久しぶりにロングツーリングに行ってみようか? そんな気になったのは、ほんの一ヶ月半ぐらい前だっただろうか。
HMSもいいけど、旅ももちろんいい。そんな入れ知恵をしてくれた人がいてね、そんじゃま、ちょっと行ってみるか?と考えたわけです。
さて、どこへ行ったモンか?とネットでツーリング記事をながめていて、ふと目に止まったのが佐渡島だった。そういや、以前、日本海側を走ってるときに佐渡島へのフェリーを見かけたことが事があったっけ。
あのとき、
「あ~。こっから佐渡島へ渡れるんだな」
と思ったもんである。
さっそくフェリーを検索、空き状況を見ると、何とか夏休み期間中に行って帰ってこれそう。予定はフェリーの予約に合わせ、宿も決めてあとは日程を待つばかりだったな。
肝心なのは天気だった。少し前の長期予報では、まぁまぁ、だったようだが直前に雲行きがあやしくなり、少々雨が強いかも、って所。正直、仕方ない部分はあるので、雨装備と場合によっては歩きで散策もあるかもしれないので、折りたたみ傘を用意。
あと、ツーリングコースも雨の場合を考慮して日程入替可能なコースを選定しておいた。
では、出発となります。
当日の朝は快晴。これはついてるか。しかし、かなり暑いな。この日は移動日。東京から新潟まで移動し、そこで一泊。翌朝、フェリーで佐渡島へ渡ることになる。夕方までに新潟の港近辺のホテルまでつけばいいので、ノンビリしたもんです。
都内の道はお盆後半ということもあり、すいてるようで案外スルスルと進む。そのまま関越道に入り、新潟を目指す。
走り慣れた関越道だが、時間の制約はないから速度を控えめ、休憩多めで行くことに。途中、立ち寄った赤城高原で長い休憩。最近、ロングツーリングをしてないので、疲労が早い。幸い、HMSで痛めた右肩は大丈夫なようだが。
う~ん、実にイイ天気だ。まだまだ関越道が続く。
考えてみたら久しぶりの関越道で関越トンネルをくぐったかも。そのまま関越の終点を越えて北陸道へ入る。でも、時間的には余裕があるので、どっかに寄り道してみようかと地図を見ると、弥彦山スカイラインってのが目に止まった。ちょっとおもしろそう。行ってみっかと、高速を降りて、町中を抜け、弥彦山スカイラインを目指しました。
が・・・なんと、二輪車通行禁止の看板! おもわず分岐点を左折しちゃったので、写真は撮ってませんが、こんなの筑波山以来だな。 まぁ、過去に事故が多かったのかもしれない。仕方ないので、そのまま日本海の沿岸を目指すことに。
ちょっとした駐車スペースを発見して、休憩+日本海をながめる。ここまで来たねぇ。でも実に天気がよく、写真だけ見ると気持いい。実際は暑いんだけどね。
この日は、このまま新潟のホテルへ宿泊しました。温泉入ってノンビリすることに。しかし、翌日は寝坊できない。フェリーに乗り遅れないにしないと。
フェリーは9:20発だったかな。だから最低でも1時間前には港について手続きに移らないといけない。余裕をみて、8時過ぎには現地へ到着するように予定した。ちょっと緊張したが、なんとか普通に起きれて、無事出発。
このホテルは立体駐車場があるので、雨がしのげて便利。まぁ、降ってないけど。ここから、フェリー乗り場までは、20分ぐらい。ちょっと勝手がわからないが、ナビを頼りに到着。乗り場への案内が路面に書いてあるから、それに沿って進む。
入口では係の人に
「予約はありますか?」
と聞かれるので、「あります」と応えれば、そのまま待合場所へ誘導してくれる。
バイクは1台止まってました。その後、私が停めて、そのあと、3台ぐらい来たかも。私は予約済みなので、印刷してきたQRコードをチェックイン機へ提示すると、自動的に行き帰りのチケット、座席指定票が発券されてきた。
座席は、1等ジュウタン席ってのを予約したんだが、どんな席なんだろうか。座席というか、区画みたいなモノが決まってる。
