、あれを渡れる自信はないです。

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なので、このぐらいで勘弁。いや、絶壁は苦手なんす。

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あいや~、神威岬を堪能しました。これ以上先にいくと、足が震えてしまいそうなので、引き上げてきちゃったけど。

神威岬を後にし、続いて小樽を目指します。国道229を走り、そこから道道913号へ入り、沿岸沿いを走り続け小樽をめざしました。途中、港があったので、停車して撮影。

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遊覧船があるようです。

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〇小樽
 そんなこんなで小樽の町に到着しました。

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展望台があるんで、そこを目指すために町中の道からちょっと外れて、展望台をめざしました。なんか林道みたいになっちゃったので、不安になって何度もナビを確認しましたが、間違いは無いようでした。

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すると前方に高い建物が見えてきて。ただ、一瞬、「廃虚か?」と思ってしまいました。

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展望ロビーが最上階に見えるが、窓が黒くて割れてるように見えたのと、煙突のようなものがひび割れしてるように見えたもんで。 近くまでいくとキレイなホテルでした。失礼。

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ホテルの先に展望台があります。そこに駐車場はあるので移動。

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展望台から少し先に水族館があるようで、そこでショーをやってるようです。アナウンスが聞こえました。

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その先、なんかポケモンGOのジムみたいな建物が見えますね。あれは灯台らしい。

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このまま高台を降りて、小樽の街中を抜けました。観光客がすごく多かった。外国人も多い感じ。今回は小樽は通過するだけなんだけど、宿泊して町中を散策すればよかったかも。船でまわるツアーとかもあるみたいだし。小樽観光は次回にとっておくか。

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小樽からは、国道5号を走り、そこから国道337へ抜けていきます。札幌北部又は石狩あたりを通過しますが、このあたりは、北海道の大動脈みたいな道路で車線も多くなるのと、大型トラックだらけになりますね。特に恐怖とかはありませんが、トラックが多いので、注意したほうがいいでしょう。

さらに進むと、長いまっすぐな下り坂で写真を撮りまして。

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写真だと今一つですが、目視で見てた感じは、すばらしい絶景に見えました。

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同じ場所にあった派手な建屋は不動産屋かな。

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海岸沿いを国道231号で北上していく。途中、トンネル地帯を抜けました。このトンネルは武好トンネルと書いてありましたっけ。

〇留萌に到着
 さて、走り続けて、留萌(るもい)の町に到着しました。今晩はこの街ののホテルに泊まります。

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留萌には、黄金岬というのがありまして。夕焼けがキレイなんだそうです。黄金岬は公園だけど、キャンプ場にもなってるようで、テントを張ってる人が何人もいました。

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黄金岬のモニュメントがあります。

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夕焼けまであと2時間ぐらいありますが、撮影してみました。太陽の向きなので逆光になってしまうので、暗くなってしまいますが、これが夕焼けに変わることになります。

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夕焼けやを見ながら夜を明かすのか、キャンプ客がけっこうおられますね。

 

夕焼けまで待ってるのもなんなんで、本日の宿へ向かいます。ニューホワイトハウスというビジホへ泊まりました。このホテルはバイク用の駐車スペースがあるんですよね。しかも建屋の下なんで雨を避けれる。有名なのかバイク客が多かったです。
ホテル自体は、普通のビジホなんで大浴場とかは無いですね。

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〇留萌の町を散策
 日が暮れるには時間があるので、晩飯の調達をしながら、ホテル付近を散策してみます。

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付近にセイコーマートは見当たらなかったな。久しぶりにローソンで、晩飯とビールを調達。

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町並みは懐かしい感じ。まぁ、ちょっと古いかもしれない。

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スナックみたい。Darlingという店名みたい。そして看板に「天使の羽」があります。小樽の展望台にも天使の羽があったけど、何か関係するのかな。いや、しないか。場所が違いすぎる。

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丁度、ホテルの裏側の通りなんだけど、飲食店街のようです。飲み屋やスナック、あと焼肉もあったか。

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目についたエアコンの室外機。「なんでこうなった!?」とツッコミたい気分。ボロボロやんか。風で吹っ飛んだのか、酔っぱらいが蹴とばしたのか。なんとも不憫なエアコン室外機です。

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住宅の入り口に門番の如く鎮座している「キティちゃん」。武器のようにホウキを持って、今日もこの住宅の警備を行っているのだろうか

〇走行記録

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この日は、約290㎞程走りました。実は計画を立てた時点で、この走行距離はわかっていたので、「大丈夫か」とちょっと不安もあったので、少し早めに出発したのと、立ち寄り地であまり長居しないように努めてたんですが、思ったより早く着いてしまいました。もう少し、ユックリしててもよかったかもしれません。 北海道は一般道だけでも、車も少ないし、信号も少ないのでペースが早いですね。

 ここが今回の旅の中間ポイントになります。さて、明日は今回のメインイベントの一つ。オロロンラインを通り、稚内を目指すことになります。天気はどうか?それだけが心配。

「いい天気でありますように~~~」

〇動画
 この日の様子を動画にまとめました。よろしかったら、御覧になってください。

 

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2023年8月13日 (日)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 7日目:乙部~岩内 R229の旅

このツーリングも早7日目になりました。楽しいことはアッという間に時間が経ってっしまう感じっすねぇ。

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〇館の岬(たてのさき)
 さぁ、出発しよう。天気は曇りってところか。所によって、ちょっと雨が心配されるけど、まぁ、なんとかなるだろう。荷物を積み込んで出発します。第一目的地はすぐそこ。館の岬という特徴的な岩肌が見られるという。その真横にあるトンネルを通過する感じか。

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ところが・・・。いきなり通行止め。あれれ?

