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2023年7月の3件の記事

2023年7月31日 (月)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 2日目:登別カルルス温泉

〇苫小牧港へ

 フェリーで寝付けなかったら面倒だなぁと思っていたが、あっさり眠れました。この日のために、日頃の生活習慣を、朝型にシフトしておいたので良かったかも。朝4時に起きてしまいました。
もう眠れないので、デッキにでてみると丁度夜明け。ご来光が見えました。幸先いいかもしれない。

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この時点で航路上はまだ半分なので、まだまだ先は長い。まぁ、特にすることもないので、TVを見たり、可能ならネットを見たり、ブラブラ。

TVは見れる。ただ、場所によっては、画質がおちたり写らなくなることもある。携帯電話の電波は入るが、これも場所によっては入らないこともある。

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時々、陸地も見えました。フェリーは陸地から離れたり多少近寄ったりしているようです。

そんなわけで、13:30 到着なんだが、12:00ぐらいになると、自分もそわそわするし、ほかの乗客も動き出す。

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というわけで、無事に到着。あやうく忘れ物をしそうになってしまったが、部屋に取りに返って何とか下船に間に合いました。

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〇上陸~そして北海道ツーリング開始

北海道へ上陸! 天気は曇り。ちょっと雨が降りそうにも見えるが、何とかなるか。 なんか北海道の陸地を踏みしめながら感動。

さて、ナビのルート設定を確認しつつ、ここから出発します。
この日は、苫小牧から登別のカルルス温泉を目指します。そこに宿をとってあるので、温泉入りながら、ノンビリ過ごそう。

ただ、海岸沿いではなく、道道86号を通り、山のほうをぐるっとまわっていくルートで向かいます。

いや~~、11年ぶりの北海道の大地を踏みしめつつ、走り出す。なんかこう感動の一瞬ですね。

国道36号を海岸沿いに走りつつ、道道86号へ入る。途中、トイレのある駐車場があったので、そこで休憩。

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ふ~~、なんかこう感慨深いものを感じつつ、一息ついていました。
ただ、山中ということもあり、クマがコワイ。

そこから、快適に走行。道もキレイ。

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途中、村落で撮影。そこからオロフレ峠というのを目指します。道道2号というの、ワインディングっぽく続いているので、そこを通ってオロフレ峠へ向かいます。ま、と言っても北海道なんで、のんびりした道だと思うよ。

〇オロフレ峠

どんどん登っていくが、時々、動物を発見。アライグマのような。タヌキのようなそんな感じか。熊じゃなくて良かった。虫も多いです。

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そして、オロフレ峠へ到着。このあたりの高台。展望台になってるので、下界を見下ろせる。

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この後走っていくだろう、道が見えますね。

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景色を堪能したあと、廃虚っぽくなったトイレを利用。まぁ、男なんで大丈夫だけど、女性は無理だと思う。

〇カルルス温泉 鈴木旅館へ

オロフレ峠を後にし、宿となるカルルス温泉を目指す。このまま走っていけば、山側からカルルス温泉へ到着できる。山中道路を走りつつ、町が見えてきた。そろそろかなと思った所に、本日の目的地、「鈴木旅館」へ到着しました。

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なんか改装中のようで建物に足場が組んである。到着すると、宿の人がすぐに出て来てくれて、バイクを玄関の軒下へ誘導してくれました。他にバイク客も来ることから、端のほうへ停める感じか。

この鈴木旅館、建物は新しくはないが、昭和のテイストがあるし、温泉の評判がいい。値段も安いほう。帰ってから友人と話していたら、泊ったことがあるって。すごく気に入ってた。

17:00ぐらいに到着すると、3匹のネコちゃんが出迎えてくれました。玄関の網戸と網戸の間に寝床があるみたい。かわいい。

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吾輩はネコであるのヒゲがあるようなネコちゃん。

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そしてクロネコちゃん。

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ちょうど、赤ちゃんネコが生まれた直後ぐらいだったのか、ロビーに3匹いました。里親募集中だそうです。うぉ~、持って帰りたい。

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到着して、さっそく温泉に入る。温泉は熱め。湯気がすごい。窓は少しあいてるけど、湯気が多いので、ちょっと酸欠気味?
長く浸かってから、出ると、ちょっと立ち眩み・・。

