ハードツーリング日光~坤六峠~榛名山を巡る
たまには行くかということで、昔の仕事仲間とハードなツーリングに行ってきました。彼らは私をバイクの道に引き込んだ悪い奴らです。また、私がHMSに行くキッカケとなったのも、この人たちについて行けないから、という逸話もありました。
コースは私が考えました。今まで色々走ったコースを全部つなげて一気に走ろうという企画です。なので、コース長は500kmぐらい。高速が多いですが、私としてはかなりの長距離なので、楽しみな反面、体調を整えて望みました。
早朝4時頃に起床して体調を整えつつ、5時半頃に出発。待ち合わせ場所の東北道の蓮田へ向かいます。時間はだいぶ余裕をもったつもりですが、首都高が渋滞しており、けっこう時間がかかってしまいましたが、パートナーと無事に合流できました。
その後、東北道を走りながら、日光を目指します。
ツーリングパートナーの一人は、バイクを4台も所有していますが、今回は新型NINJA250で登場。全モデルをもっていることは知ってましたが、買い換えているとは! 新型NINJAは品薄で速攻で売り切れたと聞いていたので、よく手に入ったな、と関心!
もう一人は、DUCATIですね。このDUCATI、ちょっと見ると前タイヤがほとんどすり減ってるじゃん!大丈夫かよ。
ちゃんとメンテナンスしないと。危ないから気を付けて走ってくれと厳重注意。
そして日光に到着しました。ここでは、いろは坂を堪能します。紅葉時期なら超渋滞ですが、いまなら大丈夫だろうと思ってましたが、けっこう車はいますね。もうちょっと早くくれば良かったですが、何とか快調に走れたので良しとします。
いろは坂の様子を動画にしました。
いろは坂をぬけた先の展望台でちょっと休憩。
ただ、ちょっと天気がイマイチですね。だいぶガスってます。向こうの山々はかなり雲がかかっており、たぶん雨が降ってるだろうなぁ。幸いにもいろは坂には降っていませんでした。
ふと後輪をみると、だいぶアマリングが減ってる。けっこうがんばったみたいです。ま、写真でみると大したことないんですが。
ノンビリと写真を撮っていたら、「ぽらぱら」と雨が降ってきたので、早々に出発。中禅寺湖を目指します。トンネルを越えたら、雨が降ってませんでした。
これが走った走行記録です。GPSが5秒単位なので飛んじゃってます。
そして中禅寺湖に到着。
前に来たときは、水辺でキャンプしている人が多かったのですが、今回は車ばかり。
なんと、水がない。こんなに岸辺が多かったかな、って思ったりします。いや~、水が無いんですね。関東北部のダムには軒並み水がないと聞いてましたが、ココまで無いとは。あちこち水害が出ているのに。
ツーリングパートナーが、撮影したいということで、この日のタメに用意したタンクに吸盤取り付けするステーとザクティを用意してくれました。果たしてどんな動画が撮れたのか、はいつか紹介したいと思います。
ここからは日本ロマチック街道を抜けて丸沼高原を目指します。冬場は雪深くて通行止めになっている道路ですね。
この当たりまで来れば、車も少なくなるので快走できます。そして丸沼高原に到着しました。
ここにはスキーで何度も訪れていますが夏場はグラススキーをやってるんですね。転んだら痛そう!
