北海道にスキーに行ってみたい。そんな願望は前からあった。実はスキー歴20年以上だが、今だ最北端は雫石であって北海道は行ってなかった。
そんな折り、「行ってみるか」という話になり、今回の北海道スキーツアーが実現。幹事殿にはこの場を借りて感謝の意を。
さて、目的地は北海道はルスツリゾート。北海道と言えば、ニセコやキロロなんかが自分的には有名なんだけど、ルスツは北海道ナンバー1なんだそうだ。こいつは期待大。行程は、2泊3日。最大、3日間滑る事が可能なスケジュールで北海道にのぞむ。
【位置はこの辺。洞爺湖の横あたり】
交通は、もちろん飛行機で。バイクや車じゃないですよ。羽田は久しぶりなんで、ちょっと迷って集合に遅れてしまいました。そして無事に新千歳空港へ到着。北海道の大地を踏みしめる。
【飛行機はJAL・写真はたまたま】
新千歳空港は華やかだ。観光地って感じでいいねぇ。広いし、ショッピングセンターもすごい。ありとあらゆる「おみやげ」が陳列されてるんじゃないかな。
そしてバスで移動して、宿泊場所のルスツタワーというホテルに到着した。
ココ、全室スィートルーム形式であり、2フロア吹き抜けのリッチな部屋。こんなイイ部屋って初めてかもしれん。2寝室に、キッチンッポイところがあって、さらにリビングも完備。大勢でわいわいできそう。
一息してから、さっそく着替えてゲレンデに出る。ホテルからゲレンデまでは専用リフトで行くという、なかなかスゴイ方式。
天候は曇り。でも風は強くなく、あんまり寒くないのが幸い。ただ気温は低い事には代わりないので、防寒対策を完備。
ここって、なんか雪がまるっこく積もる。なんでだか、わからないが、まるでザクの頭のようだ。この日は、軽く3本ぐらい滑って終了。明日もあるし。
ただ、滑ってみた感触はすっごくイイ。こんな滑りやすい雪は久しぶりだ。ひっかかるような感触はなく、スキー板がピシっとはまってグリップする感じ。さすがに板の音まで聞ける腕前はないけれど、滑りやすく好印象。
さて、帰って食事して、後は飲んだくれ。ゲームに興じて明日を待つ。これ、UNOとジェンガを足したようなゲームで、なかなか熱くなれます。いかに他人を落とし入れるか?がポイントなのは、UNOと一緒。
さて、夜が明けて本番。天候は快晴!
写真では見にくいけど、雪がキラキラしている。拡大すると、少しわかるかも。
ルスツタワー全景。ちなみにリゾート地域なので、スキー場ではあるが、夏場はテーマパークとゴルフ、テニスコート、プールもあるらしい。へぇ~、夏場にもながめに来てみたいね。
う~ん、イイ天気だ。北海道でヘタをすると吹雪になるイメージがあるけれど、こんな好天に恵まれるとはついてます。
もう、思い切り滑ります。スキー場は、少し人出があるが、キャパシティが広いので全然混雑している雰囲気はない。リフト待ち0分、レストランはいつでも座れる。こんなのって、湯沢や群馬近辺じゃ、ちょっと考えられない。
雪質は実にいい。降雪があって少したってるようで、若干堅め。天気はいいが溶け出す雰囲気はなくて、実にすべりやすい。ゲレンデのノイズも少ないと思った。また、一回の滑走距離が長いので、まともに滑ってるとすぐにバテる。
ココで、しばらく練習していれば、すっごくうまくなれるかもしれない。
丸一日滑って、全部で11本。約60kmぐらいの滑走距離。すっごい多く滑ったわけじゃないが、満足度は高いです。
この日は、午後から天気が崩れてきて、雪がふったりしたが、夕方には回復。青空が見えてきたりしていた。少し寒いので早めにホテルへ戻ることに。
夕食を食べて、ホテル内をアチコチ見て回ったっけ。
展示されてるスノーモービルを発見。ココはいろんなアトラクションがあって、スノーモービルの体験乗車ができるらしい。こりゃ、明日の予定は決まりかも。
一部のゲレンデではナイターもやっている。ただ、さすがにこの気温じゃ、やる気がでない。素直にホテルで酒飲んで寝ることに。
