丹沢・修行ツーリング
ゴールデンウィークを利用して、職場の仲間とツーリングに行ってきました。日程は5/2。連休中ではあるけれど、平日ということで、ひょっとしてすいてるんじゃないかという期待で、この日程にしました。
今回のコースは、プランナーの人の提案で、丹沢となりました。何でも昔から修行コースとして使ってきたコースがあるということでした。メンバーは私をいれて3人ですが私以外は、バイク歴20年のベテランなので、どちらかというと私が胸を借りるというのが本当の所でしょうか。
早朝に東名高速の海老名SAに集合しました。
このバイクは、YAMAHA TZR250です。1989年製。ずいぶん年季が入っているバイクですが、現役です。ただ、だいぶガタが来ているのは確かかな。後輪ブレーキがイマイチといういわくつきのバイク。
もう一人は、NSR250です。こっちはこっちで1992年製ぐらいだろうか。けっこうキレイなんですが、それでも古い。よりにもよって2ストという物好きとしかいいようがないバイク。写真では、カメラマウントをタンクに吸盤で設置している最中。今回は、ビデオカメラで走行風景を撮影してくれるとのことで、期待しています。
後は私のCBで合計3台でのツーリングとなりました。
コースは、東名の秦野中井で降り、そのまま宮ヶ瀬湖を通って御殿場に回るコースです。東名は少し混んでましたが、バイクなので特に問題はなく、予定通り秦野中井で降りて下道を走ります。宮ヶ瀬湖へ向かう山道に入り、「さぁ、これから!」という時にハプニングが起きました。
なんと先頭を走ってるTZRが転倒! 私は2台目を走っていたので、目の前でTZRが転倒する瞬間を目撃しました。
「えーーーー!!!???」
と叫んでしまいましたが、安全にバイクを止めて近寄ります。転倒した本人はけろっと立ち上がり、バイクを起こします。念のために体の異常を確認しましたが、特に大丈夫なようです。まさに不幸中の幸いというところでしょうか。
写真はバイクを引き起こした後ですが、黄色の丸は漏れたガソリンです。タンクの給油口から漏れたようです。
転倒した原因は、この道は写真のように水捌けのためにスリットが入っているんですが、逆にこれが災いしたようです。道路自体はしばらく舗装しなおされていないようで、磨かれてしまい、ツルツルになってる場所がありました。靴で触っても、滑る事がわかります。どうやらバイクがそこでスリップしてしまったようです。
私も以前にこの手のスリットが入った道で滑りかかった経験があるので、このスリット入りの道は大嫌いです。なんでこんな風になってるんだか!?
バイクは、カウルが削れたのと、右フロントウィンカーの損傷(でも点灯はOK)、後輪ブレーキペダルの曲がりで済みました。エンジンはかかり、どうやら走行には支障は無さそうなので、ツーリングは続行することになりました。
しばらくは慎重に走行し、宮ヶ瀬湖に到着することができました。
無事に宮ヶ瀬湖に着いたので、改めて転倒の状況を確認しました。
転倒した本人のジャケットの右腕部分。ジャケットが身代わりになってくれたと言っても過言ではないでしょう。この黒くなった部分が物語っています。写真には写ってませんが、袖口部分は裂けてました。でも、そのおかげで特にケガもなかったわけだから、やはりバイクジャケットは侮れませんね。
これが全容。カウルの黄色丸が転倒して擦れた後ですね。ココが削れてますがカウルがあったので、バイクの損傷が少なくてすんだという見方もあるでしょう。また、本人はGパンに2カ所の穴があきましたが、その程度で済んだわけです。
Gパンって意外に強いのね。
今日は天気も良くて宮ヶ瀬湖の景色は悪くありません。ちょっとガスってるのがイマイチですけどね。
さて、宮ヶ瀬湖を後にして、ツーリングを続行しました。このまま道志街道を走っていきます。途中、GSで給油。TZRもNSRも燃費が極端に悪い。15km/L以下だそうでCBに比べて給油回数が多いです。
道志街道から、奥相模湖を抜けて県道35号を走っていきます。これが、クネクネとなかなかおもしろい道でしたね。
そこから道志街道に戻り山中湖を抜けて富士山が見える道へ向かいます。
ただ残念ながらガスってたので、富士山がうっすらとしか見えませんでした。肉眼では富士山が見えるのですが、写真では全く写らずですね。
このあたりは森林を焼いてしまうのか、アチコチに焦げ後がありました。
そのまま御殿場の足柄温泉に立ち寄り、1時間ほど休憩した後、今度は箱根に向かうことにしました。時間もまだあったので、走り足りないって感じですかね。
御殿場から箱根に向かい、芦ノ湖スカイラインで休憩。
高台から芦ノ湖を眺めてました。その後、箱根新道を通って箱根PAで解散としました。途中、転倒というハプニングはありましたが、予定していたコースは全て走りきり、それはそれで楽しいツーリングだったと思います。転倒した本人もピンピンしており、「アレさえなければ、最高だった」と言ってるぐらいで。
今回のコースはこんな感じですかね。山岳部を抜けるコースで、合計350kmの距離でした。
あぁ、そうだ。今回は走行をビデオで撮ってもらったので、編集しました。
撮影車の一個前を走っていたのが私なんですが、こうやって撮ってもらうと、なんかイマイチだなぁと思いますね。自分ではもっとバイクを倒している気分なんですが、全然、倒れていない。それに、左に比べて右はもっと倒れてない。というか右に倒すのがコワイようですね、俺。
でも、こうやって撮影できるのはイイですね。自分もバイクにカメラをマウントして撮影したいものです。
![]() 小型カメラヘッドを、ヘルメット等に装着し、ポータブルビデオレコーダーを上腕や胸ポケットに... |
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