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2009年11月 7日 (土)

VAIO Type P WinXPでGPS機能を使う

VAIO Type PでGPSを利用することは購入当初は考えていなかった。というか、まぁ、別になくてもいいと思った。

ところが登山でアチコチ歩いていると、「自分の位置を知る」というのは実に面白いことであると同時に、命に関る?ということもわかってきた。そんな事で、単品GPSである、SONY GPS-CS3Kを購入したわけだが、それでも経度/緯度が測定できるだけだ。

自分の位置をしるためには、経度/緯度を地図で発見するか、あるいは、「後で地図ソフトにマッチングして位置を知る」しかない。

それじゃつまらない。できれば、リアルタイムに位置を知ることができたら、それはそれで面白いのじゃないか?と思い、せっかく付いているVAIO Type PのGPS機能を活用してみたいと思ったわけだ。


1.VAIO Type PでGPSを使うためには?
VAIO Type PでGPSを利用するには、てっとり早いのは、Windows VISTA又はWindows 7を利用することだろう。メーカーサポートの範囲だし。

でも自分は、先日の記事通り、Windows7にはダメだしをしているので、ここはXPで頑張ってみることにする。

Windows XPでGPS機能を利用するには、下記の記事が大変参考になっている。というか、そのまんまである。

VAIO typeP 完全XP化計画 GPS編
http://www.call-t.co.jp/blog/mt/archives/entry/009613.html

[随時更新(6月4日更新]VAIO typeP 新完全XP化への道 ver.0.91
http://www.call-t.co.jp/blog/mt/archives/entry/010423.html

上記URLの記事である、「店長さん」の通りにすれば、一応動かす事ができる。私もできた。だが、記事末尾に有るとおり、
 「少々不安定」
は正しい。

2.不安定とは何か?
 記事で「神ツール」と紹介されている、「vaiop_wireless(人柱版)」というGPS機能をON/OFFするソフトウェアがある。このソフトを使えば、
 無線LAN/Bluetooth/ワイヤレスWAN/GPS
のON/OFFができるわけだ。

vaiop_wireless
http://www7a.biglobe.ne.jp/~schezo/vaiop/index.html


不安定というのは、このvaiop_wirelessの動作+GPSのON/OFFの挙動のことだろう。私の場合は、
 1)無線LANのON/OFFは全然OK
 2)ワイヤレスWANのONをするとしばらくvaiop_wirelessが無反応になる。
   だが、ワイヤレスWANは稼働しており、利用することは可能
 3)GPSをONにしようとして、vaiop_wirelessをマウスクリックしても無反応
 4)3分ぐらいして、画面にメニューが出ることがあるが、マウスで触っても無反応
 5)このとき、GPS機能は使えない。地図ソフト(プロアトラス、カシミール3D)でGPSから信号ナシとなる。
 6)しばらくほっておくと、「突然オン」になり、以後、vaiop_wirelessが反応するようになるし、GPSも利用可能になる。でも、ずっとまってもGPSを利用できない時もある。
 7)この状態で利用は可能だ。PCを再起動しても利用可能。スタンバイ復帰しても大丈夫。でも、休止してからは、また不安定状態に戻る。

Vaiop_wireless1


そう、だから、せっかく使えていても、使えたり使えなかったりする。普通はココであきらめるよね。


3.解決策

根本的に解決策になってないが、次のようにすれば、不安定状態を脱出出来ることができた。

1)デバイスマネージャを起動する
2)ワイヤレスWAN用モデムのプロパティを表示する
3)「モデムの照会」ボタンを押す

01_

これで、vaiop_wirelessの無反応状態を脱出でき、GPSのONができる。地図ソフトにも反応する。休止状態から復帰したときでも、この「モデムの照会」を押せばGPSは復活する。

4.もう少し突っ込んで分析
では、「モデムの照会」ボタンは何をしているのか?

画面上に出ている通り、ATコマンドをモデムに送ってるし、結果が出ているので、自分で手動で投げてみれば良い。

ハイパーターミナルを起動し、モデムの繋がってるCOMポート(私はCOM9)を指定して、スピードはこのモデムの最速にしておく。わかりやすくするために、ローカルエコーはONにしたほうがいいでしょう。

02_ht_

03_ht_

【ローカルエコーをON】
04_ht_

05_ht_


で、ハイパーターミナルを使って、コマンドを順番に送り、どこでvaiop_wirelessが正常に戻るか?を調べた結果。

1)ATE0で正常になる
2)ATE1で無反応になる

コマンドの意味は、E0はモデムへ送ったコマンドのエコーなし、E1はエコーありだ。エコーとは文字を画面に表示すると思えばよい。全然関係無いように見えるが、事実、これでGPSがサクサク使えるようになった。なんで?

06_ht_

5.考察
VAIO PのGPSデバイスは、Option社の製品でGTM382シリーズというモノのようだ。

http://www.option.com/en/products/products/modules/

この製品は、モデムが主であり、その中にGPS機能が組み込まれていると見た。(仕様書を読んでないけど)。VAIOの挙動を見ててもわかるが、要するに
 ・デバイスとしてはワイヤレスWAN機能を提供
 ・その中でGPSも提供
という事のようだ。多分、ATコマンドで制御しているんだろう。

休止からの復帰時、あるいはPC起動時等でこのモデムの初期化が不十分なのかもしれない。

ただ、なぜATE0で治るのかは、自分もわからない。実は全然関係ないのかもしれない。

【GPSがONの場合のプロアトラスの画面】
07_

衛星が見えなくても、0/0と表示されれば、GPSは稼働している。ここに「信号がありません」となってる場合は、GPSが稼働していない。


6.ところで
SONYは、Vaio PでWindowsXPを利用する場合は、GPSを正式対応にしていない。

でもね、ドライバはXP/Vistaで共通の用なので、要するにGPSをON/OFFするソフトを作ればいいだけだ。しかもそれは物凄い難しいものではなく、
 「ATコマンドを送るだけ」
じゃないのかな? だとすれば、これは「イヤガラセ」とも思えるね。意地でもWindows VIsta/Windows 7に持っていきたいという。なんでかなぁ?

そういう中で、vaiop_wirelessを作ってくれた作者さんには大変感謝したい。

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コメント

情報ありがとうございました。
いろいろ自分なりに検証し、ブログにまとめてみました。
現在、唯一の方法でしょうね。
ほんとうにありがとうございます

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