沖縄ツーリング2023 その1 沖縄上陸
〇イントロ
かねてから一度は行ってみたいと思っていた沖縄を訪問することにしました。47都道府県の中で最後の訪問地となります。ホントはもっと早く行きたいと思っていたけど、コロナもあって中々行けなくて。やっと世間が落ち着いてきたので行くことにしました。
計画は、ほぼ3か月ぐらい前から初めまして。自走とフェリーで行くのは期間と体力を考えて無理と判断し、レンタルバイクを活用することに。バイクは125㏄のスクーターをチョイス。まず、値段が安いし、高速に乗らないのであれば、のんびり走るには手頃かと思った次第。
行先は、那覇、石垣島、宮古島の3か所としました。沖縄本島は那覇に宿泊し、そこを中心にあちこちまわってみようかと思ってるところです。今回は珍しく知り合いと同行することにしました。旅の相棒です。ただ、長くバイクに乗ってないとのことで、安全を考えて事前にレンタルバイクを借りて練習もしました。
さてと、出発です。
〇出発
沖縄へは、もちろん飛行機で行きます。飛行機にのるのもほんと久しぶりなんだけど、手続きや場所などが全然変わってるというか、覚えてないので、時間に余裕をもって行くことに。最近はチケットは出なくて、スマホアプリ上でやるみたいで。
ANAは、出発の24時間前にチェックインしないと、バーコードが出ないんですよね。何がおこるかわからないので、予約時の控やチェックン後のEチケットなど、一式印刷してもっていくことにしました。結果としては、アプリだけで済んだのだけど。
ちなみにJALは予約完了時にバーコードが出るので、安心なんだけど。
また、機内持ち込みや、預ける荷物にも色々制約があるんで、これまた事前にネットの情報で確認しつつ、荷物の選別を慎重にやっておきました。
気を付けたのは、次の通り。
1)機内持ち込み荷物
・バイクヘルメット
・PC、スマホ
・カメラ
・電池、予備バッテリー、モバイルバッテリー
・貴重品
2)預ける荷物
・衣類全般
・サンダルとか
・バッテリー単品は、預ける荷物に入れない
・電気シェーバーや、電動歯ブラシなど、バッテリーを含むが製品に組み込まれてるものは
問題ない。
他にもいろいろあるだろうけど、バッテリーの扱いに注意しました。
あと、重要なのはサンダル。バイクの乗るとき以外、付近を散策するならはサンダルで歩くのが楽ちん。かかとをおさえてくれるスポーツサンダルがおススメです。
久しぶりの旅行なんだけど、元々荷物が多めの自分は、やけに沢山になってしまい、減らすこともやったけど、まぁ、不要なもんは現地から送り返せばいいかと思い出発!
空港で相棒と待ち合わせ。手荷物を預けるのに、無人申し込み機を使ったのだが、エラー。手荷物が揺れたとかで、「動物の可能性があります」とか言われてしまいました。もちろん動物なんか入ってないが、不安になったので、係のオネェサンに相談。もう一度、やり直したらうまくいきました。
今度は保安検査。まぁ、厳しい。
・パーカーは脱いでください
・ブーツを脱いでスリッパへ
パーカーと言ってもバイク用のインナーみたいなやつでフードも無いんだけどね。脱がされました。あと、バイク用のブーツ。ハイカットはダメみたい。
荷物と脱いだもので、トレー5つ分。まぁまぁ荷物多いなぁと。
そして離陸。うわ~~久しぶりに飛んだよ。羽田から離陸し沖縄に向かうのは、ほぼ海上。ただ、富士山、伊豆半島を超えて静岡沿岸ぐらいは見えたか。
あとは海上をひたすら飛んで那覇へ。無事着陸しました。天気も良かったので揺れも少ない所です。
〇那覇へ到着
那覇は観光地ということで、空港も、そこそこひろい。観光客もけっこういるし、外国人も多いね。
空港で一息。時間的にお昼を食べてから重たい荷物を引っ張りながら、ホテルへ向かう。今回、ホテルは那覇市内にあったので、そこまでは沖縄唯一の鉄道、「ゆいレール」を使う。まぁ、一度は乗ってみたかったのだけどね。
約10分間隔ぐらいであるので、空港からホテルの最寄り駅まで乗ってみました。地元の人も乗ってるが旅行者が多い感じでした。
駅で降りてホテルまで約20分弱かな。荷物が多いので、ヒィヒィ言いながら歩くことに。キャスターバッグとは言え、引っ張るのも重い。荷物減らせばよかった。
〇レンタルバイク
ホテルにチェックイン、身の回りの整理をしてからレンタルバイクやへ。今回、使ったのはレンタルバイク819です。全国ネットのレンタルバイク屋さん。
沖縄はレンタルバイク激戦地と言われ、沢山の業者がありますが、半面、事故や立ちごけなども多くて、バイクが傷だらけとかヤレが多いとか、色々あります。819は、元々がバイク屋さんで整備などの安心感もありますね。
今回借りるのは、PCX125(2022モデル)です。まだ2000kmぐらいしか走ってない、ほぼ新車やね。傷もありません。
PCXをチョイスした最大のポイントは、バーハンドルであること。手持ちのスマホホルダーを付けてナビを使うことができる。もうね、車でもバイクでもナビが無いと、不安でしょうがないので。スクーターはハンドルにカバーが付いてるケースが多いがPCXだけはバーハンドルなのでハンドルに挟むことができる。
レンタル契約をしながらバイク屋さんから注意事項の説明を受けます。
・事故が多いので気を付けて
・沖縄の道は滑りやすいので、雨に注意
・沖縄特有のバイクの車線規制があるので気を付けてと。
〇バイクの車線規制
沖縄のバイクの車線規制というのは、これです。
https://www.police.pref.okinawa.jp/docs/2018032200013/