ソフトクリームをいただきました。まだ、昼飯には早いし。ソフトクリームを食べながらノンビリとグラススキーを見学した後に、出発します。
ここからは片品村をぬけつつ、坤六峠を抜けていきます。この坤六峠は2年前に土砂崩れで通行止めになって通れなかった道路です。私は去年、一度通過したのですが、まだ工事中でした。2年越しのリベンジということになります。
これも動画で楽しんでください。クネクネ感がたまらない道路です。土砂崩れはすっかりきれいに治ってました。車もほとんどいないので、楽しく快走できました。先に行かせたパートナーが全然休憩することなく、走り続けてしまったので、景色はともかく、とにかく走り抜けた感じです。ヘトヘトですね。
坤六峠は、片品村から尾瀬方面へ行った後、そこから入って行く道です。キャンプ場とかもありますね。
坤六峠は、を抜けたあとで、奈良俣ダムで休憩しました。高台から景色が見れますが、やはり雲が厚い。雨が降らない分、ついてますし、日差しが強くないので、助かりました。
ここにも水がないですね。だいぶ地肌が露出しています。利根川水系が枯れそうだ。
立派な水門なんですが、水がないので放流も出来ないでしょうね。そして、奈良俣湖を後にして、矢木沢ダムに向かいます。このあたりは関東の水瓶であり、ここが枯れると私が住んでる東京もやばくなりますね。
予想通り水がないですね。湖底って流木だらけなんですね。初めて知りました。カラというわけじゃありませんが、こんだけ水がないと、ちょっと心配になってしまいます。
なんと、私のヘルメットにスズメバチ! これは怖い。黒いものに攻撃する習性があると聞きますが、こんなところに手を出さなくても。
これには閉口。私も友人もどうしたもんかと、悩んでましたが、ココが気に入ったのか、離れる気配なし。なので、ヘルメットを持って、そのまま草にあてたところ、飛び去ってくれました。丁寧にお引き取りいただいたということで。
また、襲われないように早々に離脱。次の目的地へ行きます。
土合駅です。日本一のモグラ駅と呼ばれます。一度、見てみたかったんですが、パートナーの賛同を得られたので、立ち寄ることに。ここは無人駅ですが、地下深くに駅があるということで、行ってみました。
これは登り方面のホームです。こっちは地上にあるわけです。下り方面が地下深くにあります。
さぁ、歩いて行きます。通路をぐんぐん進みます。
こんな感じで通路を進んでいくと、その先に階段が見えてきます。階段の入り口では少したじろぎましたが、子供たちもたくさん下りたり登ったりしているので、負けじと挑むことに。
この写真はだいぶ下りたあとですね。このように深く下りていきます。
これが下りた先のホームです。ちなみに、すごくヒンヤリしており気持ちいいです。要するに、洞窟みたいなものですから。
こんな感じで看板がありますね。駅というより観光地なんで、ここだけを見学にくるひとが多いんでしょうね。あとは、トレーニングしている人もいました。
さて、ここからは登らないといけません。ここにはエレベーターもエスカレーターもないので、ひたすら階段を上ります。
へ~、いけどもいけども、階段だらけ。途中で休んでいる人も。私も運動不足で、休み休み登りました。
階段には、段数が書いてあります。これが登り切った段数ですね。いや~、疲れました。こりゃ、翌日は筋肉痛必至でしょう。
なんとか駅から脱出です。ここからちょっと遅いお昼にしようと思います。水上近辺なので、前に行ったことがある、焼きカレーのお店へいくことにしました。
時間が遅かったのですいてましたね。
3年ぶりぐらいにきましたが、おいしくいただきました。あと、ノンアルコールビールで乾杯!いや~、ノンアルコールビールも最近では味はスッカリビールでおいしいです。ここからは、今回のツーリングの最後のイベント。榛名山を目指します。
榛名山を目指す道は、「裏榛名」と呼ばれるコースであり、ココを上りで走るのがいいんです。登坂車線があるのでゆったり走れるのがいいですね。バイクもたくさん走ってました。
そして榛名山へ到着しました。このあたりはスッカリいい天気になってて、青空です。
こんな感じで、榛名山を目指す道路です。バイクが本当にいっぱいいましたっけ。
榛名山って、そんなに高い山ではないです。ロープウェイでも登れますが、時間が遅くて、やってませんでした。涼しくて、キャンプ客や釣り客がたくさんでした。
さ~て、今回のツーリングも、ここで任務完了となりました。いろいろ考えた企画でしたが、すべて消化です。時間は17時頃だったので、まぁまぁ、予定通りというところでしょうか。
最後に温泉に寄っていきました。
群馬温泉、やすらぎの湯という所です。新しくはありませんが、ノンビリとした感じだし、湯船は広くて、ゆったりできました。
あとは、前橋から関越道で帰ります。
無事に帰るまでがツーリング。疲労感はありますが、気を抜くことなく安全運転で帰ります。
それにしても走った走った。弱音を吐くな、が合い言葉で最後まで走り切れたのはよかったと思います。気温が高くなかったのも体力消耗をせず、助かったところです。
いろは坂、坤六峠、榛名山と、単品でも楽しめるコースを一気に走る企画でしたが、楽しく走れました。このコースは、またアレンジしつつ走りたいと思っています。
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コメント
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TKさんこんばんは ^^
がっつり走られたようですね。
走られたコースをツーマプで確認しました。
坤六峠楽しそうなコースですね。
裏榛名を含めて走られたコースが僕好みの道なので
同じルート走るかもしれません(笑)
投稿: 旅好きライダー | 2013年8月10日 (土) 00時29分
旅好きさん、こんにちは。
このコースは、実は旅好きさんに向いていますよ。
ガッツリ走れるし、ワインディングが超楽しい。
坤六峠は、ペース早く走ってもイイし、ノンビリ景色を楽しみながら走るのもいい。
途中にお店は何もありませんけど、前後に片品~水上があるので、たぶん、困らないと思います。
投稿: TK | 2013年8月10日 (土) 12時02分