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これ、後で調べてみたのだけど、2年ぐらい前に土砂崩れがあったらしく、以来、通行止めになっていたそうです。なんと、事前の調べが甘かったか。ナビで迂回路を探すとすぐ横に山越の道があったので、そちらへ行くこにして、とりあえず、バイクを停めて館の岬を見物。

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これ、昨日のくぐり岩から見えたところかな。まぁ、ちょっと曇ってるんで景色としては今一つ映えないか。迂回路も気になるので出発します。

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迂回路を通ってみると、けっこうキレイに整備されているし、立派な道路になってました。なんとなくだが、メインストリートの復旧には時間がかかるということで、迂回路を整備したのかもしれない。

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山道を越えて、元の国道へ戻りました。

〇親子熊岩
 そこから海岸沿いを国道229号を北上していく。やがて、ちょっと側道の休憩スペースあって、そこに「親子熊岩」がありました。伝説もあって、興味のある方はどうぞ。

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写真を撮った時のアングルが悪くて、今一つ、小熊と母熊の区別がつきませんでして。もうちょっと右側から撮影すればよかった。

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続いて道の駅「てっくいランド大成」に立ち寄りました。ココは海岸沿いの道の駅で夕日がきれいなんだそうです。まぁ、今日はそういう時間帯ではないので、トイレ休憩ぐらいで通過しました。シャワーとかもあるみたい。

イベント会場みたいな劇場もよこについてました。まぁ、地元のイベントとかあるのかも しれない。

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ちょっとサビれた看板がありました。

てっくいランドから先、国道229から外れて道道740号へ入り、海岸線沿いを走っていく。

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このあたりはホント岩々が奇妙な形をしていて面白い。奇岩というらしい。

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途中見つけたかなりデカい岩。ガメラみたい。これをガメラ岩と名付けよう。
正面が口をあけた顔で、向かって右のほうから腕が伸びており、ちょうど草が指のように見えるね。

このあたりから、ちょっと雨が降ってきちゃって。少し多くなってきたので、荷物にカバーをかけ、自分も上だけレインウェアを着ました。ユックリ目に走りつつ、道の駅があったので退避。

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ココは道の駅「よってけ島牧」でした。バイクは雨に濡れちゃうが、とりあえず、避難。まぁ、10分もしないうちに雨が上がって、晴れ間が出てきたよ。北海道の天気は変わりやすいのかねぇ。

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少し先の海岸沿いを走っていると、薪が積み上げられていたので、バイクを停めて眺めてました。

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写真とったりしてると、地元のおじさんに声をかけられて。


「薪がめずらしいんか!?」っていうから、
 「いえ、雨が上がったんで、ちょっと休憩してます」

って言ったところ、
 「薪がめずらしいんか?」ってもう一度。こっちの話を聞いちゃいない。(笑)


「はいそうです」と答えてしまった。あははは。

まぁ、おじさんも暇だったのか、色々としゃべってくれました。

このあたりから小樽まではガソリンが高いぞ、とか、「小樽から先はネズミ捕りをやってるから気をつけろとか。

10分ぐらいつかまっちゃった。これまた、旅のだいご味やな。

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〇弁慶岬
 おじさんと別れてから、その先、弁慶岬へ到着。

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地図上では、ちょっと出っ張った先端があるんですよね

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かつて、ココに弁慶が訪れた逸話があるそうな。灯台もあるので、少し眺めておりました。天気も晴れ間が出てきて、よかった。

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雨の中を走ったのでバイクがだいぶ汚れてしまった、しゃーない。

〇シェルプラザ
 弁慶岬を出て、さらに海岸沿いを進んでいくと、道の駅「シェルプラザ」がありまして、立ち寄ってみました。

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シェルプラザというぐらいだから、貝料理でも食べれるかな?とか勝手に期待したが、レストランは無くて。お土産物屋さんだけかな。丁度、立地がいいのか駐車場には車がひっきりなしにやってきたけど。

お昼は食べれなかったので、セイコーマートで軽く軽食。そして、少し進むと本日の目的地、岩内町へ到着してしまった。ちょっと早すぎたかもしれない。

〇いわない温泉:おかえりなさい
 今回の宿は、いわない温泉「おかえりなさい」という旅館です。温泉も評判が良くてイイ感じの宿です。
ただ、近くまで行って気付いたのだが、この旅館は山の中腹にあるのでまわりにはナンもありません。あらかじめ町中で夕食を買って帰るかしかないので、宿に電話して、夕食を出せるか確認してみたところ、大丈夫ということなので、夕食付プランにしてもらいました。

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バイクは玄関の軒下に停めさせてもらいました。バイク客は私一人のようです。やや古風な建物ですが、日帰り温泉もやってるのか、お客さんは多め。フロントで受付を済ませて自分の部屋へ。

シングルプランだけど、部屋は和室で広々としており、過ごしやすい。

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机もある。PC使うのに便利かもしれない。最近はやりの郊外でリモートワークとか、いいかも。

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かなり早いチェックインだったので夕食まで時間があるから、旅館の周辺、つまり山を歩いてみました。

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付近には別のホテルや博物館があります。ちょうど、「おかえりなさい」から、周辺を円形の道ができてるので、ちょっと歩いてみましょう。ただ、虫が多い。体質的に虫にモテるようで、いろいろまとわりつかれてタイへん!

