3月に入り花粉症が厳しい季節になりました。職場でも友達でも、花粉症に悩んでる人多数。桶川もまた、しかりでしょうか。
この日は暖かくて、ポカポカ陽気。そんな上級に参加しました。イントラさんは、M川さん。先週に続いてということだそうです。参加者は10名。
午前中は慣熟走行からそのままコース案内、そして、停車して説明があります。コースは、4番。行きは間隔が広めのオフセット。戻りは中間ぐらいのオフセットでした。ココを使って、いろいろ練習しようということのようです。
最初は加減速を織り交ぜた練習。行きは加減速を行い、折り返してオフセットで帰ってくる練習。続いては、加速して完全に停車するパターンで。これを繰り返す。
次は、行きのオフセットで旋回中、1番ハンドルが切れてるあたりで停車。足を付く。その次は、足を付かないで、やや停止する感じで走りました。M川さんのネライとしては、これで、バランスを養って欲しいというところでしょうか。
休憩後は、オフセットのパイロンで円旋回をするという。円旋回時は、片手。ウチ腕だけ、外腕だけで、回って行く。これで姿勢、バランスが取れる体の位置、ウチ腕と外腕の違いを感じ取ってほしいという所だろうか。
これ、最初は「できるかな?」って気もしたんですが、CB1300は2速アイドリングで結構行けてしまう。バイクも安定しているので、円旋回は案外楽でした。その際に、注意したのは体の向き。ウチ腕、外腕のどちらのパターンでも体の胸のラインがしっかりと横に向いているように注意しました。
できれば、もう一息、ハンドルを切れたらよかったんですけどね。
そんな具合で午前中を終了。
午後は、4~5番のコース。スタートして、間隔が狭めのオフセット。そして、センターで折り返して、また間隔が狭く旋回の深いオフセット。これまた不等間隔で狭いのもあるから気が抜けない。また、1本だけ縦間隔が短いのあるんですが、これがあるだけで、案外難しくなるのが不思議。
そして、狭い3連直パイと最後に右に大きく旋回して1本オフセットがあるおまけつき。これはキツイ。
5番に入り、定番の2連続Uターン。そして、切り返しターンしてから横断歩道の交差点をL字ターン。このとき、横断歩道の白線で滑るので注意。そして、Uターンしてまた、横断歩道に戻り、ここをL字ターンして抜けていく。その先をL字ターンして2本差しをターンして左ターン、後に左に深いターンしてから、外周へ。外周で1本避けるパイロンをターンしてから外周を走り、その後、円形コーナー後に折り返して、TEC-Rの文字盤をまわり、また外周を走って、2連続Uターン後にS時、やや浅い、折り返しターンして、から最後にUターンしてゴールだろうか。
全体的に狭め。難所は3連続直パイ。ただ、そこは上級で随所に難しい部分があると考えました。
スタート直後の狭めのオフセット。上級ではよくあるパターンかも。これは基本に忠実にパイロン裏につけるラインを確実に走れるようにする。いや、そうでないと、どんどん苦しくなるし、途中で修正しにくい。パイロン裏につけられるようにライン、速度、傾け、ハンドルを操作していく。
その先、4番の最後の狭い3連直パイは、最初、走り方がわからず。パイロンから離れないラインがイイかなと思っていたが、アクセルタイミングと開ける量が噛み合わず、バイクが前に出すぎてしまって破綻すること数回。
結局は、アクセルをゆっくりと少し長く開けるタイミングが良かったかも。ただ、今にして思えば、パイロンから離れないラインではなく、旋回をやや大きくした旋回重視のラインの方がよかったかもしれない。
最後の1本をタイミングよく切れ込むように曲がれれば、次の1本もちゃんと曲がれそう。実際は最後のオフセットした1本を大きく回る事が多かったです。ホント、最後の方で速度は遅いが何とかクリア出来たのが1回だった。
5番の中の2連続Uターン後、横断歩道を通過するときは、実に恐かった。いや、滑りそうで。実際、曲がった後で大丈夫だろうとアクセルを少し開けてみたら、ズルッと滑りました。ココは余計な操作はせず、走り抜けるまで我慢ということなのなか。
円形コーナーを抜けたあと、1本のパイロンをUターンする場面があるが、これもちょっといアウトに降ってからパイロン裏煮付けれるようなラインを走る感じだろうか。このコース、旋回が深い部分が多かったかもしれません。
残念ながら軽やかに走るというわけにはいかず、どっちかっていうと、おっかなビックリで走ってたと思う。特に狭い3直パイは、通過方法を模索してたので、最初は直パイだけで精一杯。最後の1本を右に繰り出すときは前に出すぎてしまうこともしばしばでした。
しばらく走って、M川さんの追走後、そして開口一番。
「あ~、わかったよ~」
って。何がですか!?
「TKさんはやや体が前に出てしまうことが多い」
そうすると、体が左右に揺れて振り子のようになり、
結果としてハンドリングが遅れてしまう。
体を引いて、後輪に乗り、フロントをフリーにしよう
そうすれば、もっとハンドルが機敏に動くよ」
でした。
うわ~、これは目から鱗というか、涙が出そうになるアドバイス。そう、コースが狭いと無意識のうちに体が前傾になりやすい。それが原因で曲がるのが遅れるという。
さっそく、速度は犠牲にしても体を引くことを意識。手から力を抜き、ハンドルに加重がかからないように常に意識して走ってみる。
すると、ウソのようにハンドルが軽く、また楽に曲がれる。速度を落としていることもあるけど、さっきまで 走りにくかった部分が走りやすくなりました。まさに、M川さんのアドバイスが最高ですね。
さて、今日の鬼門、3連直パイはアクセルタイミングと開ける量に注意。たぶんだけど、最後の1本の前はアクセルを入れないで惰性で曲がるぐらいがちょうどよかったかもしれません。最終的には、少し大回りでまわれるようになったけど、まだまだっすね。
でも、おかげさまで午後1には苦労したコースも最後の方は、多少、ましに走れるようになったのは、収穫だったかな。狭いのは苦手なんだが、慣らしていこう。
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