スキースクールの感想
先日のスキースクールを振り返ってみた。スキースクール自体を初めて受けたので、何もかもが新鮮だったわけだが、私のなりの感想を書いてみたい。
まず、一番の印象としては、
「スキーというのは、教えるのも教わるのも難しい」
ということだろう。
生徒側(私側)としては、先生の言ってる意味が中々理解できない。少々表現が抽象的だったようにも思えるが、先生が言葉で表現していることが、
「確実にこうだ!」
と理解できた感じがしない。
次にスキーというのは、自分が滑っている姿が見えない。先生がアレコレ指摘してくれるし、それを治そうと思って滑るのだが、
「何がまずかったのか?」
「それは治ったのか?」
が自分で見ることができないし、また、
「どう治せばいいのか?」
が実はわからない。
次に、スキーの先生というのは、実に表現が難しいのではないだろうか。なぜなら、手本を見せるために滑りだすと、自分は、どんどん生徒から離れてしまうので解説ができない。手本の何処が重要なのか?をその場で教えられないしね。
スキーは足だけでなく、上体、腕、腰などを様々な部分を使う。様々な部分を使うのに言葉でどう表現するのか?が実に難しいような気もする。
そういった中で、私なりの希望を書いてみたい。
まず練習を始める前に、
「何のための練習か?」
を解説してほしかった。基本的な練習の場合、それが何に繋がるのか?は練習する上でのモチュベーションにもなると思う。
今の練習は、ショートターンになるんだよ、とかね。
また、練習を変えるときは、「変える」と言って欲しいのもあるかな。教わる方は、「一連の練習」と勝手に思うから、さっきの練習と今の練習が繋がってると思ってしまう。
ところが、続く練習の関連性が理解できなかった。違う練習なのか?どうなのか?
あと、「用語」もポイントかもしれない。個人的に思うのは、スキー用語ってけっこう方言があるようで、
「意味が一意ではない」
と思えるから。このあたりは、普段デジタル的な仕事をしちゃってる関係から、そう思ってしまうのかもしれないが、用語が明確でないと、
「ちゃんと理解できているのか?」
が不安になるものだ。
教える方も、教わる方も、難しさを抱える。スキースクールの感想はそんなところなのかな。
そこで、ここは一つIT技術を導入してみたらどうだろうか?やはり現代はビジュアルの時代なので、滑ってる姿をデジタルビデオカメラで撮影し、即PCに取込み、すぐに映像として生徒に見せる。
滑り方、身体の傾きなどを即座に分析し、ビジュアルで見せながら先生が解説、さらに実技を見せる。
まぁ、コストの問題が大きいが、実現できない事はないだろね。ただ、今のスキー人口からすれば、ちょっと難しいか? よろしければ御支援しますが。
それでも、また受けてみたいと思う。やはり専門家に教わるのは、それはそれで効果が高いし、自分の滑りについて客観的に意見をもらえるのは、スキースクールぐらいしかないわけだから。
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