長野ツーリング:2日目:~ビーナスラインを楽しむ~
さて、一夜明けて長野ツーリングの本番、ビーナスラインを走る。日頃の行いか、天気は最高の天気。気温も暖かい。ただし、松本市内だけど。
ビーナスラインは美ヶ原に抜けるのがメインなんだが、標高は高くなるので寒いかもと思い、インナーを着て行くことにした。
さてと準備は万端!
今回はコースを色々考えたが、どうせならビーナスラインを一周したいと思い、浅間温泉から入るコースにしようと考えた。ビーナスラインを北側からせめるコースだ。
松本市内から浅間温泉へ向かう。
このあたりは温泉街ということで、宿屋などが多いところだ。ここを抜ければ、山岳地帯に入ることになる・・・・と思ったのだが。
何と行き止まり!またしても。 土砂崩れか何かで全面通行止めとの事だ。今回のツーリングで2回目の通行止め。しかも、出鼻をくじかれてしまった。
仕方なくいったん浅間温泉まで引き返した。
「なんかこのまま温泉でまったり過ごすか?」
なんて考えがよぎったのだが、ツーリングマップをながめてみると、もう一本、道がある。よっしゃ、そっちから行こう。このもう一本の道は、「よもぎこば林道」に抜ける道で、今回のツーリングコースでは中盤に少し走る予定にしていたところだ。
これだと、美ヶ原の南側にでてしまうので、本来、北から入るコースの中盤から入ることになるが、仕方ない。
ところが、ココでトラブル。何とナビがハングアップして電源オフになってしまった。時々、再生する音楽ファイルのせいでハングアップすることはあったが、今回は少し状況が違う。再起動してもすぐに落ちる。いったん、バイクを止めて、電源オンしてしばらく動作できることを確認した後に走り出したら、また、ダウン!音楽は再生していないのに。
ナビが無いと行き先不安なんだが、仕方ないので、このまま走り出すことにする。ナビをダウンさせる魔空空間なんだろうか。
この林道風の道は樹林帯を抜けるので、あまり景色はよくない。ナビが動かないので、「この道でいいのか?」という不安を抱えながらも何とか扉峠までたどりつくことができた。
ここから美ヶ原には後少しの地点でもある。
かなり登ったようで、いい景色が見える。
ここは休憩できる駐車場。写真の左側からやってきた。その先はT字路になっており、右に行けば(写真右の車側)美ヶ原だ。ちなみに右に行くと、下ってしまう。
そして、美ヶ原へ向かう。が、このまま山本小屋に行ってしまうと当初の予定ではココを歩いて頂上の電波塔を目指すことにしていたので、そのまま帰ることになる。
なので、当初の予定の北側に少し行ってみることにした。山本小屋をスルーして、そのまま進む。
目前に美ヶ原美術館が見える。このあたりは手入れされててキレイな風景だ。
キレイな樹木が並んでいるので記念撮影。道路もキレイだし、よく手入れされている。
紅葉になると、もっとキレイな景色になるのかもしれないね。
美し原美術館を抜けてもっと走ると、道はだんだん荒れてきて、林道みたいになっていく。あまりスピードは出せない樹林帯のようになってくるが、そのまま走ってみる。
その先の武石観光センターで休憩。
ココで休憩しながら、少し思案。このまま進むか、戻って美ヶ原を歩くか? 今回のテーマは、「のんびり」なので、あくせく走るのは得策ではない。ということで、ココで引き返して、美ヶ原に行くことにした。
元来た道を戻る。まずは、美ヶ原美術館へ。
観光地なので、けっこう賑わっている。車やバイクもたくさん来ている。
標高、2000m。けっこう高い。天気がいいから良かったけど、曇ってたりしたら、すっごく寒かったかもね。
美術館なんだけど、中には入らず。「おやき」を食べて、エネルギー補充したあとで、ココをあとにし、美ヶ原を歩くことにしようと出発準備。
バイクがたくさんいて、バイク置き場は満杯なので車のスペースへ止めてたが、そこがちょうど地図の前だったこともあり、私のバイクの前に人だかり・・・。ま、いいか。
ココを後にして、美ヶ原の山本小屋へ向かう。
今回のテーマは、「のんびり」だけど、その中には、「のんびり歩く」というのがある。それにはこの美ヶ原はうってつけだ。高低差はあまり無いがけっこう歩けるコースがある。今回は、山本小屋から電波塔を目指す。片道、40~60分ぐらいか。高低差があまり無いので、体力は何とかなるだろう。
駐車場にバイクを止め、ジャケットとかをおいて軽装で行くことにした。
歩き出し。このまま果てしない道を歩いて行くのか。
少し歩いて振り返る。遠くに小屋やセンターが見える。天気がいいので、気持ちいい!
