前回のHMSでだいぶこなれてきたと思っていたので、次は成果を試すイイチャンスと楽しみにしていたが・・・・・。予報によれば天候は、曇り時々雨のハズが、ドンドン予報は悪くなっていく。前日には、雨のち曇りに代わり、昼間は雨(ただし、降水量は少ない)となってしまった。
でも、「ひょっとしたら?」と思って朝起きて窓の外をみるが、
「雨」
だった。しかたないが、出発する。埼玉が近くになるにつれて、雨はどんどん強くなっていく。こういうパターンは結構多い。レインボー埼玉に到着したときには、小雨。半分霧みたいな雨だった。
本日のメインのインストラクターは、M本さん。サブが前回のメインKDAさん。このM本さんは初級の時は優しいイメージだけど、中級になると「いじわる」なイメージがある。あ、悪い人じゃないですよ、別の意味です。
参加人数は、なんと11名。めずらしく女性はなし。土日の中級で11名は驚異的な数字かも。他に上級と初級もやってたけど、それぞれ10名ぐらいだった。ずいぶん敬遠されたもんだ。
挨拶と自己紹介、バイクの点検後に体操を済ませた。今日の抱負は、「転倒しないこと」かな。雨だし。
準備して走り出すタイミングでは、雨もほぼ上がっていた。これはツいてるかも。ウォーミングアップ後に河川敷コースへ移動して本日の中級コースがスタートする。
午前中は市街地+拡張コース。普段とは全然違うコースセッティングに、最初は困惑。最初のコース案内はともかく、実際に走り出すと、
「あれ?どっち行くんだっけ?」
と一回間違えた。M本さんのコースって、他のインストラクターと一線違うような気がする。
今回のコースだが、随所にワナが仕掛けられており、自分で考えて走るのは実に苦しいコースだ。例えば、図1のような部分。小さいオフセットパイロンの後で直角に曲がった後での間隔の小さい直パイ。
【図1:直角後に直線パイロン】
これ、手前のオフセットの延長だと思って、直パイに入るとたぶん大回りになって、図2のように曲がり切れない。
【図2:悪い例】
正解は、図3のようになる。直角コーナーをそのまま曲がるのではなく、手前から見えないパイロンを回るように入り、直パイの前に直線を作っておくこと。
【図3:正しい走行ライン】
これ、休憩後にM本さんが解説してくれてわかった。それまではどうやって通過するのか、全くわからなかった。
コレと同様のワナは、もう一カ所あった。
普通のオフセットパイロンの後で、の直パイ。
【図4:オフセット後の直パイ】
これも、さっきと同じだが、オフセットパイロンで気持ち良く走って、その延長で飛び込むと悲惨。直パインは大回りできる間隔がないので、たぶん、通過するしかなくなる。
【図5:悪い例】
正解は、図6。これもさっきと同じで、手前のパイロンを曲がった後で、手前に切れ込んで直パイの前に直線を作る。
【図6:良いライン】
これは、後でM本さんに前走してもらって、全体の走行ラインを教えてもらったときにわかった。そう、M本さんに実際に前を走ってもらって、走行ラインを教えてもらいながら、走ると、まぁまぁ、走れるから不思議だ。でも、自分だけで走ると、とたんに苦しいコースになる。そんな午前中だった。
午後になると、天気が少し回復しており晴れ間が出てきた。その御陰で路面はドライに変わっていく。ついてる。
午後前半は、バリアブルコース。ここもなんか違和感があり、イマイチ、走りにくい。
走行前のワンポイントアドバイスとしては、次の通り。
「曲がる時は、外側の手を出して、内側の手を引く。
そして、肩の線をハンドルと平行に。
内側の手でハンドルをおさえてはダメ。」
これ、わかってるけど、難しい。そして練習に突入。すごく走りにくいコース。どうも、スピードが出せない。なので、速度を少し犠牲にしても、曲がりきる事に専念。一回、コースを間違えた。
一度、KDAさんが後ろについてくれた。まだ、コースに慣れておらず、ノンビリ走った後での講評。
・旋回時に体の向きに注意。
・腕を柔らかく
まぁ、そうだろうなぁ。前回のKDAさんの教えを思い出す。体、傾け、ハンドルだな。
次に、M本さんが後ろについた。
M本さんの講評によれば、
・やはり上半身が課題
・体のムキ、おへそのあたりを曲げる方向に先に向けてから
バイクをもっていくイメージ
だそうです。
要するに、KDAさんと同じ事を言われているわけだ。その後、M本さんが、ライン取りを説明するために先行走行。今日は人数が少なくて、インストラクターが2名ついてるので、平日よりも条件がいい。ばんばん教えてもらえる。
午後の後半は、バランスファーストのコースへ移動。ココで直パイ関係の練習。コースは今までより走りやすい。
