HMSに参加する108回目:中級 72回目 右がリーンアウト
先日の雨と打って変わって快晴の一日でした。さすがに朝の気温は3度でしたが、天気がいいので、みるみる気温が上がっていき、体感気温は20度ぐらいだったと思います。
併設コースは、初級、バランス、パイロンスペシャル、コースラでした。
イントラさんは、メインがK岩さん、サブが浜名湖から出張支援中のN田さんでした。N田さんは浜名湖でも評判のいいイントラさんなので期待が高まります。
バイクはCB1300SFを選択。本日の目標は、「ブレーキのタイミングと速度に注意したい」としました。
ちょっと具体性に欠けるけど、
・ブレーキのタイミングをもっと先へ
・速度を維持して旋回する
を内に秘めた目標とし、その手段として、
1)ギア2速、3速でコーナーをノーブレーキで走る
2)もっと加速して加減速を強く
など、いろいろ試してみるつもりでした。
午前中は市街地コース。コースはあまり細かすぎず、どちらかというと基本的なコース。コース最初は、直パイ、旋回しながら直パイ、その後、大きなオフセットを経てから市街地コースへ。市街地内は細かいセッティングはあまり無かったです。
この日の最初は、ギア2~3速のアイドリングで曲がってくことを練習するつもりだったので、列の後方につく。ギア2速で少しアクセルを回して加減速なしで走ってみました。オフセットスラローム、コーナーとかでもあまりブレーキを使わないで、旋回速度に体を慣らす練習。
ギア2速でけっこう回れることがわかったので、次はギア3速でとも思ったんですが、K岩さんの追走が入ってしまったので、やや加減速をありにして走ってみました。
その講評によると。
・曲がるときに一瞬、ワンアクションが入ってから旋回動作に入ってる
もっと自然に、すっと旋回に入れるハズ
なるほど。これは思い当たる事はある。たぶん、一瞬ハンドルを引くような動作が入ってるんだろうと思う。なぜならハンドルを切るキッカケに使ってるから。十分な加速動作があれば、自然にでるんだけど、速度が足りないと体を動かすキッカケが欲しいので、わざとハンドルを引く動作をしているのは知っているが、意味の無い動作ということかな。
ならば、もっとシンプルな動作でハンドルを切る事をやってみよう。最初は意識するが、これがもっと自然に出てくればいい感じかもしれない。
そのままギアを3速に上げてアクセルを少し加えつつ曲がってみるが、ロングオフセットとかは曲がれるが市街地内の小さいコーナーは、ブレーキをかけないと無理だった。この辺り、もっと速度に体を馴らす必要がありそうだ。
休憩後に黒岩さんの解説がありました。
「今日は長い直線があるのでシフトダウンの練習をしよう。ギアを1速上げて走り、コーナー入り口でシフトダウンして、そのまま旋回に入るように」
「ただし、単にシフトダウンすると、カタカタと後輪がポンピングするので、シフトダウンのテクニックを学んでほしい
手段1)クラッチちょい握り+アクセルをあおってギアチェンジ
手段2)半クラッチを使う
K岩さんが色々説明しながら実演してくれる。ただ、自分はイマイチ、K岩さんの説明を理解できなかったかと思う。
シフトダウンは失敗するとリアがロックすることがあるので、慣れない内はバイク直立でやった方がいいですね。
シフトダウンの説明は、「柏秀樹のライテク講座ビッグマシンを自在に操る」で実演がわかりやすかったです。
その後は、低速走行はやめて加減速ありで走ります。最初は手惑いましたが、まぁ、なんとかなります。頑張って走ろう。
ロングオフセットは、ギア2速で走るより速く走れているようです。もう少しブレーキをかけられる余力はありそう。でも、市街地内はあまりそうでもない。コーナーの形状にもよりますが、だいぶ前からブレーキをかけちゃってるようです。わかってはいるんですが、そこはコワサもあるので、あまり無理しない程度に走ることに。
K岩さんが言う、「シフトダウン」もトライしてみました。試せる場所は2カ所ありますが、1回目は、思いっきりカタカタとなってしまいました。この時の手段は二つ。
1)アクセルを戻しながらクラッチなしでギアを下げる方法
2)先にアクセルオフして、クラッチ+アクセルあおりでギアを下げる方法
状況によって使い分けますが、2速から1速へのシフトダウンなので1)の方でいいかもしれません。