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「親指か?」とか思っちゃったけど。これは、名のある彫石家の作品だそうです。大理石。かなり大きい。この場所は展望台にもなってて、岩内の街中を一望できます。

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その先には、また、奇怪なオブジェがありました。

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プレートには、「生の拘束着」と書いてあります。これの意味するところは、さっぱりわかりませんが。

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虫に気を付けながら、歩いていきますが、この先、行き止まりになりそうだったので、引き返してきました。そして建物の前に到着。

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これは「新井記念美術館」だそうです。ピカソの作品などの所蔵で定評があるとか。やってる感じがしなかったので、スルーしたけど。

ここから元来た道を戻りながら、歩いていきます。丁度、ホテル前に逆方向に分岐する道がありました。なんか看板があります。

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「3行の希い(ねがい)」と書いてある。やや荒れた砂利道を進んでいくと、モニュメント?がたっておりました。

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水上勉・窪島誠一郎の連盟によるモニュメントみたい。と言っても、全然、知らないけど。見る人が見れば、何かわかるのかな。しかし、夏場というのに歩いても汗をかかないのは、北海道の特権だなぁ。宿に帰り、温泉へ。

温泉は内湯だけど、窓が広くて解放感のある温泉。岩風呂もありました。熱いお湯につかった後は、ビールが実にうまい。

頼んでおいた夕食をごちそうになりまして。

夕食もハマグリ鍋、イカの刺身、豚煮込み、そしてホッケがうまかった。おいしくいただきました。

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この日は特に目立った観光ポイントは無くて、のんびり走るツーリングとなりました。ちょっと雨に降られたけど、まぁ、支障はなかったか。翌日は、積丹半島を走り、小樽を通りながら、留萌を目指します。

 

〇走行ルート

ほぼ海岸沿いを走っています。この日の走行距離は、200㎞弱というところ。観光ポイントもあまりなかったので、かなり早く宿に到着してしまいました。まぁ、無理せず、のんびりでいいんじゃないでしょうか。でもまぁ、あと30㎞ぐらいは、どこかに寄ってもよかったかもしれない。


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〇動画
 この日の様子を動画にまとめましたので、よろしかったらどうぞご覧ください。

 

 

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ベルトバックル部は、改良されており、ゆるみ止めが付いてますので利用中にベルトが緩むことは無いですね~

スマホ、財布、ハンカチ、日焼け止め、カギなど結構入る。


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2023年8月10日 (木)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 6日目:松前半島

朝起きると、夜中の嵐のような雨から一転、雨がやんでました。天気は雲は多いが、晴れてる部分もある。こりゃツイてるのかも。この日は、函館を出発し、沿岸沿いを走り、北海道最南端の白神岬を通りつつ、松前城や江差などを通り、乙部町の宿まで行く松前半島ツーリングとなります。

〇函館から出発
 支度をして、出発します。バイクは立体駐車場の中に止めてあるので、嵐でも濡れてないし、大丈夫でした。函館の町を走り抜けていきます。

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途中、函館本線の踏切に遭遇。なんと貨物列車が通過しつつ停車。この踏切どうなるのか?と思っていたら貨物列車がバックしていきました。なんじゃこりゃ。

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そのまま国道227号を走っていく。これは国道228になり、そのまま半島を海岸沿いに走っていくが、松前半島もずっと沿岸沿いを走れるわけではなく、行き止まり箇所がある。とりあえず、行けるところまで行ってみることにする。
国道228から道道531へ入り、そのまま道沿いに走る。

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イカリカイ駐車公園というトイレもある休憩施設があるけど、そこを通り抜けて、その先まで行ってみる。

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小谷石という町に出ました。そこで折り返す感じですかね。まぁ、ライダーとして端っこに行ってみるのはサガというものです。ここで休憩しつつ、写真を撮ってました。

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ここから町中を抜けつつ、さっき通過したイカリカイ駐車公園まで戻ります。

〇イカリカイ駐車公園

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この地図によると、目前・・と言ってもかなり遠いと思うけど、青森県の下北半島があるわけで。天気が良ければ、半島が見えるのかもしれない。この日は、青森側に雲がかかってたので、ちょっとわからないな~~。

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たぶん、この岩礁の先に下北半島があるのかもしれない。

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まわりのゴツゴツとした岩場を見学。ここらで出発します。

〇道の駅「しりうち」
 いったん、国道228号まで戻り、南下を継続。やがて北海道新幹線の津軽海峡線の知内駅と交差する場所にある道の駅「しりうち」へ到着しました。ここは、線路のすぐ横にあって展望台もある。新幹線が見えるという話。

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道の駅の中に休憩スペースがあるというので入ってみると、北島三郎コーナーがありました。なんだ?

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展望台にも登ってみます。

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エレベーターで上がれるので、疲れはしないが、このぐらいの高さでもコワイ。まぁ、あまり身を乗り出すことなく、写真だけ撮って退散しましたが。

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展望台をおりたところで、新幹線が通過! まじか!?

