クリスタルライン、なんと高貴な響きだろうか。一度は行ってみたいと、このネーミングを聞けば、誰しも考えるんじゃないかな。実は、このクリスタルライン、13年前に行ったことがあるが、あまり記憶がはっきりしていない。写真が少し残ってる程度でした。
久しぶりに、なんか行ってみたいなと、13年ぶりに思い立ち、晴れの日に行ってみることにしました。
クリスタルラインというのは、ホームページもあります。
http://crystal-line-guide.info/
ココによると、
「山梨県の北杜市、甲斐市、甲府市、山梨市の4市にまたがるクリスタルラインは、富士山や八ヶ岳、南アルプスの景色を楽しめる、雄大な自然に囲まれた絶好のドライブルートです。」
と書いてある。タイトルには、八ヶ岳から秩父山系にまたがる林道ルートです。と。
「絶好のドライブルート」なんて書いてあると、伊豆スカイラインみたいなのを連想するけど、「林道」とも書いてある。いったいどんな道なんだろう?
というわけで、結論から言ってしまうと、こうなる
40%は酷道
30%は、酷ではない林道
30%は快適ロード
%は感覚的な数字です。
酷道としては生ぬるい!って思われるかもしれないけど、私的には
「通過にかなり神経を使う道路は酷道」
と考えております。
では、行ってみましょう。
ルート全体図はこんな感じ。

中央高速の勝沼ICを起点に、ぐるっと山道を走り抜ける感じか。この図は走行軌跡だけど、最後の方はクリスタルラインを離脱してしまったので、正確には足りてない。詳しくは、先のWEBサイトを確認されるといいでしょう。
さて、まずはクリスタルラインの入口まで行かねばならない。勝沼ICで降りて、まずは道の駅「まさおか」を目指します。ココへ立ち寄って、出発前の休憩としました。
ところが、この日は施設は休みだったようで、トイレと自販機ジュースだけ。ただ、ココでトイレを済ませておいたのがよかった。この先、トイレはあまり期待しないほうがいいようです。
こんな施設がありました。室伏学校と書いてあります。明治にあった小学校らしい。中が見学可能なのかはわからないが、移築されたようです。
けっこう凝った滑りチューブ(?)もありますな。なかなか金がかかってる。
おっと高台へ上れるようです。富士山の絶景ポイントと書いてありますが、ここを上るのか?けっこうツライねぇ。でも、話のタネに行ってみるか。
登ってみました。てっぺんには東屋がありました。暑いときは、ここで休憩だろうか。
この方向に富士山があるらしいが、あいにく雲が多いようで富士山は、見えませんでした。
甲州市から県道219号を北上していくと、クリスタルラインになります。甲州市内からの県道219号は実に快適ロードです。ブドウ畑を横目に見ながら、山々の中に向かっていく。あぁ、こんな快適ロードならクリスタルラインも悪くないな~~と思ってると甘かった!
道路を進んでいくと、山の中に入っていきます。山の中なので、森林に囲まれてきます。それでも、まだ大丈夫。道路は整備されているし、そんなにキツイコーナーじゃないと。
それがですね、だんだん林道が険しくなっていきます。
舗装はされていますが、かなり古い道路のようでアチコチに陥没やひび割れなどが目立ってきます。そして、掃除がされてないのか、落ちた枝、石ころ、木の葉くずなど、オンロードバイクで走るにはちと厳しい感じになってくる。
林道なので、崖っぷち道路も多数。ガードレールも無いところもあり、ちとコワイ感じ。ガードレールがあると安心できるのだが。
あまり道路の外側によると、断崖絶壁で下が見えて凄くコワイ。あまり崖側に寄らないように走ってました。13年前に来た時に、こんなに酷道だったかなぁ。
なんか山の木々をそぎ落としたような場所がありました。少し離れてからバイクを停めて撮影。
あそこに真下を通過してきたのだろうか。
木を切って、さらに枝をを落として、丸太だけ運んだんだろうか。すげぇな。
しばらく走って、広瀬・琴川ダムというのあったので、立ち寄ってみました。まぁ、小さいダムなんで特に見るものは無いんですけどね。軽い休憩がてらです。
少し先に行けば、管理事務所があったようだが、この時は、「先を急ごう」という意識があって、そそくさと次へ向かいました。酷な林道にちとビビってしまったんだろうなぁ。
ちなみに向かいにあるカフェ風の建物があって、大きな音で音楽を流しておりましたが、こんなところに来る客って、いるんか?とか思っちゃった。現時点で、私1人だけだし。(笑)(笑)
コクチバスを釣るな!って書いてあります。放流もご法度です。ま、こんなところで釣りをする人もいるんだろうか。
ここからは多少快適ロードだと思う。やはりダムの周辺は工事車両も入ってくるから道路はきちんと整備されてるんだと思う。
少し走って「焼山峠」というところにきました。ココには駐車場とトイレハウスがあったんだけど。
ココは13年前に来た記憶があります。ちょうど同じアングルで撮影した写真も残っていたんで。
ココで、ちょっとトイレを使おうかと思ったんだけどね。なんと、「トイレは虫たちに占領されて」おり、とても用を足せる状況にありませんでした。
いや、びっくりした。トイレの建物の中は、虫だらけです。多少なら我慢するが、ありゃダメだ。
女性は絶対に来ないほうがいいと思う。あと、山梨県は掃除してくれ。
この焼山峠は、一つの分岐点になっている。このまま、クリスタルラインを走るなら、北西に行くし、脱出するなら南下していく感じになる。これは後でストリートビューで見てみると、南下していけば、普通にいい道が続いていたようだが。
