MEDIAS N-04Cその後
MEDIAS N-04Cを購入してから早10ヶ月か。もうすぐ1年になる。スマートフォン入門として購入したが、その後のその後をレポートしてみよう。
既に絶版品となってるし、今では古いモノになってしまったが、MEDIAS N-04Cはどんな機種だったか。
【いいところ】
1)軽量、薄型
もうこれに尽きるだろう。スマートフォンとしては最軽量の部類に入る。105g(ぐらい)はかなり軽い。また薄型でがさばらない。 他のモデルが145gとかの重量級が多い中で、この軽量は大きい。私は電話は「軽量」がモットーと思ってる。重さが気にならないので、携帯性抜群だし、胸ポケットに入れても忘れるぐらいだ。
この薄型を続けてくれるなら、MEDIASを買い続けてもよいと考えている。
2)音質
これは及第点。初期のFOMAは音質が悪かったけど、これは悪くないと思った。まぁ、携帯電話なんて、どれも似たり寄ったりかもしれないけどね。
3)画面構成
MEDIASは、画面の上からスライドするメニューで、環境設定が変更できる。これは凄く使いやすい。マナーモード、BlueTooth、GPSなどをON/OFFが瞬時にできる。Xperiaは、これらのモード変更はウィジットで行うのでメニュー画面で操作するので面倒。
4)ATOKが標準
これも大きいかも。入力もしやすく変換性能も良い。英語キーボードで数字キーが出るのは大きい。Xperiaは英語キーボードに数字が無いので、いちいち切り替える必要がある。何かいいツールがあるのかもしれないが、デホルトで使えるのが大きいね。
【悪い所】
1)パフォーマンスが遅い
こりゃもう仕方ないが世代的に古い。元々、同時期に発売されたスマートフォンの中でも見劣りするCPUだったと思う。それでも当時は問題はなかったが、OSのアップデート、アプリのアップデートの度に、どんどん遅くなっていった。
SPモードメールはなんかモッサリしているし、Docomo地図ナビは反応しなくなるな。
【総じて】
スマートフォンは発展途上。そんな中では、2年持たないかも。スマートフォンもPCと同じ道をたどるね。ソフトウェアはアップデートの度に重くなる一方。パフォーマンスアップとかは、皆無。なので、常に最新のハードウェアじゃないと、満足のいく性能は得られそうもない。
SPモードメールもダメだな。なんで、こう、アプリケーションを作るのがヘタなんだろうか。電子メールのソフトウェアなんて、ノウハウはいくらでもあるだろうに、操作性も悪いし、機能もヘタ。長いメールを開くと死んじゃうバグは治った用だが、メモリリークしているようで、使ってるうちにドンドン遅くなる。どっかでタスクを殺すと治ったり。
メーラのくせにバックアップとレストアが出来ないなんて、どういう仕様なんだ。これじゃ機種変更するときに、いったいどうなるんだろう? メールなんてたかだか電子データだ。これを外部メディアにエクスポートして、それをまたインポートするなんて、すっごい簡単だと思うのだけどね。なんでこんな事ができないのか?
いったいどういう設計をしているのか? 誰が考えているのか?
企業がソフトウェアを作る場合は、どんなに小さなものでも100万単位の金がかかる。ほとんどは人件費だと思うが、手間のかかるものなのだ。要件定義、仕様確認、仕様書作成、フロー図作成、仕様レビューを経て、やっとコーディング。そしてデバッグ、テストを繰り返す。保守性を高めるために、ソフトを作る本業以外の事に多くの金と時間をかける。
それでもいいものが出来れば、いいんだが、だいたいはクソだ。大勢が大金をかけて、ダメなものを作るが、保守性はあるので、これで継続する。
ソフトは一人の天才が作ったモノは、性能もよく使いやすいケースが多いが、天才しか理解できないので、保守性が無いのが難点なんだろう。そこを企業は嫌う。天才はたくさんいないからね。
何について書いてるのか、わからなくなってきたので、この辺で。
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