 

〇岩部町
 気を取り直して、道の駅を後にしました。国道228を走り、どこから道道532号に入り、岩部を目指します。松前半島で、行き止まりとなる地区です。

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沿岸沿いを走っていきます。そろそろ行き止まりかなというところで、道がだんだん細くなってきて、ちょっと不安になりますね。狭い場所でUターンしろとかにならないといいけどって。

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そして端っ子に到着しました。ここは、岩部という地名のようです。

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小さな川があり、岩部川という。その橋を渡る岩部橋と。そのまんまっすねぇ。

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この辺りは漁港のようで、民家がありました。

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この建物は結構モダンですね。民家というよりオフィスのような。

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岩部を後にして国道228へ戻ります。その直後に、道の駅「ふくしま」があったので、立ち寄ってみました。

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「横綱の里」という副題がついてますが、なんの意味なのか、訪れてたときは気付かず。あとで調べて知ったんですが、「千代の富士」の故郷なんですね。記念館も併設されているということでしたが、気付きませんでした。

まぁ、先を急ぐので、次の目的地へ向かう。

〇白神岬
 やってきました。北海道最南端の「白神峠」です。丁度天気が晴れてきており、いいアングルで写真を撮ることができました。

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他に人もいなかったので、石碑の前でデーンと撮影。

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「北海道最南端」と書いてある石碑。なんかこう、突端は感慨深いものがありますね。天気も晴れていたので、しばらく堪能。

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〇松前城
 続いて松前城へ。この松前城、北海道唯一の御城ということらしい。まぁ、城マニアではないが、ルート上にあるので寄ってみることに。

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印象としてはこじんまりとした小さな御城。立派な門構えはあるけど、大きな石垣とか、そういうのは無いみたい。

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城の中は見学コースになってて、いろんな展示物がありました。まぁ、再建されたものだろうから。内部はショーウィンドウや中央の階段など、充実しておりました。

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見学コースを進んでいくと、庭園に出られるところに立派な門がありました。

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庭園から城下町が一望できる感じだろうか。

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カフェでコーヒーでもとは思ったのだが、ちょっと天気があやしくなってきたので、とりあえず出発することに。

松前城を後にして海岸線に出たところで、雨がパラパラと降ってきました。ちょっとヤバイかなと思ったけど、少し先に青空が見えているので、すぐに止むかとそのまま続行。

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案の定、5分ぐらいでやんでくれました。

ちょうどお昼なんで、セイコーマートでパン類を買って簡単に済ませたところです。ところで、セイコーマートって、変わったもん売ってますよね。

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めずらしそうなのは、「ちくわパン」だったか。ま、食べてみたけど、あまり美味しいとは思えなかった。ちょっと合わないかな~。ちくわをパンでくるんでるだけで、味付けをもっと工夫したほうがいいでないかと思う。

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写真はコーヒーどら焼き。まぁ、確かにコーヒー味はする。

 

〇道の駅 上ノ国「もんじゅ」
 このまま海岸沿いを国道228を走り続け、道の駅「上ノ国もんじゅ」というところにやってきました。

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けっこう立派な施設です。崖っぷちに建ってるので、ギリギリまで行くことも出来ました。
竜神伝説のある「神の道」というのがあるんだとか。実際、看板がありました。

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このまま進んでいくと、崖っぷちみたいなところに出ます。そのまま崖の先の岩礁に行けるみたい。

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うわ~~っちょっとコワイ。このぐらいでやめておくか。(笑)

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高い所は苦手なんで、この先は遠慮しておこうか。崖をながめることはできます。

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反対側を見てみると、沿岸沿いを見ることができます。風力発電がたくさん並んでますね。あの辺りは、明日あたり、行くところだろうか。


〇夷王山(いおうさん)
 道の駅で一息ついた後は、ちょうど向かいの山に入っていく感じです。夷王山というのがありまして。坂を登っていくんですが、ここに立ち寄ってみました。

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この夷王山の駐車場から神社本尊まで山を登る感じですかね。私の足で10分はかからないというところ。

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標高は159mなので大したことはありませんが、それなりに、ひ~ひ~言いながら登っていきます。登ったところに鳥居がありました。

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さらに、この鳥居の先に神社があります。

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たしかに町並みは一望できましたが、利尻島とかは雲のせいか見えませんでしたね。

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町並みと風車をしばらく眺めて、夷王山を後にしました。

青空もチラチラ見えていたのに、このあと、急激に雲行きが怪しくなって、雨がパラパラ。ちょっと強く降ってきたので、念のために雨具(上だけ)を着て、荷物にカバーをかけました。まぁ、ジンクス通り、雨具を切ると雨が止むんですよね。ほんと5分ぐらいの雨で、そのあと青空がでてきました。

 

〇くぐり岩 (乙部町)
 そして、この日の最後の観光ポイントである、くぐり岩へ。国道からちょっと外れたところに、4台ぐらいの駐車場があるところです。バイクなんで道路の隅っこに停めて歩いて砂浜へ。

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写真でみると、ちょっと小さい感じ。歩いて通り抜けることもできます。やや、かがみますが。

このような穴の開いた岩ってのは、ほんと各地にあるけど、ココは自然に出来たものではなく、人手により採掘の結果で開けられたらしい。人が通れるように。岩の部分を触ってみると、ポロポロと少し崩れてきたので、だいぶ風化しているみたい。あと100年ぐらいしたら無くなっちゃうかも。

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この穴の開いた岩の先に、変わった岩群があるそうです。

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館の岬(たてのさき)という所です。東洋のグランドキャニオンと呼ばれているとか。え~~~。グランドキャニオンは言い過ぎでは?とは思うよ。まぁ、あそこまで歩いていける元気もないので、このぐらいで退散。ホテルを目指します。

 

〇バリアフリーホテル「あすなろ」

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バリアフリーホテル「あすなろ」というのが本日の宿。到着すると、たまたま入口にいたホテルの人に、軒下に止めていいと言われてバイクを収容しました。

