北海道ツーリングを振り返る 6~8日目 そして帰還へ
長々とやってきました、北海道ツーリングではあるが、やっと最終回となりました。そういう意味で色々まとめておきたいと思います。
まずは残りの三日間分のまとめた動画で。
さて、北海道ですが、やはり一言で表現するなら、
「懐の深さ」
ではないでしょうか。何にしても雄大、その大きさは誰でも、あるいは何でも受け入れてくれる、そんな懐の深さが北海道ならではではないかと思いました。土地の人、あるいは北海道を訪れた人、誰でも優しく迎えてくれました。
そう、北海道ではいろんな人が声をかけてくれたのも印象的でした。ライダーが多いのは確かですが、土地の人や観光で来ている人など、みなさん気軽に声をかけてくれましたね。
神戸から来ていた車の旅行者の方に最初に声をかけてもらいました。もう、何日も前に北海道入りして、放浪しているようでした。
熊本から来ている見た目が西郷さんみたいな割腹のいいライダーさん、地元は大変な事になってましたが、すっかり北海道を放浪しているようでした。仕事の電話がかかってきて、時間切れになってしまいました。
光陽台で出会った熟年ライダーの皆さんも気さくに声をかけてくれました。飛行機でバイクといっしょに飛んできたというと、びっくりしてましたね。取締も多いから気を付けるように注意してくれました。
釧路湿原で出会った関西ライダーの人。私より一週間前にきて、あちこちまわってるようで、いろいいろな観光ポイントを教えてくれました。ただ、だいぶ種明かしも入ってましたけど。
摩周湖近辺のガソリンスタンドで給油中に声をかけてくれたセローの女性ライダーさん。私のバイクのナンバーを見て、近所ということで声をかけてくれました。やはりアチコチまわってるようです。摩周湖近辺の情報を教えてくれました。
他にもガソリンスタンドのおじさんや、おにぃさん、オネェさん達も給油中にいろいろ教えてくれました。中標津のホテル前のGSには、何回も寄ってたので覚えられてしまいましたっけ。
皆さんの共通しているのは、まずナンバーを見てから声をかけてくることでしょうか。やはりナンバーはライダーの居住区を語るので、話題を振りやすいのでしょうね。そういう私も相手のナンバーを見てしまいます。同じ地区のナンバーだとそれだけで話題はあるし、東京や神奈川でもよい。遠くなら、それはそれでおもしろいし、北海道内なら色々教えてもらえるかもしれないという期待もあります。
バイクだけでなく、関東近辺からの旅行者って多かったですね。これだけいろんなライダーや旅行者と会話したのは、ある意味初めてかも。
つづいて北海道ツーリングの服装。色々言われますが、私のポイントを書いておきましょう。
1)服装
基本は3シーズンジャケットとTシャツ。
ズボンはGパンとインナーに発汗性のよいスパッツ。
もし寒いなと思ったら、上は防寒用のインナーを持っていってのでそれを着用。防寒インナーはコンパクトにたためるので、あまりがさ張らないし。それでも寒ければ雨具を着るつもりでした。
メッシュジャケットは、いませんでしたね。Gパンだと寒いよ、って話もあったけど、私はそんなに寒くはありませんでした。
グローブはメッシュをメインとし、秋、春用の非メッシュのグローブも常備していました。利用比率は半々ぐらいでしたね。
2)気候。
北海道は天気が変わりやすく、それに応じて気温差がかなりあります。さっきまで晴れていたのに、黒雲がでて雨になったり、逆に晴れたりと。青空の先に雨がある、みたいなそんな感じでした。当然、服装も影響を受けるので、それなりに取り出しやすく、脱ぎやすい服装にしておくといいかも。5度以上の気温差はありましたね。
3)荷物
北海道にバイク用品店は札幌ぐらいしか無いようです。後はレッドバロンが点在しているようですが。ナップスや2りんかんなど、関東ではお馴染みですが北海道にはありません。なので、バイク用品を現地調達するのは、ちょっとめんどうかも。長くいくならメンテ用品も持参したほうがいいかもしれません。私はパンク修理キットを現地調達するつもりでしたが、結局、買えませんでした。
今回はベースキャンプ型なので、荷物をホテルに送っておきました。ただ、結構迷いがあって、アレもコレも送ったのですが、使わなかったモノも多数。この辺りは旅の慣れ具合なんでしょうか。ただ、サンダルは役に立ちますね。車でもスキーでもサンダルは持っていきます。
防寒対策にヨットパーカーや冬用タイツ、ウィンドブレーカーなども持っていきましたが、使いませんでした。
3)コンビニ
北海道にはセイコーマートという関東では見かけないコンビニチェーンがあります。ほんっとにあっちコッチにあります。多少、人気の無いところでもポツンとあります。品揃えは豊富だし、重宝しました。セブンイレブンやローソンもありますが、セイコーマートの圧倒的な店舗数には、多少かすんでました。
4)道路
北海道といえば、直線道路。先が見えないぐらい先まで直線という光景に憧れがありました。しかし、直線というのは、ちょっとすると飽きるんですよね。バイクは曲がってなんぼ、とも言うし、クネクネ道路に楽しみを感じる自分としては、1日でちょっと空き気味。
でも、そのとき気づきました。自分は、「道路しかみていない」ということを。ちょっと視野を広げてみると、飽きていたハズの景観が全然別のもに見えてくるんです。視界を360度で考えてみるわけです。そして、その楽しみを知ると、
「直線っていいねぇ」
って考えになるわけです。
そんなこんなで、北海道シリーズはコレで終わりです。また、何か思い出したら書くかもしれませんが。北海道では、バイクだけでなく、いろんな事を教わりました。この場を借りて、お礼を。
「ありがとう、北海道、また行くぜ!」
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