Insta360 X5を北海道ツーリングで活用
北海道ツーリングでは、X5を積極的に活用してきた。このカメラを保有してから初めての長期間での利用ということもあり、うまくいったところ、失敗したこと、断念してしまったことなど、色々あるので、少し書いてみようと思う。
1.Insta360 X5ですごく良かったこと
1)自動水平
「水平を調節する必要が全く無い」というのがスゴイなと思った。バイクへの設置は、だいたいの角度でやっておけば、後はカメラが自動で水平を出してくれる。これまで使っていたSONYのカメラだと、水平位置を何度も調節したのが、ウソのようだ。ちょっと調べると、Insta360の他のアクションカムも自動で水平を出すって書いてあるな。何ともいい時代になったもんです。
2)撮影が楽
被写体にカメラを向ける必要が無いというのが、こんなにも楽だとは思わなかったな。カメラの位置は後で調節できる。ただ、リフレームしないと動画作成には使えないということでは、一手間増えるわけではあるが。
慣れてくると、あとで画角を調節することを想定して撮影することも可能。具体的には、カメラをあまり動かさないで撮影する感じか。画角は後で変更することを前提にカメラは動かさず、そのままの位置をキープしておく感じ。
3)自撮り棒ホルスターが超便利
X5を自撮り棒に付けて歩いて撮影をしていたのだが、
「マグネット式自撮り棒ホルスター」
がスゴイ便利だった。
使うときにさっと取り出せるし、またホルスターに戻すのも簡単。ホルスターにつけたまま撮影もできる。両手があいてるので、別のカメラを取り出して撮影することもできる。
ある意味、X5の買ってよかったオプションベスト5に入ると思う。
2.失敗したこと
1)撮影モードを変更して、そのまま次の撮影が失敗
徒歩で照明の無いトンネルに入るので
「ピュアビデオモード」
に切り替えて撮影。その後、そのままバイクに着けて走行してしまったんだが、昼間の晴天の中でピュアビデオモードでしばらく撮影した結果、白飛びしちゃって使えない動画を撮影してしまった。
撮影モードを切り替えたら撮影が終わったらすぐに元に戻さないと。あるいは夜でもないのに安易にピュアビデオモードへ切り替えないとかかな。観光に夢中になっていると忘れそうだから、安易に切り替え無い方がいいという結論。
2)意図せず撮影設定や撮影モードが切り替わっていた
これは、何でそうなってしまったのがわからないのだが、2回あった。
1回目は、ISOが最大に変更されていた
2回目は、LOGモードになっていた
2回目のログモードになっていた動画は、Insta360 Studioのメディア処理>色の復元・LUTをオンで色を回復できるので動画を無駄にせずに済んだけど、ISOが最大になってたのはどうしようもない。
ISOが最大になってる動画は、真っ白けの映像なので使いようが無いし、修復も困難。
どちらも、気づいたのは撮影時のブレビューで画面が真っ白になってたのを見て気づいた。私は、バッテリー節約のため、プレビュー画面はすぐに消えるようになってたので、気づきにくかったんだけど、それでも数秒のプレビュー中で気づけてよかったと思う。
どちらも、その直前の撮影では普通に撮れてて、一度電源を切っている。撮影はGPSリモコンで電源ONと撮影開始をやってるので、設定を変更する余地は無いと思うんだけど、どっかで画面を触ってしまったのか、あるいはGPSリモコン側をいじってしまったか。
これはマメにチェックするしかないだろうけど、いやなんとも。
3)撮影しっぱなし
撮影のON/OFFはGPSリモコンでやってたけど、撮影しっぱなしで撮影を切り忘れることがけっこうありました。
・バイク車上撮影で、撮影したまま15分ぐらい続けてしまった
・撮影中に目的地へ着いたので停車。バイクを降りたのに撮影しっぱなし
・X5をバイクから取り外して収容したが撮影しっぱなし
などなどか。不要な撮影結果が残ってます。
Insta360 Studioではリフレームで不要な部分を切り取ることはできるが、元データを切って短くすることは出来ないので、編集が終わるまではそのままである。まぁ、ディスクを食うだけで実害は無いが。
これは習慣的にバイクを停車して降りたときは、撮影の切り忘れがないかをチェックするしかないね。
3.予想外なこと
1)レンズカバー
標準レンズカバーを付けているが、コレ、密封だと思っていたんだけど、密封じゃなくて隙間があるようです。
バイクに取り付けて走ってるけど、ホコリの侵入がありました。レンズにゴミが付いているように見えて、表面を拭いたけど取れない。なんとレンズカバーの内側にホコリが入り込んでいた。
さらに霧か小雨の時、水がレンズカバーの中に入っていました。表面に水滴がつくのは仕方ないが、まさかレンズカバーの内側にも水滴がついてるとは思わなかったな。
防水だから雨に濡れても大丈夫だろうと思っていたのだが、レンズカバーの中に雨が入ってしまうと自然乾燥は厳しいだろうから、一度取り外して拭かないいけない。ちょっとめんどいよね。
2)充電ケースのメモリカバーケース
エッセンシャルパックに付属していた充電バッテリーケースの裏にはメモリカードを収容できるようになっていて、ここに予備のメモリカードをいれてました。この部分はスライドで閉めることができるんだけど。