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施設は充実してて、広い部屋、しかもカードキーで自動ドアでした。さすがバリアフリー。温泉も浅いけど広い。サウナも大きなのがあって、のんびりするには、いい施設でした。夕食は食べてないのでわからないけど、ホテル内にあるレストランで食べるみたい。朝食は、ちょっとしたコースメニューみたいになってて、高級感ありました。

部屋は全室禁煙だけど、喫煙所はあるので、喫煙者の方も大丈夫でしょう。ちと狭いけどね。

この日の晩飯は近所のセイコーマートで惣菜を買ってきて軽く済ませました。もちろんビール付き。いやぁ、サッポロクラッシックがうまくてたまらないんだよねぇ。

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北海道の温泉付きのホテルでは、夜2回、朝1回で、最低3回は温泉に入ってるかな。この時もそうだったか。ホテルのお客はけっこういたみたいだけど、お風呂は空いてて、あまり入ってなかったので、露天風呂やサウナを独り占めだったかも。ノンビリ出来てよかったところです。

喫煙所で話しかけてきた60代ぐらいのオジさん。元気かな~。ご夫婦で車で旅行しているそうだが、もともと、このあたりの出身だそうです。里帰りというわけではなく、単に旅行だと言ってましたが。子供のころには、学校終わった後に海で「ウニ」獲って食べてたとか。え?それって密漁? あぶね~~

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この日は約210㎞ほど走りました。時間的には余裕がありました。翌日は、さらに海岸線を走りながら積丹半島手前の岩内を目指します。

〇動画(北海道ツーリング2023西北編 松前半島)

 この日の様子を動画にまとめてますので、よろしかったらご覧になってください。

 

 

〇バイクギア紹介

このウェストバッグを購入して使っています。柔らかい素材ですが、しっかり作られており、使いやすいです。内部にはフロント部にスマホを入れることを意識したポケットがあります。 ボディにつく方にはメッシュのポケットがあり、小物を収容できます。

ベルトバックル部は、改良されており、ゆるみ止めが付いてますので利用中にベルトが緩むことは無いですね~

スマホ、財布、ハンカチ、日焼け止め、カギなど結構入る。


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2023年8月 8日 (火)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 5日目:函館観光

この日も無事に起きまして。しかし、天気予報は雨。前線がはびこってしまって、この日の雨は避けられないもよう。でも、この日は、徒歩と公共交通機関で函館観光をする予定だったので、まぁ、雨でもいいか。バイクに乗らないので。

ただ、昨晩のうちに少し雨が降ったようだが、朝方は止んでいたので、まだマシかもしれない。

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ホテルで朝食を済ませ、身支度して出発する。まずは五稜郭を目指す。丁度、函館駅前の路面電車に乗れば、五稜郭の近くまで連れていってくれるようだし、乗ってみたかったので、ちょうどいい。

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これ、事前に調べておいたけど、JRのスイカ等、各地の電子マネーが使えるということで、助かる。面倒な計算や小銭を用意する必要もないので。乗るときに、ピッとやって降りる敵にもピッとやれば、料金が引き落とされる。私はモバイルスイカなので、スマホで済むのもいいかな。

路面電車、乗ってみると、案外揺れる。後で路面を見てみたが、けっこうゴツゴツしてるので、これだと揺れるかもなと思った。(笑)
時間帯によっては、通勤、通学客で賑わうようだが、やや遅めの出発だったこともあり、座って移動できた。

イメージ的にはバスと同じだろう。時間的にも15分に1本ぐらいのペースで走ってるので、待ち時間も少ない。路線は函館の中心を突っ切るように走っているので、函館の町を観光するのに都合はいいと思う。

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ちょっと危なっかしいのは駅(停留所)のスペースかな。一列分しかないんだよね。これ、事故とか大丈夫なのかなとか思ってしまう。あと、駅へ入るには車道を渡る必要があるけど、だいたい信号とセットになってるようだ。青信号で渡りながら、駅に入る感じか。これ、よくわからなくて赤信号で渡ってしまう人もいるみたいだ。特に旅行者とか危ないよね。

〇五稜郭
 さて、五稜郭公園前で降りて街中は歩いて五稜郭へ。ちょっと距離あるかも。まぁ、歩いて散策するのも楽しみの一つなので、ちょうどいいか。入口には土方歳三の肖像がありました。

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五稜郭はもともとは奉行所だということで、奉行所と書かれた入口がありました。

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ここをぬけて奥に行くと。これは藤棚かな。なんと立派な。初夏には藤の花が一面に咲くのかもしれない。だとすれば、「鬼」は通れないね。(笑)

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再現された奉行所。こりゃまたなんと立派な。中にも入れるみたい。ただ、修学旅行の学生さんがいたので、かなり混雑しておりました。なので、遠慮しておきました。

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この建物が一番の見せ場なのかもしれない。でも、周りの松林とか、整然としているし、歩きながらそういうのを眺めるのもいいと思うよ。

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場外の自販機で珍しいのを発見。

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バナナミクルコーヒー。北海道牛乳使用とか。え~~、コーヒーにバナナか。こりゃ買わずにはいられないということで、飲んでみました。確かにコーヒー牛乳なんだけど、バナナのティストが感じられる。

その後、五稜郭タワーへ。ハッキリいって高い所は得意ではない。いや、苦思い切り苦手ですが、話のタネとしても登らねばならない。エレベーターだけど。

さすが函館の町が一望できる。五稜郭、ほんとうに五角形。

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うわ~~こわい。この斜めに下が見えるのは、異常にコワイ。窓が斜めになっているので、ギリギリまで行けるわけだが、すさまじくコワイ。あまり窓際まで近づかないようにしよう。(笑)

