北海道ツーリング2024 09日目 オロロンライン
この日は稚内を出発して羽幌がゴールとなりますが、なぜかというと、翌日に天売島と焼尻島に行くためです。早朝からフェリーで渡るために羽幌に宿泊する必要があるわけです。
稚内から羽幌だと、オロロンラインだけで着いてしまいますが、距離が短いこともあるので、サロベツ原野で寄り道してみようと思います。
この日の天候は快晴ですね。気持ちよい出発が出来て何よりです。3日間、お世話になったホテルをチェックアウトし、出発準備です。
ホテルのエントランスの軒下は、バイクを停められるとしたら、つめて、7~8台という感じだろうか。しかも段差があるので、向かって右側の段差が少ないところでスロープを使って乗り上げるので、入るのも出るのも慎重にやらないとコケそうでコワイ。
私は乗り上げるときはバイクに乗ってユックリとアクセルを開けて乗り上げました。出るときは押して通り抜けました。それが一番安全だと思ったからです。
さて、荷物を載せ、出発準備完了です。
この日は、最初に稚内公園を訪問してみようと思います。高台にあって眺めがいいようです。先日の稚内観光では、天気が良ければバスで行ってみようかと思っていました。
案内表示板に従って進んでいく感じで。あのタワーが目印か。
稚内公園内の「開基百年記念塔」にやってきました。この塔は、昭和53年に建てられたそうです。てっぺんに展望台があり入れるようですが、私が行った時は、時間が早すぎて、まだやってませんでした。
なので、周辺からの展望をながめることに。
夏場なので、どうしても霞んでしまいますね。ただ、稚内の港がよく見えます。なだらかな傾斜で絶壁ではないので、幾分、コワさは半減しますか。
遠くに電波塔が見えました。このあたりの高台なので電波塔が建つんだろうなぁとか。
ここらで稚内公園を後にしました。この後は、せっかくなんでノシャップ岬へ立ち寄ってみましょう。
このあと、晴れた日のイルカ像を拝みました。去年も今年も、雨の降る中で立ち寄ったので、晴れた日に来たのは初めてでした。
ココからは、沿岸のオロロンラインを南下し羽幌を目指していきます。昨年、向きは逆ですが走ったばかりなので、感動はそこまではありませんが、天気もいい日にオロロンラインを走るのは、ライダーの憧れということで、十分堪能して走ることが出来ました。
途中、休憩のために「こうぼねの家」に立ち寄りました。昨年は、ここから利尻島がよく見えたんですが、この日は快晴にかかわらず、海上はモヤっており、利尻島はみえませんでした。こういうもなんすかね。
ココから海岸沿いをノンビリ走り、たくさんの風車で有名な「オトンルイ風力発電所」を目指していきます。
それにしても、あいかわらずライダー冥利尽きる道だなぁ~。気持ちよく走れます。途中、トラックに着かれたら、道を譲って、こっちはマイペースでノンビリ走ります。
さぁ、風車が見えてきた。あ、風車が回っているぞ。この風車は取り壊すという話で、2023年は動いてなかったんだけど。今年ありが見納めじゃないかと言われてましたが、調べてみると2025年3月まで運転することになったそうです。
だとすると、今回が見納めってことですかね。
時間的には、まだまだ余裕があるので、ココで寄れてサロベツ原野内の道路を少し走ってみます。
オロロンラインから左折してサロベツ内に入っていきます。
少し走った先に、「幌延ビジターセンター」というのがあったので、立ち寄ってみました。湿原博物館ともなっており、ちょっとした展示物と、「長沼」への歩行コースがありました。あまりメジャーじゃないとは思うが、散策コースになってるようで、野鳥観察する人も来てました。
ハウスの中には、ちょっとした展示物がありまして。
そこを出てから木道が整備されていますので、歩いて長沼へ向かっていきます。あれが長沼か。
緑に囲まれた長沼です。
ちゃんと整備されてますね。北海道は、ちょっとした観光地でも、きちんと整備されているのが、素晴らしい。
木道を歩いて行きますが、所々に情報掲示がありますので、花なども見つつ、進んで行けます。
現在地と道のりを確認。なるほど、道路からは、ちょっと歩くか。
なんて花だろう。Google画像検索では、イマイチ、ハッキリしませんでした。
ちょっと風でなびいてしまって、今一つ、うまく撮影できず。紫が美しい。
風車が見えますが、ちょっと遠いのでモヤってます。
これはセイヨウコウホネというそうです。
そして長沼へ到着。ちょっと風があったので水面が波立ってます。そんなに大きくはないが、水面の色は濃くてキレイですね。北海道のちょっとした観光地は自然のままを大事にしているのか、看板とか人工物はあまり無いので、すごく開放的な気がしますね。
このぐらいで長沼を後にし、次へ向かいます。長沼から少し走ったところにある、「パンケ沼」へ行ってみることに。事前情報ではトイレや駐車場もある、ちょっとした観光地のようでした。
