北海道ツーリング2023 北端を目指す 4日目:函館へ
〇森駅を出発
すっかり朝型になってるので、早朝に起床しました。よかった雨は降って無い。
ま、相変わらずの曇りだけど、雨よりはマシというもの。
ホテルは素泊まりプランだったので、コンビニで買っておいたパンを食べて朝食を完了。出発準備となる。この日は、渡島半島(おしまはんとう)を沿岸沿いで走りつつ、函館を目指します。途中、面白そうな道路を通りつつという感じだろうか。それにしても北海道は、漢字の読み方が難しい。
〇代岱牧場と城岱スカイライン
国道278号線を走りつつ、道道43号へ入り、城岱牧場(しろたいぼくじょう)を目指します。その周辺は、城岱スカイラインと呼ばれているらしい。よっしゃ、行ってみよう。
この位置から城岱スカイラインという表示は無かったけど、城岱牧場コッチっていう場所からスタート。で、山を登りつつ、城岱牧場を目指す。と思ったのだが。
スカイラインというのは、ちょ~~っと名前負けしてるような。(笑)
牧場に向かう途中は森林地帯を走り抜け、牧場が始まると一気に開ける。この辺りがスカイラインということだろうか。天気が悪いからなのか、時間が早かったからなのか、牛さんなどはおらず。残念。フラフラ走ってると、あっというまに、牧場の端に来てしまったのか、スカイラインは終わりのようでした。
後で、確認したところ、展望台とかもあるようなので、立ち寄ってみればよかったかもしれない。まぁ、城岱スカイラインを制覇できたので、良かったか。
城岱牧場を抜けつつ、道の駅で休憩。
〇大沼
今度は「大沼」を目指す。まぁ、特別に何かあるわけではないと思うが、湖畔を通りつつ、元来た道を海岸沿いまで戻る感じだろうか。
のどかな湖畔沿いを走りつつ、国道278を通り、渡島(おしま)半島の先端、恵山(えさん)へ向かいます。海岸沿いの国道278号に入り、走っていると、駐車場があったので停車して休憩。
ウミネコはどこでにもいる。
ウニの密漁を禁止するという看板。この密漁禁止の看板は、あちこちにあったので、さぞや密漁が多いんだろうなぁ。
〇縄文ロマン
ここで友人から連絡があり、「そのあたりの道の駅で国宝が展示されてるぞ」と連絡がありました。このあたり、縄文文化の展示が結構されてるようで、道の駅にその展示場があるらしい。
まぁ、通り道なんで、寄ってみるかと、道の駅「縄文ロマン」というのがあって、そこに博物館が併設されていました。
ちょっと天気で雨が降りそうな感じもあったので、バイクを停めてサクッと見学。北海道の函館近辺は、大昔、縄文文化が栄えたとかで土器等が多く発掘されるらしいです。
土器類や槍の先端など、多数の出土品が展示されておりました。そして。
じゃ~ん、これが国宝となる中空土偶。中が空洞なんだそうです。これが7000年前の作品か。じっ~っとみると、なかなかよくできてる。
そもそもどうやって作ったのか、粘土をこねて焼いたのか。
細かい造形もある。模様とかどうやって付けたの?とか。
そもそも、精巧な作りにするほど、焼いたら割れちゃいそうだが、こういう造形を保つ技術が当時あったことに、驚愕するかな。
しばらく眺めた後、天気が気になるので、そそくさとと退場した。幸い、雨は降ってませんでしたので、ソフトクリームを食べてました。
余談だが、北海道の道の駅は、ゴミ箱が設置されていないことが多い。ゴミは買った所で、引き取ってもらってくれという。飲料の自販機の横にもゴミ箱がないケースが多く、自販機でも買えないよね。車なら持ってくけど、バイクだと飲み干すしかないし。まぁ、生活ゴミとかを捨てられることを防止したいのかもしれないが、逆効果な気もするかな。
〇恵山
縄文ロマンを後にし、恵山のある渡島半島の先、亀田半島へ向かいますが、亀田半島は、沿岸沿いの道が繋がってないようで。ま、行ける所まで行ってみようと向かいます。ライダーは先端が好きなんです。
