DIYで行ってみよう! FZ1にUSB端子を取り付ける
デジタルグッズが色々あり、ツーリング中も活用するが問題はバッテリーの持ち。丸一日のツーリングだと保たないケースも多い。充電用のバッテリーは持っているがそれも限界がある。
そこで、バイクにUSB端子を取付、走行中に充電できるようにすれば一挙両得と考えた。スマートフォン、ビデオカメラ、デジカメ、いろんなものを充電できるだろう。
取付はYSPに頼もうかな?とも思ったが、レガシィで散々DIYをやってるわけだし、タマにはやってみるか!?って思い、重い腰をあげてやってみました。
取り付けるものは、これ。
よくバイク用品店に売ってるものですね。いろんなタイプがあるけど、私は省スペースがイイと考えて、USB端子1コのタイプにしました。
要するに電源を取ればOKなんだけど、そこまでバイクをバラすのが大変なわけだが・・・。さてやってみることにする。
FZ1 FAZER GTはサイドカウルがあるため、整備所にある分解手順ではダメで、ちょっとテクが必要。というか、狭い場所に手を突っ込んで、何とか作業する。
手順はこんな感じだ。
1)ウィンカーを外す
2)サイドカウルを外す
3)フロントカウル横の黒いカバーを外す
4)タンクの前面カバーを外す
5)タンクを持ち上げる
ここまでやって、やっとケーブルを通す経路ができるし、バッテリーからの配線を通す事ができるわけだ。
では、順番にやってみましょう。
1)ウィンカーを外す
まず、こっからが大変。ハンドルを逆方向に切ってスペースを作り、手を突っ込んでウィンカーのコネクタを外します。両手が入ればやりやすいが、片手しか入らないので、手さぐりでコネクタを外しました。手の細い人なら上下から左右の手を入れて作業できるかも。
コネクタを外したら、ウィンカー取付位置(カウル内側)に留め具がついてますので、上下に広げながら留め具を外します。ウィンカー自体がゴム製なので、この留め具を外せば、後は引っ張れば外れます。
外すとこんな感じ。サイドカウルは通ってるだけで、フロントカウルについてました。
2)サイドカウルを外す
サイドカウルは、各所のボルトを外せば、取り外す事が出来ます。注意として、カウル下側のボルトから外すことです。最終的に上側のボルトでつり下げるようになります。そして、カウルを手で押さえながらボルトを外して取り外します。
そうしないと、いきなり外れてキズついたりしますので。この外し方はYSPで見学しているときに気がつきました。
外れるとこんな感じです。サイドカウルとアンダーカウルで構成されてます。
反対側も外しました。FAZERはセンタースタンドがあるので、こういう時は楽ですね。
3)フロントカウル横の黒いカバーを外す
フロントカウルのカバーを外します。
サイドカウルが無ければ、まず最初にこのカバーを外すことで、ウィンカーが外しやすくなりますが、サイドカウルがついていると、今回の順番になるようです。YAMAHAよ、もう少し分解しやすく作ってほしい。整備所でも最初に、このカバーを外すように言ってます。
でも、サイドカウルがついていると、この黒いカバーのボルトが外せないのだ。
4)タンクの前面カバーを外す
タンクの前面にカバーがあるので外します。全く、凝った作りだなぁ。単純なタンクじゃなくて、前方にカバーがあるんですね。
5)タンクを持ち上げる
タンクは各種ボルトを外し、さらに後部のボルトを緩めることで、このように、持ち上げることができます。ツッカエ棒であげたままにしておきます。木片とかでもいいようです。このワザもYSPで作業を見学してて覚えました。
このようにタンクが持ち上がってますね。こうすることで、前方から配線を通す事ができるわけです。
5)ケーブルを通す
USB端子はハンドルに取り付けることは前もって決めていました。なので、ハンドル横からケーブルを通していきます。他の配線と一緒にまとめて、引っ張っていきます。
この辺りの配線の引き回しは、かつて知ったる何とやら、って感じで得意です。バイクはハンドルが動くことに配慮し、ある程度の余裕をつけて配線します。まぁ、他の配線をよくみて、それに合わせる程度の余裕で十分です。
あまり、配線を余らせ過ぎると逆にひっかったりしますので、適度に。
車体フレームの左から右へ通す穴があるので、そこを通して、タンク下右側の配線経路をうまくつかって引き回します。
ま、こんな感じで他の配線に共締め。タイラップは後で切っておきます。
6)バッテリーに接続
今回はお試しに意味もあって、バッ直で配線しました。本当はリレーを付けて、イグニッションに連動したいところですが、まぁ、いいでしょう。これなら停車中でも充電できるし。でも、一般にはお奨めしません。
7)テスト
手近な機器でテストします。スマートフォンを繋いでみると、ちゃんと充電されました。OKなようです。
8)取付位置を決める
今回は、ハンドルの左側にこんな風に付けました。まぁまぁ使いやすい位置です。
9)外装を元通りにして完了
後は、部品を戻していきます。一番面倒なのは、ウィンカーを戻すところかな。手探りでコネクタを接続するのは、疲れました。
これで完成。
作業時間は3時間弱でした。考えながらやってるので、けっこう時間がかかりましたが、キレイについてよかったです。
実は、この作業は5月連休前におこないました。四国ツーリングの時はスマホとビデオカメラの充電に取っても役に立ちましたね。
久しぶりにDIYをしましたが、楽しいですね。また、バイクは初めてでしたが、車に比べてスペースがはるかに狭いので、器用さが要求されるかもしれません。
もっとウィンカーを簡単に外せると作業が捗ると思います。
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楽しそうですねぇ
自分もバイクいじりたくなります!
同じUSB端子1個のタイプを
アキボル納車のときにつけてもらいました。
ナビもつけたので
USB電源配線の工賃は無料でした。
タンク上げ作業があるから
うちのショップだと同時に頼むと材料代だけみたいです。
直ズケどうですか?
もちろん充電中は走行時にやってるんですよね?
投稿: akinaka | 2012年6月20日 (水) 12時09分
Akinakaさん、コメントありがとうございます。
たしか、Akinakaさんもカウルをばらしたりしてましたね。私もアレで触発されたと思いますよ。やる気になれば、できなくはないけど、やるきになるかどうかがポイントです。
USB端子はもってましたか。最近のデジタル機器はUSBで充電できるので重宝しますね。
あぁ、バッ直は意外に便利です。キーオフでも充電できますから・・・・・。停止中でも充電できるので、休憩中に充電したり。セルが廻らなくなることはありませんでした。はははは。
投稿: TK | 2012年6月20日 (水) 22時11分