午前中はこのぐらい。加減速なしでユックリ目で旋回速度に体を馴らす練習は、よかったかもしれません。この練習のおかげで、加減速ありにもっていったときに、その違いがよくわかるような気がします。
午後は4番+バリアブルコース。最近、この展開が多いです。
午前中に比べて、細かいセッティングを多くしたとK岩さんの説明がありました。直線がほとんどなく、常に何か操作をしないといけないセッティングだそうです。
最初は、やや微妙にオフセットした直パイ。その後、オフセットが続くがきつくは無く、基本的なもの。
バリアブルコース内は、Uターン×2で入り、微妙なパイロンに邪魔されつつラインによっては直線が見える旋回コース。 あまり細かすぎず、大まかすぎず、ちょうどいいコースだったと思います。
さて、午後はどうしようかと思ったんですが、コースがおもしろそうなので、ギア1速でガンガン走っていこう。これは手段2で、「もっとアクセルをあけて加速する」を心がけていきます。
オフセットを走ってるときに、もっと加速、そしてしっかりブレーキを心がける。
この時重要視したのは、目線。次のパイロンだけを見ていく。もう旋回中のパイロンは見ない。
そうすることで、ブレーキのタイミング、強さ、アクセルを開けるタイミングがもっと確かになってくる気がしました。実際に旋回中のパイロンを見てしまうと、アクセルを開けるタイミングがやや遅れるんです。次のパイロンをさっさと見ることで、車体の向きが変わったことをハッキリ自覚できる、そんな気がしました。
これはUターンでも同様。旋回目標のパイロンを見過ぎることで速度を落としすぎるので、すぐに次ぎのパイロンを見ることにしました。おかげで失速感はあまりなくなりました。ただ、まだまだ早く回れそう。やっぱり、進入速度をもう少し早くすることは出来そうです。この辺りは、もうちょっと何か考えよう。
その後、N田さんの追走がありました。
講評としては、
・「う~ん」から始まる
・右曲がりのときにリーンアウトじゃなかったらもっとカッコいいのに!
ふ~ん、こんな感じだよ~って実演
上記×3回実演+言われた・・・くぅぅぅ
・左は大丈夫だよ。
・ハンドルと肩のラインを平行にしてね
・今はハの字になってるよ。
対策としては
ちゃんと上体を旋回方向に向ける
だそうです。私の場合は、さらい頭を旋回方向へ振っていこうと思いました。
ここから右旋回字の姿勢に注意。やっぱりリーンインを意識して走る。まぁ、右旋回の時に注意すると若干遅くなるんだが、それは仕方ないってことで、どちらかというと姿勢を注意して走る感じだろうか。
この後は、もうひたすら走る。気温が高くなってきており、又、体も熱くなってきているので、全然寒くない。
自分の前を走っている人の前をN田さんが走るというので、自分もついていくことに。ちょうどいい速度感だったので、そのままおもしろがって走り切りました。けっこう疲れた。
走り終わった後で、
N田さんからは、
「もう、いっちょいく~~~?」
と軽いノリで言われるが、これで行かない手はないね
ということで、ひたすら走る。存分に楽しめました。最後は力つきて、ちょっと離れてしまいました。
このN田さん、なかなか面白い方です。笑った顔や仕草は、ホンジャマカの石塚に似ているような気がしたんですが、女性参加者には「オネェキャラ」を演じるなど、多芸な人です。一ヶ月の予定だそうで、もう1回ぐらい遭遇したいもんですね。
そんなこんなで、この日のHMSが終了しました。自分の目標は達成できてはいないが、ヒントはもらえた気がしました。また、面白いコースで楽しく走れたと思います。
走行距離は多めで60kmを越えました。午前中は25kmぐらいだったので午後のバリアブルだけで35kmなので、かなり走り込んだ事になりますね。
それにしても課題はつきない。
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こんにちは。
今回もご一緒でしたね。
へたっぴな自分にはとにかく、毎回学ぶことが多すぎて大変です。
もしかして、17番さんでした?
投稿: OJ | 2014年3月11日 (火) 20時28分
OJさん。
学ぶ事はたくさんあるのは、私も同じです。
常に新しいことを発見できるからこそ、楽しめるというものですよ。
投稿: TK | 2014年3月12日 (水) 22時37分