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2023年9月の3件の記事

2023年9月23日 (土)

HTTPS化しました

遅ればせながら、当ブログもHTTPS化しました。
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2023年9月22日 (金)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 13日目:エサヌカ線を走る

この旅も終盤になってきました。この日は稚内を離れ、紋別まで行きます。天候予報によれば、「晴れ」確定!
ならば、「宗谷岬」へ行かねばなるまい。晴れた宗谷岬の写真が撮りたいと再訪問を決意しました。

もう、早朝出発で行きます。幸いにも利尻島以来、早起きのクセがツイてるので、4時に起きてしまいました。
朝食を食べて出発準備。6:30頃には出発しました。

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この日のコースは、いたって単純。宗谷岬をまわりつつ、オホーツク海沿線を紋別まで走るコースです。もともとは宗谷岬を避けて内陸を突っ切る予定でしたが。

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〇再び宗谷岬
 「うぉ~~いい天気や~~」ということで、宗谷岬に到着。他にライダーはいませんでしたが、早々とモニュメントの前にバイクを停めまして。ちょうどよく、観光にきた御夫婦がいらしゃったので、撮影を頼んだところ、引き受けてもらいました。ありがとうございました。

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いや~~~、昨日と違って快晴の稚内は素晴らしい。印象が全然違うね。何度も言いますが、この宗谷岬が、この旅の目標だったわけで、それを快晴で過ごすことができて、本当に嬉しく思いました。

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ホント、神様に感謝です。

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モニュメントの前からバイクを移動して、景色を堪能。あと、近所のお土産屋さんで宗谷岬のキーホルダーを記念に買いました。

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名残惜しいですが、宗谷岬を後にして、オホーツク海・沿岸を走っていきます。

 

〇道の駅「猿払」
 次の目的地である「道の駅・猿払」へ向かいます。途中、見事な岸壁があったのでバイクを停めて撮影。


Dsc06631特に名前は無さそうだが、茶色い浜があって、その横に岸壁が展開されていますね。

さて、道の駅「さるふつ公園」へ到着。ココには、変わったもんがあるというので立ち寄ってみました。子供向けの遊具がある公園と併設された道の駅か。なんかこうひっそりとしておりました。

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で、ここのある変わった施設は対向車線側へ渡る地下通路にありました。

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ブラックライトで照らされた浮かび上がる絵。両側面にあります。

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あははは。なんか無駄に凝ってるかなぁとか、思ってはいけない。けっこう凝った映像になっています。この通路は道の駅が道路の反対側へ抜けられるためにあるようです。海岸側はモニュメントと駐車場だけで施設は無いんですけどね。

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そしてモニュメント。ソ連の船が座礁し多くの人が亡くなったことへの慰霊碑なんだそうです。あ、ソ連?ちょっとな。でも乗客に罪は無い。

〇エサヌカ線
 次はザ・北海道と言っても過言ではない、「エサヌカ線」を走ります。ココをバイクで走るのを楽しみに北海道に来るライダーも多いらしい。私も同じです。

エサヌカ線は今回の旅の一大イベントになります。是非、晴れたエサヌカ線を走りたいと思っていました。北側から入り、南へ抜けていくコースで走っていきます。

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途中、クランクが2回ほどあります。全長16㎞のコースです。

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エサヌカ線に入り、一発目に思うことは、「広い!」でしょうね。

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ガードレールや看板、信号も無い。見渡す限りの地平線。そしてよく整備されたキレイな舗装道路。こんな道は、日本には他にないだろうと言えるんじゃないかな。

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そして好都合に天気がよかったので、サイコーのコンディションで走ることができました。もうね、まさにWindowsXPの壁紙じゃないかと思える風景でした。

あまりに気持ちいので、途中で引き返して、もう一度、走り直し。写真は2周目で撮影したものが多いかな。

このエサヌカ線。Youtubeやブログなどの写真で見るのと、実際に自分の目でみて走ってみた感じでは、全然、印象が違う。気持ちよさはハンパない。やはり実際に訪れて、見渡す限りの地平線を味わってほしい。

昨今、バーチャルな世界で、バーチャル旅行なんてものもあるみたいだが、人間の五感全体で感じるこの感覚は、他の何事にも代えがたいと思うね。

エサヌカ線を抜けて、少し先に「クッチャラ湖」というのがあったので、立ち寄ってみたんだけど、イベントをやってるとかで入場規制されていたので、パスすることにしました。かなり遠くにバイクを止めて歩いていかないといけないので。

 