3日目の早朝は曇りで、少し雪が降っていた。朝一で露天風呂に入って考えていたが、青空が出てきたので、計画決定。午前中は滑って、午後はスノーモービルで遊ぶことにしよう。
雲は多いが、青空もバッチリみえて、天候はいい。雪はちょっと堅め。少しゴツゴツ感がでてきたけど、まだまだ行ける。
前日は違うコースに行ってみた。
ふふふ、この天気では滑らずにはいられない。でも、体はだいぶ悲鳴を上げているので、あまりたくさんは滑れないな。モモなんてパンパンだし。
あまり多くは滑れなかったけど、頂上から羊蹄山がはっきりと見えたのでよしとしよう。
なかなか立派な風貌。まるで、富士山みたい。標高はあまり高くないようだが、見栄えは最高だろう。
午前中、まったり滑ってから午後はスノーモービル体験コースへ。今回は20分のツーリングコースを選択。1名、4200円とけっして安くはないが、めったに乗れるものではないので、チャレンジしてみました。
いろんなタイプがあるが、YAMAHA製じゃないか。そういえば、YAMAHAはバイク以外にマリン系、スノー系の両方をやってるんだっけ。
インストラクターのお兄さんに案内されて出発場へ。ここから出発する。モデルは一番スタンダードなタイプのようです。ココで乗り方を教えてもらいました。と言っても、
「これがアクセルです。ユックリ動かしてください」
「これがブレーキです」
「これが・・・・」
と一通りの操作と注意事項を教えてもらったぐらい。
ちなみにアクセルはグリップではなくて、その横にあるレバーを押すことで行う。バイクとはちょっと違う。ブレーキは後輪のみ。ってあたりまえか。前輪はスキーがついてるわけだし。
このスノーモービルは250ccだそうです。エンジンをかけると振動がけっこうくる。単気筒っぽい。
さて、発進してからは振動がけっこうくるのと、ハンドルが重い。そりゃそうで、セルフステアは皆無なので、自分で力でハンドルを切る感じだ。多少轍にも取られるので気合いを入れてハンドルを曲げる。まさに、バイクでいう、
「内腕をひいて、外腕を出す」
を意識して行い。おぉ、私の先日の練習がこんなところで生きてくるとは!
あぁ~、こいつはコロしていいです。
さて、ツーリングコースは20分ということだったけど、けっこう長かった気がする。インストラクターさんによれば、
「みなさん、意外に早いので多めに走りました」
とのことで、お得なコースだったかもしれない。GPSの記録を後でみたら、ココってゴルフ場をコースにしてるんだな。
ハンドル操作に手を使うので、けっこう疲れる。まぁまぁ十分な体験コースだった。このコースは上位コースの
「アドベンチャーコース(50分)」
とほぼ同じなんだそうだ。ペースが速いのでサービスしてくれたっぽい。あと、いろいろ教えてくれました。今回乗ったのは、250ccで約50万ぐらいだそうです。子供用のは、50ccで20万前後。ワンランク上のは300ccで60万ぐらいだそうです。ほぼ、バイクと同じような価格なんだなと思いました。
【300ccモデル】
いやまぁ、すっごく楽しかった。また、スキーツアーに行くときはスノーモービルが楽しめるスキー場に行きたいね。
さて、お名残惜しいが帰るタイミングがきてしまった。飛行機は21時過ぎなのでけっこうユックリだけど、新千歳から羽田まで飛行機で飛んで無事に帰宅しました。
スケールのデカイスキー場がある北海道。是非、また来てみたい。でも、次に北海道に来るときは、バイクで来たいね。北海道ツーリングが今年の目標みたいな。
今回はいっぱいビデオを撮ったので動画をまとめてます。私もけっこう写ってますが、まぁ、できあがったらお目にかけます。
以上、北海道スキーレポートでした。
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