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2019年4月29日 (月)

HMSに参加する367回目:パイロンスペシャル 12回目 頭がパンクする!?

GW初日、パイロンスペシャルへ参加しました。イントラさんはO園さんです。どんな感じになるのやら。
 
コースはちょっと手狭で、1番だけでした。
 
中盤ぐらいからスタート。
スタートして、ちょっと直線後、大きくUターン、そこから間隔の長いオフセット。そして、オフセットが徐々に長い直パイへ。
 
通過後、標準間隔の直パイ。前半最後は、緩いオフセット。そこでUターンして、復路になる。
復路は、スタンダード直パイだけど、最初は普通のパイロン、途中から小さいパイロンへ変更され、ゴールでした。

全体としては、パイロンの数は少なめ。オフセットもあるから、直パイも少なめと見ました。
 
今回は、直パイをリズミカルで、バイクを横方向へ動かすような感じのアクセルワークを身に付けたいと考えていたので、最初から全力で行きます。
 
スタートして、Uターンしてからのオフセットは、旋回角度が少なく、ほぼ直線的に走れるから、いかにアクセルを閉じないか、開け続けるか?がポイントと見ました。
 


だからブレーキはリアを中心でアクセルを閉じてもすくあけていく。できればアクセルを閉じないで小さく開け続け、リアブレーキでバイクの挙動を変えて軽く曲がる感じでしょうか。 

そしてロング直パイ。これも同じでアクセルを開け続ける。感じが。
 
標準間隔の直パイ、このとき、
 ・直パイでバイクを傾ける際に意識してハンドルを少し切る
 ・バイクが曲がり出したタイミングでアクセルを開けて横方向へ移動させる
なんてのをねらいました。
 
でも、あんまりうまくいかなかったかもしれない。
 
午前中は、この練習のほか、もう少しペースをあげてみるとか、やってましたが、あっという間に午前中は終了。
 
 
さて、問題の午後になります。午後は、コースが若干追加されて、前半のラストに、
 ・標準間隔の直パイ
 ・3m?ぐらいの直パイ。でも最後は狭い
となりました。どちらを通ってもいいそうです。
 
 
ココでO園さんの講義が入りますが、なかなか長い講義だし、難解でしたっけ。

まず、姿勢。前傾、中間、後方をやってみようとの主旨。
これを加減速でやる。
加減速はアクセルをブオン開け閉じ、開け閉じを小刻みに繰り返す加減速なので、ブレーキを長くかけるタイプじゃない。
身体の位置を前傾気味、起こして後輪加重気味、その中間で、どのパターンがしっくり来そうか?を体験する感じだろうか。

実際やってみるのだが、私は前傾の方が操作はしやすいと思いました。実際、O園さんも、そう言ってたし。浜名湖風だと、後輪加重だそうです。
 

そして、講義は続く。

 1)アクセルを開けるタイミングが早い人が多い
   本来の主旨通りに、バイクが進行方向を向いてからアクセルを開ける

 2)バイクが起きて、進行方向を向いてからアクセルオン
   あれ、ちょっとまて。アクセルはバイクを起こすためでは?
   コレに対する回答は、
    「バイクは左右の加重移動で起こす。起こしてアクセル」
   え?そうだっけ?

ここまではイイとして、こっからが問題。

直パイでは「差し込み」を使ってみようという話しでした。

こっからは私の解釈なので、イントラさんの主旨と一致しているかは、わかりません。だけど、遠からず、当たっているのでは?と思います。
 
差し込みとは、
 ・旋回の内腕とリアブレーキを使って、若干フロントサスを縮める
 ・その反発力を使って、力を使わず、切り返す

これを実現するための操作としては、O園さんは、
 ・アクセル操作
 ・腕の動き
 ・ブレーキ
 ・体重移動
など、沢山の要素を同時に実行することを説明してくれたんですが、これを言葉とジェスチャーでは、全然わからないと思う。 まぁ、HMSというものでは仕方ないモノではあるけれどね。

なので、進行状況と何をするかを、一覧表と、図示してみました。

ポイント 状況 アクセル リアブレーキ 操作 説明
旋回開始 開けていく なし なし    
旋回初番 開けていく うっすらかける なし   リアブレーキを準備
旋回中盤 閉じる うっすらかける なし   リアブレーキを準備
切り返し
ちょい前
閉じてる リアブレーキをポンと強く短くかける 旋回内腕でハンドルを軽く下側にポンと押す   差し込みを開始!
切り返しポイント 直後に開け始める なし なし フロントサスの戻りを利用して切り返す リアブレーキを離すとサスが戻るのでそれを利用して切り返す
旋回開始 開けていく なし なし    