〇北見神威岬
 ここからまたオホーツク海沿岸に戻り南下していきます。トンネル手前で岬側へ通じる道があったので、そちらへ向かってみました。

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この岬は、北見神威岬というそうです。北海道は神威という地名が多いねぇ。ただ、残念ながら、気付かづに素通りしてしまい、いつの間にか本線に戻ってしまいました。

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そして、その先、北見神威岬公園に立ち寄りまして。バイクを止めて景色を堪能。天気がいいので、なんでも良く見えます。さっきの北見神威岬も雄大に見えますね。

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ここを後にし、さらに南下していくと、道路沿いに北緯45度のモニュメントがありました。オホーツク海側ですね。オロロンライン側にもありましたが、あちらに比べると、ひっそりしています。

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〇ウスタイベ千畳岩
 千畳岩へ到着しました。かつて火山噴火で出来た岩場のようだけど、畳のように見えるということで、この名前がついているようです。

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たしかにこれなんか畳が積みあがってるように見えるね。

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〇道の駅「マリーンアイランド岡島」
 千畳岩からさらにオホーツク海沿いを走り、道の駅、マリーンアイランド岡島へやってきました。特徴的というか、船をもじった建物です。

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中にはレストランもありました。2階屋上は展望台になってます。そこには煙突のようなモニュメントもありますね。

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戻ってくると、なぜかバイクがすごい増えてました。

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〇道の駅「おこっぺ」
 オホーツク海を進んでいき、道の駅「おこっぺ」へ立ち寄りました。ココには、列車を改造した無料宿泊施設があるとか。

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列車の中を改造して、畳引きにしてあり、ここで寝られるようです。無料なのはポイントかもしれない。写真は、窓ごしに撮影したもので、中には入ってないです。ネットの記事を見ると、キャンプ場代わりに利用される人もいるようです。

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ちょうど、中庭で高校生のダンス大会をやっていました。けっこういろんな衣装をまとった高校生ダンサーが踊ってて、少しの間、見学してました。写真は、マリオブラザーズかな。

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あと、「おこっぺ」といえば、ソフトクリームが有名だそうで食べてみました。既製品と違って、濃厚なバニラで美味しかった。これは、食べてみることをお勧めします。

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天気のいいオホーツク海を眺めながらパチリ。

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〇オムサロ遺跡公園
 さて、紋別が近づいてきました。このあたりに、竪穴式住居の跡地みたいのがあるということで、立ち寄る計画でした。オムサロ遺跡公園と言います。

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ところが・・・。

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ぎょえ~~。クマ出没のため立ち入り禁止と。時期的には2カ月以上前ではあるが、北海道ではクマ出没により立ち入り禁止の看板が多い。

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まぁ、もともと熊注意の看板はあるわけですが。クマと戦う勇気はないので、次へ行きます。


〇オムサロ原生花園
 この遺跡公園の向かいの海岸沿いに「オムサロ原生花園」があります。そこへ移動しました。

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海岸沿いにあるオムサロ原生花園です。サロベツよりははるかに規模は小さいですが、花植物が見えるそうです。

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ここにもクマ出没の看板が。日付はこちらのほうが新しい。ただ、この花園は立ち入り禁止にはなってないです。森ではないのでクマがいればすぐにわかるだろうという所でしょうか。

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流氷岬と書かれています。冬は流氷のビューポイントになるとか。それにしても夏のオホーツク海は、キレイだ。青が濃いのがいいねぇ。

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植物群の中に道ができているので、テクテク歩いていきます。

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橋がありますが、立ち入り禁止でした。老朽化しているようです。まぁ、クマも出るし、森の方はやめた方がいいってことで。この先に湿原があるようだけど。

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花園なんで花を楽しむ。たくさんの花々があるらしいのだが、私が行った時期が悪かったのか、あまり多くはありませんでした。見逃しただけかもしれませんが。

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〇紋別へ到着
 この日のツーリングはこのぐらいで。ここから紋別のホテルへ向かいます。紋別セントラルホテル。普通のビジネスホテルですが、大浴場もあるし、レストランもある。ココで晩飯セット付のプランを頼みました。

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天井は低めですが、屋根下にバイクを止められるのもポイントかも。おそらくライダーに有名なんでしょうか。バイクがたくさん止まってました。私がきたときは、2~3台だったんだけどね。

ホテル到着が早かったので、着替えてから付近を散策してみました。ツーリング後の付近を散策するのも、案外好きです。

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サツドラ! 北海道のアチコチにあるドラッグストアチェーン。ドラッグ界のセイコーマートか?というぐらいに、あちこちにあります。ここにもありました。どこも大きいんだよねぇ。さぞや、儲かってるのか。それにしても、ネーミングがアレですよね。