バイクは第一走行車線のみ走る。右折時は右折レーンを走って問題ない。
この規制、段々、解除されてるらしく、我々が行ったときは、あとは、「国道58号のみ」となってました。
実際に走ってみた感じでは、那覇市内から嘉手納基地までです。路面や標識で車線規制を示すものが書いてありますので、わかると言えばわかる。また、東京ほど混んでないので、第一走行車線だけでも、支障は無かったです。
現実問題としては、地元ライダーは全然無視して走ってますね。このことを、レンタルバイク屋さんにも聞いたのだけど、
「突然取り締まりをする場合がある」
「ただし、旅行者をムゲに取り締まるわけじゃない」
「もし、つかまってしまったら、反省してれば許してくれる場合もある」
だそうです。
ちなみに、お客さんがつかまったということは聞いたことは無いそうです。
〇滑りやすい路面
これはネットで調べると山のように出てきますね。実際、滑って転んだとかのブログ記事も読みました。レンタルバイク屋さんでのも、質問してみたのだけど、実際、滑りやすいそうです。ただ、ドライ路面でいきなり滑るわけではないが雨に注意と。
古いアスファルトはサンゴが混ざってるそうで、それが石灰となり雨で溶けだすんだそうです。どのくらいやばいかと言うと、場所によっては鏡のようになることもあるとか。
高速道路や最近の舗装では滑りにくくなってはいるようだが。路面がやけに白っぽいところは、注意したほうがいいとのことでした。
傾けは最小限、アクセルはていねいに、ブレーキは繊細にを心がけて運転することにします。
〇スマホホルダー取付
注意事項を一通り教わった後、店主の許可を得てスマホホルダーをバイクへ装着しました。NMAXから取り外して持ってきたんで。来る前に取り外しと取付の練習をしてきたかいがあって、スムーズに取付できました。まぁ、PCXはかつて知ったるということもあるしね。
PCXって、USBジャックがあるんだけどフタの中にあるんだよね。NMAXはフタが無いので電源を取りやすいのだけど。ただ、これもわかっていたので、USBの細身のフラットケーブル(Type-C to Type-C)を持っていきまして。フタを閉めてもケーブルが引き出せるようにしておきました。これでスマホへの給電も問題ない。
〇ナビ
今回、ナビはOsmAndMapsというフリーのナビアプリを使いました。私はiPhone版を使いましたがアンドロイド用もあります。これは別の機会に説明したいと思いますが、これを選んだ理由は、
・ガーミンのBaseCampで作成したルートを読み込むことができる
・作成したルートに従って道を案内することができる
でした。ツーリングではBaseCampで作成したルートをガーミンのバイクナビで案内してもらいながら運転してるので、同じことができるアプリを探していたのですが、これが唯一でしたね。しかし、けっこうクセがあってガーミンほどは使いやすくないです。ただ、無料であるし、他に選択肢が無いので贅沢は言えない。
〇沖縄ツーリング開始
この日は東京からの移動日。バイク初心者の相棒もいるので、付近を散策がてらに走ってみてバイクと路面に慣れることにしていました。
なので、目的地は一個。瀬長島を目指します。瀬長島は那覇空港の南側にあるリゾート島みたいなもんで、橋でつながっている。ウミカジテラスというレストラン街もあるので観光客が多いです。
〇瀬長島
レンタルバイク屋さんから出発して、ゆっくりと走りながらバイクの感触を確認しつつ、瀬長島を目指しました。ナビの挙動も確認。
ナビもあるが、標識もあるので瀬長島に無事に入りました。瀬長島へは橋を渡ったあとで、島を周回する左回りのルートがあります。ちょっとバイクをとめて写真を撮ることもできるか。
駐車場も何か所かあると思うけど、ホテル方面へ向かい、ホテルを抜けた先にある展望台の駐車場へ停車。ネコが出迎えてくれました。
展望台よりもレストラン街の高台のほうが空港へ発着する飛行機はよく見えるかもしれないです。
しばらく飛行機の発着を堪能し、レストラン街を眺めてました。ホントはビールを飲みたい気分ではあるが、運転中なんで特に何も買わず。
日が暮れてきたので、この人はこれぐらいにして、ホテルへ帰ることにしました。
着陸風景を動画で撮影したので簡単にまとめました。よかったらどうぞ。
〇晩飯はブタしゃぶ
ホテルから歩いて10分ぐらいのところにブタしゃぶの店を発見。なんでも出川の番組でやってたとか相棒が言ってるでので、そこへ。特に予約はしてないですが入れました。沖縄と言えば、オリオンビールと泡盛。肉はアグー豚。もちろん牛もあるけど。
海藻類が豊富で、海ブドウとモズクかな。
このしゃぶしゃぶ。ポイントは千切りキャベツ。千切りキャベツを湯がいておいて、これに肉を絡めて食べる。鍋には出し汁が入ってるので味はついてる。
このキャベツとからめて食べるのが、ほんとうまい。豚もおいしいがモズクがうまいね。
他にもソーセージや水餃子など、いろんなサイドメニューもあります。
オリオンビールは、どちからと言えばサッパリ系だと思うけど、おいしい。泡盛も飲みました。アルコール度数が30なんだけど、そうは思えないほどアッサリしているのがいい反面、危険かもしれない。笑
〇次回
次の日は、天気もいいので辺戸岬を目指すことに。辺戸岬は沖縄本島の北端、那覇からは約120㎞ある。無事にたどり着けるのか?
〇役立つグッズ
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