このときは、
「がんばるか」
と妙なファイト精神をもってしまったので、そのままクリスタルラインへ向かうことにしました。
焼山峠からクリスタルラインへ登っていくんだけど、最初はまぁまぁな道でした。少しいくとキャンプ場かロッジのようなところがあり、トイレが見えたので、こちらでトイレはを借りた方がいいかもしれない。私は通過しました。
所々に、桜っぽい木々が咲いてて、キレイな風景も見れたんだけど、さくらかな~、5月末なのに。
この辺りは工事車両も通るので、比較的安定した道だったと思う。
そして、第二の分岐点へ到着しました。うっかり見過ごす所です。
この分岐点には特に名前は無さそうだけど、地図上では「いこいの里」という施設があるようです。クリスタルラインを継続するなら、北上するし、南下すれば能泉湖を通って離脱できそう。どうするか少し考えて、クリスタルラインを続行することに。懲りないなぁ。
こっからは、酷道モードかな。そんなでもないかもしれないが、実際に走ってみると、道幅は狭いし、枯れ葉や小枝が落ちてるし、よこから小枝がニョキニョキ生えてるし、道路は陥没やひび割れも多くあり、息抜きできない道路です。ブラインドコーナーも多数あるので、対向車が来ないか、よく確認しながら進んだ方がいいです。
途中、開けた場所があったので停車して一息。
林道だなぁ。
なぜか飛行機雲がありました。この辺りに飛行機が通過するんだろうか。それとも別の要因か。
木を伐採した後に植林をしたのかも。小さい木々がキレイに植えられてるようです。
そして次の分岐点へ到着しました。GoogleMapでは「毘沙門の木」と書いてあるのが目印ですが、その少し手前に地図が設置されてる場所があったので、そこで休憩しつつ、撮影しました。
このとき、クリスタルラインを継続するなら北上なんですが、私があらかじめ調べたルートは、そのまま県道を走り続けるプランで、そちらへ行ってしまいました。なので、厳密にはクリスタルラインはズレたことになりますが、まぁ、しょうがない。
ボチボチ疲れてきたこともあるし、ここらが潮時かと思いました。たぶん、13年前に来た時もここらで離脱したんだと思います。
ここからしばらくは、川沿いの道を走っていきます。この道、舗装はちゃんとされてるんですが、ところどころに穴があって、バイクではちょっと危ない。路面状況をよく見ながら、速度を抑えて走ってました。
この森林地帯を抜けると、ほぼ普通の道になります。増冨温泉という温泉宿街になるので人っけや車などもチラチラとするので、まぁ、安心できるでしょう。
温泉街を抜けてからは、集落や田畑の地帯なので安心して快適ロードを走っていきました。
トラクターが走ってる風景。キャベツ?レタスだろうか。無事に麓へ帰ってこれたので、よかった、よかった。
クリスタルラインは以上となります。この時の様子を動画にまとめましたので、よかったら御覧になってください。
いや~13年前に来たときは、あまり険しい印象は無かったんだけどねぇ。13年の歳月で路面状況が悪化したのか、私が下手になったのか。よくわからないが、現時点(2025年)として、少し書いてみましょう。
もし、このクリスタルラインが舗装が治され、小枝や草などが掃除されていれば、そこそこ楽しい道だったかもしれませんが、現時点ではそうでない部分が多々ある。陥没やワダチ、生え放題の草木がけっこう邪魔です。
あと、狭い林道でブラインドコーナーも多数あって、林道に慣れてない人には危険かもしれん。
オフ車で道なき道をガンガン行く人はいいかもしれないが。バイクとすれ違ったのは、1台だけで、あちらはBMWのアドベンチャータイプだったから、林道が好きな人もかしれない。
最後に私が考えるクリスタルラインの走り方を書いてみましょう。
とにかく、対向車に注意してください。道幅が狭くて路面が荒れてるところでブラインドコーナーがあったので、見通しが悪い場合は速度を落としてください。具体的には、ギア1足でアクセルを少し開けてゆっくりと通過する感じです。
私は平日に行ったので対向車は数台しか遭遇しませんでしたが、休日だと訪問客が多いかもしれないので、特にご注意いただきたいと思います。
ストリートビューとかを見ると、大した事無いと思うかもしれませんが、酷道であることは間違いないかと思いますので。
全体的には、景色を楽しむ快適ロードじゃなく、悪路を事故らずに走るかに徹することになったので、あまり楽しい感じじゃなかったな。どっちかっていうと、「修行」みたいな感じ。
ただし、全域で一応、舗装はされておりダートはありません。舗装が荒れてるところはありますが。
あと、キレイなトイレが見当たらなかったので、女性にはお勧めしません。男性でもキツイかもしれん。途中にあった、琴川ダムの管理事務所とかにトイレはあったかもしれない。もう少し調べて、トイレが使える場所を確認してから行ったほうがいいかもしれません。
あと、所々でケータイの電波が入らないところがあります。全域でチェックしてませんが、電波が入りにくい所が多いでしょう。スマホをナビにしている人は気を付けてください。また、万が一、トラブルがあった場合に助けを求めにくいのも承知の上で走ることになります。
もし、行かれる人は、よ~く気を付けてくださいね~。そうそう、天気のいい日で明るいうちに行くことも忘れずに。
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