ウィッシュルーム天使の記憶
けっこう話題になってたゲームだ。販売当初に買おうと思っていが、何かの都合で忘れていた。ふらっ立寄ったヨドバシで展示しあったので買ってみた。正統派アドベンチャーゲームというところだ。
【ストーリー】
元刑事で今はセールスマンの主人公ハイドは、刑事時代の友人を探すかたわら、仕事をしていた。仕事で立寄ったホテルでとまった願いが叶う部屋「ウィッシュルーム」での1日の出来事である。
このホテルには、数人の客がいるが、どの客もスネにキズがあるというか、厄介事を抱えているというか、一癖あるわけだ。一見して他人事には介入しない雰囲気の主人公ハイドは、刑事時代のクセなのか、どんどん厄介事に介入していく。
そして、このホテルに自分が探し求める友人の手がかりがあることを突止め、やがて手がかりが一連の事件の真相に迫るというものだ。
【感想】
ストーリーがよくできている。最初は断片的だった主人公の生い立ち、まわりの客の生い立ちが、やがて一本の道筋に繋がる。最後にはそれらの真相が明確になるわけだ。このあたりは、「お~なかなか」と思わせる。
惜しむらくは、「ゲームシステム」にある。ストーリーがいいのに、ゲームとしては、「一連のイベントをこなす」事によって進むだけであり、用意されたイベントをこなすだけなのだ。謎らしい謎もあるが、ヒネリが足りない。見ればわかる程度のものだ。謎を解いたという達成感は無い。
このあたりは、「逆転裁判」にはカナワないなぁ。
ただ、登場人物の生い立ちの見せ方、名前の見せ方、ヒントの出し方などは、わかりやすくストーリーを把握しやすい点は好感が持てる。

あと、このゲームはめずらしく、よく「ゲームオーバー」になる。人への質問内容を間違えたり、持ってては行けないものを持ってたりすると、そこで、「終わり」をくらう。少し前に戻されるわけだ。今時のゲームにしては、ヤケに「死んだ」が多いのは、ちょっと考え直したほうがいいと思うぞ。
あと、ラストシーンが解せない。なぜ、ミラを連れていく気になったのか?気があったのか?一匹狼的なな主人公なのに。わからん。
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