これが、美しの塔という鐘撞き堂。写真に写ってる家族連れは、前の写真にも写ってるけど、ちょうど同じペースで歩いてるので、被写体になってもらった。この鐘撞き堂の裏側でこの鐘を突くことができる。
それにしても天気がいいね!
さぁ、歩くよん。なんか写真でみると果てしないね。
途中のチェックポイント。ココで分岐することになるが、電波塔(頂上)を目指すことにする。
写真左側に見えるのが電波塔だ。ま、時間もあるし焦る必要はない。ゆっくりとマイペースで歩こう。
美ヶ原は要するに牧場だ。こんな高所に酪農というもおもしろい。牛がたくさんいる。
歩き続けること、40分ぐらいか。やっと頂上が見えてきた。写真の人が写ってるところが、最後の登り坂。ちょっと急で結構、息が切れる。休みながらノンビリと登る。
さぁ、頂上エリアの入り口。もうゴールは目の前だ。
電波塔だと思った所は確かに電波塔はあるけど、ホテルだった。こんな所にホテルがあるとはね。高所で泊まるのも悪くないかも。
ホテル横からのながめ。以外に絶壁です。さすが標高2000m!
ホテル前には休憩エリアがあって、そこでお弁当を食べる家族連れ多数ってところか。
電波塔というのだが、なんの電波塔かと思ったらどうやらTV関係のようだ。
これはNHK。ほかにも民法の看板もあったな。
登ってきた道の反対側の風景。ホントはこの反対側の駐車場にまず来てから、こっちに来る予定だった。駐車場にが見えるね。
さて、頂上で休憩すること20分ぐらいか。下ることにした。
途中、走りながら登ってくる人とすれ違う。体を鍛えているのだろうか。
いやまぁ、登ってきたとはいえ、下るのもはてしない。ひたすら歩く。でも苦しくないね。景色もいいし、天気もまぁまぁ、写真では雲が多いが、気持ちいい天気なのは間違いない。
やっと小屋近辺に到着。登り50分、下り40分ってところか。休憩時間も入れると約2時間の歩行だった。高低差は100mなので登山という程じゃない。ま、ちょっとしたハイキングってことで。
たっぷり歩いたあとなので、ご褒美にソフトクリームを。コケモモとバニラのミックスソフトをいただきました。
歩いたコースはこんな所だ。
美ヶ原を十分に堪能しました。ノンビリ歩いたあとは下ります。時間は2時ぐらいだったと思うけど、あとは温泉でも入ろうということで、松本市に戻ることにした。
下りは元来た道を戻りながら、諏訪湖を目指すコース。
今回の走行記録はこんな感じだろうか。最初の浅間温泉で出鼻をくじかれたり、ナビが利用不可になったりといろいろあったが、こんだけ走りました。
尚、ナビは美ヶ原近辺で復帰して以後、順調でした。あのあたりに何かあるのだろうか?
美ヶ原を下った後は、名古屋自動車道を通りそのまま松本市内へ。温泉へ立ち寄ってノンビリ過ごす。
ここは、瑞祥・松本館という温泉。ホームページは下記です。
http://www4.ocn.ne.jp/~zuisyo/index.html
松本市内のショッピングモール内にあるモダンな温泉。設備も充実している。駐車場もたくさんあるけど、ショッピングモールと共用なので結構混雑している。でも温泉はすいてるな。ココはお風呂の種類もたくさんあるなど設備は充実しているので、楽しめる。風情はあまりないけどね。
ココで温泉+マッサージを受けて、本日のツーリングは終了。結構楽しめました。このまま松本市内で二泊目。明日は帰るだけだけど、松本市内を散策する予定。走るのは程々で、観光を楽しむ事にしよう。
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コメント
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天気よかったみたいですね。
電波塔のそばのホテルは、風がもろにあたりそうですね。
天気がいいと最高なんでしょうね。
今年も、ビーナスライン、いかなかったな~。
毎年、毎年、行きたいっておもってるんですけどね~(^^;)
投稿: おくさん | 2011年10月12日 (水) 18時18分
はじめまして、タカッチと言います。
私もFAZER GTに乗っていて、毎日、楽しくブログ読ませていただいてます。
長野、とても良いところなようですね。写真を見てるとそう思います。
路面もしっかりしていて、私もいつか走りに行きたくなりました。
3日目のレポも楽しみにしてます!
投稿: タカッチ | 2011年10月12日 (水) 23時31分
おくさん、コメントありがとうございます。ビーナスラインは手入れも良くされているので、走り安くきもちいい道路でした。多少絶壁が多いので、下る場合はちょっとコワイ部分もありました。季節的には今が最後でしょうね。
投稿: TK | 2011年10月13日 (木) 07時24分