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近くにプリンスホテル(温泉付き)があるのか。そっちでもよかったか。

すぐ近くが紋別港なので、そちらのほうへ行ってみます。

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工場が稼働していました。有限会社デリカ食品と書いてありますが、地元食材を使った食品工場のようです。賑やかに作業しておりました。ただ、漁港は朝早いということで、他はひっそりとしていますね。

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これはセメント工場のようです。

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どこにでもいるウミネコちゃん

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立派な漁船をながめつつ、漁港をうろうろ

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漁船から視線を感じましたが、フクロウがこっちを見ている。

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晩飯は、北海道名物「ザンギ定食」にしました。出てきて、このボリュームにびっくり。いや、食べきれるか?という量だったかな。食べたけど。
基本的には味が濃い目の唐揚げなんだけど、この独特な味わい、ビールが似合う。

食後にホテルのバイク置き場を見に行きましたが、予想外にたくさん止まってました。

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さて、この度も終盤。明日は、最後の宿泊地である旭川近辺へ向かいます。今まで、沿岸沿いをぐるっとまわってきましたが、この紋別から先、サロマ湖を最後に内陸に入り旭川を経由しつつ、苫小牧を目指す感じですね。

予報によれば、明日もいい天気のようです。

〇動画にまとめました
 この日の様子を動画にまとめました。エサヌカ線など、実際に動いてる風景をぜひご覧になってほしい。チャンネル登録もよろしくお願いします。

 

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2023年9月 8日 (金)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 12日目:最北端へ到達

ついに、この日が来たと言うべきだろうか。

この日は、今回の旅の目標地である最北端:宗谷岬を訪れるつもり。旅はすでに12日目であるが、苫小牧から11日かけてココまでやってきた感じなのかな。実に楽しみだ。天気は曇りなんだけどね。

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さらに「白い道」や宗谷岬周辺を走ったり、「からふと食堂」でウニ丼、豊富温泉やトナカイ牧場などの盛り沢山の内容です。

〇宗谷岬
 利尻島に渡るフェリー対策で、すっかり早朝に起床するようになってしまい、この日も特に急ぎではないが、4:30頃に起きてしまいました。温泉に入って朝食。早めに出発することに。6:00過ぐらいか。

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「宗谷岬で撮影するなら早朝」とも言われているのでちょうどいい。遅くなると、観光客が増えて、なかなかバイクと一緒に撮影が難しいらしいので。

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海岸沿いの道路を宗谷岬へ向かって走っていく。約30分~40分ぐらいで宗谷岬へ到着しました。

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到着すると先客ライダーが1一人、宗谷岬のモニュメントの前におられて、手招きしている。

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バイクで入っていくと、
 「撮影してくれないか? あなたも撮影してあげるので」
ということで、撮りっコすることに。他に観光客はいないようだし、チャンスだ。

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ここで撮影。自分でもバイク単独で撮影。天気は曇りだが、この写真が撮れたことで、
 「最北端を訪れる!」
という目標が達成できた。まさに感無量!大きな目標を達成することが出来た気分です。

そのまま宗谷岬をブラブラと。

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写真を撮影してくれたCB1300さんのバイクをパチリ

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それにしてもCB1300は人気があるねぇ。ほんとよく見かける。北海道にツーリングに来ているバイクで5本指に入るぐらいじゃないだろうか。

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この後も、他のライダーさんがやってきましたね。ぼちぼちと人も増えてくるのだろうか。

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〇白い道
さて、こっから「白い道」へ行くことにしまして。宗谷岬から丘側に行くと、

「貝殻を敷き詰めた白い道がある」

ということで、行ってみました。

あらかじめルートガイドを参照してナビにもインプットしておいたのだが、看板が小さくて見落としたりして、道に迷ってしまった。引き返して再トライ。曲がる場所を間違えなければ、何てことはない。

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途中、キツネがいたようだけど、近づいたら逃げられてしまいました。黄色〇がキツネ。よく見えないねぇ。

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さぁ、白い道です。この写真の位置から約200mぐらい先。基本的にはダートなわけだが、特に荒れてるということもなく普通に走れるそうです。ただ、あまり甘く見すぎてハンドルを取られることが無いように、注意して低速で走行することにします。時々、陥没とかもあるんで、路面をよく見たほうがいい。

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気持ちよく疾走するというより、この珍しい道を踏みしめながら、旅情を味わうという感じかな~。

