北海道ツーリング2024 04日目 帯広
この日は、えりも町の旅館から襟裳岬を経由し、帯広へ向かうコースです。観光ポイントも多くあるコースとなっています。コースとしてはこんな感じです。
では行ってみましょう。
昨日のヘッドライトトラブルを受けて、出発前にライトの点検。ちゃんと点灯している。あまり触ると悪くなるかもしれないので、そっとしておくか。
田中旅館を後にし、とりあえず、襟裳岬を通過しましたが、ただ、観光は昨日しているので、今日は素通りです。
さて、襟裳岬を抜けて、次なる目的地は、
悲恋沼、百人浜
です。
事前の計画段階では、悲恋沼に駐車場があり、そこから歩いて海側へ行くと百人浜があるそうな。今一つ、情報がはっきりしてなかったのですが、まずは、行ってみる感じです。百人浜は、美しい浜辺だそうで。さらにネーミングは、悲しい逸話があるそうな。観光ガイドによると、こんな感じ。
「大型船の遭難で亡くなった方、生き残った人も浜辺に打ち上げられて、飢えと寒さで亡くなった。その人々の合計が100名だから百人浜と呼ばれる」
目印の大きなモニュメントがあって、広大な駐車場がありました。まぁ、アッサリ到着したんだけど、朝一なので車やバイクは1台もいなかった。
と思ったら、バイクが少し先にいらっしゃるので、ちょっとそちらへ行ってみた。
「百人浜へ行ったんですか?」
「そう。ナンもないけど」
なんとも無情な回答でした。(笑)
道路の脇に海岸線へ抜ける歩道があるので、そこを歩いていけば、展望台、さらにその先に砂浜があるそうです。
早速、行ってみるか。なんか堀?川の名残?みたなのがあって、橋がかかってました。そこから先へ行きます。
歩道を歩いていくと、3分ぐらいで展望台の前に到着。
展望台の扉は閉まってますが、カギは開いてました。9時からとなってたけど。ちなみに、私が到着したのは、8:50ぐらい。まぁ、イイか。
周辺を見渡してみました。窓が汚れている関係で、あまりキレイに写真がとれませんでしたが。
道路側に悲恋沼が見えますね。なるほど、あの辺にあるんだ。
なんか区画が切られて、栽培でもしてるのだろうか。
海側が見えますね。少し歩いた先という感じでしょうか。
展望台を出て、浜辺の方へ歩いていきます。写真はもう砂浜なんだけど、草が生い茂ってて、砂浜っぽくない。一応、足元に注意して歩いていきます。
やっと砂浜に到着。多少の足跡がありますが、いたってっキレイです。あまり人は入って無い感じです。
おそらく風で出来た模様が砂浜に広がっている。元々、襟裳は風の町とも言われてるそうで、風が強い日が多いらしい。
まぁ、沖縄の白い浜とかと違って、格別きれいなビーチってわけじゃありませんが、天気もよく風も穏やかな日よりだったので、いい景色を堪能することができました。ただ、草がだいぶ多いので、刈ったほうがいいかもしれないけど、そんな人手は無いだろうな~。
このぐらいで駐車場エリアへ戻ってきました。
観音堂がありました。扉が閉まってるので、中に入るようなことはしませんが。
北緯42度地点と記念撮影をしました。
百人浜を後にし、次の目的地へ向かいます。次は望洋台というちょっとした展望台があるそうです。その先は、黄金道路が始まります。黄金道路というのは、
「金を敷き詰めたように資金が費やされた道路」
というのが由来だそうです。
まずは望洋台。海岸線の高台です。私のほかにライダー1人と、トライク1人がいらっしゃいました。トライクの人はスゴイ荷物でびっくりですね。北海道は、ほんとにいろんな乗り物を見かけます。
さて、ココから黄金道路が始まります。この道路、昔は海岸沿いの道路だったようだが、高波やら落石やらで、通行止めになることが多く、そのためにトンネルを作ったらしい。なので、トンネルが多いので景色とかは、今一つかもしれません。
この黄金道路は、国道336号ですが、その先に道道1037号「広尾大樹線」というのがあります。約13㎞で森林を抜けていく、ほぼ直線の道路へ入っていきます。見渡す限りの直線。まさにザ・北海道シリーズと行ってもいい感じの道ですかね。
なんかクマが出そうな気もしなくもありませんが。
広尾大樹線を堪能しつつ、その先で、また国道336号へ合流します。この先にある「忠類栄町(ちゅうるいさかえまち)」はナウマンゾウの化石出土が多い土地だそうで、その発掘の地があるというので、立ち寄ってみました。
ナウマンゾウ発掘のきっかけとなった化石が出土した場所だそうです。
