サウンドボードⅡ
PC88シリーズ(NECのパソコン)は、初期はビープ音のみで、その後FM音源が追加されたが、FM3音+SSG3音だった。晩年には、サウンドボードⅡというサウンド機能が大幅に追加された。これは、従来に比べるとFM音源6音+SSG3音+PCMリズム6音+サンプリングで、ステレオ対応というのが売りだった。今でこそ当り前だが、当時サンプリングにより、「録音+再生」が出来るのはスゴイことだとモテハヤサレタものだった。
ステレオ対応と言っても、パンはL、R、L+Rの三つしかないので、ステレオっぽくするためには、2CH+ボリュームバランスでステレオ感を出すしかない。ただでさえ少ない音源なので、割切った使い方しか出来なかったと思う。
期待のリズム音源は、バス、スネア、タム、クローズドハイハット、ライドシンバル、リムショットという「わけの分からない組合せ」だった。どうせなら、バス、スネア、タム×3、クラッシュシンバルという組合わせはできなかったのかなぁ。ハイハットはFM音源でも作れるわけだし、リムショットなんて普段使わないよと、ブツブツ言ってたっけ。スネアはスナッピーが利き過ぎているし、タムは音がヘンで使いみちなし。この中で唯一使えるのはバスだけだったかも。
サンプリング音源は、音源としての機能がOS(N88-BASIC)には備わってなかったと思う。なので、今ひとつ使いみちが無かった。市販ゲームでは肉声を録音して再生するのがあったかな。ただ、晩年の晩年ではドラムやオケヒットなどをサンプリングで再生することで臨場感を出しているゲームがあったけど、これはまたの機会にしよう。
そんなサウンドボードⅡだが、当時は、「すっげ~」と感動して使っていたっけ。当時学生だったのでバイト代をはたいて拡張ボードを買ったのはよく覚えている。自在に音楽がPCで演奏できる・・それだけで満足できる時代だった。
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