しばらく走って、バイクを止めて写真を撮ります。遠目に見ると雪の上を走ってるような感じ。

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タイヤは真っ白ですね。あと、巻き上げるんで、アンダーカウルが白くなる。

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路面の貝殻はこんな感じ。

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時々、対向車も来るので注意したほうがいいかな。私は止まってやり過ごしました。

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この白い道。出来上がって10年はたってると思うが、だいぶ痛んできてるのかも。ダートとしては、難しくない部類だと思うが、所々に陥没とかあるし、不用意に飛び込んでハンドルを取られないように注意したい。

多少は補修工事が必要な時期かもしれんね。あと、貝殻が減ってるんじゃないかな。できれば晴れた日に来たかったけど、白い道を走破できたんで良かった。

〇宗谷岬周辺を走りつくす

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こっからは宗谷岬周辺の道を走りつくしてみようと思いまして。いったん内陸側へ入ったところで、牧場を見かけました。

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この牧場、道路沿いにあるけど、柵は無いんだよね。つまり人も動物も出入り自由なわけで。牛さんを眺めていると、チラッとコッチをみつつ、じ~~と見つめてきたんだよねぇ。

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突然、突進されたらヤバイので退散しました。まぁ、赤いバイクでは無いし、他に赤いものはないので、大丈夫とは思うけど。(笑)

このあと、再び宗谷岬へ立ち寄りましたが、観光客がかなり増えてました。たぶん、8:30ぐらいだと思うけど、これだとバイクを入れて撮影というのは、ちょっと難しいかもしれんね。やはり宗谷岬の撮影は早朝に限るようです。

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続いて東側の海岸線である国道238号を南下していきます。天気は曇が暑くて景色はイマイチなんですが、それでも景色を堪能しつつ走っていくところ。そして、道道1077号(稚内猿払線)へ入り、内陸へ向かいました。

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この道道1077はとてもきれいで走りやすい道なんだけど、所々、スマホの電波が入らないですね。ま、しゃーないところではあるが、スマホナビを使ってる人は気を付けてください。

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半島の真ん中ぐらいで道道889(上猿払清浜線)に入り北上していきます。宗谷岬を目指す感じですが、途中に風車地帯がありましたね。その手前でシカに遭遇。右手をピョンピョン跳ねながら走っていきました。近づくと逃げてしまいますが、少し先で3匹いましたっけ。

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このぐらいで、宗谷岬周辺の道路はだいたい走り切ったかなと自己満足。

〇からふと食堂でウニ丼
 谷岬を堪能した後は、今度は稚内へ戻りつつ、ノシャップ岬へ向かいます。ココにある「うに丼」の御店、その名も「からふと食堂」です。北海道に詳しい友人に聞いていた「稚内へ行ったらココに行っとけ」というアドバイスに従い、行ってみます。

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ノシャップ岬のすぐ近くにありました。駐車場がダートなんで、ちょっと気を使う。で、店内に入りました。昼食には少し早い時間ではあったけど、この日は朝早く出てるので、ちょうどいいか。

店内は他のお客はいなくて、私一人でした。お椀のサイズが普通とミニとあるようで、私はミニで、うに丼を注文。ホタテもついてきます。

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いや、利尻島で食べたときより、ウニが多いかも。こりゃ新鮮でうまい。もう、なんか一気に食べちゃいました。北海道でのちょっとした贅沢を堪能することができました。

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うに丼を食べるとステッカーがもらえます。ライダーだとこれをトップケースとかに貼るのが定番らしい。残念ながら持ってないんだけどね。今回の北海道で2回目のうに丼を堪能。カロリー高いかなとか、ちょっと思いながら樺太食堂を後にしました。

いや、うまかった。

 

〇ノシャップ岬(再)
 先日のノシャップ岬は雨だったので、リベンジかねて再訪問。ま、曇りなんだけどね。イルカの像等を眺めていました。

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〇サロベツ原野の展望台
 さて、ココからは内陸、国道40号を走りサロベツ原野あたりを目指します。バイパスのように整備された一瞬高速かと思えるような道を進んでいく感じです。

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途中、シェルターとかかれた休憩施設があったので立ち寄ってみました。屋根付きのパーキングで、トイレや自販機もあります。北海道ならではでしょうか。雪がしのげるようになってるということか。

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さらに進むと、「サロベツ原野展望台」というのがあったで立ち寄ってみました。無人の施設で他にお客さんはいなかったな。

その先で展望台に立ち寄ってみました。ここは、「宮の台展望台」という場所。

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まわりは平野から、やや上ったところにあります。高い所は苦手なんですが、階段を登ってみました。