ココでもKDAさんが追走してくれた。やはり講評は、
・腕をやわらかかく
だな。本日、同じ事を3回目の指摘。
そして、次にM本さんが先行走行。ライン取りを教えてくれた。この時思ったのは、
・直パイ時にシッカリとバイクが倒れる
・ブレーキのタイミング
などを先行して入るM本さんをながめていたっけ。
そんなこんなで、本日の練習を終了。実は最後の方で、だいぶへばってて、久しぶりに自主休憩を取った。今日の練習は、待ち時間ゼロだったので、思う存分走れたけど、コースが難しくて、だいぶ体に力が入ってしまったようだ。左右共に手首が痛い。かなり踏ん張っていた証拠。これもはじめての経験だけど、
「腕をやわらかく」
という指摘が全てを物語っていると思う。要するに私は上半身の使い方が下手なんだ。意識していないが、かなり踏ん張っており、セルフステアを妨げていると思われる。前にコーナリング時の内側の腕を踏ん張るクセがあって、それは解消できたと思っていたが、とんでもなかった。
次の課題はコレだろう。
「上半身で踏ん張らない。」
となる。
さて、今回のメインインストラクターのM本さん、初級で1回、中級で1回お世話になったことがある。もう半年前で、私にとっては初期の頃だ。
M本さんに中級でお世話になったときの走行にはすごく違和感を感じた。そして、コース走行に入ったときに、「バイク曲がらない」が最高潮になって、不調な1日だったと思う。
そのときの記事は、コチラです。
その時の自分は、
「FZ1とCB750の挙動の違いによる困惑」
と考えていた。でも、その考えが間違ってることが本日わかった。
要するにM本さんのコースは難しいのだ。もうちょっと言うと、
「私にとって難しい」
ということだ。何かと言うと、走行ラインが難しい。一見、なんのへんてつもないパイロンコースで、他のインストラクターと同等と思えるが、走ってみると、その違いがわかる。
私がイメージできる走行ラインとのズレがそう感じさせるのかもしれない。なので、私が思い描く走行ラインを走ろうとすると、その先にはパイロンがあって、え?って感じで避けることになったり、こっちか?って思うと、違ってたりする。
でも、走行ラインがわかれば、意外にも走れるのが、M本さんのコースのおもしろいところだろう。
つまりコースの作りが
「いじわるなセッティング」
なんだと思う。
MGMさんのように素直に走れて、時々、トリッキーな仕掛けがあるのとは違う。調子にのって進むと、ワナが仕掛けられていて、クリアできない。そんなコースが得意なのが、M本さんと見ている。
でも、逆に考えさせられる。M本さんのコースにはベストな走行ラインが隠れている。その走行ラインを解読し、アプローチ方法を発見できれば、この「イジワルなコース」が、「走れるコース」に変わる。不思議だけどそう。
また、「忙しいコース」とも言える。先に図解したようにオフセット後の直角に曲がったあとで、直パイがあったりする。進入角度を間違えると、まず、曲がり切れいない。また、右にまがったかと思うと、すぐ左、みたいに、絶えず切り返さないと走りきれないコースレイアウトが多い。そして、絶えず「先読み」を要求される。この先がどうなってるかを見て、走行ラインを予測しながら走らないと絶対にワナにひっかかる。
まぁ、要するに私自身の走行ラインを見極める能力が、まだまだ足りないということだ。M本さんのコースで適確に走行ラインがわかるようになれば、ワンランク上の自分に出会えることだろうと考える。
M本さんのコースは、この通り、難しいが何回も走ってる内に、だんだんわかってきて、少しづつではあるが、走れるようになってくる。ただ、あ~わかってきたなぁ、って思うと、次のコースに移動しちゃうのが残念だ。逆に言えば、M本さんのコースは挑戦がいがあるってことだろう。いつか征服したいと思う。2~3回の周回でラインを読めるようになれば、中級も卒業が見えてくるのかもしれない。でも、まだ遠い道のりのようだ。
もっと言うと、これは、「謎解き」だろう。
M本さんは参加者に問いかける。
「さぁ、このコースの謎を解いてみな」
正解を見いだせれば、気持ち良く走れる。謎が解けなければ走りにくい。恐ろしいコースだ。でも、正解は教えてくれます。解説だったり、前走による走行ラインだったり。でも、そのコースラインを自分だけで走れるか?って言うと、それはまた別の問題だ。
つ~か、こんな事を考えるのは、俺だけかな!?
それにしても、HMSってどうして、こう、ヒトクセもフタクセもあるインストラクターが何人もいるんだろう。 だからこそ、おもしろいとも言うが。
【この走りは誰だかわかるだろうか?】
最近のコメント