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その後、晩飯を堪能。お刺身、焼き魚、豚肉など、美味しゅうございました。まぁ、こういう所で食べるのは、ご飯が美味しいね。

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食べ終わってから、まだ、まわりは明るかったので、そのまま付近の散策へ。宿の裏手に川が流れていました。
そこにカルルス温泉の石碑があったり、ちょっとした庭園があったりしました。涼しいねぇ。

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この鈴木旅館、思った以上に広い。中は迷路のように繋がっていて、ちょっと探検する感じか。

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入口のネコちゃんの他に、水槽に入ってる大きなカメがおりました。

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学生や企業の合宿もできるみたい。なんか懐かしい感じがする旅館でした。このゲーム台は何かな?どうやって遊ぶのか?

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部屋は和室だけど、広い。2~3人は余裕でしょう。トイレは共同だけど、ウォッシュレットもあるし、特に不都合はないね。ココで連泊して、付近を歩いて散策するのもいいかもしれない。

ちなみに、夜遅くに雨が降ってきました。シトシトと、けっこう降ってる。バイクは軒下なんで大丈夫だけど、明日には晴れるだろうか?予報は曇りだったんだけど。

明日の天気を祈りつつ、眠りにつきました。

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この日の走行距離は、午後半日なので110㎞ぐらいの走行。北海道は信号が少ないから思った以上に進むのが早いねぇ。


この一日を動画にまとめました。よろしかったらどうぞ御覧ください。

 

 

 

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2023年7月30日 (日)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 1日目:出航

 今回の北海道ツーリングでは、道具としては大型のシートバッグを新調。以前に使っていたのは、タナックスのフィールドシートバッグだったけど、10年使って、だいぶくたびれてたので、今回はデイトナのシートバッグPRO2Lサイズ(DH-759)にした。LLサイズとも思ったのだが、ちと大きいかということで、Lサイズで。

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これをFZ1のリアシートに取り付け。後で気付いたことだが、このバッグ、だんだん、前方に垂れ下がってきちゃう。正確には位置が動いているのではなく、バッグ上部が前に垂れてくる感じか。荷物の重量に依存するのかもしれない。付属でついてたベルトで後方に引っ張る感じにして、やっと具合よくなったか。

ちなみに、このバッグは、前ずれ防止のためにリアシートに引っ掛けるガイドがあるが、FZ1のリアシートは幅が広くて使えませんでした。

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〇出発
 さぁ、出発します。我が家から大洗まで休憩込で約3時間弱というところ。
がんばっていこう。ルートは、ナビのおススメルートだが首都高、常磐道、北関東自動車道というルートになる。

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船は夕方便なので、時間的にはユックリできるし、余裕もある。天候が心配されたが、曇り・晴れぐらいで丁度いい感じだ。雨さえ降らなければイイか。

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高速で特に渋滞も無く無事に大洗港へ到着。看板に従って、駐車場へ向かう。

 

〇大洗港へ到着
 到着すると、数台のバイクが止まっていた。19:45発で、「17:30までに乗船手続きを済ませておけ」と連絡があったところ、余裕をみて16:00には到着した。時間にはかなり余裕があるので、しばらくバイクを眺めてから、受付カウンターへ。いや、しかし個性的なバイクの多いこと。なんとバラエティーの跳んだもんだと関心して眺めておりました。

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受付カウンターにはけっこうな人が並んでいた。多くは車だろうけど、ライダー風の人もチラチラ。

しょうがないので列に並ぶも、しばらく並んでて、無人チェックインカウンターはあいてる事に気づいた。
同様に気付いた人が列からハズレて無人機へ向かう。自分もそうすることに。バイクの場合は車検証のチェックもないし、簡単に終わった。一応、予約票を印刷して紙で用意しておいたのもよかったか。QRコードを読ませれば、すぐ終わる。バイクに付ける票と、個室のキーカード、あと注意事項の紙などをもらいました。

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手続きを済ませて、まだ、時間はだいぶあったので、港を見物に。特に何があるってわけじゃないけど、プラプラしながら写真とったりしてました。

