普通自動二輪教習:10日目(卒業検定) 祝☆合格!!
もう結論から言ってしまうと、
「卒業検定☆合格!」
となりました。試験前は緊張の限界まで行きそうな感じだったりして、一時はどうなることかと思っていたけど、無事に合格できました。
それでは、緊張の卒業検定レポートを。
-----------------------------------ココから
さぁ、今日は卒業検定だ。第二段階のミキワメから今日まで、毎日、イメージトレーニングをやった。コース、ウィンカーポイント、後方確認など。もうコースの記憶は完璧だろう。それでも忘れるかもしれないけど。
前日も酒は控え目にし、早めに就寝し、体調を万全に整えて卒検に望む。教習所へ通う道中もブツブツとイメージトレーニングを繰り返す。
卒検を受けるメンバーは、12:50に控え室に集合だ。私は10分前に控え室に入ったがすでに6名が集まって、私で7人目。その後、二人きて全部で9名になった。うち、女性が2名。
その後、教官が来て検定の説明を行う。
「あれ?一人足りないな」
とか言ってたので、本当は10名だったのだろう。結局、もう一人は現れなかった。本日の検定は、全員、普通二輪のみで大型はいないそうだ。
まず、氏名の点呼と班分け、検定順序、そして検定するコース番号が発表される。私は2班で検定コースは、1番となった。検定コースは2コースあるが、私は1コースの方が好きなので、
「心のなかで、少しガッツポーズ」
だったな。
そして事前の注意事項をたくさん説明してくれる。
「平均台は、落ちないが絶対条件」
「急制動は、しっかり止まれること。速度不十分は一回だけ再チャレンジ」
「コースを間違えても、一周回って戻れば減点は無い」
などを説明された。
私の教習所での検定コースは大体こんな感じだ。
01)乗車と発進
02)見通しの悪い交差点
03)クランク
04)信号のある交差点
05)一時停止
06)S字
07)坂道発進
08)課題速度40km/h
09)一時停止
10)踏み切り
11)急制動
12)周回コース(車線変更)
13)平均台
14)スラローム
15)停車と降車
それぞれに評価ポイントがあり、まずい点があれば減点される。平均台が最後なのが救われる。ここで落ちれば一発検定中止だしね。
さらに、コースを念入りに説明。その後、13:30から検定が開始されるので、1番目の人は早めに準備するように言われ、その場は解散。
私は2番目なので若干余裕があるから、一服しに行こう。
思えば、人生においていろいろな試験を受けてきているが、いくつになっても試験というものは、緊張するものだ。
だんだん気分が高ぶってくる。
着替えて準備をしている間は、まさにマナイタの上の鯉、緊張感が高ぶってくる。この緊張感は嫌いではないが、心地よくもない。
そして、試験前に喫煙所で一服していると、私の次に検定を受ける若い兄ちゃんに「火を貸してくれないか?」と声をかけられた。その後、少し話していると、少し緊張がほぐれたと思う。お互いがんばることを話して、そこを後にした。
私が試験場に到着すると、ちょうど一番目の人が呼ばれるところだった。さっそく検定の様子を見学する。
検定では、バイクは2班で同時進行だ。さらに車の検定を同時に行ってる。車の群れが来るとけっこう邪魔だったりするので、できるだけ離れたほうが良さそうだ。
一番目の人を見ていると、
「あ、ウィンカー出さないで曲がってる!」
なんてのが目に付いてしまう。たぶん、緊張しているのだろう。
さらに、注目は平均台。無事に渡りきってほしいと思ったりしたが、無事だったので、他人事だがホッとした。
1番手の人の検定が終わり、自分が呼ばれる。
「このバイクを使ってください。準備が出来たら発進してOKです」
と言われた。
そう、乗る前から検定は始まっているのだ。なんか緊張が頂点に達しているのが自分でもわかる。
まずは乗車だ。乗車時に右足を着くと5点減点なので、着かないように即ブレーキに右足を乗せる。その後、ミラーをあわせた。そしていよいよエンジンをかける。周りを確認し、車もいないので発進。