展示してあるのは模型ですが、屋外展示さらておりました。
立派な道標等、屋外にしてはかなり力の入った展示となっております。興味のある方は訪問されたらよろしいかと思いますね。
ココから少し町に近いところで牧場を発見。牛さんの群れがいたので、バイクを停めて撮影していると、一頭がこちらに興味を持ったのか、近寄ってきました。エンジンをかけたままだったので、「うるせ~ぞ」とでも言いたいのだろうか。
プイっとクビを横に振っておりました。「早く行けよ」って感じだろうか。(笑)
そして、道の駅「忠類」へ到着。ココはナウマンゾウの化石類の展示をしている博物館が併設されているので、ちょっと入ってみようと思います。
最初、博物館の場所がわからず、うろうろ。
温泉ホテルもあるそうですが、これは博物館とは逆側のようでした。
やっと入口を発見しまして。
横の公園には、ナウマンゾウの大きな人形もありました。
ナウマンゾウ記念館の入口へ到着。なかなか立派ですねぇ。有料ですがチケットを買って入ってみることにしました。
発掘された化石、全身骨格、発掘模型など、数多くの展示品もありました。
ちょっとパンダっぽいヒグマも展示されていました。発掘体験とかもあったので、興味ある人は立ち寄ってみるといいかも。
忠類を後にし、次へ向かいます。
帯広空港にちょっとだけ立ち寄り。大小ありますが、あまり大きくはないのかな。特に何ってものはありませんが、空港はよく立ち寄ります。
さて、帯広と言えば、ココって感じの観光地、「幸福駅」です。駅としては使われてませんが観光地として残されてるものですね。
ココで結婚式の記念撮影をするカップルも多いとか。記念切符に名前を書いて駅舎の中に貼っていくのが通例なんですかね。
幸福の鐘がありました。
かつて使われていた列車か。中も入れますが、エアコンは無いようで、ちと暑い。
さて、このぐらいで幸福駅を後にし、次の目的地へ向かいます。
道道111号を走り、森林地帯へ入っていき、目標はピョウタンの滝へ向かいます。途中で平原に出たので記念撮影。あまりのんびりしてると、クマが出そうなので、先へ向かいます。そして、たどり着きました。
ココは、元々ダムを建設中だったのだけど、水害で建設中のダムが崩壊、そのまま滝になったという話です。ダム前の橋の上からが見栄えがいいようです。なかなか壮大ですね。よくできてます。
しばらく滝を見つつ、その先には、山岳センターがあったのでちょっと寄ってみました。登山やキャンプのアシストをしてるようです。
まぁ、クマ注意、最近の目撃報告とかは、北海道では何処にでもあるんですが、ココにもありました。確かにクマが出そうな雰囲気ではある。このあたりでの登山は、ほんとリスクがありそう。
この後、この日の最後の目的地、帯広市八千代育成牧場へ立ち寄ろうかと思ってたんですが、今一つ、どこにあるかわからかなかったので、付近を回って立ち去ることに。
なので、この日の観光は終わりです。
この後、本日の宿、十勝ガーデンズホテルへ到着しました。事前調査では、地下駐車場へ案内されるとの話もあったのですが、この日は、ホテル横のコインパーキングへ案内される感じでしたかね。今一つ、仕組みがよくわかりませんでした。
まぁ、雨は降りそうもないので、イイかという感じ。
さて、晩飯ですが、帯広と言えば、豚丼。
豚丼の有名店を三つほど、リストアップしておりましたが、少し早めに行ったんだけど、どこの店も行列。すげぇなと思いながら、他を探してみますが、見つからず。
あいや~~
で、何かないかな?と帯広駅まで行くと、駅前に出店で豚丼弁当を売ってました。
出店は、「ぶた八」。
しゃーない、これでいくかと、あっためる機能付きの弁当を購入しました。
他にコンビニでビールとつまみを買いつつホテルへ。
ヒモを引っ張ると、あっためてくれました。厚めの肉とタレがポイントなんすかね。美味しくいただきました。
ただ、新幹線にのるならいいけど、ホテルや家で食べるなら普通のタイプでレンジであっためたほうがよかったかもしれない。あっため機能は高いだけかもね。
この日はこれで終了しました。
明日は、帯広~十勝の牧場巡りと、大雪山雪渓、銀河の滝など、道央の観光地をめぐりながら、比布を目指します。
この日の様子を動画にまとめましたので、よろしかったら御覧になってみてください。
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