登山シリーズ:湯の丸山~烏帽子岳を登る
前回、谷川岳を登った際に、かなり過酷な登山になってしまったこともあり、自分のレベルを見直し、少し緩いコースを単純に楽しむ方がよいかな、と思い初心者向きのコースを選択した。登ったのは、2009/09/22だ。シルバーウィーク中の行楽。湯の丸山の先に烏帽子岳がある。今回は湯の丸山~烏帽子岳というコースを取ることにした。
湯の丸山は冬場はスキー場だ。と言ってもスキー場としてはあんまり有名じゃないような。広くはないし、変化にとんだコースという訳でもない。
その代わり登山コースとしては結構有名なのか、当日は連休中ということもあり、けっこう行楽客がきていた。早朝でも登山する人が多かったと思う。実際に登山コース上には人がいっぱいだったし。
では、登ってみましょう。
車を停めた駐車場からマズ入り口のゲレンデを確認。このゲレンデから登山コースに入る。ゲレンデとしては緩い斜面だと思うが、登るのは別問題だ。
このゲレンデ部分は牧場になってるようだ。牛が放し飼いになっており、牛たちが思い思いに動き回り草を食べてる。登る事に集中してて気付かなかったが、かなり近くに牛がいたこともあったな。ちょっと危険かも。
ついでに、牛のフンが大量に落ちているので誤って踏まないように気をつけたほういいでしょうね。ちなみにこの斜面はかなりキツい。準備運動も兼ねてということはわかるが、けっこうキツかったね。
ゲレンデを登り切ったあとは、平地を進む。9月だがすでに紅葉は始っている。景色をながめながら進む。登山客がけっこういるのがわかった。
途中に休憩スポットあり。まぁ、まだ休憩は早いけど。
登山の安全祈願のベルがある。お約束として鳴らしていこう。
少し行ったところでふりかえるとスキー場が見えた。小さいね。
紅葉まじりの登山道だ。休憩しながら下を見ているとシニアな夫婦が登ってきた。ちなみに、スレ違いざまに話しかけられた。シニアな御夫婦は登山が趣味だそうで、色々な所を登ってるそうだ。その中で「先日に荒船山を登った」そうで、日程は事件の日とずれていたようだがニアミスだったとか。
そうこうしているウチに湯の丸山の頂上へ。湯の丸山は頂上が2つあろ。これは、「南峰」から「北峰」を眺めた写真だ。
北峰は岩が積み上がっており、そこらで休憩できる。子供が遊んでいたが、ここで昼食を取った。
湯の丸山から烏帽子岳に向かう。まずは湯の丸山を下る。
しばらくすれば分岐があり、烏帽子岳を目指す。樹林帯を進めばその内開けるところがあり、そっから先は烏帽子岳の頂上を目指す。
烏帽子岳はかなりユックリした傾斜であり、けっこう長い。「あれが頂上か?」と思うところは頂上ではなく、その先がある。なんかがっくりする。
尾根沿いに歩くが横はマァマァの傾斜がある。でも谷川岳の絶壁をクリアした自分としては、何にも感じなかった。そんなもんなのかな。
高山植物。紫陽花に一種だろうか。
そして烏帽子岳の頂上だ。ここはガレ場であり虫も多かったな。天気が今ひとつで遠くの方までの展望は望めなかった。
ここでビールで乾杯! 今回、冷えたビール持参というのをチャレンジした。いろいろ方法があるとは思うが、スタンダードに保冷材とセットで簡易クーラーにいれて持ち込んでみた。時期的に9月ということもあり十分に冷えた状態で持ってくことができた。保冷材は凍ってたし。
ま、頂上ではじっとしてれば寒かったですからね。
烏帽子岳の頂上を堪能したら後は下るだけ。尚、下山コースの最後の方に「湿原」があるというので寄ってみた・・・が、たしかに湿原らしき様相なんだけど、湿原じゃなかった。水ッ気は無いしね。枯れたのかな?
というわけで、無事に湯の丸山を登り切る事ができた。登山道としては特別変化があるわけでも無いので、初心者向け、体力温存コースというところだろうか。ヤッパり谷川岳は日光白根山のような「花形」は無いかな。その代わり、のんびり登るこができたと思う。
帰りの立寄り湯としえは、「あぐりの湯」によってみた。ここは高台にあり大きい施設だ。その反面、けっこう混んでる。キャパシティがあるから入れる事は入れるが、もうちょっと落着いたところが好みかな。
http://www.city.komoro.nagano.jp/www/contents/1074776162940/index.html
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