というわけで、恵山岬へやってきました。温泉のあるホテルもあるので、ここでリゾートを味わう人も多いのかも。大きな公園もありました。あまり人はいなかったけど。
行けるギリギリまでバイクで行ってみました。
道路で行ける場所はロータリーっぽくなってます。海をノンビリ眺めることが出来ます。
このあと、国道278号まで戻り内陸を走りつつ先ほどの亀田半島の反対側からギリギリ行ける所まで行ってみました。この辺りは石田温泉というのかな。行き止まりで撮影。たぶん、険しすぎて道が作れないのでしょう。そこまでのニーズも無いのかも。
本当に行き止まり。このゲートの先に道は無いようです。ライダー的には「行き切った!」ということで満足なんですよ
石田温泉を後にし、そのまま海岸沿いを走って函館を目指す。途中、寄ろうと思っていた、コンクリートアーチ橋とか、すっかり忘れていて通り過ぎてしまいました。横を通ってるはずなんだけど、気付かず。
沿岸沿いに岩がゴツゴツとありました。こういうのも眺めてみると、おもしろいもんです。
〇函館
函館近くで、雨がパラパラしたんだけど、ギリギリ止んでくれて函館に到着。このあたりは、さすがに開けてるなぁ。誘導に従って、立待岬へ到着。雨もあがってやや霧があるが、青空も見えてます。
いや~、函館まで来たなぁと実感しつつ、しばらく景色をながめておりました。青空を見れますが、その反対側はやけに雲が多い。予報に寄れば、明日は確実に雨っぽい。う~ん、しゃーないか。
時間があったので、谷内頭温泉へ。これ、事前にチェックしてたんだけど、立待岬からすぐなんですよね。温泉の色は、さび色。観光というより、地元の銭湯みたいな感じか。ちなみに、風呂場に石鹸やシャンプーなどは無いので、自分で持ち込む必要があります。ま、売店で買えるけど。いきなり入って、石鹸類が無くて慌てないように。
本日の宿泊地、函館駅前のホテルに到着しました。ルートインです。ココは最上階に温泉もあるし、駐車場は立体駐車場で雨風がしのげるので、ツーリング旅行には適していると思います。
実は函館は連泊なんですね。明日はバイクには乗らず、公共交通と徒歩で函館をまわるつもり。そういう日があってもいいだろうという趣向です。
ホテルにチェックインすると、連泊の場合、翌日の清掃を無しにすると、缶ビールがもらえるというので、迷わず無しでいいですと。よく冷えた缶ビールを1個もらいました。これ、部屋に入って、すぐに飲んじゃったよ。これが今後、「到着のビール」として悪しき週間になってしまうんだけど。
この日は、軽く付近を散策。函館は路面電車が走ってるんだなぁと。路面電車って、信号の色が違ったり、この線路地帯を車やバイクで走れるのかどうかが、いつもわかなくて。周囲の車の動きを見てから、どうするか判断することにしています。あ、行っていいのかぁ、とかね。
でも、この路面電車に乗ってみたい。明日はこれで移動しよう。
函館駅周辺には、これらの像がたくさんありました。子供の像、動物の像など。
おぉ、ジンギスカン、食べたいなぁ~~とか、ちょっと思う。
函館に詳しい友人から、いろいろ情報は仕入れていたのだけど、この日はセイコーマートで軽く済ませました。(笑)しかし、翌日は雨かもしれんね。まぁ、しゃーないか。
この日の走行距離は約210㎞。森駅のほうから、城岱牧場~大沼をまわりつつ、また海岸沿いへ戻り、恵山を行けるところまで行くコース。反対側も同様に行けるところまで。そのあと、海岸沿いを走りながら函館を目指しました。
この日の函館を目指す旅を動画にまとめましたので、よろしかったら御覧になってみてください。
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