深い意味はありませんが、「広域能動」という看板があったので、バイクを停めて撮影。看板が珍しい気もする。そしてパンケ沼へ到着。
立派なトイレと駐車場がありました。へぇ~、けっこう人が来るんだろうか。
付近にはベンチもありました。まぁ、この日は、他に誰もいないんだけどね。
そこから沼まで舗装された歩道がありましたので、沼まで歩いてみます。
沼は少し濁り気味のようです。
この沼は、水深が1.8mと浅いんだそうです。ただ、サロベツ原野として保護されている沼だそうです。水の色が黒っぽいのは、水深が浅いからかもしれん。まぁ、見る所はあまり無いので、このぐらいで。
パンケ沼の駐車場からこの後、サロベツ原野内をぐるっとまわって、元のオロロンラインへ戻る方向で走っていきます。このサロベツ原野内でも、北海道らしい真っすぐな道がなんだねぇと。
途中、サロベツ原野を示す看板がありましたので、停車して記念撮影を。
途中、サロベツ原生花園があったが、昨年よったので、今回はスルーしました。そしてまたオロロンラインへ戻ってきました。
何度見てもすごいね、このオトンルイ風力発電所の風車軍は。2025年3月で終了し風車は解体されるとか。なんでも新しくされるということだが、どんな風景になるのか、楽しみではあります。
オトンルイ風力発電所を見ながら、オロロンラインを走り、昨年も通った、「裏エサヌカ線」を目指します。
去年、来ているので、かつて知ったる道路かなと思っていたんですが、裏エサヌカ線は、南側は、普通の道なんだけど、北側の最後の方がダートのままなんだよな~。あまり考えずにナビの地図に付けていた印から入るとダートでした。
少し走って、「こりゃやばい」ということで、引き返すことに。
いったん戻って舗装路の北側入口を見つけて、そこから裏エサヌカ線に入りました。危なかった。
さすがに去年、走ってるので目新しさはありませんが、それでも、気持ちよく走ることが出来てよかった。やはり北海道に来たら、ココは走っておきたい道路ですよ。
少々、モヤっとしてますが、地平線と見渡す限りの真っすぐな道。そしてきれいに整備された道路。継ぎ目や痛んだところとか、無いんですよね~。すばらしい。枯れ葉とかそういうのもほとんどないので、たぶん、相当な頻度で掃除してるんじゃないかな。
さて、裏エサヌカ線を走り終えて、オロロンラインに戻りまして。
道の駅「しょさんべつ」で休憩。陽射しが強くて暑いが、汗だくというわけじゃなく、すっきりした晴れでした。ココは温泉もあるようです。まぁ、トイレ休憩なんで特に何かするわけでもないんですが。(笑)
さて、このままオロロンラインを走りつつ、羽幌へ到着しました。まだ時間的に早かったので、明日の天売島・焼尻島へ渡るフェリーの乗り場を見学することにしまして。羽幌港へいき、駐車場にバイクを停めて見学。
フェリーも止まってました。これは高速船かな。
ただ、フェリーの無い時間帯なのか窓口も閉まってるし、ひっそりとしてますね。ま、翌日のフェリーの予約もしてあるし、ホテルから十分歩いてこれる距離なので、大丈夫だろうということで、フェリー港からホテルへ向かいました。
この日の宿は、「羽幌温泉:サンセットプラザ」です。事前情報では、バイクは軒下に案内されるということで、期待しておりました。
到着してチェックインしました。2泊の予定なんだけど、キャンセル待ちの都合で1泊づつ別々に予約してました。それでもちゃんと2泊に統合してくれてまして。なんて融通の効くホテルだ。思わず感動した。
さらに、ダートを走ったことでバイクはドロドロに汚れてしまったので、洗車をさせてもらえないかとフロントに申し出たところ、水場に案内してくれました。うわ~~助かるわ。。ナンとイイホテルだ。至れり尽くせりです。
この通り、長いホースで水が出る場所へ案内されまして。まホテルなんで掃除用の水があると思ったんですが、助かりました。
ぱっと見は、キレイな気もするけど、アンダーカウルやリアフェンダー等は、ドロドロですかね。ダート走るとこうなります。水をかけながら雑巾で拭くだけの簡単なものだが、泥を流すことが出来てよかった。
駐車場所は建屋の軒下に案内されました。車いす用のスロープを使って段差を上がり建物の下に停めれたので、良かったところです。まぁ、雨は降りそうもないのだけど、明日はバイクを置いていくので、屋根下は安心感あります。
このホテルは道の駅も兼ねており、日帰り温泉やレストラン、お土産品の売店もあります。
さて、明日は「天売島・焼尻島」へ渡ります。バイクは乗っていかず、現地でレンタルで過ごすつもりです。
この日の様子を動画にまとめましたので、どうぞご覧ください。
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