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これは函館のユルキャラ、エキゾーくん。エキゾチックから来ているらしい。なんじゃそりゃ。

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五稜郭タワーを降りると、下には飲食店とか色々とならんでいた。函館カレーパンにすげぇ魅かれたんだけど、昼はラッキーピエロと思っていたので、ここは我慢か。

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ここから、五稜郭前駅まで戻る。そして、また、路面電車に乗っていく。

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〇ラッキーピエロ
 函館駅前を通過し、その先の最寄り駅十字街まで。この駅近くにもラッキーピエロがあったので、ちょっと早いが昼飯にしよう。

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まだ、早かったこともあってか、客は全然いなくて、2階席は俺一人だったかな。ダントツ人気ナンバー1ということで、チャイニーズチキンバーガーをセットで注文しまして。店内は、サンタクロース一色。古今東西のサンタクロースを集めてきたような店内装飾には、驚いたな。

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注文してから、けっこう時間がたったと思うが、席まで運んでくれました。さぁ、チャイニーズチキンバーガーを食べよう。すげぇ乱暴に言えば、鶏のから揚げバーガーなんだけど、小さめのから揚げは食べやすい。

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美味しく食べて、おなかいっぱいや。けっこう小さいようでボリュームあります。

〇赤レンガ倉庫街
 そこから赤レンガ倉庫を目指す。ここ、要するにショッピング街。飲食店やお土産屋さんが、たくさん入っている感じかな。生鮮食品も沢山ある。

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建物自体はかなり古いものなかも。海沿いにあるので、船着き場もありました。写真で見ると、建屋間の橋があったんだなぁと。あの橋を渡っておけばよかったか。

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北海道のどこにでもあるドラッグストアのサツドラ! ここにもありました。

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建屋の反対側は港になってるようです。このあたりで、雨がパラついてきまして。ちょっと天気が不安定。ま、予報通りなんだけど。この海沿いにもラッキーピエロがあって、少し大きい感じでしたね。

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さらに、こんなのがありました。

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ラッキーガバナ! 後で調べたところ、コーラに似た炭酸飲料なんだそうで。写真は撮ったけど、飲まなかったな。飲んどけばよかった。北海道のソウルドリンクなんだそうです。

お土産が沢山買えそうなんだが、バイクだし。どうすっかなと。まぁ、後で考えるかと、いったん、ココを出て次の目的地へ向かうことに。

 

〇旧函館区公会堂

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函館名物の坂を登って、函館区公会堂を目指します。坂は、並列に何本もあって名前がついているが、たしか八幡坂を登ったと思う。この日のために、坂道を登る訓練をしてきてはいるが、まぁ、あまり無理せず、マイペースで休憩しながら、ゆっくり登る。

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とは言いつつも、キツイね、この坂。まぁ、年は取りたくはないもんで。無理せず、休憩しながらゆっくり登っていきます。歩道内には坂と階段もありますね。こっちも使って登っていきました。

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坂を上ったところに、八幡坂の道標がありました。

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それにしても函館の町並みは、おしゃれだねぇ。それもそのはず、重要文化財として保護しているそうです。

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そしてやってきました。国の重要文化財である、旧函館区公会堂。いわゆる昔の洋風建築なんだけど、グレーの壁に金色の装飾は、一見の価値ありというところだろうか。入場料はかかるけど、中は土足禁止なこともあって、とてもキレイ。明示、大正あたりの文化を感じられる場所だと思うよ。

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中に入ってみました。

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なんとも明治風。時代背景的には、100年ぐらい前の感じなんだろうか。

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「御食堂」!? (笑)  食堂の前に「御」を付けるのは初めてみたかも。などと馬鹿なことを考えてました。

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立派なホールです。かなり広い。柱もないし。

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ピアノがライトアップされてました。このライトアップは無くてもよかったかもしれんね。

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ホールのある2Fのベランダから函館市内や港がよく見えますね。もともと、坂を上った高台にあるので、眺めはいいです。天気がよければ、サイコーだったかもしれない。残念!

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貸衣装があるようです。当時のハイカラな衣装をまとってみませんか?って感じかなぁ。写真は女性のドレスだけど、タキシードとかもあるそうです。ま、着ないけど。(笑)

公会堂は見応えは十分。何度も補修されてるんだろうけど、100年前の建造物がきれいに残ってるのは、素晴らしいかなぁと。

〇厳島神社
 公会堂を後にして、函館市内を北西方面へ移動。その先の厳島神社へ向かう。まぁ、なんてことはないんだけど、旅の無事を祈っておくかな、という感じです。ただ、この時点で雨が強くなってきてしまった。傘は持ってるので、さしながら歩く。

そして、厳島神社へ到着ました。

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ココは弁財天を祭ってるそうです。横の看板にも書いてありました。

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旅の無事、家族や友人の健康、商売繁盛を祈りました。もともとは漁師の安全を守るための神社だそうで、陸地の背を向け、海側を向いているそうです。たしかにそうだね。

 

〇お土産
 さて、次へと思ったのだけど、雨足が強くなってきた。ふと目の前に路面電車の駅があったので、時刻表を確認。10分以内に次が来るみたいなので路面電車へ乗って赤レンガ倉庫へ戻ることに。あそこなら雨はしのげるし。

