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2008年9月 7日 (日)

CPU切替機を探す

最近では家にPCを2台以上持ってるケースはザラである。いろんな用途が想定されるが、自分の場合も2台ある。正確にはもっとあるんだけど、アクティブなのは2台ある。

1台はメインのデスクトップでだいたいの事はこの1台で行なう。もう2年前の機種だけど、まだ充分現役だ。
もう1台は、常時稼働のLINUXマシンだ。LINUXの勉強をしたり、友人とデータ交換したりする。常時稼働用に性能は犠牲にして、ファンレス静音のマシンとなってる。

この2台でモニタやキーボードを共用して使いたい。

というわけで、CPU切替機を買うことにした。CPU切替機というのは、複数のPCでモニタやキーボード、マウスを共用できる装置である。これらは15年ぐらい前から徐々に出てきた製品だが、当時はまだ企業向という意味もあり、とても高価であった。最低でも3万ぐらい。高いと10万ぐらいの製品だったと思う。

でも最近では、数千円から手に入る。

ただ、CPU切替機というのは意外に鬼門である。ちゃんと切替えてくれれば特に問題は無いのだが、なかなか思った通りの製品に行き当たらない。細かいところで不備があったりするのだ。

だからCPU切替え機は、その製品の選択で意外に悩む事になる。

私の場合の条件は、次のようになる。

CPU切替機の条件:
 1)2台対応
 2)USBキーボード、USBマウス
 3)モニタは、一般的なアナログ15ピン
たったこれだけなんだけどね。


『1台目:ラトック REX-210CU』
210cutop

製品情報はこちら

1台目は、特に考えることなく、お店で沢山並んでる製品の中で自分の欲しいタイプにマッチしたものを手にとった。ただ、USBキーボードに対応した製品は意外に少ない。だいたいがPS2だ。
ラトックのこの製品はUSB対応している中で、値段は実売で4000円ぐらいで安かった。「失敗してもまぁいいか」ぐらいの気持ちでこの製品を買ってみた。

結果は失敗である。

接続して動作はしたが、次の問題点があった。

 問題点:
  ・LINUXマシンに対応していない
  ・1台を停止すると、自動的に稼働中PCに切り替わってしまう。
   停止中のPCを電源オンしても、切り替わらない。
  ・2台とも停止すると、電源オンのPCを探す様で、モニタ切替え機のランプがチカチカする。
  ・ホットキーで、Windows→Linuxへは切り替わるが、逆はできない。
   (ハードウェアボタンを押せば切り替わる)

大した問題ではないかもしれないが、この製品は、ボタン類を前面に持ってくる製品ではない。ケーブル経路上にボタンが配置されている製品なので、PCの裏側にボタンが行ってしまうので、操作をしにくい。

また、私の場合、LINUX機は普段は稼働しているが、操作する事はほとんどない。なので、メインのデスクトップを停止したときに、モニタやキーボードが切り替わる必要はない。
というか、デスクトップマシンを電源OFFにしたときに、モニタやキーボードがLINUXに切り替わると、モニタにLINUXの画面がうつってしまうし、キーボードのLEDがついてしまうのだ。

LINUXに対応していないことは、マニュアルにも書いてあるのだが、なんでLINUXはダメなんだろう?キーボードなんて、みんな同じじゃないのだろうか? それともUSBキーボードってなんか特種なものなんだろうか。

この製品を1ヶ月ぐらい使ってみて、反省し、私の条件は次のようになった。

CPU切替機の条件:
 1)2台対応
 2)LINUXでも問題ないこと
 3)USBキーボード、USBマウス
 4)モニタは、一般的なアナログ15ピン
 5)PCを停止しても、切り替わらないこと
 6)できれば、ホットキーに対応してほしいが、必須ではない。
となった。

この条件に見合った、安価な製品を探すことにしよう。 (続く)


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