「あぁ、発進した!」と、このときが緊張のピークだったろうね。
まずは、第一の車線変更+交差点右折。そして、見通しの悪い交差点に入る。ここでちょっと大回り。たぶん減点だろうけど、かまわず進む。そしてクランクは難なくクリアし、どんどん進む。S字も問題なしだ。
そして坂道発進もOK。この先が関門だ。「みきわめ時に間違えた練習コースと検定コースに分岐」だけど、そこもクリア。そして、課題速度も無事に達成し、そのまま進む。
そして、急制動。これが一番の難関だったかもしれない。停止はちゃんとできたが、すこしロック気味だったかも。ただ、やり直しを指示されなかったので、そのまま続行する。
さぁ、最後の難関、平均台だ。ただ、ここまで来ると、だいぶ緊張がほぐれてきているのがわかる。もう、なるようにしかならない。後は練習通りにがんばるだけだ。
さぁ、いくぞ、と平均台に突入。最初は勢いをつけて乗り、後はクラッチを切ってハンドル操作で乗り切る。自分でも落ち着いてるのがわかる。後輪ブレーキを使いながら、ゆっくりゆっくり。そして、無事に通過!
後はスラロームだ。でも、ここまで順調なので、冒険をする必要はない。スラロームは8秒以内だけど、オーバーしても減点だけなので、慎重にクリア。
あとは、ポール前に停車して後方確認を忘れずに降車だ。これで私の卒業検定が終わった。
時間にして10分もかからなかったと思うが、途中、コースが一瞬だけわからなくなったときがあったが、何とかなった。
「ふひゃ~~~~~~~」と一声。
もう倒れるような脱力感だったかな。
まぁ、コースも間違えなかったし、後方確認もイヤというほどやった。これだけできれば、合格かな?なんて思ったりしながら、着替えに行った。
私が着替えて喫煙所で一服していると、私の次に走った兄ちゃんがやってきた。そして、いろいろ話していると、
「一時停止を無視しちゃったんだですよ、自分は落ちたかも・・・・」
と話していた。
聞けば、一時停止を止まらずに、前の車に付いて通過してしまい、教官に警告されたそうです。一時停止無視だと検定中止っぽい気もするが、最後まで走れたということは大丈夫なのかな?とも話したのだが。
そんなこんなで、検定発表の部屋へ。検定発表は、別室で一人づつ、面談形式で行われる。待っている間はマナイタの上の鯉だが、はたして。
自分の名前を呼ばれ、教官の前に座る。
そして、
「はい、お疲れ様でした。さっそく○○さんの検定の結果を発表したいと思います」って、オイオイじらすな~~~~。
「合格です。おめでとう」
「いやったぁ!」と心の叫び。たぶん、思わずニンマリしてたかもしれない。
注意事項として、
「急制動のブレーキが強すぎる」
との事でした。やっぱロックしてたのかも。まだ、急制動に適したタイミング、握り方をマスターしていないってことか。他は特にないそうです。技術的なところは大丈夫だろう、とのことでした。
最後に
「何点でしたか?」
と聞いてみた
教官いわく、
「85点です」
だそうです。
あ~、そうなんだ。十分十分。たぶん、あの大回りで5点減点、急制動で10点減点だったのかな?と思ったり。
最後に卒業証明書をもらい、免許をとりにく注意事項などを聞いて、めでたく卒業となった。
今回は、9名中、8名合格だった。あの一時停止を止まらなかった兄ちゃんは落ちた模様。残念だ。
そんなこんなで私の教習所生活が終わった。週明けには試験場で免許の交付を受け、晴れてバイク免許を取得となる嬉しさがある反面、教習所を卒業してしまうことへの一抹の寂しさもちょっとあったね。
でもまぁ、もう、大型二輪を取得する気、満々なんで、すぐに来ると思うけどさ。
ちなみに、大型二輪はかなりの割引があるので、もう、ここで取るしかない。勢いがあるうちにとってしまいたいと思っている。コースも覚えているしね。
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