雨がやみそうにないなら、お土産を買ってホテルへ帰るか。

赤レンガ倉庫へ到着。中をウロウロしていたら、地ビールが目についたので、飲んでしまった。

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この日は運転しないで、ま、いいかと。そのあと、お土産を物色。生鮮食品はチト厳しいので、お菓子やレトルトカレーを買い込みました。これはホテルから不要な荷物と一緒に送ろう。

また、路面電車で函館駅前まで。ホテルへ帰りました。念のために立体駐車場内のバイクを確認。ぜんぜん大丈夫なんで、安心してホテルに帰り、温泉入ってぬくぬくしよう。

 

〇イカ太郎
 さてと、晩飯をどうするかと思っていたが、函館に詳しい友人から入電。せっかくの函館なんだからイカを食べろと「イカ太郎」という居酒屋を教えてもらいました。近くにあるので、行ってみることに。1人だけど、普通に入れます。

イカの活け造りが評判の御店なんで、冒頭で店員さんが説明してくれました。この時期、イカはあまり豊漁というわけではなく、どちらかと言えば、少ないらしい。あと、小さめなんだそうです。値段もやや高め。でもまぁ、せっかくなんでイカの活刺を注文。

おっと出てきました、イカの生け作り。うわ、まだ生きてるよ。透き通るようなイカ刺。美味しゅうございました。このイカの頭部とゲソは後で、好みの調理法で調理してくれるが、唐揚げにしてもらいました。これも美味です。

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他にマグロの刺身やタコの唐揚げとかも頼みました。マグロはね、なんというか、ヌルっとした感じでトロミがあって、味が濃厚な気がしまして。うまかったねぇ。

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タコのから揚げも、タコが柔らかくておいしい。

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ビール、多分、サッポロクラッシックだと思うけど、うまい!今日はよく歩いたし、ビールがほんとうまいね。あと、有名なおにぎり。これも美味しいね。楽しませてもらいました。

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イカのゲソのから揚げも出てきました。

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いや~~、美味しゅうございました。

この日の移動記録。函館駅前のホテルから五稜郭をまわり、いったん函館駅前まで戻りつつ、赤レンガ、公会堂、厳島神社とまわってきました。ホントは、夕方には函館山へ上り、夜景を見たかったんだけど、函館山のほうは雨雲で包まれていたので、たぶん、登ってもナンも見えないだろうから、あきらめました。まぁ、少しぐらい心残りがあったほうが、また来れるというものです。

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この日は夜半から雨・風がかなり強くなってきておりまして。ホテルの部屋が上層階だったこともあって、少し揺れる感じ。バイクは立体駐車場の屋内に置いてあるから、全然、心配いらなくて助かった。

ちなみに暴風がうるさくて、なかなか眠れなくて。夜中の2時ぐらいまで起きていたかな。


翌日は函館を離れ、松前半島をたどりながら、乙部町を目指します。

この日の様子を動画にまとめましたので、よろしかったらどうぞ、御覧になってください。

 

 

 

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2023年8月 7日 (月)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 4日目:函館へ

〇森駅を出発
 すっかり朝型になってるので、早朝に起床しました。よかった雨は降って無い。
ま、相変わらずの曇りだけど、雨よりはマシというもの。

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ホテルは素泊まりプランだったので、コンビニで買っておいたパンを食べて朝食を完了。出発準備となる。この日は、渡島半島(おしまはんとう)を沿岸沿いで走りつつ、函館を目指します。途中、面白そうな道路を通りつつという感じだろうか。それにしても北海道は、漢字の読み方が難しい。

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〇代岱牧場と城岱スカイライン
 国道278号線を走りつつ、道道43号へ入り、城岱牧場(しろたいぼくじょう)を目指します。その周辺は、城岱スカイラインと呼ばれているらしい。よっしゃ、行ってみよう。

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この位置から城岱スカイラインという表示は無かったけど、城岱牧場コッチっていう場所からスタート。で、山を登りつつ、城岱牧場を目指す。と思ったのだが。

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スカイラインというのは、ちょ~~っと名前負けしてるような。(笑)

牧場に向かう途中は森林地帯を走り抜け、牧場が始まると一気に開ける。この辺りがスカイラインということだろうか。天気が悪いからなのか、時間が早かったからなのか、牛さんなどはおらず。残念。フラフラ走ってると、あっというまに、牧場の端に来てしまったのか、スカイラインは終わりのようでした。

後で、確認したところ、展望台とかもあるようなので、立ち寄ってみればよかったかもしれない。まぁ、城岱スカイラインを制覇できたので、良かったか。

城岱牧場を抜けつつ、道の駅で休憩。

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〇大沼
 今度は「大沼」を目指す。まぁ、特別に何かあるわけではないと思うが、湖畔を通りつつ、元来た道を海岸沿いまで戻る感じだろうか。

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のどかな湖畔沿いを走りつつ、国道278を通り、渡島(おしま)半島の先端、恵山(えさん)へ向かいます。海岸沿いの国道278号に入り、走っていると、駐車場があったので停車して休憩。

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ウミネコはどこでにもいる。

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ウニの密漁を禁止するという看板。この密漁禁止の看板は、あちこちにあったので、さぞや密漁が多いんだろうなぁ。

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〇縄文ロマン
 ここで友人から連絡があり、「そのあたりの道の駅で国宝が展示されてるぞ」と連絡がありました。このあたり、縄文文化の展示が結構されてるようで、道の駅にその展示場があるらしい。

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まぁ、通り道なんで、寄ってみるかと、道の駅「縄文ロマン」というのがあって、そこに博物館が併設されていました。