バイクを眺めていると、まぁ、個性豊かなバイクが多いなぁ。ノーマルってのは、あまりなくて、なんらかのカスタムが施されてるのが多い。

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なんか手製のガイドバーとかついてるんだけど、これ強度的に大丈夫なのかな?とか思っちゃうのもあったな。でも、あぁいう風に楽しんでるわけか。

そのうち、人がバイクの周りに集まってきたので、そろそろ案内があるかと、自分もバイク近くで待機。

そのうち、バイクが整列しだしたので、自分もバイクを動かして車列に並ぶ。特に職員の方から指示があったわけじゃなさそうなんだけどね。まぁ、乗れないってことはないので、順番はどうでもいい。

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待機の列に並んでから係員さんの指示でフェリーの入口前に移動し、並ぶ。私は2列目の先頭になったわけだが、こっからが長い待機時間になりますね。

最初に乗船するのはトレーラー。貨物車だけ置いて動力車は去っていくわけだ。そのあと、トラックかな。それらが終わるまでひたすら待つ感じか。入口に待機してから30分ぐらい待たされたんじゃないかな。
案内や乗り込みの順番を、もう少しうまく案内したほうがいいのでは?とか思っちゃうね。

やっと順番が来ました。1列目が乗り込んだら2列目になったので、私も乗り込んでいく。船内へ入ると、誘導され船内をぐるっとまわる感じで、駐車場所で停車。たぶん、バイクは30台ぐらいあったと思う。

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この日は、あらかじめフェリー泊用に一日分だけ分けておいた。ディパックと手さげバッグにおさめてある。船内歩きようにサンダルも忘れずに。 それだけ持って船室へ。ま、それにしても我ながら荷物が多いので、一日分と言えど、まぁ、けっこう量がある。インカムの充電が必要なのでヘルメットも持っていく。

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今回のフェリーのプランは、シングル・スーペリア(和室)プランです。部屋は和室で窓付き。本来二人部屋なんだけど、1人分の料金で一部屋借りれるってことで、これにしました。部屋自体は、ちょっと狭いが、船だし、しょうがない。TVあり、冷蔵庫あり、シャワー+トイレありです。トイレはウォッシュレット付きです。

部屋はまぁ、確かに2人分だがかなり狭いね。トイレとシャワー室はあるが、これで1人なら、わからなくもないが、2人ってのはちょっと厳しいかもしれんね。家族か、そうとう中のいい間柄じゃないと。(笑)

例えていうなら、独房サイズかなぁ。

1人分のマットレスを折りたたんだソファー形状の布団が三つあった。全部引き詰めれば、部屋いっぱいが布団になる感じだろうか。

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フェリーなんでエンジン音は聞こえるが、自分は気にならなかった。昔、別府から大阪へのフェリーに乗った時は、うるさかったな。あんときは窓ナシの個室だったけど、「ぶ~~ん」と常に鳴ってて、なかなか眠れなかった気がする。

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乗り込んだのが18:40頃で、出航が19:45だから、まだ1時間ぐらいあるわけ。まぁ、暇なんで、船内探検へ。人によっては、そそくさとお風呂に入る人もいるらしい。

デッキ、レストラン、2F,3Fとぐるぐると歩き回ってみた。そして、やっと出航だね。さらば本州。我は旅立つぜ。

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一通り巡ったあとで、缶ビールでセルフ乾杯。いや、うめ~。
晩飯はレストランでバイキングを食べました。晩朝のセットで2700円だったかな。


到着は翌日のお昼過ぎなわけで、それまで特にすることも無い。まぁ、ノンビリしよう。

この一日を動画にまとめました。良かったらどうぞ。

 

 

 

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2023年7月28日 (金)

北海道ツーリング2023 北端を目指す 計画編

やってきました、この季節。そして北海道ツーリングへ。

思えば、2021ぐらに北海道へ行こうと思っていたのだけど、コロナで延々と伸びておりました。やっと行けたので、順番にレポートしていきたいと思います。2週間の長丁場なのでネタは盛り沢山。ゆっくり整理しながら書いていくので、けっこう時間かかるかも。