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展望台の中は、ソファーやテーブルがあります。なんか無人の施設でこれは珍しいかも。施設の中から、サロベツ原野が見渡せます。

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いやぁ、見渡す限りの平原を少し眺めつつ、「これがサロベツ原野か!」と自己満足しておりました。


〇豊富温泉
 次に「豊富温泉」に立ち寄りました。ココも、温泉好きの友人から聞いてところで、

 「近くに行ったら絶対に入りたい温泉」

ということです。

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世界でも珍しい油分を含んだ温泉で、アトピーとかに効果があるそうな。温泉はホテルや旅館とかにもあるけど、町営の「ふれあいセンター」という入浴施設に入りまして。

浴室が、「一般」と「湯治用」に別れています。フロントで聞いたところでは、「湯治用」は温度が低いんだそうです。長く入ってられるようにということでしょう。

私は「一般」に入りました。湯温は熱いです。まぁ入れないということはないですが、長く入るのは厳しいかも。お湯の色は、いわゆるサビ色。ちょっと金属っぽい匂いがしますね。肌はややヌルヌルします。

しばらく浸かって、のんびりと風情を楽しんで出てきました。いや、かなり熱くて、汗がダラダラで、しばらく扇風機の前にいました。

〇トナカイ牧場
 豊富温泉を後にし、この後、トナカイ牧場を見物に。やや、ひっそりとした感じかな。駐車場にバイクを停めて正面にあるハウス。けっこう立派です。中には食堂もあります。

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センターハウスを通り抜けた先に牧場がありました。柵で囲ってあるんだけど、見ることはできますね。

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もっと沢山いるのかと思ったんですが、そうでもありませんでした。全部、出てきてるわけじゃないかもしれませんが。そんな中で飼育員の方が世話をしているところを見ることができましたが、このトナカイの角が一番立派だったか。

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施設内にはサンタの衣装とかもありますね。サンタのコスプレをして写真が撮れるらしい。

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あと、トナカイ肉のソーセージも売ってました。昔は内部のレストランで食べれたらしいけど、今はメニューには無いみたい。ちょっと迷ったんだけど、買ってもクール宅急便で送るしかないので、高くつきそうだし、今回はあきらめ。値段は4本で1000円というところですかね。

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ちなみに本場ノルウェーかスェーデンでもトナカイ肉はあるそうだけど、まずくて食べられないというのが、友人の話だったけど、ここのソーセージは、「トナカイ肉だよと、教えてもらわないとわからないぐらい」だそうです。

〇サロベツ原生花園
 トナカイ牧場を後にして、サロベツ原生花園に向かいます。入場料とかはなくて、いつでも入れるみたい。湿原内に木道が整備されていて、植物が見られますね。

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のんびり歩いて景色や花を堪能します。

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これは浚渫船(しゅんせつせん)というそうです。かつてこのあたりの湿原で泥炭が取れたらしい。その泥炭を採掘していた作業船。

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キレイな木道が整備されているので、歩きやすく原野の奥まで入っていける感じかな。植物は全く疎いのだけど、確かにいろんな種類がありそうです。

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ちょっとした展望台がもあって、その上から全景を眺める。利尻島の方は雲が厚いのだけど、うっすらと見えますね。

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やはり利尻富士というのは、このあたりのシンボルなんだろうなぁとか思ってました。雄大だもんねぇ~。

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北海道・サロベツの自然を見物して、ソフトクリームを食べまして、サロベツ原野を後にしました。

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〇再びオロロンラインへ
 サロベツ原野からオロロラインへ抜けて走りました。ちょっとバイクを停めて目前の利尻島を眺めてみると。


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雲が少し減って、青空が見えてきてますが、利尻島には、かなり雲がかかってる感じですね。ただ、その雲があまりにもダイナミックですっかり見とれてしまいました。

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雲が立体的に渦を巻いてるような感じですかね。

 

この日の訪問先はこんなもんでしょうか。稚内のホテルへ戻りました。

前半は宗谷岬を中心に周辺部含めて走り抜けました。後半はサロベツ方面で、原野を見たり豊富温泉入ったりと。そうそう、ウニ丼もあったので、実に充実した一日なりました。

明日は、稚内に別れを告げて、オホーツク海沿岸を走ります。天気は晴天の見込み。ん、ならばもう一度、宗谷岬に寄るかな。今日は曇りだったし。晴れた宗谷岬も絵になりそう。

それもこれも起きれればの話なんだなと、まぁ、大丈夫だろう。

〇動画
 この日の様子を動画にしてあります。よろしかったら、御覧になってみてください。


 

 

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