ちょっと天気で雨が降りそうな感じもあったので、バイクを停めてサクッと見学。北海道の函館近辺は、大昔、縄文文化が栄えたとかで土器等が多く発掘されるらしいです。

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土器類や槍の先端など、多数の出土品が展示されておりました。そして。

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じゃ~ん、これが国宝となる中空土偶。中が空洞なんだそうです。これが7000年前の作品か。じっ~っとみると、なかなかよくできてる。

そもそもどうやって作ったのか、粘土をこねて焼いたのか。
細かい造形もある。模様とかどうやって付けたの?とか。

そもそも、精巧な作りにするほど、焼いたら割れちゃいそうだが、こういう造形を保つ技術が当時あったことに、驚愕するかな。

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しばらく眺めた後、天気が気になるので、そそくさとと退場した。幸い、雨は降ってませんでしたので、ソフトクリームを食べてました。

余談だが、北海道の道の駅は、ゴミ箱が設置されていないことが多い。ゴミは買った所で、引き取ってもらってくれという。飲料の自販機の横にもゴミ箱がないケースが多く、自販機でも買えないよね。車なら持ってくけど、バイクだと飲み干すしかないし。まぁ、生活ゴミとかを捨てられることを防止したいのかもしれないが、逆効果な気もするかな。

〇恵山

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縄文ロマンを後にし、恵山のある渡島半島の先、亀田半島へ向かいますが、亀田半島は、沿岸沿いの道が繋がってないようで。ま、行ける所まで行ってみようと向かいます。ライダーは先端が好きなんです。

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というわけで、恵山岬へやってきました。温泉のあるホテルもあるので、ここでリゾートを味わう人も多いのかも。大きな公園もありました。あまり人はいなかったけど。

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行けるギリギリまでバイクで行ってみました。

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道路で行ける場所はロータリーっぽくなってます。海をノンビリ眺めることが出来ます。

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このあと、国道278号まで戻り内陸を走りつつ先ほどの亀田半島の反対側からギリギリ行ける所まで行ってみました。この辺りは石田温泉というのかな。行き止まりで撮影。たぶん、険しすぎて道が作れないのでしょう。そこまでのニーズも無いのかも。

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本当に行き止まり。このゲートの先に道は無いようです。ライダー的には「行き切った!」ということで満足なんですよ

石田温泉を後にし、そのまま海岸沿いを走って函館を目指す。途中、寄ろうと思っていた、コンクリートアーチ橋とか、すっかり忘れていて通り過ぎてしまいました。横を通ってるはずなんだけど、気付かず。

沿岸沿いに岩がゴツゴツとありました。こういうのも眺めてみると、おもしろいもんです。

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〇函館
 函館近くで、雨がパラパラしたんだけど、ギリギリ止んでくれて函館に到着。このあたりは、さすがに開けてるなぁ。誘導に従って、立待岬へ到着。雨もあがってやや霧があるが、青空も見えてます。

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いや~、函館まで来たなぁと実感しつつ、しばらく景色をながめておりました。青空を見れますが、その反対側はやけに雲が多い。予報に寄れば、明日は確実に雨っぽい。う~ん、しゃーないか。

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時間があったので、谷内頭温泉へ。これ、事前にチェックしてたんだけど、立待岬からすぐなんですよね。温泉の色は、さび色。観光というより、地元の銭湯みたいな感じか。ちなみに、風呂場に石鹸やシャンプーなどは無いので、自分で持ち込む必要があります。ま、売店で買えるけど。いきなり入って、石鹸類が無くて慌てないように。

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Photo_20230807131801(写真を撮り忘れたので、ストリートビューの画像)

本日の宿泊地、函館駅前のホテルに到着しました。ルートインです。ココは最上階に温泉もあるし、駐車場は立体駐車場で雨風がしのげるので、ツーリング旅行には適していると思います。

実は函館は連泊なんですね。明日はバイクには乗らず、公共交通と徒歩で函館をまわるつもり。そういう日があってもいいだろうという趣向です。

ホテルにチェックインすると、連泊の場合、翌日の清掃を無しにすると、缶ビールがもらえるというので、迷わず無しでいいですと。よく冷えた缶ビールを1個もらいました。これ、部屋に入って、すぐに飲んじゃったよ。これが今後、「到着のビール」として悪しき週間になってしまうんだけど。

この日は、軽く付近を散策。函館は路面電車が走ってるんだなぁと。路面電車って、信号の色が違ったり、この線路地帯を車やバイクで走れるのかどうかが、いつもわかなくて。周囲の車の動きを見てから、どうするか判断することにしています。あ、行っていいのかぁ、とかね。

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でも、この路面電車に乗ってみたい。明日はこれで移動しよう。

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函館駅周辺には、これらの像がたくさんありました。子供の像、動物の像など。

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おぉ、ジンギスカン、食べたいなぁ~~とか、ちょっと思う。

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函館に詳しい友人から、いろいろ情報は仕入れていたのだけど、この日はセイコーマートで軽く済ませました。(笑)しかし、翌日は雨かもしれんね。まぁ、しゃーないか。

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この日の走行距離は約210㎞。森駅のほうから、城岱牧場~大沼をまわりつつ、また海岸沿いへ戻り、恵山を行けるところまで行くコース。反対側も同様に行けるところまで。そのあと、海岸沿いを走りながら函館を目指しました。


この日の函館を目指す旅を動画にまとめましたので、よろしかったら御覧になってみてください。

 

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