 

Sasikomi
【進行方向は、下から上にです】

  
 
これは、O園さんの説明に加えて、実際に私が走ってみた感じと、O園さんが追走してくれた後の講評と、私の質問等への回答をへて、私なりにまとめたものです。講義中では説明しきれなかった、多すぎた、等のO園さんのコメントもあり、個別に質問して回答を得たものも含んでます。
  
  
で、これの練習方法として、次の通り

【レベル1】
 1)最初はギアを2速、アクセル一定、速度は遅めで走る。
 2)リアブレーキと腕の動き、ハンドル操作だけに徹する
 3)リアブレーキをポンと押すと同時に内腕でハンドルを押す。
   すぐにリアブレーキを戻すが、そのタイミングで
    フロントサスが戻るのを感じられるようになる(重要)
   ※フロントサスの戻りが弱い、あるいはわからない、
    と感じるのであれば、これはリアブレーキと腕押しのタイミングが
    悪いということです。たぶん、早めなんでしょう。
    ホンのわずかに遅らせてみるといい。(私がそうでした)
    
 4)タイミングよくリアブレーキのオンオフができると、フロントサスが戻るので
    その勢いで一気に切り返す。

3)の所でタイミングを遅くすると言っても、0.1秒も無いので、もう感覚的なもんです。無理にタイミングを合わせるより、多少、サスの戻りが小さくても強引に走ってみるのもアリでしょう。慣れてくれば、タイミングが自然に合ってくることもあります。


 うまく行けば、低速だけど、ぴょんぴょんぴょんと、切り返せるハズ。
 身体で旋回するのではなく、サスの戻りで旋回する。
 ポイントは、
   「意識せず、リアブレーキ+切り返しができること」
 です。速度はゆっくりでいいので、次のアクセルに集中するため、リアブレーキのタイミングとサスの戻りを感じることに専念する。
 もう、潜在意識にすり込むまでがんばれ !

 

【レベル2】
 1)ギア1速で、速度は遅め、アクセル操作をゆっくり行う
    レベル1にアクセル操作が入っただけです。
 2)切り返し直後に、アクセルを小さくゆっくり開け始め、切り返しポイント手前で閉じる。
   図では、Cの位置にしたけど、もう少し先まで開けれるといいかもしれません。
   直パイだと、短く小さく開けるのが基本だけど、ココでは小さく長く開け続ける。
   今までが、ブオン! だったとすると、今回から、ブゥゥゥゥウウウって感じか。


【レベル3】
 後は、速度をあげていく。なので、違いはアクセル操作だけです。
 長く小さくではなく、最初小さく早く大きくか。
 もう音で表現すると、
   ブォォオオ!
 って感じかな。ちょっと長く開けてる感じなんだんけどね。
 
慣れてくれば、切り返しのタイミングでアクセルを開け始められると思う。
 
で、これが出来ると何が特か?というと、疲れないそうです。O園さんが言うには、直パイの完成形は、ここらしいです。

らしいです、というのは私は疲れたから。笑
 
まぁ、今のところは見様見真似だし、自分のモノにはなってないから、こんなもんでしょう、。
 
でも、コレの応用範囲って広いと思う。たとえば、切り返しターンとかに使えないかな?とか、思っちゃいますね。
 
 
以上が差し込み関する記事です。
 
  
  
あと、往路の最後、3m?間隔の直パイがありました。
 
これは、もうチャレンジあるのみ。失敗したら逃げちゃえばいいので、せっかくだから果敢にトライしましょう。
 
速度を落として、ハンドルを切っていく。差し込みとは別で、切り返すときにハンドルを意識して切る感じです。で、アクセルはちょんと小さく短くあける。そうすれば、案外、抜けられます。要するに、思い切りよく、って感じだろうか。タイミングをはかったり、考えたりしてしまうと、失敗しそう。
 
最初はできないかもしれないけど、何回もやってれば、案外、タイミングもわかって来ると思います。
 
 
この日はこのぐらいかな。
 
身体の疲れより、頭が疲れたって人が多かったかもしれないパイロンスペシャルでした。

 

 

 

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