Power Director 2026 バグ？仕様変更？

Power Director 2026を１～２週間ぐらい使い、いくつか気になる点が分かってきたので、レポートしたい。
確認した事象は、３つありました。

　・音声のクロスフェードが自動で付かない
　・プレビューの最後にゴミ映像が表示
　・タイトルにエフェクトを付けると変更できない

どれも大勢には影響は無いと思うが、気になったので、取り上げていきたい。

１）音声のクロスフェードが自動で付かない
　２つの動画間にトラジションを適用するとき、PD2024以前では音声には自動でクロスフェードが付いていたんだけど、PD2026からは自動で付かなくなった。後で付けてあげる必要がある。

この様子を動画にしました。

これってバグなのか仕様変更なのか？ ま、仕様だ！っていいはりそうだが。

私としては音声部に自動でクロスフェードが付くのは都合がよかったんだけどね。そうでも無い人も多いのだろうか。

どうせなら設定で選べるとイイと思うのだが。

２）プレビューの最後にゴミ映像が表示

プレビューを再生してると、動画の最後に一瞬だけ少し前の映像が写る現象があった。
　この映像は、動画だったりタイトルだったりと色々
　最初から再生しても出るし、終了の数秒前から再生しても出る

再現性は常時発生していた。

大勢に影響はないが、プレビューを見てて一瞬ゴミがでると編集画面にゴミを残したか？と一瞬戸惑うんだよね。

動画クリップを編集トラックに置いたり動かしたり、特に挿入とかすると、稀に1秒未満のゴミデータが残ることがあって、それかな？と思ってしまう。

これもバグかな？と思ったんだが、これはVisual Cのライブラリを更新したら治りました。

Windows11のWindows Updateの詳細設定で
　「その他のMicrosoft製品の更新プログラムを受け取る」
のチェックが外れていて更新してなかったようです。これをＯＮにしたらVisualCのライブラリが更新候補になったので適用しました。すると、さっきのゴミ表示がなくなりました。

ま、治ってくれて良かった。

３）タイトルにエフェクトを付けると変更できない
　タイトルにエフェクトを適用したとき、適用されたエフェクトのプロパティを表示することができないです。なので、削除することもできない。

普通は、「緑のi」のアイコンを押せば、エフェクトのプロパティが表示されるはずなんだけど、無反応です。Power Direcotor 2024では、問題なくタイトルのエフェクト変更はできる。

これはバグだろうね。動画や写真にエフェクトを適用した場合は、「i」マークを押せば変更できるのだけど。

こういうスグに発生するバグって、テストが不十分であることを表してると思うが、過去の事例から、どういうテストが必要か？とか分析してないのかな。これは治してほしいよね。次バージョンで治しますとか、言うなよ。

まぁ、現実問題としてタイトルにエフェクトを適用はほとんど無いけど。

４）AIフレーム補間ってどこにあるんだ？

　ちょっとおまけ的なものなんだが。CyberlinkのWEBサイトにあるPower Directorの商品説明において、機能比較表を見ていて気付いたことなんだけど。

AIフレーム補間なるものが、Ultimate Suiteでもサポートされていると書いてある。このタイトルから、動画の中割をAIで作成して滑らかにしてくれるものだろうな、とは思うが、これもWEBサイトを探すと説明を発見した。

思った通りのような説明を発見しました。最大240Psまで補間すると。

ところがですね、この機能、どこを探しても無いんですよ。PDFマニュアルを探してみると。

　AI動画高画質化

のところに言及がありました。ただ、これは365じゃないと使えないし。ただ、AI動画高画質化のマニュアルを見てると、30FPS以下の動画を自動で補間する、的なことがかいありました。

後は、スロー再生の場合にフレーム補間するのかな？と思ったんだけど、速度調節のページには特に書いてないし。誰か知ってる人はいないだろうか？

ちなみに、スロー再生した動画を見ても、補間されているようには見えないですね。

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