バイクは1番最初に入ります。なので、客室にも最初に入れるのは役得かもしれない。この船は、スイートとかは別として、1等ジュウタンってのは、ジュウタンに一人が寝られるスペースの布団みたいなもんが引いてあって、そこで寝転がることが出来る。
2等ジュウタンは完全自由席だから、早いモン勝ちかも。
フェリーがやってきたところ。
乗りこみ口。ここから入っていきます。まさかとは思うがフェリーの床は滑りそうだから、気を付けて乗り込む。
エスカレーターもあるし、この写真は中央の吹き抜け部分。階段がある。
後方のデッキに出てみました。まだまだ、車が乗りこみ中。
海鳥?がいっぱい見送りに。というか、ホントにたくさんいるよ。暇なんで、うまく撮影できるか、何回もチャレンジ。そうこうしているウチに出航しました。
親子連れがカッパえびせんを餌にあげている。こんなの食べるんだね。うまくすると、伸ばした手の先にあるエビセンをくわえていったっけ。
埠頭を出ました。こっから佐渡を目指すと。
約2時間ぐらいかな。もう佐渡島が見えてきました。天気はいいけど、佐渡島の山の上のほうは雲がかかってるね。もしかしたら山頂は雨が降ってるかもしれない。
ちょい不安もある。
そうこうしているウチに到着のアナウンス。荷物をもってバイクのところへ。
ゲートオープン。このあと先頭のトラックが出て、そのままバイクが出発しました。そして、少し走ってから、この日のプランを検討しまして。
もう天気次第なんだけど、この日は終日晴れ。でも明日はあやしいということで、この日は佐渡島の下半分を走ることにしました。
地図の黄色のラインが、この日のコース。ほぼ海岸線をぐるっと一周。その合間に観光地を適宜巡るというプラン。距離としては125kmなので、それほど長くはない。まぁ、観光もするので、ちょうどいいか。
う~ん、道がキレイだ。新しいし整備されている。このまま下側半島の先端、「姫崎灯台」を目指すことに。
で、あっという間に到着。ちょっと入った所に駐車スペースがあったので、そこでバイクを停めて支度していると、車で来ていた人に
「バイクなら、この先まで行けるよ。車は無理だけどね」
と教えてくれました。
ならばと、バイクでさらに先へ進んでみます。
ここに昔はホテルがあったみたい。既に廃墟になってました。
その崎の駐車場みたいなところ。確かに道が狭いので車だとキツイがバイクは楽勝。ここにバイクをとめて灯台を見学へ。
というわけで、灯台。
灯台100選の一つなんだそうです。
ここはキャンプ場にもなってるようで、テントがありましたっけ。さらにこの先、下に降りれそうになってたけど、降りたら、登れないかもしれないので、ここで引き返しました。
さ~て、気を取り直して、海岸線を走ります。しばらく走ると灯台のある公園?みたいなものを発見して停車。トイレ休憩とちょっと見物。
場所は、松ヶ崎というのかな。公園というかキャンプ場でした。トイレもあるし。キャンプ客もたくさんいました。
やはり海が近いし、灯台も多いね!
船が展示?してありました。
さぁ、さらに走り続けます。
やはり島ってのは、海がキレイ。天気がいいこともあるけど、透明度が高くて、すがすがしいなぁと。しばらく海をながめていましたっけ。
そして、佐渡島の西端のほうまでやってきました。ココには、事前にチェックしていた矢島というのがあるはず、と思っていたら、看板を発見し、「こっち」と書いてあるほうへ向かいます。
そして到着。駐車場もすいてたので、バイクを停めて、プラプラ歩いてみました。
島と言ってもつながってるのね。歩いて渡れます。
あの赤い橋、ちょっと高くて。あの程度で足がすくむとは、我ながら情けない。
島には小屋?みたいなものがありましたが、特に使われてはいないようです。
端っこまできました。ここらで引き返すことに。ココには、桶に乗れるらしい。
長くなったので、次回へ。
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