ただ、バッグから取り出したりするときに、意図せずフタをスライドさせてしまい、メモリカードがこぼれてしまった。
幸い、メモリカードはバッグの中にあったので紛失は免れたが、2回程あったので、ココにメモリカードをしまうのはやめた。
ロック機構があった方がいいかもしれないね。
尚、メモリカードは、やや押し込まないと中で動いてしまうので落ちやすくなるようです。
4.バッテリーのもち加減
元々の想定としては、1日あたり、バッテリーの4個使用を想定してました。しかし、予想外に長持ちしており、2個で1日もちました。バッテリーは2個持ってるので、かわりばんこに充電しながら使って4個利用することを想定していたのだけど、3個目の出番はなかったねぇ。一応、3個目の準備はしておいたけど。
バッテリーを節約するように画面の自動消灯などを使っていたことや、4Kで録画していたのもバッテリー温存に貢献したかもしれない。
5.イマイチなこと
1)スクリーンショット
Insta360 Studioでは、撮影した動画からスクリーンショットを切り出すことができる。つまりは動画から写真を生成することができるわけだが、これがイマイチだった。
イマイチなのは、
「生成したスクリーンショットにEXIF情報が入ってない」
です。
元データ側には、撮影日付やGPS情報が入ってるんだろうから、そこから写真を切り出しても
撮影日付
GPSデータ
は最低でもいれてほしい。
これぜひとも欲しい機能なので、Insta360のサポートに意見としてメールしておきました。開発にフィードバックしてくれるそうなので、期待しよう。
ぶっちゃけ、難しいことは何もないので、開発者がやる気になれば、すぐに出来ると思う。まぁ、忙しいとは思うが。
2)GPS情報の活用
GPSリモコンを使うことで、X5の撮影データにGPS情報を付加することができるわけだが、このGPS情報の活用が今一つ。
現在のところは、
・動画をリフレームする際に「軌跡」を付加できる
・GPX形式でエクスポートできる
ですね。
GPXファイルをGoogleマイマップへ読み込ませることで地図へ軌跡を反映できるし、どこで撮影したのかを地図上で知ることができるが、撮影した動画毎にこの作業をするのは面倒だ。
できれば、Insta360 Studioに、この機能を取り込んでもらい、
GPS軌跡を地図で表示
動画に地図を取り込んで表示
なんてことをやってくれると面白いのだが。
これ、SONYがアクションカムを売ってたときにはやってたんだよね~。やめちゃったけど。あの機能は良かったなぁとしみじみ思う。
Insta360にGoogleMapと連携しろというのは、ちと酷かもしれないが。
6.GPSリモコンのバッテリーは、丸1日もった
事前にネットで調べた感じではGPSリモコンのバッテリーは丸1日もつ、ということだったけど、実際、丸1日(朝8時~17時ぐらい)は余裕でもちました。なので、夜中のうちに満充電しておけば、問題なく使える。
このリモコン、充電は台座型のトレーになってるんだけど、これだとバンドから取り外さないと乗せられないのだが、ケーブルを台座から取り外せるようになってる。バンドの裏側にはケーブルだけはめられるようになってるので、バンドから取り外さなくても充電できる。コネクタはマグネットによる吸着式。しかも向きが逆だとはじくようになってる。
なかなかよく考えられてるなぁと妙に感心した。
7.撮影データ量
今回、旅に出る前に気にしていたのは撮影データ量。X5を利用することで大きくデータ量が増えることが想定された。
約2週間で、約1.5TBぐらいになっちゃかも?と心配したんだが、画質を4Kに抑えることで600GBぐらいでした。1日あたり、多い日で70GB,少ない日で20GBぐらいか。
画質を5.7Kにすると、1.5倍ぐらいになると思うので、ぎりぎり1TBにおさまるということか。
カメラは高画質化が進んでるけどデータ量も増えるので、PCや外付けドライブなどの周辺も増強orリプレースが必要ってことで、金がかかるねぇ。
ちなみに撮影データ保管領域としては、以下を確保してありました
・ノートPCの空きは700GBを確保
・1TBの外付けSSDを用意
まぁ、結果敵には撮影データは余裕でもって帰ってこれたので、よかったと思う。
色々書いてきたけど、よくできてるカメラだと思う。これだと、日本勢はこぞって撤退しちゃうよな~。頑張ってほしいのだが。ただ、少し気になるのは、
「青空にかなりのこだわりがある」
という気もする。多少曇があっても青空にしちゃうぐらい。
結果として撮影時の天候や状況によっては、
「なんか作られた写真・動画」
のように見えるときがある。これ、CGじゃないよなとか。ま、キレイなんだけど、自然さに欠けるというか。ま、この辺りは個人の好みとも言えるが。
なんでもDJIから対抗馬となる、OSMO360がリリースされたということで、Youtubeなんかはレビュー動画で盛り上がってるようです。こういうライバルが出るのは、実にイイこと。一強では、発展しない。Insta360も改善活動やユーザサポートに力を入れていくだろうから。
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