計画は、3か月ぐらい前から始めてました。沖縄へ行く前に、だいたいの計画は考えておいて、帰ってから本格的に検討を始めた感じでしょう。

〇計画
 私の場合、ツーリング旅行はコースや宿泊場所などを全部決め、必要な予約などを全部完了してから出発するんですね。友人の中にはノープランで飛び込む人もいるが、それは出来ないかな~。

2012年の北海道ツーリングのときには、南の襟裳岬、釧路、知床等の主に道東を周ってきたので、今回は西、北となる函館や稚内、最北端の宗谷岬を目指すことにしています。ついでに利尻島や礼文島など北部の島々も廻ろうという計画。延べ2週間に及ぶ私としては過去最長旅となるかな。

2012年はANAのスカイツーリングを利用し、飛行機でバイクと共に北海道入りしたけど、いつのまにかスカイツーリングはサービス終了していました。代わりにANAカーゴがやってるらしいが、値段がかなり高い。これならフェリーのほうが割安ということで、フェリーを選択。商船三井の大洗から苫小牧へ行くフェリーに乗ることにしました。

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ちなみにANAカーゴのサービスは、北海道だけでなく、九州(福岡)や沖縄とかもやってるみたいなんで、自車で行きたい人はいいかも。ただ、値段は高そう。

〇情報
 観光地、グルメ等、行く場所を選定するための情報は色々収集しているが、昨今だとYoutubeが一番多かったかな。北海道ツーリングの動画は沢山ある。メジャーなやつ、マイナーなヤツ。自分が周るポイントをチェックしておく。後は、北海道に詳しい友人からも色々聞いていた。面白そうな観光地、美味しい食べ物や御店、温泉等。

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〇コース
 コースは、主に海岸沿いを選択。できるだけ北海道の沿岸をトレースしながら周る。泊れそうな宿をピックアップし、地図上にマッピング。コースを宿を意識しながら地図上で作成する。ただ、一日あたりの上限として、200kmから250㎞ぐらいを目安としておく。

Basecamp

コースはGarminナビのBaseCampを利用しています。BaseCampで作成したコースをナビ(Zumo396)へ転送して利用します。

〇予約
 三井商船の予約は、出航日のジャスト2カ月前の9:00からなので、PCにかじりついて予約。ほぼ時報と同時に予約完了。でもまぁ、かなり空いていたし、しばらくの期間あいていたので、そこまで焦る必要は無かったか。

往路のフェリーが予約できたが、まだ帰りのフェリーを予約する必要がある。忘れないように、スケジューラに登録して通知されるようにしておきました。

次にホテルを予約。あらかじめ選んでおいたホテルを宿泊日程、プランを選びながら選択します。でも、今年はコロナ開けで旅行ブームということもあって、けっこう埋まってるホテルが多かった。フェリーの予約ができてからホテルを予約しようと思ったけど、もっと早くホテルは抑えておくべきだったかも。

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第一希望が取れなかった地域は、とりあえず1か所抑えておき、後で見直すことに。

おそらくだが、観光地だと旅行会社が抑えてしまうこともあるんじゃないかな。直前に客がつかなくて、キャンセルが出ることもある。実際、一週間半ぐらい前に、前に取れなかったホテルが空きが出てたので、取り替えたケースもありました。


〇出発前の準備
 気を付けることは、まずは体調。若くないのでライフスタイルに順応できるかという問題もあるので。

生活習慣を朝型へシフト。早めに寝て、早めに起きるという生活習慣を一週間ぐらい前から行っておいた。これは後々役に立つ。
あと、荷物。2週間分の着替え等を一気に持っていけないので、半分に分けて、半分は途中のホテルへ送っておいた。つまり、途中で補給するイメージ。まぁ、ホテルのランドリーで洗濯するというのもありだろうけど、

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ツーリングコースは全て作成済。ナビへ転倒して事前確認もOK.念のため、バックアップをノートPCへコピーしてあるので、コース修正等は可能。まぁ、やらないだろうけどね。

 

さぁて準備は万端。後は天気と体調だけだ。
出発日の関東地方の天気は晴れ。何とか出発日だけはすくわれた。ただ北海道の天気予報がいまいちグレー。というか、曇りか雨しかない。え~~、神頼み。

 

 

 


 

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